![⇒イスタンブール編より続く<br /><br /> イスタンブールから飛行機でおよそ1時間、カッパドキアへの玄関口・カイセリに到着。更に車でホテルがあるユルギュップまで1時間ちょっと。すっかり暗くなったアナトリアは明かりも少なく、星がとてもキレイにたくさん見えました。<br /> 泊まるのは洞窟ホテル「アルフィナ」。昨年改装したばかりでキレイですし、ゆったりしていて快適です。日本の団体ツアーでもよく使われるそうで、この日もどこからともなく関西弁の明るい声が聞こえてきていました。<br /> 夜はホテルをはじめ、周辺の奇岩もライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出しています。<br /><br />旅行5日目<br /> まだ暗い中、気球に乗るため頑張って起きます。色んなホテルから広場に集められて、だんだんと明るくなっていく空を見ながら、気球が膨らむまで待機。日中30度を超えるくせに朝・夕は20度以下まで冷え込むのがアナトリア。カッパドキア行きはトルコに着いてから決まったため薄着しか持っていませんでした。周りはトレーナーやらダウンやら。<br /> ジェットコースターの落下やエレベーターの急降下がめちゃくちゃ苦手なため、正直かなりビビっていたのですが、本当に「気がついたら飛んでいた」んです。音もなく揺れもせず(狭いカゴの中動いても全然平気!)、色とりどりの気球があちこちで飛んでいます。乗り込んでから1時間ぐらいでしょうか。ゆっくりと着地。その後一緒に乗ったメンバーとシャンパンで乾杯し、フライト証明書の授与があってプログラムは終了です。<br /> オプショナルでは各社\25,000前後と安いとは言い難いのですが、オススメです!払ってでも、この景色は見て損と後悔はありません(高所恐怖症の方除く)!!<br /><br /> ホテルへ戻っておよそ8:30、ちょっと休んでから朝食へ行ってチェックアウト。10:00に迎えに来ていただいて、空から見たカッパドキアを今度はハイキングです。<br />ハイキングコースという名の道なき道を歩いていきます(一応矢印がある。前日に別の旅行会社のツアーも案内したそうです)。砂丘のような滑らかな岩肌や「これぞカッパドキア!」のキノコ岩、10年前まで人が住んでいたという洞窟住居の廃墟や、空洞を活かしたカフェ…様々な景色が次々と飛び込んできます。<br /> およそ2時間歩き回り、ローズヴァレーを制覇したような気持ちになりました。世界でここだけの、さすが世界遺産です。<br /> トルコの伸びるアイスを売っているところもあり、お茶を飲めるところもあり、本当にどこか不思議な感じです。<br /><br /> その後はツアー内容に含まれる絨毯工房や陶器工房、トルコ石アクセサリーのお店をめぐります。どこへ行っても店員さん(もちろんトルコ人)の日本語の上手さにびっくり・・・。特に絨毯!あれはもうホストの領域に達してると思います。。そして商売上手。買いたいと思っている方はとことん仲良くなって値引きしてもらいましょう。買う気のない方は気持ちを強く持って臨みましょう、気を抜くと流されます。。。<br /> イスタンブールへ戻るため空港へ。途中、シルクロードを行く隊商の宿跡・キャラバンサライを見学しました。コンヤという都市のものが有名ですが、ここもすごく保存状態が良く、夜にはメブラーナの旋舞のショーが開かれます。<br /> <br /> 夕焼けに染まっていくカッパドキア、それを見るのが鳥肌が立つくらい大好きです。太陽の動きに合わせて変化していく様子は、写真を撮る時間がもったいないと思うくらい、つい見入ってしまいます。<br /><br /><おまけにちょこっとイスタンブール><br /> 深夜、再びイスタンブールへ。あと1日でいよいよトルコとお別れです。<br /><br />旅行6日目。<br /> スレイマニエモスク見学とお土産タイム、空港へは3時間前に着くようになりますので、18:05発のカタール航空に乗るためには14:30頃中心地を出ます。<br /> 市内のどこからでも見える壮麗なモスク、ここはオスマン帝国の最盛期を築いたスレイマン大帝の命により、トルコ史上最高の建築家と呼ばれるミマール・スィナンが設計、7年の歳月をかけたという代物。ずっと座っていたくなるような優しい雰囲気です。スレイマン大帝の墓廟もあり、服装には少々気をつけましょう。ひざ上のスカート、キャミソールやタンクトップ、胸元の開いた服装の女性はスカーフを巻くか、ポンチョをかぶるように指示されます。お祈りしている人の邪魔はしないように。その前を横切るのも、大変失礼なことです。<br /> その後、2日目に行ったエジプシャンバザールまで散歩し、お昼にガラタ橋のふもとでサバのサンドイッチを食べてから預けていた荷物を取りにホテルへ。ほぼ予定時刻どおりに空港へと向かいます。あっという間の半日でした。<br /> 空港へ着くと、すでに日本の団体ツアーが集まっていました。チェックインを済ませてから余ったトルコリラでお菓子やお土産を買ったりして過ごします。ちなみにトルコはほとんどのお店でUSドル・ユーロを使わせてくれます。英語もしゃべれる人が多いです(ほとんどの大学、一部の高校の授業が英語で講義されるのだそうで)。<br /><br /> 飛行機の窓から遠ざかるイスタンブールを眺めながら、楽しかったトルコの日々を振り返り、「きっとまた来るぞ・・・」と涙ながらに心に誓うのでした。。。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/16/24/650x_10162411.jpg?updated_at=1184810565)
2007/06/17 - 2007/06/23
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⇒イスタンブール編より続く
イスタンブールから飛行機でおよそ1時間、カッパドキアへの玄関口・カイセリに到着。更に車でホテルがあるユルギュップまで1時間ちょっと。すっかり暗くなったアナトリアは明かりも少なく、星がとてもキレイにたくさん見えました。
泊まるのは洞窟ホテル「アルフィナ」。昨年改装したばかりでキレイですし、ゆったりしていて快適です。日本の団体ツアーでもよく使われるそうで、この日もどこからともなく関西弁の明るい声が聞こえてきていました。
夜はホテルをはじめ、周辺の奇岩もライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出しています。
旅行5日目
まだ暗い中、気球に乗るため頑張って起きます。色んなホテルから広場に集められて、だんだんと明るくなっていく空を見ながら、気球が膨らむまで待機。日中30度を超えるくせに朝・夕は20度以下まで冷え込むのがアナトリア。カッパドキア行きはトルコに着いてから決まったため薄着しか持っていませんでした。周りはトレーナーやらダウンやら。
ジェットコースターの落下やエレベーターの急降下がめちゃくちゃ苦手なため、正直かなりビビっていたのですが、本当に「気がついたら飛んでいた」んです。音もなく揺れもせず(狭いカゴの中動いても全然平気!)、色とりどりの気球があちこちで飛んでいます。乗り込んでから1時間ぐらいでしょうか。ゆっくりと着地。その後一緒に乗ったメンバーとシャンパンで乾杯し、フライト証明書の授与があってプログラムは終了です。
オプショナルでは各社\25,000前後と安いとは言い難いのですが、オススメです!払ってでも、この景色は見て損と後悔はありません(高所恐怖症の方除く)!!
ホテルへ戻っておよそ8:30、ちょっと休んでから朝食へ行ってチェックアウト。10:00に迎えに来ていただいて、空から見たカッパドキアを今度はハイキングです。
ハイキングコースという名の道なき道を歩いていきます(一応矢印がある。前日に別の旅行会社のツアーも案内したそうです)。砂丘のような滑らかな岩肌や「これぞカッパドキア!」のキノコ岩、10年前まで人が住んでいたという洞窟住居の廃墟や、空洞を活かしたカフェ…様々な景色が次々と飛び込んできます。
およそ2時間歩き回り、ローズヴァレーを制覇したような気持ちになりました。世界でここだけの、さすが世界遺産です。
トルコの伸びるアイスを売っているところもあり、お茶を飲めるところもあり、本当にどこか不思議な感じです。
その後はツアー内容に含まれる絨毯工房や陶器工房、トルコ石アクセサリーのお店をめぐります。どこへ行っても店員さん(もちろんトルコ人)の日本語の上手さにびっくり・・・。特に絨毯!あれはもうホストの領域に達してると思います。。そして商売上手。買いたいと思っている方はとことん仲良くなって値引きしてもらいましょう。買う気のない方は気持ちを強く持って臨みましょう、気を抜くと流されます。。。
イスタンブールへ戻るため空港へ。途中、シルクロードを行く隊商の宿跡・キャラバンサライを見学しました。コンヤという都市のものが有名ですが、ここもすごく保存状態が良く、夜にはメブラーナの旋舞のショーが開かれます。
夕焼けに染まっていくカッパドキア、それを見るのが鳥肌が立つくらい大好きです。太陽の動きに合わせて変化していく様子は、写真を撮る時間がもったいないと思うくらい、つい見入ってしまいます。
<おまけにちょこっとイスタンブール>
深夜、再びイスタンブールへ。あと1日でいよいよトルコとお別れです。
旅行6日目。
スレイマニエモスク見学とお土産タイム、空港へは3時間前に着くようになりますので、18:05発のカタール航空に乗るためには14:30頃中心地を出ます。
市内のどこからでも見える壮麗なモスク、ここはオスマン帝国の最盛期を築いたスレイマン大帝の命により、トルコ史上最高の建築家と呼ばれるミマール・スィナンが設計、7年の歳月をかけたという代物。ずっと座っていたくなるような優しい雰囲気です。スレイマン大帝の墓廟もあり、服装には少々気をつけましょう。ひざ上のスカート、キャミソールやタンクトップ、胸元の開いた服装の女性はスカーフを巻くか、ポンチョをかぶるように指示されます。お祈りしている人の邪魔はしないように。その前を横切るのも、大変失礼なことです。
その後、2日目に行ったエジプシャンバザールまで散歩し、お昼にガラタ橋のふもとでサバのサンドイッチを食べてから預けていた荷物を取りにホテルへ。ほぼ予定時刻どおりに空港へと向かいます。あっという間の半日でした。
空港へ着くと、すでに日本の団体ツアーが集まっていました。チェックインを済ませてから余ったトルコリラでお菓子やお土産を買ったりして過ごします。ちなみにトルコはほとんどのお店でUSドル・ユーロを使わせてくれます。英語もしゃべれる人が多いです(ほとんどの大学、一部の高校の授業が英語で講義されるのだそうで)。
飛行機の窓から遠ざかるイスタンブールを眺めながら、楽しかったトルコの日々を振り返り、「きっとまた来るぞ・・・」と涙ながらに心に誓うのでした。。。
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