ヒーリングアイランド、ロタ＆サイパン旅行記５「ダイビング編Part2」

2007/08/02 - 2007/08/08

8月5日ダイビング2日目の目玉は「カメ」です。

〜〜2009年5月追記
【注意!!】当旅行記は２００７年８月時点での情報です。それ以降いろいろと変わっている事もありますので、旅行の際には常に最新の情報を参考にしていただくようお願いいたします。

2014年5月13日追記
2014年5月5日(月)　セレナマリンサービスの林さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

なお、現在、ココナッツヴィレッジは営業を取りやめております。

エリア ロタ島(北マリアナ諸島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ダイブ３「カメポイント」
場所は都合により秘密です(^_-)
ロタに来てセレナさんにお願いすれば、連れて行ってもらえるかもしれない、秘密のポイントです。
天気曇　気温30度　水温30度　海況うねり
潜水開始 9:24　終了 10:23　最大水深 10.9m(^o^;　平均7.6m　透視度50m

アオウミガメのアップ
なるべく大きめ、高画質にリサイズしました。

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画像の上で右クリックして
「名前をつけて保存」で、保存してください。

「アジアコショウダイ」の幼魚

途中で遊びに来た「アオウミガメ」です。
遊びというか・・・いっしょに泳ぎながら、ずぅぅぅっと藻（海草？）を、むしって食べていました。

時折、息継ぎをしに海面に上がっては、また降りてきて食べ続けていました。

お尻に傷があるこの子、どうやらサメに襲われたようです。
人間（ダイバー）がいるとサメが寄ってこないのか、安心して食事しています。

詳しい食事風景は、後ほど動画をご覧ください。

カメがメインのポイントですけど、シャコ貝もいます。

あたまが黄色の「アカハチハゼ」

上がってきたら、突如スコールに見舞われました。

ダイブ４「ハルノンポイント」
昨日と同じ所ですが、コンディションが良ければ深いところの岩のでっぱり（根）の周りを回遊する、ギンガメアジの群れが見られるかもしれません。

天気雨のち晴　気温29度　水温29度　海況なぎ　潜水開始 11:44　終了 12:30　最大水深 43.6m(-o-;　平均16.7m　透視度50m

見れました！　60cm位はある大物が大量に回遊しています。
このとき、はたと気がつくと水深43.6m(^_^;あらら・・
滞在可能時間残り1分!!(-o-;・・やば

ゆっくりと浮上態勢をとりましたが途中で時間切れ、ダイビングコンピュータに3分間の浮上禁止命令を出されてしまいました。(^_^A

ひとくち（やや多めの）ダイビング講座

ダイビングで背負っているタンクには空気が入っています（酸素じゃないよ(^o^;）当然空気には窒素が含まれていて、呼吸をしていると自然に血液に溶け込んでいます。
深い海に潜ると水圧がかかるので、それに負けないように高圧の空気を吸うことになります。その分溶け込む窒素の量も増えます。
そのまま急に浮上すると、血液中の窒素が気体（泡）になって血管をふさいで、いろんな病気を引き起こし、時には死ぬこともあります。
これが減圧症と言われるものです。

それにならないようにダイバーは、万が一急浮上しても命に別状がない程度しか窒素が溶け込まないよう、深さと時間に気をつけて潜ります。
これを無減圧潜水といい、安全なダイビングのために守るべき指針です。

しかし、何かの弾みで（魚に夢中になるとか(^o^;)、その制限時間を越えて潜ってしまうことがあります。
そうなると呼吸で窒素が血液から抜けるまで浮上できません。
この状態を減圧潜水といい、何かトラブルがあっても緊急浮上できなくなり、とても危険なので普通はやらないように気をつけなくてはなりません。

・・・反省_(_._)_

”君、きみぃ！　まだOW（オープンウォーター)なのに、こんな深いところに来ちゃあだめだよ！”

60cmはあろうかという、ヒトデ君にも怒られました(^o^;

ダイビング講座２
ダイビングするにはいろいろなレベルの認定があります。認定機関(PADI,CMAS,NAUI,SSI,他)ごとにも違うのですが一般に
初級・・OWオープンウォーター
初中級・・ADアドバンス
中級・・レスキュー
上級・・マスター
プロ・・インストラクター
などがあります。
ちなみにOWの推奨限界深度は18mです。(^_^;

ダイビング3日目、今日は昨日とはうってかわった良い天気!!　ダイビングに期待が持てます。

8月5日ダイブ５「松運丸」
第2次大戦後に沈んだ貨物船です。昔は形があったようですが、台風でだいぶバラバラになり、サンゴがついたり、漁礁になったりして、人が作ったものがだんだんと自然に帰って行きかけている、感慨深いポイントです。
ちなみに、ここで人は亡くなっていません。

天気曇　気温30度　水温29度　海況なぎ　流れ少々
潜水開始 9:20　終了 9:53　最大水深 31.1m　平均19.5m　透視度40m

わずかに残った船首を下から見上げると、その大きさに圧倒されます。

船は漁礁になっているので、たくさんの魚が住み着いています。

「ミヤコテングハギ」とか

「ニシキヤッコ」とか

船が着底している水深30mの砂地には、「アキアナゴ」というアナゴが砂地から頭だけ出してなびいているのですが・・・・みえませんねぇ(^o^;

近寄ったらもぐっちゃうし・・・難しいです。

そうこうしているうちに、またまたタイムオーバーしてダイブコンピュータに怒られました(=o-;

最後のダイブはお待ちかねの「ロタ・ホール」です。
ダイブ６「ロタ・ホール」

天気曇　気温30度　水温30度　海況ややうねり　流れなし
潜水開始 11:07　終了 12:00　最大水深 21.3m　平均12.2m　透視度50m

ロタ･ホールとは、海に面した岸壁の下に洞窟が空いていまして、その中が岸壁の上につながる空洞があります。
それなので、水中から入っていくと空洞を通して光が差し込む様が、とても綺麗なブルーに映ります。

空洞にまっすぐ光が差し込まないと美しくないので、1年中見られるわけではなく、8月頃は午前11:00ごろに限定されます。
しかも、晴れてなくてはなりません。

これは、洞窟に入ってきた入り口です。
中から見ると外海は、鮮やかなブルーに見えます。

空洞に浮上するとこんな感じです
まわりは崖なので登ることはできません。また潜行して帰ります。

水面の一部分が、下からの反射で鮮やかなブルーになっているのがわかります？ロタ版「青の洞窟」？(^o^;

以上ロタダイビング、計6本無事に終わりました。
これでトータル61本。まだまだ100本には遠い・・・

ごらんいただいたダイバーの方へ
全体として、外海の方が透明度が高く綺麗ですが、島の周りを囲むようなリーフがないので少々波が高めです。エントリー・エグジットはちょっと苦労するかも。
セレナさんは器材を船に積んで持って行ってくれるのでエントリー直前にBCDを着用、バックロールでエントリーします。
エグジットはウエィト、BCDをはずして、ラダーからエグジットしますので、あまり苦労は無いと思います。

ただし（ここ重要!!）
ラダーが折りたたみ式で、ちょうつがい部分に指を挟む危険があるので、

『ラダーのちょうつがい部分を持たないように!!』
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じゅうぶん注意してください。
挟まると、指折っちゃうかもしれません。

「お食事編」に続きます
http://4travel.jp/traveler/taka4/album/10173370/