宇宙の町神岡　～北陸のんびりドライブ紀行vol.5～

2007/05/05 - 2007/05/05

私にとって鉱山の町のイメージしかない神岡の町が宇宙の町になっていました。天文台があるわけでもなく（星は綺麗でしょうが）、外見上は星や宇宙と無縁の町が脚光を浴びたのはご存知の方も多いですが、2002年の小柴教授のノーベル賞の受賞です。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

ただの道の駅にしては、すごく気になるネーミングです。思わず立ち寄ってしまいました。平湯から道の駅全てに立ち寄っています。（苦笑）

外観はとても立派です。天文台やプラネタリウムがありそうな感じですが、残念ながらありません。代わりに小柴先生のノーベル賞受賞に繋がった装置の説明があります。

http://www.skydome.jp/system/multilist/multilist.cgi?timeid=1010312607&mode=disp4&data=neutrino&id=1

入り口です。ここまで近づくと道の駅だなって感じます。

光電子なんとか・・・。
この装置が小柴先生のノーベル賞受賞の立役者。
物理学を勉強したものの端くれとして少しは興味あるのですが、これがそんなに凄いものだと思えないのは私だけ？

解説を読むと、神岡鉱山の地中にある水を張ったプールに1,000本取り付けられているそうです。プールの水と宇宙から飛んできた微粒子がぶつかった時のわずかな光を観測します。
興味がないと「ふ〜ん」で終わってしまいます。しかも、宇宙と殆ど関係ないだろと突っ込みたくもなります。

しかし、やはりノーベル賞を受賞しただけあって成果を出しています。1987年に起こった星の大爆発をこの装置がいち早く気付いたそうです。

やはり、すごい！

神岡を訪問した小柴先生です。
う〜ん、流石貫禄があります。

天皇、皇后両陛下もお見えになりました。神岡ってすごい！！

宇宙飛行士、毛利衛さんのサインです。宇宙飛行士は関係ないだろう！と突っ込みを思わず入れたくなりました。でも、毛利さんは好きなので、まぁいっか。

さらに、アメリカの宇宙飛行士ロナルド・パリセさん。ここまでくると、もはやよく分かりません。宇宙の町とは一体・・・。

旅行記を書くまで気付かなかったのですが、ずっと「パセリ」さんだと思っていました。変な名前だと思い印象に残っていたので載せてみました。