アルマティのホテル-Tenshan Hotel

2007/02/23 - 2007/02/23

アルマティは元首都とあって現在でも経済と文化の中心地。車がかなり多く交通渋滞が深刻だ。石油が主要な輸出品目なので近年の国際価格の上昇と油田開発の進展で好調な経済状況のようだ。

他方、物価が高い。国内生産品が少ないのでほとんど輸入に依存していることも影響している。ホテルも高い。リーズナブルなレベルのホテルは少なく、短期ゆえ探していないが今回泊まったテンシャンホテルで100ドルを超える。ビシュケクやタシケントと比較すると倍近い。

写真はテンシャンホテル概観。

ホテル：テンシャンホテル　12800テンゲ朝食付き
トランスポート：車（ビシュケクから）

エリア アルマトイ(カザフスタン)

部屋はシングルベッドルーム、かなり広く天井が高い。壁も建物が古いのだろう、かなり厚く、暖房は21度に調整されていて部屋の中は快適だ。やや照明が暗いのが気になった。

シングルベッド、なかなか快適なベッド。並だろうけど。こうして撮影するとなかなか良い雰囲気だ。部屋の真ん中にテーブルセットが置いてある。

これは私のお気に入りのラジエータ式の暖房器具。どうしてこのスタイルが日本で導入されないのか不思議だ。輻射熱なので快適快適。

これまた私のお気に入りの2層ガラス窓。かなりしっかりしていて熱が逃げない。

バスルームは清潔で広かった。この中も先ほどのラジエーター式暖房器具があるので暖かい。

バスタブはかなり大きく、ホウロウだろうか、やや薄っぺらさを感じたが上出来。

これも私のお気に入り、旧ソ連は必ずある。このデザインがそれぞれホテルごとに異なり、興味を引かれる。これは、パイプの中に先ほどのラジエータ式暖房器具と同じ熱が通っていて、洗濯物を干すのに使う。アンダーウエアやソックス程度なら朝までに乾くので重宝する。

Ten-shan Hotel Grandというホテルが北へ下ったところにある。どこに泊まっているかと聞かれ、Ten-shanホテルと応えると、あーあのクラシックなホテルですか？と返答され、いやいや、ただのテンシャンホテルですよと何度か答えた。