チュニジア。ドライブ紀行。その４：マトマタ⇒トズール編

2007/01/05 - 2007/01/06

チュニジアに行きました！
チュニジアは、アフリカであり、アラブであり、ヨーロッパでした。迫力ある遺跡、お洒落な街、アラブの混沌、イスラーム文化、広大な自然、すべて味わえて、飽きない現地６泊旅行でした。

その４：マトマタ⇒トズール編

１．朝から、早速マトマタへ向かって出発

２．寄り道せず、マトマタへ到着

３．スターウォーズのロケ地だった、ホテル・シディ・ドリスを見学。

４．ドゥーズに向かってひたすらペンペン草しか生えていない砂の大地を激走。ひたすら、まっすぐです。

５．ドゥーズを通過し、巨大な塩湖、ショット・エル・ジェリドへ

６．トズール着。今日の宿はここにします。トズールを散歩したり、オアシスをドライブして過ごす。

次の日は、北上し、チュニスへできるだけ近づくことにします。レンタカーを返すの、チュニス空港なので。

続きは、「その５：タメルザ＆スベイトラ編」で。。。

エリア チュニジア

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空

スファックスからマトマタへ向かう途中の踏み切りです。

蒸気機関車です。

レトロですね〜。

貨物列車のようです。

マトマタへ南下する途中の風景。

だんだん、大地が乾いてきました。
植物も、背の低い草しか無くなってきました。

サハラが近づいてるのが実感できます。

マトマタ近辺の山の風景です。

だんだん、山岳地帯になってきましたよ。
さっきまで全然平地だったんですけど。

この辺の山にも、ところどころに、洞窟らしきものが見えます。昔のベルベル人の住居跡だろうと思います。

もう一息でマトマタです。

この辺の景色、最高です。

絶対、日本では見れない景色やな。

こんな感じの山々。

トルコ東部もこんな感じやったなあ。そういえば。
乾いていますよね。大地が。土が痩せています。

日本の大地が、いかに肥沃な土地であるかがよく分かります。

ハリウッドを意識したような、MATMATAの文字。

異国情緒あふれる景色で、開放感あふれる記念の１枚を撮影（してもらいました。嫁に）

マトマタに到着しました。

山岳地帯にできた、集落、といった感じでしょうか。

ホテル　シディ・ドリスに向かいます。

ホテル　シディ・ドリス　です。

スターウォーズのロケ地として使用されたとあって、マトマタの観光スポットです。
もちろん、泊まれるそうですが、我々は時間の都合上、観光のみ。

うん。壁にはスターウォーズのポスターが貼ってますね。

ほー、こんな感じになってるんですか。

大きな縦穴があって、その壁にたくさん横穴を空けて、部屋にしてるんですね。

上手に作るもんですね。

雨とか、しみてこないんですかねぇ。

土の壁に無理やりペイントしている感じが、ナイスですね。

シディ・ドリスを上から眺めると、こんな感じです。

ここは、マトマタの町から少し離れたところの、ベルベル人村？です。

すごいですよね。
今でも、この住居で生活をしているんですから。
伝統、ですね。

マトマタの西にある、タメズレットの町（集落？）です。

時間があれば、ちょっと、散歩してみたかったです。

マトマタの山岳地帯を西に越えると、あとは、ひたすら、乾ききった平地を西へと、ドゥーズへ向かって走ります。

なんと、野ラクダ？がいます。

周りに人は一人もいないので、おそらく、野ラクダ？

アップで撮ってみます。

立派なラクダですよ。

ケビリから、ショット･エル･ジェリドへ入ってすぐのところにある、ファトナサという村落の近くの景色。

風化した岩？砂？たちがあちこちにあります。

手で触るとすぐ崩れるくらい、もろい、砂のような固まりです。

それほど大きなものではないですが、珍しい光景です。

ショット･エル･ジェリドです。

冬だったので、水がありました。かろうじて。

夏場は、水は枯れているそうです。

ものすごくしょっぱそうな水ですが。

それにしても、本当に、どこまで続くんだ？というくらい、大きな塩湖＆まっすぐな道です。

よくこんな塩湖の中に道を作ったもんですね。

ショット･エル･ジェリドでは、

この写真のような、蜃気楼が見えました。

何かが浮いているように見えます。

車で走っていると、ついてきます（笑）

ショット･エル･ジェリドを抜け、トズールへ向けて走ります。徐々に、民家が見えてきました。

もうすぐ、トズールです。

だいぶ、人の生活感が漂ってきましたよ。

トズールのメインストリートです。

この町は、レンガが特徴的です。壁はほぼレンガ作りで、模様が描かれていて、きれいです。

塔が２つ見えます。

もう少しまっすぐ進むと、観光客向けのお土産もの屋さんが、ずらっと並んでいて、我々を見て「ナカタ！」と呼び込みをしてきます。

しかし、何で、ナカタなんでしょうね。
確かに有名でしょうが、他に何か無いんでしょうか？日本の人を呼び止めやすい掛け声って。

ちょっと路地を入ると、すぐ、民家です。

結構、生活感があふれています。

おみやげ物屋さんを冷やかすより、こういうところを歩く方がおもしろいです。

少し、緊張しますが。

トズールのメディナの中にあった、すごく小さな博物館。
「Muse」と小さな看板が出てたので、行ってみました。
この地方の伝統的な道具や、発掘して出てきたカルタゴ時代の硬貨とか、そういったものが展示してあり、アフリカンなお姉さんが上手な英語で説明してくれます。半分以上聞き取れなかったですけど（笑）。

いきなり、お姉さんに、民族衣装を着さされる私。

うちの嫁にも、民族衣装を着せはじめました。

はい、できあがり！。

撮るわよ〜　ハイ・チーズ　という感じで写真を撮ってくれました。

一緒に廻ってた西洋のおば様達も、写真を撮ってくれました。まあ、西洋人が着るより、東洋人が着た方が、肌の色的には似合いますけどね（笑）。

ホテルに戻ることにします。

ホテルは、デル・オアシス　という結構いいホテルで、飛込みで入りました。
高いけどちょっと奮発してみました。

ホテルの玄関。

レンガがホント綺麗です。

ホテルの部屋も、きれいで広く、さすが、高めなホテルだけはありました。

いつもは、比較的安めなホテルばかり使うのですが、たまには、ちょっと高いホテルもいいですね。

今日も、車で激走しました。疲れました。
明日は、タメルザ渓谷あたりを見てから、スベイトラ遺跡に行きつつ、チュニスに近づくべく、北上したいと思います。

続きは、「その５：タメルザ＆スベイトラ編」で。。。