2006/06/05 - 2006/06/13
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SUOMITAさん
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6/6-6/7 3番目の見学先はメインの「フィンランド糖尿病協会糖尿病センター」.2日間にわたり見学した.特に初日は朝8時から夜9時まで,患者さんとともに過ごした.ここには全国から糖尿病教育を受けるために患者さんが集まってくる.今回の見学時の教育コースは「12-15歳の1型糖尿病6日間」と「65歳以上の高齢年金者5日間」クラスであった.日本の教育入院と違い,教育施設に宿舎がついた構造になっている.宿舎はツインベッドで完全にプライバシーが守られる.また教育もほとんどグループディスカッショ
ンで,講義形式は1型糖尿病クラスでは皆無,65歳以上クラスでも4時間しかなかった.教育チームは教育ナースがリーダーで,「足治療師」「臨床心理士」「レクレーションオルガナイザー」という職種も含まれる.患者さんの心理を重視する教育手法については非常に勉強になった.6/8は日中はタンペレ市内の見学、午後よりインスリンの講演会(日本未発売の)を行い、その後Sarkanniemiの展望台、Nasinneuraで食事。2224発の61列車でRovaniemiに向かう。糖尿病センターのホームページはhttp://www.diabetes.fi/sivu.php?artikkeli_id=2248
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IC175に乗ったものの、あまりの荷物の多さに、2階に陣取ることにした。フィンランドの知人は「フィンランド人はこんなに荷物持たない。通路に荷物を置いて非常識。車掌に注意されても知らないから」「日本人は列車内で酒を飲むけど、フィンランド人は夜行列車以外はしない。酒は飲まないで」と多少お冠。しかし車掌さんは日本にも遊びに来たことがあるという親日家。通路いっぱいの荷物を許してもらった。日本からの相撲の手ぬぐいをお土産(Matkamuisto)に上げる。
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HameenlinnaではHame城が見えた。この町とユバスキュラは私の好きなフィンランドの町である。1997年にはアウランコに、2002年は市内の再見学に来ている。
1952 タンペレ着。ホテルは駅前のScandic Tampere City。この日の夜はフィンランドの友人の大好きなヴァイキングレストラン Harald(http://www.ravintolaharald.com)にいった。肉料理だが素材を生かした味でおいしかった。ジンギスカンみたいにもおもう。予算は40ユーロは必要。 -
糖尿病センターはタンペレ市内から、Nasi湖をはさんだ対岸Hirvinniemiにある。市内からは直線では数キロだが、道は湖をぐるっと回るので約25km離れている。ここを2日間見学した。
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糖尿病センターの入り口。中は体育館、食堂、講義室、グループミーテング室、足治療室、調理室、サウナ、診察室がある。患者さんはツインベッドの部屋で寝泊りする。日本の入院のように夜など干渉されることはない。あくまで教育施設に宿舎が付いている感じである。来年立替の予定とか。
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全体図。体育館、医師診療室、食堂、調理実習室、足治療室、グループミーティング室、サウナ等
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患者に心理状態のステージを説明するためのラップランド織マット。絶望を青、怒りを赤、受容を緑、さらに行動期を黄色など。優れたところは青の中にも赤や緑があること。人間の変化ステージは単純でなくモザイクであることを示したかったという。特注品だと。日本での変化ステージモデルはやや機械的に使われすぎているとおもう。
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エントランス近くの患者談話コーナー
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食堂 1日3食と間食(パンとコーヒーを10時15時20時)を食べる。職員も一緒に食べる。私たちもここでご馳走になった。
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1400キロカロリーと1800キロカロリーの見本。患者はこれを見て自分で「好きなだけ」とる。バイキング形式である。
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1400kcalの見本。皿半分まで野菜をと奨励している。
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食事を取るところ。
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サラダとジャガイモバー
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飲み物バー
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低脂肪ミルク。公衆衛生の勝利。いまフィンランドではほとんど低脂肪ミルクである。
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調理実習室
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食べ物の城。ピラミッドで食品分類。下のマークはフィンランド糖尿病協会のマーク。
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ハートのマークはフィンランド心臓病協会推薦の食品であること
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食品の展示。低エネルギー食の教育
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医師診察室
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グループミーテング室。向こうに湖が見える。風光明媚なところ。
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低血糖と高血糖についてのポスター。症状が書いてある。
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運動療法室
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運動療法用プール
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体育館での靴の選び方、足の治療の話。足治療師がいる。
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ノルディックウオーキング用ストック。運動療法に使う。
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売店。靴下(足を保護するのによい)や糖尿病患者グッズ。マスコットなどを売っている。
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患者用ツインベッドルーム。1型糖尿病患者の子供たちはまずアイスブレークとして二人で自らの部屋の表札にあたるポスターを作る。
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ツインベッドの室内。完全にホテルである。日本の教育入院との環境の大違い。完全にプライバシーは守られる。
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付属の湖畔のサウナ。サウナの後に湖に入り気持ちよかった。
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センターのナシ湖畔。対岸にタンペレ市内の煙突が見える。
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センターのナシ湖畔。
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しかし6/7の夕食は肉の多い前日のHaraldにみなを連れて行くことになった。この先にある.
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運動の時間にノルディックウォーキング。ストックで歩くと気持ちがいい。ほとんどの同行者が日本でも続けている。ノルディックウォーキング協会のコースを受けるほどはまった人もいる。
日本にない教育としては「足治療士」の靴や足の衛生についての実習もあった。通訳を努めてくださった2人には大変感謝している。とても私の語学力では無理であった。
まるまる2日間の見学は大変有意義であった。特に臨床心理士や医師の1型糖尿病の子供たちへのグループミーティングはすばらしかった。プログラム全体がよく寝られており、スタッフは毎日麻と夕方に患者カンファランスをおこなっていた。「ミーテングの際に黙っている子供やそっぽを向いている子供」をどうするのかと聞いたら、「黙っていることも大切なことお、その子が運動のときにはりきっていればその子供の特性なので、それを大事にするとのこと」。ミーテング中にメールをうっている子供がいたがまったく注意しなかった。でもそのこは聞いてないようで聞いていて、時々発言していた。押し付けにならない教育をしていたことに感動した。このブログに載せられる範囲ではどうしても患者が写っていないハードの面が中心にならざるを得ないのが残念である。6/6の昼食、夕食、6/7の昼食は糖尿病食をご馳走になった。通常のフィンランドの食事に比べ野菜が多くとてもおいしかった。 -
すごいボリュームだが,味付けは単純でむしろ肉の素材を生かしていておいしかった.
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6/8は午後まで自由行動とした。私はMuumilaaksoとLeninmuseoにみなを連れて行った。1999年に来たときにはじめてのLeninmuseoがアパートの1室で探すのに苦労したからである。街中への道。
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タンペレ劇場。
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市立図書館。この下がMuumilaakso。
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これは図書館の受付,ムーミン谷博物館は地下.
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久しぶりに見るレーニン像。1905年レーニンはここに隠れていたときがある。
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タンペレは工業の町でもある.
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ここで皆と別れ、住宅街を散歩した後、絶対行きたかった店「真留世喜」http://www.maruseki.net/にいった。以前本でここのフィンランド人の「お上」のことを読んだことがある。確か「フィンランドという生き方」という本であった。日本人と離婚後、店をだすが、そのときの男に裏切られ、別に店をだし、成功したという話であった。たしかに近くのKauppahalliにも日本食の店があった。息子さんがやっており、カレーライス、すしにサッポロビールを飲んだ。家庭的な味でおいしかった。漫画や日本の雑誌、小物がたくさん置いてあった。ついでに私たちの持っていたものも渡して飾っておくように頼んだ。
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その後Tuomiokirkkoへ、そしてホテルに戻る。
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2時間の講演終了後、Nasinneuraの展望レストランへ。ちょうどそのとき、子供たちの1型糖尿病クラスがここでの遠足の帰りに出会う。ゆっくりと食事が出てくる。ぐるっと1周で1時間。ちょっとよってしまいそう。食事は高かったがまあまあ。
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教会の中の絵。人生をあらわすバラとそれを辛そうに持つ子、拾おうとする子供。Hugo Simbergの作。
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このときのコース料理.最初に前菜
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スープ,わりとおいしかった.
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主菜,これも割と素材の味を生かしておいしい.魚の名前は忘れた
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デザート,甘い,甘い..
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この写真で21時15分ごろ。2224発の61急行列車でロバニエミへ。以前乗ったときにタンペレでTurku発を連結するため小一時間停車しているときに、タンペレ劇場まで停車中に散歩に来たことがある。この夜行列車もこれで4回目。
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この旅行記へのコメント (4)
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- kenyさん 2019/04/28 11:50:24
- 見学希望:フィンランド糖尿病協会糖尿病センター
- 素晴らしい記事を拝見させて頂きありがとうございます。現在糖尿病を専門に従事しており上記施設の見学を希望しております。もし可能でしたら必要な手続き等についてご教授頂くことは可能でしょうか。お忙しい所大変恐縮でございますが何卒よろしく御願い致します。
- SUOMITAさん からの返信 2019/04/30 17:14:23
- RE: 見学希望:フィンランド糖尿病協会糖尿病センター
- 私たちが見学したのはもう10年前ですが,直接センター宛てにメールを送ったところ実現しました.他の糖尿病協会診療所や健康センターなどは知り合いを通じて,許可を得ました.
多分直接メールを送れば大丈夫かとも思います.私はフィンランド語を学んでいたのでフィンランド語で送りましたが,英語でも十分だと思います.私の知り合いは皆定年退職してしまいました.SUOMITA
- kenyさん からの返信 2019/04/30 18:01:38
- Re: 見学希望:フィンランド糖尿病協会糖尿病センター
- 返信下さりありがとうございます。直接コンタクトを試みます。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
- kenyさん からの返信 2019/05/19 19:21:34
- Re: 見学希望:フィンランド糖尿病協会糖尿病センター
- 追記:センターより見学許可を頂きました。中部地方会後の9月中旬を予定しております。現在、旧センターではなく、タンペレ市内の別の場所で教育コースを継続している様子でした。貴重な情報を誠にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
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