EKに乗ったぞ！?ドバイAP到着＆出発

2007/04/19 - 2007/04/20

搭乗前に荷物分割のイジメ？にあって、少々ふぜんとした気持ちでいよいよEKに乗り込むことに。
独り旅なので、途中で死んだら家族に多少のお金も残さにゃ、死んだ後何云われるかわかんないし、家のローンの足しになればと、保険に加入。セントレアは22時まで保険屋さんがやってて良かった。カードの保障だけじゃ、ちと不安だしね。
さすがに深夜近くに空港に居るのが不思議な気持ちになったりして、ようやく出国したオッサンだったのだ。

さて、表紙の写真はドバイ空港（シュベルアリ国際空港って名前らしい）のトランジットエリア。やしが林立、明るい構内・・・・でもでもスゴイ人ヒトひと。とにかくヒトだらけで構内が狭く感じちゃう（写真は一番人が少ないところ）。こんなにいろんな装束を一度に見たのは生まれて初めて！真っ黒な布を頭から地面まですっぽり被って目だけ出してる女性（たぶん・・・パスポートチェック時は脱ぐの？）とか、きらびやかな衣装のアフリカ系の人達とか初めて生で拝見（さすがに写真は撮れんわなぁ）。ヒト見るだけでも来る価値あり。
それから床で寝てる人の多さ。絨毯フカフカだから、椅子に座るより休めます。みんなすやすや。成田じゃこうはゆくまい。

ドバイ空港での注意。むちゃくちゃ発着が多い空港。出発30分前になってもボクの乗る便はモニターに掲示されなかった。うっかりすると乗り遅れるかも。

・EK315　中部国際AP 22:45→04:45 ドバイAP
・EK127　ドバイAP 09:50→13:30 ウィーンAP(30分遅れ)

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: エミレーツ航空

EK315便の座席。
これが、A340-500の最新鋭機なのかぁ。
座ったら、Oh! 隙間発見。日本の航空会社だと、Yクラスはほぼ膝が当たっちゃうから、これだけでなんだか幸せ。しかも隣は空いてるゾ。しみじみ貧乏人の喜び。ビジネスやファースト乗ってるお金持ちにゃぁ、こんな幸せ、わかるまい、フフっ。
ほぼ８割の込み具合で、海上空港セントレアをフワッと発進！
あ、両足の下の方に横に白くなってるのはフットレスト。EKはYクラスにもあるんだね。ちなみにリクライニングを斜めにすると、座面前方も上昇、うん、いいぞいいぞ。

ICE Think！?
うわさに聞いたこれがEK自慢のアミューズメント。
細長い、ファミレスのメニュー帳のような感じ。
この中に、映画、音楽、ゲームが・・・まさに満載！すご〜い。え、えっ？この映画、全部観れんの？
いやはや、たまげました。
こりゃ、ドバイまで寝ないよ、みんな。

ICE Think！?
日本語しか出来ないオッサン、しかも独り旅。それでも全然さびしくないゾ。だって日本語吹き替え＆字幕付きの洋画が26本、邦画が７本。う〜ん、観切れん。
音楽だって、サザンだ、陽水だ、達郎だ、小林旭に美空のひばり・・・意図して夫婦をセッティング？それぞれ30曲くらい好きに選べる。
名古屋-ドバイの往復で結局映画６本（面白かったのは「主人公は僕だった」かな）、音楽聴き三昧（ひばりは好きじゃないけど、愛燦燦は10回以上聞いちゃった）、ゲームはテトリスしか出来ないので、そればっかり。いやぁ、EKは面白い！
飛行中、10時間あまり、ずっと真っ暗な中、ドバイ到着。日本ではもう朝の通勤時間かぁ。

ドバイ空港内移動バス車内。
着陸直前の窓からは、ペルシャ湾沿いの砂漠地帯に、遊園地のようなきらきらピカピカのドバイの街。子供の頃見た未来図みたい。まさに「キレイ」ってカタカナで書きたい街ですね。
でも、この湾の奥で同じ時間にたくさんのヒトが死んでるなんて。ましてや日本の軍隊が飛行機で物資運んでるなんて！（イラク）
さて、移動バス。遠くに小さく空港ビルが見える。とにかくぶっ飛ばす。10分以上走ってる。横はずっと建設中のビル。この空港、どんな広さなんだ？

空港ビル到着。
ドバイまでとトランジットで、客のバス降り場所が違ってた。
ハイ、初めてのヒトはどうぞご覧あれ。この風景！
これは３階？の出発ロビーから見た２階のショッピングエリアのほんの1/3くらいの情景。
ヒト、モノ、ヒカリ、喧騒・・・まるで昔スーパージェっターに出てきた未来都市のよう。
百聞は一見にしかず。アラビアンナイト！

ドバイ空港・トイレ?便器?
当たり前ですが♂トイレの便器です。一見普通の洋式ですが、・・・横のシャワーノズルみたいのは何だナンダ？これで流すのか？いやいや、コックは別にあるからなぁ。用途をご存知の方は「投票する」をポチッとしていただき、教えてください（クリック願いはいと恥ずかし）。

ドバイ空港・トイレ?便器?
ギモンいっぱいで隣のお部屋を覗いたら、Oh！こちらはアラブ式？でもこっちにも例のシャワーノズルが・・・ここでシャワー浴びて良いってこと？ギモンは解けず、隣に戻って用を足すオッサンでありました。

ドバイ空港・トイレ?蛇口
おいおい蛇口もか？って怒らないでよく見るべし。
ドバイ空港の蛇口は漢字で「自動」って書いてあるんだぞい。これは報告せにゃならんでしょ。
きっとこの空港で用を足した日本人は、ふっと和むんじゃないかな。しかし他の国のヒトは何が書いてあるのかわかるのかなぁ？中国語でも「自動」は同じ意味？
あ、ドバイ空港ではお金一切使いませんでした。

ようやくEK127便搭乗。
ウィーン行きの搭乗もバス移動。バスを降りる前にパチリ。その時地上職員がなんだか「撮るな、カメラ没収するぞ」みたいに怒鳴る。滑走路上で写真撮るのはそりゃイカン、でもここはまだバスだもんね。いやならブリッジから乗せてみ。
ところで、このEK127便の乗る時に一言。
搭乗手続きが始まったのは出発の30分くらい前。キャリアはA340-300。・・・すんごい行列で渋滞。なんだか南アジア系の女性職員がひとり？で手続きしてるみたいで、荷物の検査も遅々として進まない。欧米系の乗客がほとんどで、みんなげんなり。
ボクは並ぶの嫌いビトなのでソファで「図説 バルカンの歴史（河出書房新社刊）」を熟読（これは勉強になります）。結局離陸したのは出発予定時間の40分後！なんと搭乗手続きに１時間以上かかった！・・・ドバイ空港さん、ここんとこ改善した方がいいと思うよ。

この旅行記へのコメント （5）

• go_asiaさん 2013/10/06 18:39:08

  シャワーノズルについて

  これは用便後お尻を洗うためのもの。
  日本のウォシュレットみたいなもので、中東に限らず、タイはじめ東南アジアにもよくあります。コップに水を入れて左手でバシャバシャよりは進化しています。

  tamakazuさん からの返信 2013/10/07 19:04:09

  RE: シャワーノズルについて

  > これは用便後お尻を洗うためのもの。
  > 日本のウォシュレットみたいなもので、中東に限らず、タイはじめ東南アジアにもよくあります。コップに水を入れて左手でバシャバシャよりは進化しています。
  
  へ〜、そうなんですね。進化したんですね。でもシャワーとしても使えそうですね。ありがとうございました！

• STAMP MANIAさん 2007/07/03 19:16:57

  シャワーの用途

  「左手に水をすくう」ための物だと思います。
  少なくとも私はそういう用途で使っていました。
  空港のトイレには紙がありますが、観光地ではない街中の公衆トイレなどでは、ペーパーホルダーがそもそも無く、このシャワーが設置されているトイレに何度か遭遇しました。

  tamakazuさん からの返信 2007/07/04 12:06:49

  RE: シャワーの用途

  STAMP MANIAさん
  ご連絡、ありがとうございました。
  なるほど、要するにイスラムでいう「不浄な左手」を浄化する必要があるのですね。
  でもドバイ空港のトイレには、外に手洗いがありましたが、イスラムの方は、外で手を洗うより、自分で用を足した場所で手を洗いたいんでしょうか？
  ＞街中の公衆トイレなどでは、ペーパーホルダーがそもそも無く、このシャワーが設置されているトイレに何度か遭遇しました。
  ・・・ボクも（随分前ですが）東南アジアでペーパーはなく水で洗う経験をして「あ、ウォシュレットの発想ってここから来てるんじゃないか？」と思ったことがあります。
  いろいろありがとうございました。今後ともよろしくお願いしま〜す。

  STAMP MANIAさん からの返信 2007/07/04 18:44:32

  シャワーの用途

  いやいや、「処理」した後の手洗いというより、「処理」するための水を左手にすくい取るのに使うんだと思いますよ。
  あのシャワー、水を手にすくうためだけにしては高圧なので、「処理」した後にとりあえず手を洗うのにも使うのかもしれませんね。