2007/04/07 - 2007/05/18
3924位(同エリア4957件中)
BO/Mさん
ハノイ常駐の僕は、そろそろホテルからマンションに移る時期となった。 色々な物件を捜して歩いた。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
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ハノイでの居住場所捜しをしている。
このシリーズは、ハノイ常駐になる方にとって、少しでもお役に立てば、と思う。
先ずは、表紙にした画像。 平均的なオーナーマンションの貸し出し風景画像。 重厚な(?)伝統家具とソファセットが見える。 大抵のオーナーマンションは、このパターンで、なかなかモダン家具、シンプルな直線や曲線で構成されている家具や調度品を見つける事が出来ない。 -
今回お世話になった VK HOUSING (REAL ESTATE CONSULTING SERVICE & TRADNING COMPANY LIMITED) の THUY さんが見える。 彼女が30件以上の物件を丹念に見せてくれ、結果その努力が報われて、この会社での成約とした。 途中、体調が悪くなり入院したりしていたが、それでも最後のオーナー折衝時に復活して出てきてくれた。 感謝。 ベトナム、ハノイの物件は、こうした「重厚系」家具が平均的なので、たかだか数年の住まいとは言え、人によっては「我慢を強いられる」感が有ろう。 家具、調度品何て、有って使えればよい、と言う人は別だが、僕は結構日常触れる、使うものだから、気になる方。
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先ずは、延々と続くが「大抵の家」シリーズという事になる。 マンションは、エレベーターを降りて廊下からドアを開け、叩き等は無しに、即部屋が始まる。 リビングが唐突にある家が大半だ。
部屋内に廊下を作り(間仕切りをして)、直接部屋が見えない様にしている所も偶にあったが、稀。
アジアンゴージャズ、木(モク)の紫檀、黒檀風仕上げがスタンダードで、デコラティヴ。 映画のセットに出て来そうなバーカウンターが忽然と設えてあったり、とオーナーの思い付きが散りばめられており、それはそれは、着いて行きたくない一貫性の無さか、安普請仕上げでオーナーの懐具合が偲ばれるもの、そして現にヒトが住んで居る部屋だったりすると、主寝室から、ヒトが住んで居るニオイが立ち込めて、ゲンナリさせられます。 -
殺風景な部屋もあります。 そして季節外れのクリスマス・オーナメントが飾りっぱなしの家や、トンチンカンな、矢張りオーナーの思い付きで、「アート」しちゃった蛍光色に近い壁が、一面だけ有ったりした部屋も見ました。
皆、得意そうにそうした「思い付き」部分を、どうだ、格好良いだろう、今風? みたいな感じで言うので、「これは、凄いね」と反応するのが、常識的良心ですから、その通り「凄いね」的に応えると、旦那は得意満面に、奥方に向かって、「ホラ見ろ、日本人だって格好好い、って認めたぜ」みたいな目配せを送ったりして・・・ヒトの道を踏み外してしまった原因を作った気になります。 -
統一感、で言ったら、この子供部屋に、あの伝統家具の椅子はありえないでしょう。
不協和音です。 でも、そんなのは御構い無しで内覧させるから、全体が不協和音に感じられてしまうんだと思います。
あの椅子ひとつが、全体に調和していたら、この家全体のイメージも、相当変わった事と思いますが、どうでしょうか?
ディテールへのこだわり、が物件内覧時に結構気になりました。 家を見る=そのオーナーのセンスが窺える、のだと思います。
日本では、マンションの場合、オプションも充実して来たようですが、結局はスケルトン渡しでは無いのでデベロッパーのコンセプトと、価格なりの狭めた選択肢でしか部屋内をコーディネート出来ません。
その点、ベトナムはスケルトン渡しですから、オーナーの懐具合、センス次第で天国と地獄、になります。 -
重厚、と暗さ、は天地の差です。 この部屋は採光が少ないのに、暗い色調の家具で埋め尽くされ、結果部屋全体が陰鬱なものに感じられました。
そして・・・伝統家具のオンパレは、正直、僕には馴染めない構成です。 それが、例え、1年間、2年間で契約終了して出てゆく家であっても。 矢張り、仮の住まいであっても、帰りたい場所、であって欲しい訳です。 帰って、ノンビリ出来る、と言う場所であるべきです。 -
これも・・・・・伝統家具の調度品オンパレです。 座面も固く、大抵薄いクッションが座面に配してありますが、日々戻る家に、こうした伝統家具は、僕の場合イリマセン。
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薄型テレビの横に、布袋様! と言っても怖い顔してギターをかき鳴らすわけでは無く、満面の笑顔で金銀財宝に囲まれてご満悦。
って、イラナイ〜!
この全体の不協和音、ワカリマス?
ここ、住みたい? いーえ・・・誰か、他を当たってくれぃ。 -
バーカウンターの手前のピンク色の服着たヒトが、今回お世話になって、かつ熱心に物件を見せてくれた、THUYさんです。
体調不良になって、一時期短期入院してたりしましたが、貧血気味だったとか、レバー食え、と血を作る要素になるもの、鉄分を補うもの、等を一通り、教えておきました。
真面目で、真摯な方です。
でもね、トゥイさん、この家はケッコーです。
トゥイさんも、徐々に僕の「狙い」と「はずれ」の差が分かってきた様で、「今の家、駄目でしたね」とか言う様になってました。 -
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一番、ズッコケタ家がここでした。
シマウマ柄のソファ・・・何処でこんなもん仕入れTのか知りませんが、オーナーの得意グッズのひとつです。 -
この家は、何と言っても巨大花瓶収納庫としか言い様が無いほど、バカデ花瓶(もうこのくらいフザケルしか無い状態)だらけでした。
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この辺から、徐々に花瓶の連なりが見られるかと思いますが、何しろオーナーの趣味、中国製品を売っている場所があるらしいのですが、行くたびに買って、ついコレクションが増えた・・・とか。
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キッチンはこじんまりしてました。
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これを見て!、そうです、バルコニー部には、まさに花瓶のオンパレ! 昔、中国映画で「西太后」ってのが有って、彼女がいかに陰惨で酷いサドだったか、的な、史実やらホラーやら分からない仕立ての映画だったんですが、そこで、気に入らない召使の、手足を切って、バケモノ花瓶に入れて死に行くのを見やって笑ってた・・・みたいな場面があって、特にバケモノ花瓶にはトラウマが有るんですね。 それが・・・こんなに並んじゃって、オーナー、目を細めて、どうだ?ん?、みたいな自慢入れちゃうから、困ります。
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まあ、特徴のある家でした。 何せ、随所にバケモノ花瓶があって、それはそれは・・・。
酔っ払って帰って、割るとイケナイから、全部撤収してくれたら、借りますが、どうでしょう?、と本当は借りる気なんて毛頭無いのに、聞いてみました。
すると、え? 意味ワカンナイ、花瓶撤収する訳無いじゃん、こんな良いものの価値ワカンナイの? 見たいな顔で、ベトナム語で不動産屋にまくし立ててました。 まあ、借りる気、無いし。
それにしても、旦那、花瓶有り過ぎ。 -
オーナー、家具の上に調度品としてバケモノ花瓶置いちゃ駄目だって。 地震あったら、全部イッチャウよ、大事な花瓶。 それと、住んで居るヒトもイッチャウかも知れないし。 花瓶好きだねー。 それと、シマウマソファー・・・・・。
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あのさ、ベッドルームにも花瓶置く? フツー? いや、あなたはフツーじゃなかった・・・。
何しろ、この調子で花瓶ヅクシのマンションでした。 -
中には、こうした「ハウス」と当地では呼称される物件も有りました。 が、独り身の僕としては、ハウスに居住しても、面倒なだけ。
また、一人居住の方は、基本的にハウスのオーナーから拒否される、と言う事。
要は、空き巣が入り易い環境で、結果オーナーの物件を荒されるリスクがあるから、って事。
ガレージがあり、大抵3−5階建ての瀟洒な建物ですが、3千?も出せば借りる事が出来る様です。 勿論場所によっては、もっともっと高かったり、安かったりまちまちですが。 -
最終的に決めた物件がこれ。
床がテラコッタなのが、ちょっと意義あり、だったんですが、調度品(据付家具)、家具、全体感が悪くなく、所々に不満や疑問は有りましたが、結果ここに決めました。
125平米(公称、実態は公共スペースを差引く事になるので、どうでしょう、85平米程度?)で2LDK、2バストイレ。 27階建てのマンションビルの25階。 -
気に入らないのが、この赤い椅子やらオーナメントと言うか、コーディネートした小物類。 絵画。
一部を除き、全て撤収してもらいました。 -
オーナーは都市整備公団、みたいな公的機関の建築士で、8件も物件を持っているって言うから、きっと色んなツテがあるんでしょう。 当然、物件を作る側だから、ゼネコンとかともコネが強く、そうした事になっているんだと推測。
こちらのヒトの、サラリー(正式に就労企業から貰い得るお給料)と、インカム(実収入)の差は、もう凄い天文学的に違うのが、権力者の実態ですから。
だって、ベントレーエイトに乗っている官僚とかって有り得ないじゃん、社会主義国家で。(ベントレー8って、2千万円は下らない日本での購入価格で、当地は関税が車両本体価格に対して倍くらい掛かるから、3千万、4千万する車となります。 ロールス・ロイスの元々の姉妹車) -
全て、サラの状態です。 誰も未だ使っていなくて、故にビニル掛かった状態でピカピカです。 全室テラコッタなので、冬場の一時期、ひんやり感が有るかもな、と言うのと、何か履物を履いていないと、人脂が床につき、テラつきと汚れの原因になろう、と言うのが清掃の点での難しさかな、と考えました。
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ベッドカバーは趣味じゃないので、これも撤収していただきました。 が、その後寝具類を探しに、Hang Dieu に行きましたが、結局CKやMUJI、フランフラン系のモノトーンで色目が選べる品揃えは無い事が(当然なんですが)判明、極力無地に近いものを選んで今は敷設済み。
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基本的に僕は使いませんが、鏡台も2室ともにあり、全体の家具が、いやゆる伝統家具の重厚+重圧+ダサさに覆われておらず、ミニマルな感じで良いのが、選んだ理由です。
勿論、スケルトンから全て僕の見立てで選ぶ事が出来るなら、色々考えは広がりますが、所詮はせいぜい数年間を過ごす場所、理想を追う事は不可能です。 -
主寝室側からリビング側を撮った図。
作り付けの家具はシンプルで宜しい。
観賞樹木、オーナメント、小物・・・全て撤収。
絵画は動かし難い、とオーナーに頼まれて、了承。
そのうち、どっかを物置にして収納し、抽象画を掛けたい。 それか、地図とか海図とか。 -
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途中、別な物件も見たのだが、結果ここにしようと、3度目に訪れた時、再度撮った画像たち。
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鏡台と丸椅子・・・この丸椅子は気に入らないんだが、まあ、よしとしました。 矢張り鏡台の色と質感にあった、カクっとした低い椅子であって欲しかったのですが。 使わないものへのこだわりを幾ら考えても仕方ないので、まあ、いっか。
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クローゼットも全体家具に調和した淡い系の木目調で、こちらの標準的家具に比して、全然許せます。 スーツが大量にあるので、しっかりとかかり、保護されるクローゼットなら良く、結果これは合格です。
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こちらのサッシ類は、画一化された大量生産で、当然これはデベロッパーが大量仕入れして施工しているから、選びようが無いんだけれども、何故か色目がこのペパーミントグリーンなんだよね。 嫌になりますがそれは変更できず、まあいっか。
ここは25階、足下にドンダー湖を見下ろす事が出来、また市内は基本的に低い建てやが続くので、眺望は非常に良いです。 さすがに25階にもなると、見晴らしと空気も良く、夜は空けておくことも・・・出来るかと思って暮らし始めたら、大量に蛾や虫が入ってきて、もう二度としません! -
これも、同じ様なアングルで撮った写真だね。
向こう側に見える木で出来た間仕切りは、さいの目にモノが置ける様になってて、この画像では見えないけれども、色んなオーナーの趣味インテリア小物が置いてある。 全て撤収してもらい、陶磁器をポンポン、と置いてあるのが現状。 -
バストイレはいたって簡単。 ここには金は掛けなかったのか、知り合いに納品業者として良品を納品するものが居なかったのか・・・まあ、悪くは無いです。 こちらでは良くある、貯水式の湯沸かし器。 あそこに溜まっている容量内だったら、熱湯(水の量で温度調整)が出るが、空になって水が継ぎ足しになると水温が下がる。 年間3/4は問題無し。 冬場だけちょっと気になるか。
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リビング、キッチンカウンター、そしてエントランス側を撮った図。
このチャチなスツールも、出来れば避けたい・・・が贅沢を言い過ぎるとバチが当たります。 -
もう一発、手前のキッチンカウンター、置くの食卓及び間仕切り。 観葉植物(ナンチャッテ)は撤収する前に、風で花瓶が割れ、オーナーが捨ててました。 めでたし、めでたし。
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またまた、客用寝室。
こちらは内バストイレでは無く、洗濯機、バストイレが一緒になっている共有バストイレへ行く事になります。 その他調度品は、クロゼット含め主寝室と一緒の構成。 -
サイドテーブルも全体に調和した一式家具の様です。
天板がガラス製で、注意しないとなりません。 -
キッチン。
住み始めて既に10日間程現時点で経ってますが、未だマッサラです。 一度も火は使っていませんし、調理具すらありません。 唯一、冷蔵庫内に、ソーダ水やコーラ、ファンタ等々・・・ジャンクな飲料が詰まっている程度。 これらが使われる事は、果たして有るのだろうか? -
玄関側から見た図。
逆行の絞り調整とかしてなかったので(感光度をHIのまんまにしてた)暗めに撮れてしまってますが、正面がリビング、間仕切りの手前が食卓、左側がカウンターテーブル、置く左側が客用寝室。 -
間仕切りと食卓。 オーナーの見立てた花瓶類は撤収させました。
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中には、こうしたスケルトン物件も見せていただきましたが、オーナーの仕上げイメージが読めず、しかも工期が不一定だったので、却下。
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業者間の打ち合わせとか無く工程は進んでゆくだろうから(オーナーが差配しない限り)電気施工が水周りの後とか前とかになり、空調屋は排水処理の管施工を勝手に施工し、とてんでんばらばらになる結果、ハツリが後で生じたり、タイルを後でハグって、適当な施工直しをしたり、と不具合が出る訳です。
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しかし、ここ(チュンワ物件で一番背の高いマンションビル)は、175平米の3LDK、と豪奢な仕上がりになりそうな物件でした。
公用バストイレが一つ外、別に2バストイレがあり、全部で3バストイレ。 -
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その割りに、キッチンは到ってシンプル、と言うかチャチな印象を受けました。
3LDKにもなると、家族想定の住人だろうから、もう少し全体感の中で大きめなキッチンで良い什器を入れても良かったんじゃないの?、と疑問視。 -
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ここは、オーナーがシンガポール勤務になるので貸したい、と言う若い夫婦で子有りの家族構成だった。
オーナーは企業雇員らしいが、英語も達者である程度海外を知っている封。 で、自分なりに部屋のデザインもしちゃった、の例です。 ポイントは? と色んな不協和音に対して言いたい。 -
印象に強く残る色を使用する場合、全体の調和が取れていないと、明らかに疲れる。
この家に毎日帰って来て、「刺激的」な色調やらチグハグな並びを見せられるのかと思うと、僕は駄目だな。 -
左側にパンすると、黄色いソファにピンクのカーテンとなる。
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現に使用している、生活している風では有ったが、それにしては生活感の無い部屋だった。 子供部屋で、淡いピンクにしてあったが、このまま使うのはちょっと僕には抵抗がある。
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中には、こうしたユニットバスタイプもある。
それが新式でよいのかも知れないが、どうだか。
バスタブを使う習慣がほぼ無い当地では(東南アジア全般に言える事だし、中国もそう言えばそうだったが)たったままシャワーを浴びるには十分だ。
僕がどうか、と言うと、日本では浴槽につかり、たっぷりとお湯を使って身体を温める、と言うのが結構好きだが、東南アジアで暑い国にいると、それは偶にサウナにでも行ったときに大浴槽につかるだけで、十分に思える。 -
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このナンチャッテ感がタマラナイ。
スタルクの椅子とか、アクリル系でも格好良い作品はいくつか有るが、これは・・・。
経年劣化で背部が伸びて角度が変わって行くであろう事が、現時点で予測できる。
または、劣化による破損。
何れにせよ、一つ一つのパーツを、思いつきで買い足すと、もう、調律できていないピアノを弾かれた聴衆状態になるのだ。
インテリア、コーディネートは、全体の調和にて成り立つのだから、「生活臭」は違和感に繋がるし、適当な知識や経験、インスピレーションでやると、駄目になる。
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