プリトヴィッツェを後に、次の訪問地はシベニクです。<br />ザグレブからやってくる9:45発のバスで移動しようと、ホテルから近いバス停へ向かいました。<br />まだ1時間近くもあるのに、10人以上もの人たちが大きな荷物と共に、バス停周辺で待機しているのにはビックリ！<br />順番に並んでいるわけでもなく、それぞれ思い思いのところで、バスを待っています。<br />確かに、便数も限られているし、積み残される噂も聞いていたので、<br />乗れるのかしらと、とっても不安になってしまいました。<br />たまたま、その中に1番に来たという一人の日本人女性がいらっしゃったので、<br />その方と一緒にしゃがみこんでしばらくおしゃべりさせていただくことが出来ました。<br />“今日はスプリットへの移動で、別のサイトで8時台に1本バスの便があったのを見つけ、<br />それに間に合うように来たんだけれど、全然それらしきバスは来なかった”とのことです。<br />私と同じような旅スタイルに共感を覚え、おしゃべりが弾み、仲良くさせていただいているうちに、<br />予定時刻が15分ほど過ぎ、ようやくバスがやってきました。<br />もうその頃には、20人ほど集まっていました。<br />バスの乗務員さんがこれからの行き先を言う時に、名乗りを上げ、<br />荷物を積み込んでもらってからバスに乗せてもらうシステムになっています。<br />最初に言われたのがザダール！近いところから順番のようです。<br />結構たくさんの人の荷物が積み込まれ、次はシベニク！<br />私だ！と思って手を挙げ、荷物代の7knを渡して、彼女に「先に乗って席取っておくね」と言って、<br />バスに乗り込んだ時には、空席はあと2〜3席しかありませんでした。<br />彼女の行く先はスプリット！<br />このバスはもっと先のドブロヴニク行き…心配で外を見ていると、<br />彼女と後4〜5人の人たちに、何か乗務員さんが伝えています。<br />そして彼女が、「え〜〜？」と言うような顔をしてこちらを向いたとたん、バスは発車してしまったのです。<br />なんで〜〜〜？？？<br />バス停に1番に来て2時間ほども待っていた彼女が積み残されてしまったわけです。<br />目の前で、先ほどまで仲良くおしゃべりしていた人が、積み残しという目にあってしまい、<br />私の胸はドキドキッドキドキッ･･･<br />自分が積み残されて、この後次のバスがいつ来るかわからず、<br />どうしようか途方にくれた状態の錯覚にしばらく陥ってしまいました。<br />いつのまにかトイレ休憩となり、バスが20分停車する時間になっていて、フトわれに返り・・・<br />あとは、彼女の行くスプリット行きが出来るだけ早く来ることを願うしかありませんでした。<br /><br />こんなことがありましたが、とりあえず無事にシベニクに到着し、<br />ホテルもすぐにチェックインでき、市内散策に出ることができました。<br /><br />では、シベニク編をどうぞご覧下さい。

旧ユーゴの国々【12】シベニク　　

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2007/08/02 - 2007/08/04

57位(同エリア171件中)

#その他

デコさん

プリトヴィッツェを後に、次の訪問地はシベニクです。
ザグレブからやってくる9:45発のバスで移動しようと、ホテルから近いバス停へ向かいました。
まだ1時間近くもあるのに、10人以上もの人たちが大きな荷物と共に、バス停周辺で待機しているのにはビックリ！
順番に並んでいるわけでもなく、それぞれ思い思いのところで、バスを待っています。
確かに、便数も限られているし、積み残される噂も聞いていたので、
乗れるのかしらと、とっても不安になってしまいました。
たまたま、その中に1番に来たという一人の日本人女性がいらっしゃったので、
その方と一緒にしゃがみこんでしばらくおしゃべりさせていただくことが出来ました。
“今日はスプリットへの移動で、別のサイトで8時台に1本バスの便があったのを見つけ、
それに間に合うように来たんだけれど、全然それらしきバスは来なかった”とのことです。
私と同じような旅スタイルに共感を覚え、おしゃべりが弾み、仲良くさせていただいているうちに、
予定時刻が15分ほど過ぎ、ようやくバスがやってきました。
もうその頃には、20人ほど集まっていました。
バスの乗務員さんがこれからの行き先を言う時に、名乗りを上げ、
荷物を積み込んでもらってからバスに乗せてもらうシステムになっています。
最初に言われたのがザダール！近いところから順番のようです。
結構たくさんの人の荷物が積み込まれ、次はシベニク！
私だ！と思って手を挙げ、荷物代の7knを渡して、彼女に「先に乗って席取っておくね」と言って、
バスに乗り込んだ時には、空席はあと2〜3席しかありませんでした。
彼女の行く先はスプリット！
このバスはもっと先のドブロヴニク行き…心配で外を見ていると、
彼女と後4〜5人の人たちに、何か乗務員さんが伝えています。
そして彼女が、「え〜〜？」と言うような顔をしてこちらを向いたとたん、バスは発車してしまったのです。
なんで〜〜〜？？？
バス停に1番に来て2時間ほども待っていた彼女が積み残されてしまったわけです。
目の前で、先ほどまで仲良くおしゃべりしていた人が、積み残しという目にあってしまい、
私の胸はドキドキッドキドキッ･･･
自分が積み残されて、この後次のバスがいつ来るかわからず、
どうしようか途方にくれた状態の錯覚にしばらく陥ってしまいました。
いつのまにかトイレ休憩となり、バスが20分停車する時間になっていて、フトわれに返り・・・
あとは、彼女の行くスプリット行きが出来るだけ早く来ることを願うしかありませんでした。

こんなことがありましたが、とりあえず無事にシベニクに到着し、
ホテルもすぐにチェックインでき、市内散策に出ることができました。

では、シベニク編をどうぞご覧下さい。

エリア

シベニク(クロアチア)

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス

ザグレブ7:00発、プリトヴィッツェ発9:45･･･
で、ドブロヴニク行きのバス。

私が乗り込んで、最初のトイレ休憩です。

このときまで、積み残されてしまった彼女のことで頭がいっぱい、いつもなら、車窓風景を楽しんでいるはずが、全くうわの空だったようでした。
20分間のトイレ休憩でした。
そのあとは、こんな風景の中を走っていたのですが、
たまに、戦争を間近に感じるものが残っています。
ザダールを越えると、海岸線を走ります。
シベニクのバスターミナルに到着です
バスターミナルから5分くらいで到着したホテル。
チェックインを終えて、ソク、市内へ繰り出しました。
海の青さが目にしみます。
ホテルの隣は、なかなかご立派な建物、MUZEUMです。
門をくぐって、旧市街へ
教会風の建物が、教会博物館
共和国広場に面している市庁舎
そして、世界遺産の聖ヤコブ大聖堂
世界遺産の聖ヤコブ大聖堂
世界遺産の聖ヤコブ大聖堂正面入り口
世界遺産の聖ヤコブ大聖堂

共和国広場に面している入り口で、両脇に、ライオンの上に乗ったアダムとイヴの像があります。
トロギールでも、同じようなものを見てきてから、このシベニクでも気付き、シベニク出発前にこれだけ写真に収めました。
世界遺産の聖ヤコブ大聖堂内

当初はゴシック様式で、途中からはルネッサンス様式で建設が進んだそうです。
聖ヤコブ大聖堂前
教会の立ち並んでいる通り Don Krste Stosica　へ
聖イヴァン教会
昇天教会は工事中
聖クルシェヴァン教会
そして、表示にしたがって、聖アンナ要塞へ

表示には、SV.MIHOVILとあるのですが･･･
途中からの景色も、いいでしょう？
ここでは、入り口らしき外に、机をぽつんと置いてある所で、入場料の10knを払います。
要塞からの眺めは素晴らしかったです。
再び旧市街を散策
聖フランシスコ教会
聖フランシスコ教会前の公園
聖フランシスコ教会前の公園
聖フランシスコ教会内
聖フランシスコ教会入り口