2000夏ラップランドノールカップ旅行12終-オーデンセ Egeskov城

2000/07/07 - 2000/07/09

　ノールカップ、ラップランドの帰りに、デンマークに二泊三日した。ラップランドから見れば南国だ。木は大きいし、ありとあらゆる植物が生きずいている。今回は同伴者がオーデンセに行きたいというので計画に組み入れた。1990年に来て以来10年ぶりのオーデンセであった。行ったことのないイーエスコウ城にいこうと考えた。イーエスコウ城のまわりのフュン島の豊かな農業や自然もよかった。厳しい自然のノールカップから帰ってきてなにかほっとした感じが強かった。

エリア オデンセ(デンマーク)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スカンジナビア航空

7/8朝食　9時過ぎにタクシーを呼んでもらうもセダンであったため，ぎゅうぎゅうづめで中央駅へ　荷物を一時預けに預けて、2泊3日分の荷物だけとする。遠距離切符売り場で切符を購入。9時30分のICのビジネスクラスが一杯であったため，10時発のICとする．オーデンセ1129着　車窓は広々としている。1990年のときはストア海峡をフェリーで行ったが新しい橋ができ、簡単にわたれるようになった。

駅がまったく新しくなっていた。イーエスコウ城までの往復切符と帰りのICの切符を買っておく．列車の接続などを考え，先にオーデンセの町を見学　

古い駅舎。なつかしい。はじめてきたときに駅の前が公園なのでとても感動したのを覚えている。今の駅舎は近代的過ぎてあじけない。

クヌート教会。立派な教会だ。

アンデルセン幼年時代の家，

まちなみ

アンデルセンの生家

聖アルバニ教会　昼食はオープンサンド　ミュンターゴーテンをみて，日本からFAXで予約しておいた駅前のAnsgerホテルに1回寄ってから　1512発の列車でKvaerndropへ.
ローカル線は気持ちがいい。

Kvaerndropへ.ここから歩いて30分程度だということだが、バス停がありもうすぐバスがきそう。地元の人に聞いたら、ここからのバスで城まで行けると。そこから1556発（実際にきたのは1610頃）のバスでEgeskov城へ。バスは一駅であり二分程度であった。

Egeskov城　堀の水に生える姿がきれい。

庭園もきれい。フレデリクスボーより小さいが洗練された貴族趣味の城だ。

内部の様子　現在も一部は貴族の館として使用しているとか

庭園、中ほどにある会館で結婚式をおこなっていた。

庭園から見た城。ここはやはり来たほうがよい旧跡と思う。城と庭園の美しさは逸品。足回りは少し不便だが。田園小麦畑の中に現れる城と庭園が印象的。

帰りは歩くことにした。約30分のところをのんびり小一時間かけて寄り道しながら歩く。途中の農家

一面の小麦畑。ノールカップから帰ってきた私たちの心に作物の豊かさが強く響く。

途中で農道が終わり、舗装道路を駅へ

のんびりした警報音とともに列車が通った。もうすぐ駅だ。

Kvaerndropの町の小さなスーパーによってビールを買い，1930発の列車でオーデンセへ　
駅は完全に無人駅。

オーデンセの駅にあるインスリン自己注射用の針の捨て箱。さすがNOVOという世界最大のインスリンメーカーのあるお国柄。

これはコペンハーゲンの駅のもの

Hotel Ansger泊　21時頃食事にでかけ，偶然はいった店のバイキング（デ・ストア・コーレ・ボー）は最高であった。

9時にホテルをでて，アンデルセン博物館へ

その後スーパーをみて，Odense 1115発　IC124 Copenhagen 1248 着　

車内販売

Copenhagen 1248 着　荷物預かり所で荷物を引き取り、パンを買い，開通したばかりの，マルメ行き列車に乗り，空港へ（この旅行中2000年7月1日に開通した）　Copenhagen 1540発 　SK983便で帰ってきた。
最後に豊かなデンマークに寄れたのはとてもよかったと思う。13日間にエストニアタリン、ノールカップ、イナリ、ラヌアと結び、雄大な自然を中心にみたよい旅行であった。学会などのついで旅行と違い、すべて行きたいところから計画を立てて行く旅行はやはりすばらしい。