パノム・ルン遺跡周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
知り合いの家(ブリーラム県:スリンの西隣)へ遊びに行くついでに、遺跡にいくつか連れて行ってもらった。<br />ムアン・タム遺跡&パノム・ルン遺跡。<br />どちらもカンボジアとの国境近くにあり、特にパノム・ルンは、カオ・プラ・ウィハーン、ピマーイと並び、タイ国内の3大クメール遺跡のうちのひとつ。<br />小高い死火山の上に立ちタイの農村風景とコンボジアとの国境となるドンラック山脈を望むことが出来る。<br />今回は同居人が車で連れて行ってくれたが、旅行会社のツアーを利用か、コラートからバスに乗ってくるのが普通らしい。<br />

ブリーラム県のクメール遺跡

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2007/06/16 - 2007/06/16

36位(同エリア37件中)

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utaca

utacaさん

知り合いの家(ブリーラム県:スリンの西隣)へ遊びに行くついでに、遺跡にいくつか連れて行ってもらった。
ムアン・タム遺跡&パノム・ルン遺跡。
どちらもカンボジアとの国境近くにあり、特にパノム・ルンは、カオ・プラ・ウィハーン、ピマーイと並び、タイ国内の3大クメール遺跡のうちのひとつ。
小高い死火山の上に立ちタイの農村風景とコンボジアとの国境となるドンラック山脈を望むことが出来る。
今回は同居人が車で連れて行ってくれたが、旅行会社のツアーを利用か、コラートからバスに乗ってくるのが普通らしい。

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  • まずはムアンタム遺跡。<br />こちらはこじんまりとした遺跡公園で、<br />小さいけどしっかり整備されている。<br />

    まずはムアンタム遺跡。
    こちらはこじんまりとした遺跡公園で、
    小さいけどしっかり整備されている。

  • この遺跡はクメール様式のヒンドゥー寺院で<br />10-11C頃の建立らしい。<br />ってことはカンボジアのアンコール・ワットより古い。

    この遺跡はクメール様式のヒンドゥー寺院で
    10-11C頃の建立らしい。
    ってことはカンボジアのアンコール・ワットより古い。

  • どっしりとした作りで、それなりに見ごたえがある。

    どっしりとした作りで、それなりに見ごたえがある。

  • けっこうレリーフもしっかり修復されている。<br />ちなみにガイドブックにはエラワン象に乗るインドラ神のレリーフが・・・<br />とあるが、どれがそれか分からなかった。

    けっこうレリーフもしっかり修復されている。
    ちなみにガイドブックにはエラワン象に乗るインドラ神のレリーフが・・・
    とあるが、どれがそれか分からなかった。

  • インドラ神とは、もともとバラモン教の最高神で、<br />ヒンドゥー教ではシヴァ神などに押されて格下げされたが、日本では帝釈天として親しまれている。<br />ちなみに僕が今住んでいるスリン県、これはインドラ神を意味します。

    インドラ神とは、もともとバラモン教の最高神で、
    ヒンドゥー教ではシヴァ神などに押されて格下げされたが、日本では帝釈天として親しまれている。
    ちなみに僕が今住んでいるスリン県、これはインドラ神を意味します。

  • こちらは公園のすぐ外に立つ、普通のお寺。<br />でも新しいのか、青の色がとてもきれいだったので思わず1枚。

    こちらは公園のすぐ外に立つ、普通のお寺。
    でも新しいのか、青の色がとてもきれいだったので思わず1枚。

  • お次は、パノム・ルン遺跡。<br />丘の下の駐車場に車を止め、お土産屋さんを通り抜け、階段を登っていくと、見えてくる。こちらが表参道。<br />

    お次は、パノム・ルン遺跡。
    丘の下の駐車場に車を止め、お土産屋さんを通り抜け、階段を登っていくと、見えてくる。こちらが表参道。

  • 振り返ると、けっこうな高さであることが分かる。<br />この丘は標高400m弱。<br />

    振り返ると、けっこうな高さであることが分かる。
    この丘は標高400m弱。

  • パノム・ルンの「パノム」とは、クメール語(カンボジア語)で「丘」の意味。<br />カンボジアの首都プノン・ペンの「プノン」と同じ。<br />ちなみにタイ東北地方の南部の県(ブリーラム・スリン・シーサケットなど)ではクメール語を喋る人々も暮らしている。同居人のヘンリーもそのうちの一人。<br />(普段は喋らないけどね。)でも、やはり本国カンボジアで話されるクメール語とはちょっと発音や、単語が異なるらしい。<br />言葉って生きてるから変わっていくんですよね、時代により、土地により。

    パノム・ルンの「パノム」とは、クメール語(カンボジア語)で「丘」の意味。
    カンボジアの首都プノン・ペンの「プノン」と同じ。
    ちなみにタイ東北地方の南部の県(ブリーラム・スリン・シーサケットなど)ではクメール語を喋る人々も暮らしている。同居人のヘンリーもそのうちの一人。
    (普段は喋らないけどね。)でも、やはり本国カンボジアで話されるクメール語とはちょっと発音や、単語が異なるらしい。
    言葉って生きてるから変わっていくんですよね、時代により、土地により。

  • ナーガ(蛇神)が、建物を守っています。<br />これは現在のタイの仏教寺院でも一緒。

    ナーガ(蛇神)が、建物を守っています。
    これは現在のタイの仏教寺院でも一緒。

  • はい神殿正面。この遺跡の建立は、アンコール・ワットとほぼ同時期の12Cと推定されている。<br />

    はい神殿正面。この遺跡の建立は、アンコール・ワットとほぼ同時期の12Cと推定されている。

  • こちら写真中央のレリーフが、この遺跡の目玉。<br />「水上で眠るナーラーイ神」。<br />復元修理前に盗まれ、アメリカのシカゴ博物館で発見され、アメリカがなかなか返還に応じなかったところ、タイの人気バンド「カラバオ」が返還を促す歌をヒットさせて、ようやく取り返したというもの。

    こちら写真中央のレリーフが、この遺跡の目玉。
    「水上で眠るナーラーイ神」。
    復元修理前に盗まれ、アメリカのシカゴ博物館で発見され、アメリカがなかなか返還に応じなかったところ、タイの人気バンド「カラバオ」が返還を促す歌をヒットさせて、ようやく取り返したというもの。

  • こちらは狛犬の後姿。<br />狛犬のお尻がぷりっとかわいい。

    こちらは狛犬の後姿。
    狛犬のお尻がぷりっとかわいい。

  • どこの世界でもそうだけど、いけませんね、こういういたずら書きは。<br />記念に竹に名前を彫っています。<br />ちなみにこちらでは竹が生えてるところもあり、食卓には細い小さなたけのこが出てくることもある。<br />たけのこ同様、タイでも食べられるんだ!と感動したのが大根。<br />こういった日本的な?野菜が、まさかタイでも普通に食べられるとは予想していなかった。<br />

    どこの世界でもそうだけど、いけませんね、こういういたずら書きは。
    記念に竹に名前を彫っています。
    ちなみにこちらでは竹が生えてるところもあり、食卓には細い小さなたけのこが出てくることもある。
    たけのこ同様、タイでも食べられるんだ!と感動したのが大根。
    こういった日本的な?野菜が、まさかタイでも普通に食べられるとは予想していなかった。

  • 今回、遊びに連れて行ってくれた同居人のリーさん一家。

    今回、遊びに連れて行ってくれた同居人のリーさん一家。

  • 帰りの道中、雨季特有のスコールに遭遇。<br />市場で今晩のおかずを調達中。

    帰りの道中、雨季特有のスコールに遭遇。
    市場で今晩のおかずを調達中。

  • ★番外編★<br />つづいて、ブリーラムから約200km南下した、アランヤプラテートの町へお買い物。<br />ここは、カンボジアとの国境の町。国境が開かれてるということで、物流が盛んに。<br /><br />国境の向こうにはカジノを備えた高級ホテルが立ち並ぶ。<br />賭け事好きなタイ人が、こぞって遊びに行くらしい。<br />(タイではカジノは禁止。そのかわり闘鶏・闘魚・ムエタイ、賭けるものはいくらでもある)

    ★番外編★
    つづいて、ブリーラムから約200km南下した、アランヤプラテートの町へお買い物。
    ここは、カンボジアとの国境の町。国境が開かれてるということで、物流が盛んに。

    国境の向こうにはカジノを備えた高級ホテルが立ち並ぶ。
    賭け事好きなタイ人が、こぞって遊びに行くらしい。
    (タイではカジノは禁止。そのかわり闘鶏・闘魚・ムエタイ、賭けるものはいくらでもある)

  • ここにはフレンドシップマーケットと呼ばれる巨大市場がある。<br />ここから買い出された品物がタイ全土に流れていくとか。<br />駐車場には全国からの買い付けツアーのバスが並ぶ。

    ここにはフレンドシップマーケットと呼ばれる巨大市場がある。
    ここから買い出された品物がタイ全土に流れていくとか。
    駐車場には全国からの買い付けツアーのバスが並ぶ。

  • 荷物満載のトラック。

    荷物満載のトラック。

  • せっかく来たんだから、何か買っていきなよということで、物色して見つけたのがこれ、clogs。<br />中国の値札で39元てあった。(600円ちょっと?)<br />言い値150バーツ。頑として130以下には負けないので、折れて購入、約400円。<br />clogsと言ってもしょせんニセモノ、すなわちただのサンダル、それに400円かぁ・・・<br />ちなみにいつも履いてるつっかけは、100円もしない。まあ記念ということで。<br />これはどこか他の町に遊びに行く時のお出かけように履くとしよう。

    せっかく来たんだから、何か買っていきなよということで、物色して見つけたのがこれ、clogs。
    中国の値札で39元てあった。(600円ちょっと?)
    言い値150バーツ。頑として130以下には負けないので、折れて購入、約400円。
    clogsと言ってもしょせんニセモノ、すなわちただのサンダル、それに400円かぁ・・・
    ちなみにいつも履いてるつっかけは、100円もしない。まあ記念ということで。
    これはどこか他の町に遊びに行く時のお出かけように履くとしよう。

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