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カタール航空を利用して、タンザニアへ10日間旅行に行ってきました。世界遺産の国立公園で様々な動物たちとの遭遇や現地の人との触れ合いを肌で感じることができました。<br /><br /><1日目(東京より関西空港経由してドーハへ)><br />羽田空港より関西空港へ。国内線のチェックインの際に荷物はダルエスサラームまでスルーで預かって頂けました。関西空港に到着後、通常の到着ゲート(2F)より国際線出発(4F)のカタール航空カウンター(A)にて国際線のチェックイン。カタール航空に搭乗。座席のピッチも広く、パーソナルTV付きで、最新のオン・デマンド・システムが取り入れられており、映画の本数も多数そろえてありました。約12時間でカタールのドーハへ到着します。<br /><br /><2日目(ドーハにてトランジット〜ダルエスサラーム到着、アルーシャ市へ)><br />ドーハに到着。飛行機よりターミナルへはバスで移動です。<br />今回は、カタール航空のビジネスクラスに搭乗し、ファーストクラスとビジネスクラス専用トランジットターミナルに行きました。エコノミークラス利用のお客様とは全く別のターミナルです。1Fには免税店、2Fにはラウンジ等があります。手荷物も預かって頂け、手ぶらにてゆっくりと休むことができました。中にはビジネスセンター、会議室、ゲームセンター、メディカルセンターそして休息室にSPAまで。料金がかかるのはSPAだけみたいです。ぜひご年配の方をお連れのご旅行にはお勧めです。<br />カタールよりタンザニアへ向け約6時間。タンザニアのダルエスサラーム空港へ到着。飛行機からターミナルはブリッジで結ばれています。空港は非常に小さく出口まで迷う心配はありません。日本のものすごく古い地方空港って感じです。今回VISAを事前取得していきました。現地でも取れるのですが、この時間帯は飛行機の到着が多いので、非常に混みます。事前取得をお勧めします。入国は厳しくなく、あっさりと入国できました。税関申告も特になかったな。空港の外へ出ると、やはり発展途上国特有のタクシーおじさんがたくさん出迎えています。まるで芸能人気分。出口を出てすぐ換金所があり日本円からでもできない事はなさそうですが、非常にレートが悪いのでアメリカドルを持って行く事をお勧めします。<br />これより本日の宿泊地、セレンゲティ、ンゴロンゴロ国立公園などの玄関口であるアルーシャ市へ向かうため、再度空港内に戻りキリマンジャロ空港へ。出発に関しては非常に厳しく、液体・ライターなど一切持ち込みができません。服のベルトを外され、靴まで脱がされるくらいです。キリマンジャロ空港までダルエスサラームより約1時間20分。飛行機はプレセッション航空で80人乗りくらいのプロペラ機でした。キリマンジャロ空港も非常に小さいですが、ダルエスサラームの空港よりは綺麗に感じました。空港からアルーシャの街までは車で約50分、マウンテンビレッジアルーシャホテルへ。羽田空港を出て約32時間、やっと最初の宿泊地に到着です。各部屋が一つのロッジに6部屋。とても静かなホテルです。ホテルからの眺めも良く、部屋も女性でも全く問題なく清潔感のある部屋です。ハネムーンでも問題ありません。テレビはついていますが、NHKなど日本の番組は写りませんでした。<br /><br /><3日目(アルーシャ市〜世界遺産・セレンゲティ国立公園)><br />ビュッフェスタイルの朝食を食べ、今日はケニア・マサイマラ国立保護区と国境で結ばれる国立公園、セレンゲティへ向かう。途中ンゴロンゴロを経由する。アルーシャの街からンゴロンゴロの入り口ゲートまでは綺麗なアスファルトの幹線道路で、快適に車で移動できます。ンゴロンゴロ国立公園の入り口で入園許可書を取得するために、しばらく時間を取ります。ホテルを出てここまで約2時間強の道のり。そしてここからは舗装されていない砂利や赤土の道路を走って行きます。ここからはかなり辛い道のりです。国立公園保護のため、アスファルトの道路にはならないそうです。約1時間半でンゴロンゴロセレナロッジへ到着。ここで昼食を取り、本日の最終目的地セレンゲティを目指す。ロッジよりセレンゲティの入り口までは約2時間弱。そこで先ほどと同じようにセレンゲティの入園許可書を取得。ンゴロンゴロの入り口から赤土で覆われる台地、クレーター、サバンナと全く異なる風景、そしてシマウマ、トムソンガゼルといった動物を見ながら車をさらに進める。<br />セレンゲティのゲートを潜って1時間後、セレンゲティのゲームサファリをしながら、本日の宿泊地であるセレンゲティーセレナに到着。ホテルの部屋にはテレビがない。夜はホテルで行われるショーと、これ以上ないくらいの星空を楽しんで頂きたい。まさに野生の動物のような激しいダンスやアクロバットはリオのカーニバル、中国雑技団に匹敵する。<br /><br /><4日目(セレンゲティ国立公園)><br />朝6時にホテルを出発、3時間のモーニングサファリへ。まず始めにシマウマのグルーミング(集団)を発見。少し車を走らせるとまだ薄暗い中、光る2つの目。ライオンです。我々の車に先導されるようにシマウマのグルーミングがついて来ている。それを待ち受けるライオン。サファリカーを止め、エンジンを切り、約2分後にシマウマたちがやって来る。ここぞとばかりにライオンが猛ダッシュでシマウマ目がけて走り出す。ライオンのハンティングです。サファリをしていてもこんなタイミングに遭遇することはほぼないと現地ドライバーガイドも興奮するほど。しかしシマウマの逃げ足の速さ。結局ライオンはハンティングできずに林の中へ姿を眩ました。さすがにあの躍動感には言葉も出ない。<br />疎林地帯からサバンナへと向かう。アミメキリン数頭、インパラ、トムソンガゼルなど草食動物が多くいる。さすがに四国と同じ広さといわれるセレンゲティで動物を見つける事はそう簡単なことではない。ホテルへ戻ろうとしたその時、道を雄々と歩くオスのライオンが。メスライオウへメッセージを送るかのように大きな鳴き声を発する。ホテルへ戻りしばらく休憩を取り、14時30分から午後のゲームサファリへ。約4時間のゲームドライブだったが、モーニングサファリで見た草食動物のみで終わった。やはり野生の王国とはいえ、生き物である以上そう簡単には肉食動物に遭遇することは難しい。<br /><br /><5日目(セレンゲティ国立公園〜ンゴロンゴロ国立公園へ)><br />朝7時にホテルを出発し、ゲームサファリをしながらオルトバイ渓谷へ向けて車を走らせる。昨日のセレンゲティのゲームサファリとは違い、ライオン7匹の群れやバッファローなど肉食獣に巡り会えた。サファリを終え、約2時間でオルトバイ渓谷へ到着。ここは1959年ルイス・リーキー博士(ドイツ)がアウストラロピテクス・ボイセイを発見したことで有名になったところだ。断層の中から多くの骨が発掘された。4つの断層からなり、下から黒・白・赤・灰色であり、第3層の赤い土部分からは未だに何も発掘がされていないとの事。オルトバイ渓谷を後に、ンゴロンゴロセレナロッジへ向けて車を走らせる。<br />約1時間でホテルへ到着。昼食後、ンゴロンゴロ国立公園のクレーターへと。標高差700mを下りるのだから道の勾配は言うまでもないだろう。クレーターへ下りるとそこは動物王国だった。マサイマラ国立保護区から200頭はワニに食べられるか、溺れ死ぬと言われるヌーの勝ち組がマラ川を渡り、セレンゲティからンゴロンゴロまで来ていた。ヌーたちは草が豊富で、土壌の良いここで冬を過ごし、メスはここで子供を産み、育て、夏にはまたマラ川を渡りマサイマラへと大移動をする。ヌーといえば必ずシマウマが一緒であるが、やはり多くのシマウマがヌーと群れを成していた。バッファロー、アフリカゾウ、カバ、そして多くの鳥類を見ることができた。東京23区と同じくらいの面積を持つこの場所では、セレンゲティよりも動物に出会うチャンスは多い。ンゴロンゴロセレナロッジもセレンゲティセレナロッジと同じように非常に快適なホテルで、ここも部屋にはテレビがない。<br /><br /><6日目(ンゴロンゴロ〜アルーシャ〜マニヤラ湖国立公園)><br />ンゴロンゴロを出発し、約1時間強でグレートバリアリーフの風景が一面に広がった。その奥には本日訪れるマニヤラ湖も広がる。道はンゴロンゴロのゲートまでは非常にダート道で、タンザニア人はスピードを結構出すので、まるでダカールラリーにでも出ているような感覚になる。ゲートを越えればアルーシャまでアスファルトの道なので少し安心ではあるが。マニヤラ湖にあるセレナロッジに到着すると小鳥のさえずりが聞こえてくる。セレンゲティ・ンゴロンゴロでは標高2,300m、マニヤラ湖は標高1,400mと少し蒸すが、そんなに暑いとは感じない。但し太陽の光はとても強いので日焼け対策は必要である。ここのロッジにもテレビはない。ここまで来ると草木もパームツリーなど見ることができる。またバオバブの木もよく見かけるようになる。昼食を終え、マニヤラ湖国立公園へゲームドライブに向かう。ゲートからは1本道で、まるでサファリパークを走っているような感覚である。3時間もあれば1周できるこの公園は湖の公園ということもあり、鳥類を多く見ることができる。湖のほとりには多くのペリカン、そしてカバの姿。その他にもインパラ、ヒヒ、マサイキリン、ブッシュバックなど多く見られる。インパラはオス1匹の周りにメスや子供が多くいた場合には、そのインパラは勝ち組とされる。負け組のインパラはオス2匹で存在していたりする。また草木でもソーセージツリーと呼ばれ、木にソーセージのようなものがぶら下がっており、それをマサイ族は発酵させお酒として飲み、エレファントグラスと呼ばれる草はマサイ族の家の屋根として使われている。これで最後のゲームドライブであったが、肉食動物に出会う難しさをすごく感じた。<br /><br /><7日目(マニヤラ湖〜アルーシャ〜ザンジバル島)><br />ロッジを出発して1時間、2台で行っていた車の1台がエンジンストップ。あれだけのスピードと暑さでダート道を走らせればこのリスクも十分に考えられた。何とか牽引しながらそこから2時間半かけてアルーシャ空港へ。通常であれば2時間もかからずにマニヤラ湖からアルーシャへは到着できるだろう。アルーシャ空港から飛行機で約1時間、ザンジバル島へ到着。街全体が世界遺産とされるこの島は、今までとは全く雰囲気の違う街並み。この島は80%以上がイスラム教であることから、街の雰囲気も人もイスラムの匂いが漂う。ホテルではお酒は飲めるものの、市内のシーフードレストランでは提供されていなかった。ビーチリゾートだけに変な感じがする。ザンジバルに入島する場合には通常$50のビザ料金を必要とされる話しであったが、今は国内線での移動の場合には必要なくなっているようです。ホテルのセレナから見る夕日は非常に美しく海に輝きを持たせていました。1964年にタンザニアが独立国家となったが、今もタンザニアを1つの国とするよりは、2つの国という感じが未だにする。<br /><br /><8日目(ザンジバル島〜ダルエスサラーム)><br />全く今までの乾いた風の吹く涼しいタンザニアとは違い、立っているだけでも汗が流れ出る。街中をぶらつきながら、タンザニアの異国情緒を見て回る。中心には最高裁判所や官署、街の中心のクロックタワーがある。街から空港まで車で約20分、最後の目的地であるダルエスサラームへ向けて出発。飛行機で約20分、ザンジバルからダルエスサラームへ到着する。ザンジバルでは海が見える分まだ良かったが、ここは本当に倒れそうなくらいの暑さだった。<br /><br /><9・10日目(ダルエスサラーム〜日本)><br />ついにタンザニアでの最終日となった。朝から現地のティンガ・ティンガ村を訪れた。マサイ族や動物などをモチーフにペンキで描かれている。とても綺麗な画です。その後木彫りやアクセサリー、現地のショッピングモールに訪れた。南アフリカの会社が経営するこのショッピングモールは、日本のショッピングセンターと変わらず、料金も日本と変わらない。郊外にあるため、現地の通常の人よりは大使館などの方が使うようなところである。ちなみにタンザニア人の月給は1万円といわれている。市内に戻り、アールコットという中華レストランで昼食を食べ、空港へ向かった。空港のDFSはそんなには安くない。タバコ、お酒をとってもドーハの空港で購入した方が安いし、品数も多い。ダルエスサラームの空港内はほとんど冷房がない。あってもつけておらず、非常に暑いので用がなければ早めに搭乗口のロビーへ入り、4台くらい冷房機があるのでそこで涼んでいた方がいいだろう。<br />場所によって全く気候が違う。セレンゲティやンゴロンゴロはこの夏のシーズン(タンザニア)でも長袖を持っていくべきです。マニヤラ湖も含めセレナのホテルであってもクーラーはありません。蚊もいません。一方でザンジバル島、ダルエスサラームは非常に暑く、クーラーが無ければ過ごせません。しかも蚊はたくさんいます。観光地のインフラは早急に進んでおり、途中途中の公衆トイレも綺麗でした。今回旅行を通じて一番感じたことは、地球温暖化を真剣に考えなくてはならないことでした。セレンゲティでは酸性雨に打たれて多くの木々が倒れていました。タンザニアでは観光資源を守ろうと人々も必死のようです。<br />

東アフリカ最大の野生動物の王国でサファリを満喫!タンザニア旅行記

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2007/11/28 - 2007/12/07

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natureworld

natureworldさん

カタール航空を利用して、タンザニアへ10日間旅行に行ってきました。世界遺産の国立公園で様々な動物たちとの遭遇や現地の人との触れ合いを肌で感じることができました。

<1日目(東京より関西空港経由してドーハへ)>
羽田空港より関西空港へ。国内線のチェックインの際に荷物はダルエスサラームまでスルーで預かって頂けました。関西空港に到着後、通常の到着ゲート(2F)より国際線出発(4F)のカタール航空カウンター(A)にて国際線のチェックイン。カタール航空に搭乗。座席のピッチも広く、パーソナルTV付きで、最新のオン・デマンド・システムが取り入れられており、映画の本数も多数そろえてありました。約12時間でカタールのドーハへ到着します。

<2日目(ドーハにてトランジット〜ダルエスサラーム到着、アルーシャ市へ)>
ドーハに到着。飛行機よりターミナルへはバスで移動です。
今回は、カタール航空のビジネスクラスに搭乗し、ファーストクラスとビジネスクラス専用トランジットターミナルに行きました。エコノミークラス利用のお客様とは全く別のターミナルです。1Fには免税店、2Fにはラウンジ等があります。手荷物も預かって頂け、手ぶらにてゆっくりと休むことができました。中にはビジネスセンター、会議室、ゲームセンター、メディカルセンターそして休息室にSPAまで。料金がかかるのはSPAだけみたいです。ぜひご年配の方をお連れのご旅行にはお勧めです。
カタールよりタンザニアへ向け約6時間。タンザニアのダルエスサラーム空港へ到着。飛行機からターミナルはブリッジで結ばれています。空港は非常に小さく出口まで迷う心配はありません。日本のものすごく古い地方空港って感じです。今回VISAを事前取得していきました。現地でも取れるのですが、この時間帯は飛行機の到着が多いので、非常に混みます。事前取得をお勧めします。入国は厳しくなく、あっさりと入国できました。税関申告も特になかったな。空港の外へ出ると、やはり発展途上国特有のタクシーおじさんがたくさん出迎えています。まるで芸能人気分。出口を出てすぐ換金所があり日本円からでもできない事はなさそうですが、非常にレートが悪いのでアメリカドルを持って行く事をお勧めします。
これより本日の宿泊地、セレンゲティ、ンゴロンゴロ国立公園などの玄関口であるアルーシャ市へ向かうため、再度空港内に戻りキリマンジャロ空港へ。出発に関しては非常に厳しく、液体・ライターなど一切持ち込みができません。服のベルトを外され、靴まで脱がされるくらいです。キリマンジャロ空港までダルエスサラームより約1時間20分。飛行機はプレセッション航空で80人乗りくらいのプロペラ機でした。キリマンジャロ空港も非常に小さいですが、ダルエスサラームの空港よりは綺麗に感じました。空港からアルーシャの街までは車で約50分、マウンテンビレッジアルーシャホテルへ。羽田空港を出て約32時間、やっと最初の宿泊地に到着です。各部屋が一つのロッジに6部屋。とても静かなホテルです。ホテルからの眺めも良く、部屋も女性でも全く問題なく清潔感のある部屋です。ハネムーンでも問題ありません。テレビはついていますが、NHKなど日本の番組は写りませんでした。

<3日目(アルーシャ市〜世界遺産・セレンゲティ国立公園)>
ビュッフェスタイルの朝食を食べ、今日はケニア・マサイマラ国立保護区と国境で結ばれる国立公園、セレンゲティへ向かう。途中ンゴロンゴロを経由する。アルーシャの街からンゴロンゴロの入り口ゲートまでは綺麗なアスファルトの幹線道路で、快適に車で移動できます。ンゴロンゴロ国立公園の入り口で入園許可書を取得するために、しばらく時間を取ります。ホテルを出てここまで約2時間強の道のり。そしてここからは舗装されていない砂利や赤土の道路を走って行きます。ここからはかなり辛い道のりです。国立公園保護のため、アスファルトの道路にはならないそうです。約1時間半でンゴロンゴロセレナロッジへ到着。ここで昼食を取り、本日の最終目的地セレンゲティを目指す。ロッジよりセレンゲティの入り口までは約2時間弱。そこで先ほどと同じようにセレンゲティの入園許可書を取得。ンゴロンゴロの入り口から赤土で覆われる台地、クレーター、サバンナと全く異なる風景、そしてシマウマ、トムソンガゼルといった動物を見ながら車をさらに進める。
セレンゲティのゲートを潜って1時間後、セレンゲティのゲームサファリをしながら、本日の宿泊地であるセレンゲティーセレナに到着。ホテルの部屋にはテレビがない。夜はホテルで行われるショーと、これ以上ないくらいの星空を楽しんで頂きたい。まさに野生の動物のような激しいダンスやアクロバットはリオのカーニバル、中国雑技団に匹敵する。

<4日目(セレンゲティ国立公園)>
朝6時にホテルを出発、3時間のモーニングサファリへ。まず始めにシマウマのグルーミング(集団)を発見。少し車を走らせるとまだ薄暗い中、光る2つの目。ライオンです。我々の車に先導されるようにシマウマのグルーミングがついて来ている。それを待ち受けるライオン。サファリカーを止め、エンジンを切り、約2分後にシマウマたちがやって来る。ここぞとばかりにライオンが猛ダッシュでシマウマ目がけて走り出す。ライオンのハンティングです。サファリをしていてもこんなタイミングに遭遇することはほぼないと現地ドライバーガイドも興奮するほど。しかしシマウマの逃げ足の速さ。結局ライオンはハンティングできずに林の中へ姿を眩ました。さすがにあの躍動感には言葉も出ない。
疎林地帯からサバンナへと向かう。アミメキリン数頭、インパラ、トムソンガゼルなど草食動物が多くいる。さすがに四国と同じ広さといわれるセレンゲティで動物を見つける事はそう簡単なことではない。ホテルへ戻ろうとしたその時、道を雄々と歩くオスのライオンが。メスライオウへメッセージを送るかのように大きな鳴き声を発する。ホテルへ戻りしばらく休憩を取り、14時30分から午後のゲームサファリへ。約4時間のゲームドライブだったが、モーニングサファリで見た草食動物のみで終わった。やはり野生の王国とはいえ、生き物である以上そう簡単には肉食動物に遭遇することは難しい。

<5日目(セレンゲティ国立公園〜ンゴロンゴロ国立公園へ)>
朝7時にホテルを出発し、ゲームサファリをしながらオルトバイ渓谷へ向けて車を走らせる。昨日のセレンゲティのゲームサファリとは違い、ライオン7匹の群れやバッファローなど肉食獣に巡り会えた。サファリを終え、約2時間でオルトバイ渓谷へ到着。ここは1959年ルイス・リーキー博士(ドイツ)がアウストラロピテクス・ボイセイを発見したことで有名になったところだ。断層の中から多くの骨が発掘された。4つの断層からなり、下から黒・白・赤・灰色であり、第3層の赤い土部分からは未だに何も発掘がされていないとの事。オルトバイ渓谷を後に、ンゴロンゴロセレナロッジへ向けて車を走らせる。
約1時間でホテルへ到着。昼食後、ンゴロンゴロ国立公園のクレーターへと。標高差700mを下りるのだから道の勾配は言うまでもないだろう。クレーターへ下りるとそこは動物王国だった。マサイマラ国立保護区から200頭はワニに食べられるか、溺れ死ぬと言われるヌーの勝ち組がマラ川を渡り、セレンゲティからンゴロンゴロまで来ていた。ヌーたちは草が豊富で、土壌の良いここで冬を過ごし、メスはここで子供を産み、育て、夏にはまたマラ川を渡りマサイマラへと大移動をする。ヌーといえば必ずシマウマが一緒であるが、やはり多くのシマウマがヌーと群れを成していた。バッファロー、アフリカゾウ、カバ、そして多くの鳥類を見ることができた。東京23区と同じくらいの面積を持つこの場所では、セレンゲティよりも動物に出会うチャンスは多い。ンゴロンゴロセレナロッジもセレンゲティセレナロッジと同じように非常に快適なホテルで、ここも部屋にはテレビがない。

<6日目(ンゴロンゴロ〜アルーシャ〜マニヤラ湖国立公園)>
ンゴロンゴロを出発し、約1時間強でグレートバリアリーフの風景が一面に広がった。その奥には本日訪れるマニヤラ湖も広がる。道はンゴロンゴロのゲートまでは非常にダート道で、タンザニア人はスピードを結構出すので、まるでダカールラリーにでも出ているような感覚になる。ゲートを越えればアルーシャまでアスファルトの道なので少し安心ではあるが。マニヤラ湖にあるセレナロッジに到着すると小鳥のさえずりが聞こえてくる。セレンゲティ・ンゴロンゴロでは標高2,300m、マニヤラ湖は標高1,400mと少し蒸すが、そんなに暑いとは感じない。但し太陽の光はとても強いので日焼け対策は必要である。ここのロッジにもテレビはない。ここまで来ると草木もパームツリーなど見ることができる。またバオバブの木もよく見かけるようになる。昼食を終え、マニヤラ湖国立公園へゲームドライブに向かう。ゲートからは1本道で、まるでサファリパークを走っているような感覚である。3時間もあれば1周できるこの公園は湖の公園ということもあり、鳥類を多く見ることができる。湖のほとりには多くのペリカン、そしてカバの姿。その他にもインパラ、ヒヒ、マサイキリン、ブッシュバックなど多く見られる。インパラはオス1匹の周りにメスや子供が多くいた場合には、そのインパラは勝ち組とされる。負け組のインパラはオス2匹で存在していたりする。また草木でもソーセージツリーと呼ばれ、木にソーセージのようなものがぶら下がっており、それをマサイ族は発酵させお酒として飲み、エレファントグラスと呼ばれる草はマサイ族の家の屋根として使われている。これで最後のゲームドライブであったが、肉食動物に出会う難しさをすごく感じた。

<7日目(マニヤラ湖〜アルーシャ〜ザンジバル島)>
ロッジを出発して1時間、2台で行っていた車の1台がエンジンストップ。あれだけのスピードと暑さでダート道を走らせればこのリスクも十分に考えられた。何とか牽引しながらそこから2時間半かけてアルーシャ空港へ。通常であれば2時間もかからずにマニヤラ湖からアルーシャへは到着できるだろう。アルーシャ空港から飛行機で約1時間、ザンジバル島へ到着。街全体が世界遺産とされるこの島は、今までとは全く雰囲気の違う街並み。この島は80%以上がイスラム教であることから、街の雰囲気も人もイスラムの匂いが漂う。ホテルではお酒は飲めるものの、市内のシーフードレストランでは提供されていなかった。ビーチリゾートだけに変な感じがする。ザンジバルに入島する場合には通常$50のビザ料金を必要とされる話しであったが、今は国内線での移動の場合には必要なくなっているようです。ホテルのセレナから見る夕日は非常に美しく海に輝きを持たせていました。1964年にタンザニアが独立国家となったが、今もタンザニアを1つの国とするよりは、2つの国という感じが未だにする。

<8日目(ザンジバル島〜ダルエスサラーム)>
全く今までの乾いた風の吹く涼しいタンザニアとは違い、立っているだけでも汗が流れ出る。街中をぶらつきながら、タンザニアの異国情緒を見て回る。中心には最高裁判所や官署、街の中心のクロックタワーがある。街から空港まで車で約20分、最後の目的地であるダルエスサラームへ向けて出発。飛行機で約20分、ザンジバルからダルエスサラームへ到着する。ザンジバルでは海が見える分まだ良かったが、ここは本当に倒れそうなくらいの暑さだった。

<9・10日目(ダルエスサラーム〜日本)>
ついにタンザニアでの最終日となった。朝から現地のティンガ・ティンガ村を訪れた。マサイ族や動物などをモチーフにペンキで描かれている。とても綺麗な画です。その後木彫りやアクセサリー、現地のショッピングモールに訪れた。南アフリカの会社が経営するこのショッピングモールは、日本のショッピングセンターと変わらず、料金も日本と変わらない。郊外にあるため、現地の通常の人よりは大使館などの方が使うようなところである。ちなみにタンザニア人の月給は1万円といわれている。市内に戻り、アールコットという中華レストランで昼食を食べ、空港へ向かった。空港のDFSはそんなには安くない。タバコ、お酒をとってもドーハの空港で購入した方が安いし、品数も多い。ダルエスサラームの空港内はほとんど冷房がない。あってもつけておらず、非常に暑いので用がなければ早めに搭乗口のロビーへ入り、4台くらい冷房機があるのでそこで涼んでいた方がいいだろう。
場所によって全く気候が違う。セレンゲティやンゴロンゴロはこの夏のシーズン(タンザニア)でも長袖を持っていくべきです。マニヤラ湖も含めセレナのホテルであってもクーラーはありません。蚊もいません。一方でザンジバル島、ダルエスサラームは非常に暑く、クーラーが無ければ過ごせません。しかも蚊はたくさんいます。観光地のインフラは早急に進んでおり、途中途中の公衆トイレも綺麗でした。今回旅行を通じて一番感じたことは、地球温暖化を真剣に考えなくてはならないことでした。セレンゲティでは酸性雨に打たれて多くの木々が倒れていました。タンザニアでは観光資源を守ろうと人々も必死のようです。

同行者
友人
一人あたり費用
50万円 - 100万円
航空会社
カタール航空
  • 大きな雄たけびを上げるライオン

    大きな雄たけびを上げるライオン

  • ンゴロンゴロ国立公園のキリン

    ンゴロンゴロ国立公園のキリン

  • カタール航空のビジネスクラスの座席

    カタール航空のビジネスクラスの座席

  • マニヤラ湖セレナロッジ

    マニヤラ湖セレナロッジ

  • ザンジバル島海に輝く夕日

    ザンジバル島海に輝く夕日

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