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京都・八幡の「流れ橋」は木津川に架かる八幡市と久御山町を結ぶ上津屋橋(こうづやばし)の通称。1951年に架橋された「流れ橋」は全長約356.5m幅3.3mで、現存する木橋では日本で最も長い橋とのこと。「流れ橋」は普通の木造橋だと増水の度に流されてしまうので欄干が無い平坦な形で特殊な構造になっている。木津川が増水して橋面まで水に浸かると橋板は橋脚から離れ自然に浮かぶ。8つに分割されている橋板はワイヤーで橋脚に繋がれており、流れに逆らわず筏のように川に浮かんでいる。水が引けば8つの橋板を橋脚に並べ直し元の橋の形に修復するそうだ。「流れ橋」は1951年当時、少ない予算で橋を架け、洪水時も損失を最小限にする苦肉の策だったそうだが、現代でも江戸時代の風情を味わえるのは嬉しい。<br />「流れ橋」周辺には自然環境が残されており、高層ビル、鉄塔、電柱、高速道路なども視界にほとんど入らないので、橋をバックに時代劇のロケーションに数多く利用されている。<br />日本全国でおなじみになったのは、2000年10月から2001年3月のNHKの朝ドラ「オードリー」で主演の岡本綾演じるヒロイン・佐々木美月、愛称「オードリー」が「流れ橋」の上で立ち回りを演じたシーンだろう。<br />時代劇では、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳、銭形平次、必殺仕事人はじめ必殺シリーズなどテレビ、映画のロケ地として欠かせない場所になっている。<br />やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館には「流れ橋」を紹介する展示もあるが、「流れ橋」の構造だけでなく、自然環境を残そうとしている八幡市の人達の努力が良くわかる。<br />(写真は「流れ橋」)<br />

日本の旅 関西を歩く 京都・八幡の「流れ橋」

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2007/07/07 - 2007/07/07

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さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

京都・八幡の「流れ橋」は木津川に架かる八幡市と久御山町を結ぶ上津屋橋(こうづやばし)の通称。1951年に架橋された「流れ橋」は全長約356.5m幅3.3mで、現存する木橋では日本で最も長い橋とのこと。「流れ橋」は普通の木造橋だと増水の度に流されてしまうので欄干が無い平坦な形で特殊な構造になっている。木津川が増水して橋面まで水に浸かると橋板は橋脚から離れ自然に浮かぶ。8つに分割されている橋板はワイヤーで橋脚に繋がれており、流れに逆らわず筏のように川に浮かんでいる。水が引けば8つの橋板を橋脚に並べ直し元の橋の形に修復するそうだ。「流れ橋」は1951年当時、少ない予算で橋を架け、洪水時も損失を最小限にする苦肉の策だったそうだが、現代でも江戸時代の風情を味わえるのは嬉しい。
「流れ橋」周辺には自然環境が残されており、高層ビル、鉄塔、電柱、高速道路なども視界にほとんど入らないので、橋をバックに時代劇のロケーションに数多く利用されている。
日本全国でおなじみになったのは、2000年10月から2001年3月のNHKの朝ドラ「オードリー」で主演の岡本綾演じるヒロイン・佐々木美月、愛称「オードリー」が「流れ橋」の上で立ち回りを演じたシーンだろう。
時代劇では、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳、銭形平次、必殺仕事人はじめ必殺シリーズなどテレビ、映画のロケ地として欠かせない場所になっている。
やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館には「流れ橋」を紹介する展示もあるが、「流れ橋」の構造だけでなく、自然環境を残そうとしている八幡市の人達の努力が良くわかる。
(写真は「流れ橋」)

  • 「流れ橋」の全景。<br />

    「流れ橋」の全景。

  • やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の展示。<br />

    やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の展示。

  • 「流れ橋」の全景。<br />

    「流れ橋」の全景。

  • やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の展示。<br />

    やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の展示。

  • 流れ橋は2007年に公開された浅田次郎原作の映画「オリヲン座からの招待状」のロケにも使用された。

    流れ橋は2007年に公開された浅田次郎原作の映画「オリヲン座からの招待状」のロケにも使用された。

  • 「流れ橋」周辺の自転車道の案内板。<br />

    「流れ橋」周辺の自転車道の案内板。

  • 「流れ橋」の全景。<br />

    「流れ橋」の全景。

  • 「流れ橋」周辺は自転車道ができており、サイクリングコースになっている。<br />

    「流れ橋」周辺は自転車道ができており、サイクリングコースになっている。

  • 「流れ橋」。

    「流れ橋」。

  • 「流れ橋」の碑。<br />

    「流れ橋」の碑。

  • 「流れ橋」。

    「流れ橋」。

  • 「流れ橋」から見る木津川。

    「流れ橋」から見る木津川。

  • やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の案内板。<br />

    やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館の案内板。

  • 「流れ橋」から見る木津川。

    「流れ橋」から見る木津川。

  • やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館。<br /><br />

    やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館。

  • 「流れ橋」から見る木津川。

    「流れ橋」から見る木津川。

  • 四季彩館がある都々城小学校跡には今では珍しい二宮金次郎像がある。二宮金次郎(にのみやきんじろう1787−1856年正式名は二宮 尊徳・にのみや そんとく)は江戸時代後期に「報徳思想」を唱えて、農村復興政策を指導した農政家・思想家。通称は金次郎(金治郎の表記が正しい)。薪を背負いながら本を読んで歩く姿は、親を助けて仕事をしながらも勉学に励む金次郎で、昭和初期までは児童の理想像として、多くの小学校に銅像が立っていた。<br /><br />

    四季彩館がある都々城小学校跡には今では珍しい二宮金次郎像がある。二宮金次郎(にのみやきんじろう1787−1856年正式名は二宮 尊徳・にのみや そんとく)は江戸時代後期に「報徳思想」を唱えて、農村復興政策を指導した農政家・思想家。通称は金次郎(金治郎の表記が正しい)。薪を背負いながら本を読んで歩く姿は、親を助けて仕事をしながらも勉学に励む金次郎で、昭和初期までは児童の理想像として、多くの小学校に銅像が立っていた。

  • 「流れ橋」から見る木津川。

    「流れ橋」から見る木津川。

  • 「流れ橋」に近い石田神社。<br />

    「流れ橋」に近い石田神社。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • あーさーさん 2007/07/23 21:18:52
    「流れ橋」の旅行記があるなんて!
    さすらいおじさんさん、こんにちは。

    びっくりしました。
    京都でもマイナーな地域でしかも「流れ橋」について
    かかれてるなんて。
    私はこの近くで生まれ育ちました。
    実はちゃんといったことないです。

    木津川はとても身近な存在で、流れ橋もごく当然。
    再発見です!
    今度実家帰ったらいってみようと思います、家族誘って。

    ありがとうございます☆


        あーさー

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/07/25 16:08:26
    RE: 「流れ橋」の旅行記があるなんて!
    あーさーさん

    「流れ橋」をごらんいただきコメントをありがとうございます。
    私も京都と大阪の県境に住んでいるのですが、足元をゆっくり歩いたことがなく、今年は関西をじっくり歩きたいと思っています。
    八幡市も観光面ではマイナーな地域と見られていますが、歴史上、大変重要な地域だと思います。
    あーさーさんもゆっくり歩かれればいかがでしょうか。





    あーさー

    あーさーさん からの返信 2008/07/09 12:06:39
    RE: 「流れ橋」の旅行記があるなんて!
    さすらいおじさんさん、こんにちは。

    この度、東京の家を引き払い、京都の実家に戻ってきました。
    この関西の旅を参考に、私もこれからいろいろ歩いてみようかと思っています。
    なじみのない地域までくまなく歩かれてるのでとても参考になります。
    ありがとうございます!

    これからも楽しみにしています♪

    あーさー

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2008/07/09 19:49:54
    お帰りなさい

    あーさーさん

    京都のご実家で落ち着かれたことでしょう。
    私もここ2年関西を歩いていますが、あまり知られてねくていいところがたくさんありますし、行ってみたいところはまだまだあります。

    あーさーさんのご近所にもいいところがたくさんあると思います。
    私の旅行記がお役に立てれば幸いです。

  • katsu nagoyaさん 2007/07/12 18:10:38
    故郷の河にも「流れ橋」がありました。

    「流れ橋」と言うのですか?岡山の故郷で吉井川にも有りました。
    上流の国道の橋と下流の県道の橋の中間に有り、橋は河の途中の中洲に通じていた。
    上流にダムがない為台風の度毎に壊れたが、やはりロープで繋がれていたので流されることはなかった。
    河の水が少なくなる初冬に村中で修理した。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/07/12 19:33:28
    RE: 故郷の河にも「流れ橋」がありました。
    katsu nagoyaさん

    岡山の吉井川にも「流れ橋」はあるのですね。
    日本では昔から洪水でも流されない橋を住民の人達が苦労しながら守ってこられたのですね。

    私は、四国の四万十川を観光したとき、「沈下橋」という増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋を見ました。「沈下橋」はコンクリート製で、水没するけれども橋板が橋脚からはずれて流されないように固定されていました。予算に余裕があれば「流れ橋」から「沈下橋」にするのでしょうね。お教えいただきありがとうございます。

    四万十川旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10032228/

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