中国人民抗日戦争記念館

2007/06/13 - 2007/06/19

「盧溝橋」の橋の近くに「中国人民抗日戦争記念館」があります。２年前にリニューアルオープンし、抗日戦争などに関する資料が展示されています。小学生から大人まで団体で見学にきていました。写真は入館してホールで説明を聞き、右腕を上げ「シュプレキコール」を行っている大人の方々です。なんて言っているかさっぱり理解できませんでした。見学に中々日本人は勇気が必要です。信じたくない事実が写真等で展示されています。誇張も中にはあると思います。じっくり２時間３０分、館内を２周してしまいました。先ほど「シュプレキコール」を行った方々は“さっさ”としんちゃんを追い越して出て行ってしまいました。あまり興味はなさそうでした。中学生の見学者も学校の行事で来ているらしく、いつの間にか帰ってしまいました。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車
• 航空会社: ANA

盧溝橋から東側へ約６００ｍ「中国人民抗日戦争記念館」

チケット売り場

チケット、大人１５元（約２６０円）

入館ゲートに軍人の見張り

階段の数、イチョウの木の数、松の木の数、何かにつけて語呂合わせがあるようです。興味がないので、メモも取らず「フム・フム」と聞き流すだけでした。

どうも中国人が団体で入館すると、誓いを立て「シュプレキコール」をするようです。

学生の団体も説明を聞いて「シュプレキコール」をしたあと館内を見学していました。

当時の日本の軍部の極秘文書

「サトイモの皮むき器」ではありません。信じられず、信じたくないですが、説明によりますと人間を入れ道路を転がします。内部には鉄の釘が無数にあり「拷問機器」だそうです。日本軍部が使用したそうです。

軽く一周したあと、詳しい説明を聞きたくて「日本語音声ガイド」を借りました。１０元です。デポジットとして１００元が必要です。身分証と言われてパスポートを見せたら取り上げられました。心配になりましたが封筒に入れ、机の引き出しに入れたので安心しました。看護婦さんのような制服の方々が受付にいました。

デポジット預り証と音声ガイド機器です。

南京大虐殺の説明

戦争と言えばそれまでですが、バカな事をした方々がいるようです。向井少尉と野田少尉が百人切りの競争をして、日本の東京日日新聞（現在の毎日新聞）にその模様が報道されました。南京侵略途中だそうです。

「中国労工在日本服苦役示意●」●は口の中に冬。こんな漢字ありません！図でしょうか？もっと簡単にして！！勝手に「中国人が日本で強制労働させられた地図」と理解しましたが、“当らずとも遠からず”と思います。

読めない漢字ばかりで「気分次第」“日本軍細菌･･･分布図”とか何とか。７３１部隊は耳にしますが･･･

展示場はホールを中心に、半円を描くように時計回りで見学します。ホールの周りは一旦廊下になっており、抗日の戦いで無くなった上官の名前が、壁に彫られています。

廊下に「●勇軍逬進曲」？の楽譜がありました。行進曲？乂の上に`があります？分からな〜い！漢字を使う民族なのにどうしてこんな、変な漢字があるのだろう？日本が簡単になったのでしょうか？中国人は何種類の漢字を読めるのでしょうか？ひらがな・カタカナ・ローマ字は使用しないと聞きますが、疑問に思うことが沢山あります。日本で使用する漢字も書けないのに、こんな難しい漢字読めるか！！

外に展示してある戦車

「中国人民抗日戦争記念館」見学終了後、バス停留所を探しました。メインストリートに西北京行きの長距離バス停留所があると聞きましたので歩きました。途中のお店です。

「中国人民抗日戦争記念館」から約８００ｍ。「京石高速公路」の南側にバス停がありました。

「抗●雕塑园」バス停留所、●は占と伐の右側の合体です。バスNOは“３０１”長距離バスは二連バスです。色々なナンバーのバスが次から次へ来ます。バス待ちの方が「long！」「３０１！」と教えてくれました。“盧溝橋”にて、優しい中国人の一面に出会いました。「どうして戦争が？」と思っても過去は過ぎ去っています･･････西北京駅までバス代は１元（１７円）でした。西北京駅へ戻り、大同までの列車の旅に出ます。一難去って、又一難、続く･･･