蜀の都　成都にて　《楽山大仏編》

2007/08/04 - 2007/08/04

翌日は早速、成都を離れ150キロほど南にある楽山市へ。

日曜より土曜日の方が空いてると思っての行動も、
実際はなかなかうまく行きません。

エリア 楽山(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 航空会社: 中国国際航空

出発地は中心部南にある旅游バスターミナル。

ホテルからはタクシーで１１元ほど。
しかし、中国のタクシーはどこの街も運転が荒い！
無傷で毎回帰国出来るのが奇跡です。

新南門車站 (成都旅遊集散中心) 新南門バスセンター バス系

８時過ぎにターミナルに着いて、
窓口で「楽山　２人」と書いた紙を見せると、
ひとり４２元で出発は８時４０分との事。

意外にもあっさり買えて一安心。

そしてさらに意外な？！事に定時に出発。

ターミナルを出たバスは前を走る車をクラクションで退かしながら、高速道路を100キロ以上のスピードで爆走！

楽山の高速出口までは僅か１時間半ほどでした。
その後、バスは一般道で楽山のターミナルへ。

でも途中で「大佛接送車」なるプレートを持ってバスの行く手を遮る女性が…。

何かと思えばショートカットして楽山大仏まで運んでくれる白タクの模様。

他の乗客も３割程度乗り換えるみたいだし、それ程怪しそうでもないのでとりあえずお世話になることに。

この白タク、運賃は破格の１元で凄く良心的でした。

そして運ちゃんの角刈りが素晴らしい。

北門から入場。

何気に中国の世界遺産は初訪問です。

楽山大仏 寺院・教会

蘇軾？

左が大渡河、右が青衣江。
この２つの河が交わる地点は昔から氾濫が多く、
それをおさめる為に楽山大仏が造られたそうです。

見ると河の色が違います。濁っているのが大渡河。

この人が楽山大仏を造った海通上人。
完成までには９０年の歳月がかかったそうです。

大仏様の足元まで下りるのは大行列！

１１時２５分に並んで着いたのは１３時４０分。
土曜日とは言え混んでます。

しかも人民の方々は基本的に前の人を抜かそうとするので普通に並ぶより疲れます。

※２時くらいから団体客が少なくなり始めるので、
時間に余裕のある方は午後からの見学がいいかも。

意外とユーモラスな顔付きです。

記念写真は変なポーズで。

実は写真に撮ると大仏様の顔を触っているように写るんです。なのでこんなポーズ。

木陰からチラリ。

昔は建物に覆われていて目の部分しか見えなかったみたいです。

下まで降りる崖の途中にも小さな仏像がいっぱい。

河の流れを静かに見守ってます。

それにしてもデカい！

随分凄い所を降りてきたなぁ。

氾濫するとは思えぬ穏やかさ。

２つの河は合流して長江へと繋がります。

お股から。

上に戻って凌雲寺を見学。

他の建物も。

一通り見学して。

ゴミ箱。人民の皆さん、ゴミはここに捨てましょう。

さすが四川だけあってフランクフルトも塩唐辛子を付けていただきます。

帰りは東門から３番の路線バスで楽山高速バスターミナルへ。
成都までは行きと同じ料金の４２元ながら新しいバスにお水のサービス付き。行きもこのバスが良かったなぁ〜。

でも、成都のターミナルは南郊外の石羊場なので中心部まではタクシー移動が必要でした。

※石羊場のタクシーはメーターを使わず、
交渉をしてくる場合が多いので要注意！！
メーターなら市内中心まで30元程度です。

市内に戻って早速夕食。

場所は昨日辿り着けなかった陳麻婆豆腐店。

友人が覚えた中国語で「オススメ料理は何ですか？」と聞くと、麻婆豆腐との答え。←当たり前か。
店員さん、バカな質問でゴメンナサイ。
でも、あんまり美味しくなかったです。

こっちのホイコーローは生姜が効いてて美味でした。
（日本のとはちょっと感じが違うけど。）

お土産に麻婆豆腐の素はいかが？
１箱に４つ入って５元なり。