2007/04/30 - 2007/05/01
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warajiさん
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岩手県雫石〜小岩井農場〜平泉(中尊寺)〜鳴子温泉郷〜山形県新庄
東北の天気は下り坂。しかし今のところ天気はOKだった。前半は北部がよく、南部が悪かった。これから天気は逆転して南部がよいらしい。つくづくラッキーな自分。
旅も中頃に差し掛かってきた。温泉と歴史と秘境を巡る第3弾!
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前夜、何とか夕方に雫石に着きました。多少道がわからなくて苦労しましたが・・・・。
その日の宿は「雫石YH」。噂も情報もなくて云わば先遣隊として情報を収集するために泊まりました。
宿としてはまあ昔のいわゆるYHでしたね。P(ペアレント)さんは(今はマネージャーというのか・・・)働きに出てて、実質のPさんはその連れ添い、おばあちゃん。きっとこう言われるのは嫌いだろうけど。
とにかくしゃべる!うるさいくらい。厳しい面もある。でも個人的にはこんな宿が一つくらいあってもいいなと思う。きっと今の美山ハイマートYHが歳を重ねるとこうなるのかも・・・・という気がした。
ただ、無愛想な面もあるのは気を付けて欲しいと思う。マンガもいっぱいあり、常連客もいる。今回は何故かすごく宿泊が多いらしく、忙しすぎだ!とボヤキながらも嬉しそうだった。そして最近のYH事情についての小言が実に意味深で私には堪えた。ホステラーのマナーや周辺の環境の変化についてもずっと長年旅人を見据えてきただけあって鋭い観察眼があり、面白い話もいろいろ聞けてよかった。ま、泊まりたい方はどうぞって感じかな?
この写真、見た方も多いと思いますが、小岩井農場の一本桜です。しかし!じつはこれ、裏があるんですよ!ちょっと忘れてしまったけど、数年前までこの樹の左にもう一本桜があったんです。
そしてね、有名になる前は樹の前まで行けたんですよ。もちろんYHの特権でしたが。おばあちゃんは言うんですよ、何でこんな一本桜になってしまったのかね〜?って。
もう一つ現実的な厳しい意見を聞かせてもらったけど、ここは樺細工で有名なのは旅人なら知ってますね。角館には多くの職人がいます。樺細工の原料は何ですか?そう、桜。今、桜の皮が極端に不足していて盗みに入るんですよ。それで気が付いたら桜が消えていたって事が実際あるんだそうです。
小岩井の桜は見事ですよ〜!お薦めですが、残念ながらいつもGWあとだそうです。今回もつぼみ固しでした。。。 -
一本桜の撮影スポット。朝6時の風景です。なんともまあすごいです。Pも完備され、観光バスが止まってます。皆さんご熱心で。
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小岩井観光農場スポットの朝の景色。静かな朝を迎えていた。
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農場の朝。観光の目玉としても確かにすごいところもあるが、私はやはり本来の姿である農場での働く人々の姿を見るのが一番である。全国に名を轟かせ、商品の流通も多いけど、その実態はどうなのか?かなり気になった部分だった。見ていてああ、これが農場という形の職場形態か・・・・これならいいなぁと感じた。まあ実際はあどうなのか、従事してる人々の話を聞かなければわからないが。
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雫石の駅の方にありました。木製の歩道橋?こんな造りのものは初めて見ました。他にもあるのかなぁ?
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木製の歩道橋?らしき近くにはこんなものが・・・・。青空土売り場?無人の野菜売り場よく見かけますが、槌や堆肥を無人販売するところは初めてです!その横には朝市らしき建物がありました。
東北は奥が深いね〜 -
小岩井農場と岩手山。岩手山の懐は本当に深い。小岩井や雫石の山麓には温泉群がひしめいている。しかもレベルがすごく高い!火山性の温泉の為、いわゆる硫黄の強い温泉らしい温泉だ。
今回は特に有名な網張温泉と滝の上温泉に入った。どちらも源泉がそのまま流れ出ているいい温泉だった。 -
小岩井農場の放牧区域?で羊の群れを発見!肉食用の羊です。かわいいですね〜♪結構人間には敏感でした。
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雫石には小岩井の一本桜のほかにも桜スポットがありました。小岩井の桜は本当にすごいですが、こちらはどうやら早咲きの弘法桜という名の付いたスポットです。みんな一本桜に目を向けるのでいたのは私一人。ゆっくり見させてもらいました。花芽はこちらの方が膨らんでいて、一部咲いてました。
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広大な牧場と愛車ボルボ。北海道を思わせる風景でした。朝の誰もいない中をドライブしたので快適そのもの!しかし広いなぁ〜。
朝食を終えて温泉巡りの後、小岩井経由で盛岡に向かったけど、反対車線は大渋滞でした。 -
網張温泉から遡る事数キロ、滝ノ上温泉に行く。奥座敷といった感じで、道も山岳道路だ。その温泉郷の手前に鳥越の滝というのがあった。中々見ごたえがある。ここまで来ると、温泉の噴出す蒸気が渓谷の壁などから噴出していた。
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滝ノ上温泉に向かう渓谷を登っていくと、温泉の蒸気が噴出しているところがあった。
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滝ノ上温泉は見たところ施設は3箇所。手前が近代建築でビジネスホテルみたいな造りの宿。入浴料も500円と高かった。真ん中は山荘風で、まだやっていなかった。源泉を自前で持ってるようだ。
今回入ったのが一番奥にあった滝峡荘。裏山が源泉で、温泉の蒸気が噴出していた。
温泉はそこから湧き出るお湯を直接引いている。
宿は山小屋と思っていい。ここが一番いいと書いてあった。見学のみもOKというのは珍しい。古いけど掃除は行き渡っていた。お風呂も小さい。料金は400円。泉質は硫化水素泉で、温泉らしい温泉だ。とにかく熱かった!ひたすら水でうめた。人がいなかったのはラッキー。
聞いたら本来はまだオープンしてないのだそうだ。
どこでここを知りましたか?と聞いてくるくらいだからかなり人は来るのだろう。たまたま雪解けが早かったので良かったらしい。運が良かった。だからまだやってるとは思ってない人が多いのだろう。 -
小岩井農場を離れ、一路平泉、中尊寺へ。
小岩井から盛岡へ。ここはいま、花盛り!桜、梅などが一斉に咲きほこり、とてもきれいだった。青森の弘前の桜もちょうど見頃になってきたようだ。今年は北に行くほど異常気象の影響を受けなかった。それどころか春の異常低温で遅れ気味となり、雪まで降った。だから本来なら美しく咲き誇っているはずのポイントでもつぼみ状態が多かった。
盛岡を過ぎ、高速の側道を走る裏コースを走って花巻を目指す。このコースはとにかく分かりにくかった。途中道を間違え、変な山道にも入ったりした。でもまあ何とか花巻も越え、美しいお花巡りも終わって初夏に向かう風景となった頃、平泉に着いた。とにかく渋滞もすごかった。やはりメインコースは混む。 -
詳しく説明しても疲れるので、まあ感じたことを言うならば、一度は行くとよいですよって事かなぁ〜。東北の地は思ったより歴史は深く、重いものがあります。ここ平泉も源氏物語の舞台にもなったし遡れば藤原京の栄えた地。仏さまの宿る神聖な場所でもあります。特にここで栄えた原始(そういう言い方が正しいか知りませんが)仏教とも言える藤原経典はとても素晴らしい経典です。今でも経典の複写版は売ってますが、本物は実は(ここにもあるのかな?よくわからないけど・・・)高野山のお世話になった宿坊に置いてあります。
私も初めてその経典に触れましたが、とても力のある経典でした。
何よりもここに来たら仏さまの風を感じてくださればそれでいいと思います。有名な観光ポイントも確かにありますが、それはおまけという事で・・・・。
ここはJRや観光バスなら問題ないですが、自家用車は渋滞に気をつけようね。Pは道路を走ってれば分かるので中尊寺に向かって走ってれば大丈夫です。 -
中尊寺の最初の門をくぐると、あとはひたすら山登り。結構みんな速いペースで登って行くのには驚いた。巨大な杉並木が印象深い。
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単に目を引いただけです。なぜかヘビさんがボ〜っとしてました。
見つけて騒いでる者、知らん顔して通り過ぎる者、気付かない者、写真を撮る者(私です・・・誰も撮ろうとはしない。当たり前か・・・)
ヘビは場所によっては守り神。神の使いとも言われてるんだけど・・・・ここでは無の存在なのかね〜? -
山登りの脇にも仏さまがいろいろあります。そして登り切ると、再び山門。ここからみやげ物や寺院が点在してます。
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中尊寺本院。静かな中に私達を迎えてくれます。
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中尊寺本院の山門。日の丸が掲げてありました。今では珍しい風景ですね。
でも田舎を旅すると、まだまだよく見かけます。 -
あれ?ここ何処だっけ?金色堂の本殿跡の隣にある建物です。何となくいい感じでした。
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かつて金色堂が安置されていたところ。今はその面影だけが残る。
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金色堂を振り返る。
ここは要はお墓です。目玉でもあります。お金を払ってでも行く価値はありますのでケチらず行きましょう。隣に資料館があるので必ず見てから行きましょうね! -
現在の金色堂安置場所。ここだけ別料金。隣に資料館があるので必ず見てから行こう。
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平泉「中尊寺」を後にしてひたすら南下。R4をまじめにトロトロ走って築館でR398へ。とにかくここら辺は分かりにくかった。地図も確認せず、ひたすら根性で勘を頼りに走って鳴子温泉郷を目指した。
そしたら見事!道を間違えました。今日はこれで2度目。改めて地図を確認。工事や通行止めがなかったらきっと根性で間違えた道を走り抜けたかも・・・・
まあ旅人の勘ってやつで、あれ〜?何かおかしいぞ?とは思っていたのですが。おかしかったんだよね。ここら辺は地名が面白かった。おかげで道もよく間違えたけど、最終的にはトラックの後について実質遠回りしながらR47へ出て本日の最終メインイベント、鬼首温泉郷の吹上温泉に向かった。
吹上温泉は滝つぼがそのまま温泉になっているという温泉通の楽しみな温泉。ところが・・・・やってませんでした。周りもやけに静かで・・・・。まだ営業して無いのかな?仕方なくあきらめて鳴子温泉郷へ。
鬼首温泉郷はまた次回だな〜。
途中にも温泉があったりキャンプ場があったりしてて静かでいいところだ。ここはかなり山深いところです。
鳴子温泉郷はとても素晴らしいところでした!JRも走っており、とても旅しやすいのでお薦めです。しかも安いしいろんな温泉が楽しめ、旅人のおもてなしはとても好感が持てた。近くに案内所があればいろいろ聞いてから温泉巡りするといいでしょう。適当に入ってもハズレは無さそうです。泉質もいろいろ揃ってます。各宿でも案内してくれるので助かりましたよ。
私はR47沿いにある温泉施設に入りましたが、硫黄泉の源泉で、とても風情のあるお風呂でした。値段も安くてよかったです。 -
本日の旅の夕暮れ。栗駒山地に日が沈んでいく。温泉で汗を流したところで本日の執着地、新庄まで一気に走り抜けました。思ったより走ったなぁ〜。
新庄は小さな街でしたが、新幹線の始発駅でもあります。宿に着いてから少し散歩してみたけど、静かな街でした。バカみたいな連中も全国共通でいたけどね。
ここから旅は再び山形に舞台を移します。
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