旧華族の邸宅を訪ねて ? ー 朝香宮邸

2006/11 - 2006/11

京目黒にある旧朝香宮邸を訪ねました。現在は「東京都庭園美術館」として一般開放されています。いつもならば館内は撮影禁止になっていますが、この日はある期間展覧会に合わせて撮影解禁ということで、カメラ片手に出かけてみました。

アール・デコ調のインテリアや調度品が大変すばらしく、何度も訪れていますが、その都度美しい室内屋調度品に魅せられています。

エリア 東京

門から旧朝香宮邸の建物までかなり歩きますが、木々の緑と広々とした空間が心地よく感じられる距離です。

玄関入り口に立つと、ドアの向こうにこのようなすばらしい立像がガラス越しに見えます。

訪れる人は皆このすばらしい芸術品に見とれて、しばし中に入るのを足止めされてしまいます。

このレリーフはフランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品です。

中に入ると、また足元のタイルのモザイクに驚かされます。ここも素晴らしいです。

どの部屋にも目立ないように美しい花が生けられています。

ここは玄関わきの小部屋で、待合室のようなところです。

天井を仰ぐと、照明が美しく輝いています。

２階へ上がってみましょう。

２階南側庭園に面したヴェランダです。日当たりがよく、床の白黒の市松模様が美しいです。

３階サンルームです。ここでも市松模様の床がすばらしいです。

庭園側から建物を見てみました。建物の白い色が青空に映えて、美しさをより強調しているようです。

奥まったところに和風庭園があり、小さな池や茶室があります。

洋風庭園の一角です。