2007/02/15 - 2007/03/16
150位(同エリア205件中)
こんべるさん
旅をしていると予定通りに行かないことはよくある話。最初の予定では”クネイトラ”に行きたかったのですが叶わず・・・次に”ボスラ”に行こうとしたのですが、バスの時間待ちが長そうだったのでそれも断念。
結局、ダマスカス市内を見て歩くことになりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
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今日は”クネイトラ”に行くつもり。
クネイトラには内務省で許可証を貰わないといけない。歩き方によると窓口が開くのは8:30。なので9:00にホテルを出発。 -
ホテルから内務省のある所までは少し遠いので歩いていくと時間がかかる。なのでタクシーを使うのですが、タクシーに乗る前に朝食を買おうと思いお店を探して少し歩く。
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しばらく探していると美味しそうなパン屋さんを発見。デニッシュ生地のパンを沢山売っていてどれも美味しそう。おまけに安い。
ここで何個か買って行く事にしました。 -
そこからタクシーを拾って内務省のオフィスへ。
拾ったタクシーの運転手は英語が通じないので指で方向を指しながら何とか到着。
タクシーを降り、事務所に行くと「今日、明日は休みだから明後日また来い」との事・・・歩き方によると”金・土は休み”とあり、今日は木曜日。何回聞きなおしても「今日は休みだ」と・・・後でわかったのですが、この日はシリアの”革命記念日”で祝日だったみたいです。 -
今日は”クネイトラ”に行くのは諦めて、違う日に行くつもりだった”ボスラ”に行く事にしました。
セルビスを捕まえてバラムケ・バスターミナルへ向かう。
ターミナルには10時過ぎに到着。早速チケットを買いに行くと「バスは10時に出た。次は12時だ。」との事・・・2時間もこんな所で待てないよ・・・ -
仕方がないので今日はダマスカス市内を観光することにしました。バスステーションから歩いて旧市街を目指す。
30分ほど歩くと”ヒジャーズ駅”が見えてきました。この電車駅は現在は使われていないのですが、再び使う計画があるそうで今は線路を工事していました。 -
駅の前には汽車が置いてありました。昔はこれが走ってたのかな?
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この駅に電車は来ていないのですが、窓口では切符らしきものを売っていました。
駅舎の中は自由に出入りする事が出来ます。窓にはステンドガラスが張り詰められていて、時代を感じます。 -
この駅舎の中は今は本屋さんになっていました。
何故本屋なのかわかりませんが、普通に営業していました。 -
お腹が減ってきたので座れそうな所を見つけ、さっき買ったパンを食べました。
このパンがまた最高に美味しい!また買いに行こう。 -
パンを食べ終え、旧市街を目指す。
駅から10分ほどで”シタデル”の隣に”スーク・ハミディーエ(市場)”の入り口が見えてきた。 -
スークに中はこんな感じ。アーケードの中に商店が並んでいます。
なんか京都の新京極みたい。 -
スークを歩いていると人だかりを発見。
お店の名前を見ると、インターネットで調べた時に”美味しい”と書かれていたお店”Bakdash”だ。 -
お店の表ではアイスクリームを小分けにしていました。それにしてもすごい量・・・しかも、これが飛ぶように売れている!
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早速私達も1つ購入(SP25)。少し粘り気があって、あっさり味で美味しかったです。これなら人気が出るのも分かる気がする。
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スークを通り抜けると旧市街でのメイン”ウマイヤド・モスク”に到着。
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モスクの横には”サラディーン廊”があります。”サラディーン”は十字軍の攻撃からダマスカスを守ったアラブの英雄。その英雄のお墓がここにあります。
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中に入ると棺が二つ並んでいました。
手前の木製の棺がオリジナルで、奥の石の棺は1889年にドイツから送られた物だそうです。
さすがに英雄のお墓だけあって、熱心にお祈りしている人が多かったです。 -
次にモスクに入ろうとすると「チケットを買って来い」と。チケット売り場の場所を聞くと、どうやらさっき通って来た道にあるらしい・・・探しながら戻ると”CLOTHES ROOM”と書いてある中にありました。こんなの判んないよ。
ここでチケットを買い(学生証を出し忘れたのでSP50)、妻は服を借りて(女性は肌・髪を隠さなければいけないため)からモスクへ・・・ -
さっき止められた所でチケットを見せ中へ。靴を脱いで門をくぐると綺麗に磨かれた大理石の床と、モスクが現れました。
このモスク、現存する中で最古の物らしく、イスラム教の4大聖地の1つだそうです。 -
モスクの中庭には沢山の家族連れが座っていて、子供が走り回っていました。
右側がミナレット、左側がモスクです。このモスクはもともとキリスト教の教会だったらしく、建物の上にはクーポラ(ドーム上の屋根)が見えます。 -
モスクの中はかなり大きく、長さは130mもあるらしい。
時間に関係なく沢山の人が礼拝をしていました。 -
このモスク、男女で入れる所が分かれているらしく、チェーンで仕切られていました。
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窓ガラスにはキリスト教時代のステンドガラスがそのまま使われて、ちょっと変わった雰囲気。
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モスクの中には”聖ヨハネ”のお墓があって、みんなここを覗き込んでいました(特に女性がこぞって見ていた)。
私達も見てみましたが、特に何も見えませんでした・・・ -
中庭に出て座って休んでいると、子供が何か話しかけてきた。ガムをくれたので換わりに飴を揚げるとすごく喜んで、なぜかこの子達の親に紹介されました・・・意味もわからず少し気まずい雰囲気の中、挨拶だけ交わして逃げ帰ってきました。
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モスクを出て、旧市街の迷路のような町並みを適当に歩く。ずっと探していたアラビア文字の懐中時計を売っているのをここで発見。値段はSP250(約500円)との事でエジプトより安く、迷わず購入。
ここまで時計を持たずに旅行していたので、これでやっと時間がわかるようになった。 -
適当に歩いていると旧市街の一番東にある門”バーブ・シャルキー”にたどり着いた。ここから旧市街に向けて延びるのは、聖書に出てくる”まっすぐな道”。折角なのでこの道を歩きました。
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そんなにまっすぐじゃない”まっすぐな道”を西に向かって歩く。意外と観光客が少なく、車通りの多い普通の道。
しばらく歩くと”ローマ記念門”が現れた。 -
お店を物色しながら歩いていると、ナッツの問屋みたいなお店で試食を勧められた。
何種類か食べているうちに「何キロ欲しいんだ?1キロか?2キロか?」とか言いながら袋に詰めだした。
「1キロも食べられない」と言うと「それじゃ500グラムか?これもか?これもか?」と色んな種類を混ぜだした・・・結局押し切られて250グラムをSP175で購入。少し高い気もするけど味はよかったので、まぁまぁ満足。 -
ホテルに帰ると、中庭でホームパーティーらしき事をやっていた。
フロントで後2泊したい事を伝え部屋に戻ろうとすると、フロントの人が「今あなた達が泊まっている部屋の隣で工事が始まって、うるさくなるので部屋を替わらないか?」と言って来た。
そう言ってくれるならと、言われたとおりに部屋を替わりました。 -
荷物を移動させて少し休んだ後、明日パルミラに行くためのバスのチケットを買いに&夕食を食べに再び外へ。
プルマンバスのオフィスに行くと「今は当日分しか売っていない。18:00以降に来てくれ」との事。 -
なので先に夕食を済ますことにしました。
行った先は歩き方に”雰囲気がよく、是非一度訪れたい”と紹介されていた”アリババ”と言うレストラン。 -
お店は地下にあり、壁にはレストランの名前通りアリババのストーリーを表した絵が飾ってあったり、アラビアテイストが満載で少し高級な雰囲気。
席に案内されて周りを見ると客は私達だけみたいだ。時間が早いからかな? -
チキンと羊のカバブを1つずつとスープを頼み、お店の人にもう一品お勧めを聞いてみた。すると”ミックス・アペタイザー”がおいしいと言うのでそれも注文。
写真は羊肉のカバブ。少し癖があり今ひとつでした。チキンの方はまぁまぁ美味しかったです。 -
そして”ミックス・アペタイザー”の登場。
タヒーナ(ゴマのペースト)やホンモス(豆のペースト)が大量に乗っている・・・これをホブス(パン)につけて食べるだけ。味はどれも似たようなもので、しかもカバブにもホブスか付いているのでホブスだらけ・・・こんなに食えないよ・・・。
結局殆ど食べられませんでした。こんなの勧めないでくれよ。 -
ここで食べた中で一番美味しかったのはこのスープ。
値段が高い割に美味しくなく、これは失敗でした・・・「これなら外で”ファラーフェル・サンド”や”シャワルマ”を食べた方が安くて美味しかった」と妻と2人で激しく後悔・・・ -
レストランを出てさっきのお店にバスチケットを買いに行く。店内にはパルミラ行きのバスの発車時刻が貼ってあり分かり易い。
私達は8:00出発のバスを選び購入(SP115)。SP20のおつりを貰おうとSP250出すとSP25のお釣りが帰ってきた。お釣りが少ない事はよくあるんだけど、多いのは初めてでした。
この後まっすぐホテルに帰り、明日に備えて寝ました。
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