2007/04/20 - 2007/04/20
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tamakazuさん
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ゲートウェイ・ウィーンからグラーツへ
「旅の本質は目的地までの過程にある」と云ったおヒトが誰だったか。そこに行くのが目的なのに、そこに行く途中がまさにドラマだったりする。これって恋愛に似ていないか?
さて、オッサンが仕事抜け出しいそいそ出かけた「中欧3都市トラムの旅」。永年憧れていた3都市のうち、最初の街:グラーツにオーストリー国鉄で向った。
表紙の写真は、ボクをグラーツまで運んでくれた「EC159 Croatia」に連結されていた食堂車。確かスロベニアの車輌だったと記憶。
当初予定:Wien Sud 14:27→ブルゲンラント廻り→18:56 Graz Hbf ※ EK便到着遅延のため乗れず
実際乗車:Wien Sud 15:57→EC159→18:34 Graz Hbf
実際に乗車した経路はこちら:全て鉄道
・Wien シャベヒャートAP→Wien Mitte→Wien Sud→Graz Hbf
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- 鉄道
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- エミレーツ航空
-
WIEN シャベヒャート空港にたどり着いた預り荷物
セントレアで心ならず預り荷物になっちゃったわがリュックくん。長旅だったね。ほこりまるけになっちゃったけど、つぶされこともなく、無事到着。しかしボクより明らかに重そうな手荷物を抱えてる旅客、結構居たよ・・・みんな平等にして欲しいものです、ハイ。 -
シャベヒャート空港 トランジットエリアのトイレ
またトイレかよ、とお叱りもあるかと存じますが、ついつい撮ってしまうのがトイレによるお国柄の違い観察。
ここは便器のみ壁にくっついてるタイプで、便器自体が小柄。左右の衝立もなく、各民族が並んで用を足してる時の風景はそりゃぁもう!(すいません、下ネタでした)
シャベヒャート空港を利用するのは、今回でたしか3回目。なんだか「また来たよ」と挨拶したくなる場所なのです。 -
シャベヒャート空港 入国エリア
この空港のいいところは明るさ。旧西欧諸国の首都の空港ビルとしては大規模な方ではないと思うけど、コンパクトにまとまってるし、結構好きな空港です。
しかし、預り荷物の持ち主確認を受けずにそのまま外へ。空港って飛行機乗るときは荷物を細かくチェックするけど、降りた後はチェックされたことなし。ターンテーブル廻ってるときに先に持って行かれたヒト、居ないのかな? -
シャベヒャート空港 案内板
空港に鉄道が直結してることほど便利なものはない。最近は日本でも“当たり前”になってきつつあるけど、旧西欧諸国では昔から当たり前。
でも今回はEK127便が30分も遅延して到着して、明るいうちにグラーツに着きたいし、ハンガリー国境近くをのんびり走るブルゲンラント経由に乗る計画だし・・・と少々慌てていたのだった。
(EKはドバイ空港でのだらだら搭乗手続きによる出発遅延を取り戻せず・・・EKのバカヤロ)
そして今回はオーストリー・クロアチア・スロヴェニアパスを購入していたので、鉄道職員にバリデーションをしてもらわなくては!・・・いない、どこを探しても鉄道職員が見つからない、バリデーションしなきゃ列車に乗れない・・・焦る! -
Wien Mitte駅ホームの表示板
結局、空港駅でパスのバリデーションができず、Sバーンも出発してしまいかなり不本意ながらCAT(空港専用列車)に初めて乗ってしまった。たかが市内中心地まで9€=\1,487・・・ありえない!やられた!
発車後すぐに車掌が来る。
tama「このチケットでsud駅まで行けるか?」車掌「ダメだ、この列車だけだ」なにぃ〜!結局Mitte駅の地上の窓口でバリデーション。
Mitte駅って、ごちゃごちゃしててわかりにくくて好きじゃないのに・・・ -
Wien Sud駅ホーム
写真の列車はMitte駅からSud駅までボクを運んでくれたSバーン15。ありがとねぇ。
ご覧のようにSud駅のSバーンのホームは地下。東京の総武地下線の日本橋駅みたい。ほんとにここが国際列車が発着するSud駅なのかぁ?って疑っちゃうくらいの素っ気なさ。
ところでどなたか教えてください。
空港駅でパスのバリデーションはどこでやってくれるのでしょうか?ご存知の方、いらっしゃいませんか? -
EC159 Croatia 車外扉表示
結局、Sud駅ではブルゲンラント経由の列車(14:27発)に間一髪間に合わず、Semmering経由でグラーツに向うことに。
ハンガリー国境近くの田園地帯をのんびり走る(らしい)ブルゲンラント経由の列車のうち、Wien-Graz(243Km)間を走り通すのは一日5本。この後の16:27発の列車ではGraz到着が21時を廻ってしまう。
“初めての街には陽のあるうちに到着する”がモットーの臆病なオッサンは、少々あきらめムードでECに乗り込んだが、なんとその列車名が「Croatia」。Grazの後に向うのはその国のZagreb・・・早くおいで、と云われたようでちとうれし。 -
EC159 Croatia 2等扉表示
パスは1等車に乗れるけど・・・すでに各部屋に2,3人づつ先客が。う〜ん、コンパートメントに後から入るのって気が引けま〜す。ではと2等車に行ってみる。
6人分の席のうちひとり分の予約カードが。中にはヒトの良さそなおにいさまが窓際に。ま、ここで良いやと入室。「どこまで行くのかい?」とおにいさま。tama「Grazまでです」、おじさま「ボクはMariborまでだよ」、あ、そんな街地図に載ってたな(5日後予定外にそのMariborに行くことになるとは)。 -
世界遺産 Semmring線を行く
出発間際に女性客がパタパタと入室し、これで満席に。最初ボクの顔を見て「あ、東洋人だっ」って反応ありあり。皆さん、学生さんとたぶんニ十歳代のOL風。向い合わせの席、皆さんおキレイで目のやり場にこまり、足も伸ばしにくくて困り・・・
ところで欧州では列車内の客席で携帯電話を使用することが当たり前になってますね。ちっちゃな電話でかけたりかかったり。外国語を解さないオッサンにはBGMにも聞こえたりしますが・・・さすがに化粧するニンピニンは居ませんでした。
Grazに向う途中、世界遺産のSemmring線を通る。山肌に沿うように徐々に高度を増してゆく。曲線と橋が続き、景色も良い。作るの大変だったろうなぁと感心することしばし(実はtamakazuのおじいちゃんは線路工夫だったのだ)。 -
夕暮れ間近かのGraz Hbfホーム
峠を越え渓谷をぬって列車はオーストリー第二の都市Grazに到着。当初目的のルート(ブルゲンラント経由)ではなかったけど、とにかく最初の目的地にたどり着いてホッとした。
多くの乗客が下車、金曜日の夕方の列車だから込んでいたのかな?皆さん、Grazの実家に帰ってきたの?半分くらいの車輌がGrazまで。切り離し作業が行われている。
Mariborまで行くおにいさまにバイバイして下車。今夜はベッドで眠れるぞい。 -
EC159 Croatia 出発表示(Graz Hbfホーム)
長距離列車を途中で降りる時、何かしらの感慨はないだろうか。行ったことのない街の列車表示。欧州では当たり前の光景でしょうが、島国育ちにはなんだかぞくぞくしてくるシーンであります。
でも今回はこの列車の終着地Zagrebに二日後に行く予定なのでなんだかうきうきした。はやる気持ちを抑えて、さよならEC159 Croatia。
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