飛んでイスタンブール～♪･･･古いですか？

1996/09/25 - 1996/09/27

東洋と西洋のめぐり合う街イスタンブール･･･そのエキゾチックさに憧れて、友人と二人イスタンブールの街を訪れました。治安は悪くないと聞いていましたし、親日家が多いということで、女性二人でも安心安心と自由気ままに歩き回り･･･。怖い思いはしませんでしたが、トルコ人の青年に何回プロポーズされたことか･･･。トルコの男性は日本女性と結婚することが憧れだそうですよ！(10年前の話ですが･･･)
♪飛んでイスタンブール～♪ご存知庄野真代の歌声が頭よぎる貴方･･･しっかり同世代ですね(笑）

エリア イスタンブール(トルコ)

• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 航空会社: KLMオランダ航空

新市街にあるガラタ塔から見た旧市街。左からドプカプ宮殿、アヤ・ソフイア、ブルーモスク。手前は金角湾とガラタ橋。

新市街側のカラキョイ港では、獲れたての魚を漁師さんが売っています。港界隈は物売りの声と車の音、道行く人の話し声などで、とにかくにぎやかです。

魚をさばく漁師さん。

新市街旧市街をつなぐガラタ橋からイエン・ジャミィを望んで･･･。ガラタ橋はとても大きな橋です。橋の欄干で海を眺めているように見えるおじさん達は、みんな釣りをしている人たちです。｢おじさん釣れますか〜？」
右端に見えるのはエジプシャンバザールの入り口です。

かつては香辛料の市場だったエジプシャンバザール（ムスル・チャルシス）は、観光コースで有名なグランドバザールよりも小規模ですが、地元の人も多く活気に満ちていました。

エジプシャンバザール脇の問屋街にあるリュステム・パジャ･ジャミィ(モスク)の内部。このモスクは1550年に建てたられた物で、赤色のタイルは、現在の技術をもってしても、この色が出ないとか･･･。

地元の人しか歩いていないようなロープや作業服、キャンディなどの問屋街の中に入り口(階段)があるので、通り過ぎないよう注意してくださいね！礼拝堂は2階です。

同じくリュステム・パジャ・ジャミィの内部。イズニックタイルの美しさは、有名なブルーモスクも文字通り｢真っ青！」(笑）

街で時折見かけた｢水売り」のおじさん。

歴代スルタンが暮らしたトプカプ宮殿入り口の掲示。
「アラーのほかに神は無し。モハメットはアラーの代理者である･･･」と書かれているとか･･･

トプカプ宮殿のハレム。ここで、あのアラビアンナイトの様な世界が繰り広げられたのでしょうか･･･

ハレムの壁はどこもかしこも、美しいタイルで飾られています。

もちろん、スルタンの妻の部屋も美しいです。妻の部屋の天井のタイルはこんな感じです。

ビザンチン教会の大傑作といわれるアヤ･ソフィア。トプカプ宮殿の隣にあります。

東ローマ帝国時代に、ギリシャ正教の大本山として建てられ、その後イスラム教寺院として使われたという経歴が偲ばれる天井。マリア様とアラーの神が並んでいる。

街角で見つけたドンドルマ（トルコのアイスクリーム)屋さん。トルコのアイスは、ビヨーンと伸びるのです。

イスタンブールの象徴ブルーモスク（スルタン・アフメット・ジャミィ）

ヨーロッパ大陸最東端の駅シルケジ駅です。そう、あのオリエント・エクスプレスの終着駅です。

そしてこちらは、アジア大陸最西端の駅ハイダルパシャ駅。ヨーロッパ側からは船でアジア側に渡って行きます。海に浮かんでいるようなこの駅舎はドイツ人の設計によるネオ・ゴチック様式の重厚な建物です。

ヨーロッパ大陸とアジア大陸を分けるボスボラス海峡。その二つの大陸を結ぶボスボラス大橋。

アジア側ユスキュダルの港から見たヨーロッパ側旧市街の夕景

夕陽に映えるモスク

言葉を忘れる美しさです。

イスタンブールの街もとっぷりと暮れました。トルコの象徴月明かりに照らされるボスボラス海峡。幻想的です。