Cambodia 【Shem Reap編】～東南アジア一人旅～

2007/02/23 - 2007/02/08

2/23バンコクin、3/8バンコクoutのチケットのみを持って宿の予約もせずに出発。2週間という短期間で、

タイ（バンコク）→カンボジア（シェムリアップとプノンペン）→ベトナム（ホーチミンとフエ）→ラオス（サワンナケート）→タイ（バンコク）

の予定で現地へ向かった。ここでは、カンボジア編。
過去カンボジアには、ホーチミン経由でシェムリアップのみ訪問暦があったが、陸路での入国は初。前回はホテルの氷にあたって、3日目から激しい下痢と嘔吐に見舞われたので、今回は食べ物に関して細心の注意を払って臨んだ。

ここカンボジアに入国するまでに初の陸路国境越えを体験。イミグレでパスポートと入国カードを渡し、判を押してもらってあっという間のカンボジア入国。カンボジアのイミグレはビザを発給する際、賄賂要求をするとの情報もあり、警戒していたが、カオサンのツアーを通していたのもあり難なくクリアできた。

国境を越えると、一瞬でがらっと雰囲気が変わったのは感動的。

エリア カンボジア

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: タイ国際航空

写真は、タイとの国境付近の街、ポイペト。
タイ側の国境の街、アランヤプラテートから日傘をもった男の子が近づいてきて、カンボジア側に入国した途端、チップの要求。その他にも、カンボジア側のイミグレ周辺でたむろっている連中（ホームレス等）も多くいて、あまり治安は良いとは言えない。

さらに、ポイペトからバスが出発するまで謎の３時間待ち。これは意図的にシェムリアップ到着を夜の時間帯に合わせるためか？

ポイペト市内。看板にはクメール語が並ぶ。
バスは巻き上げられる砂埃で汚れている。ここポイペトからシェムリアップまでは「ダンピングロード」と呼ばれ、未舗装地帯が続き、大きな凹凸のある道が続くためそう呼ばれている。

シェムリアップへ向かう途中のバスからの車窓。鹿（？）の群れ。奥に見える塀は何だろう。

この辺りはまだ地雷の撤去が進んでいないので、この草原もうかつに足を踏み入れるのは危険。

再び現れた塀。

ところどころ見える民家。人の姿も。

風景が傾いているのは、大きなバウンドの後にシャッターを切ったせい。お尻が浮くほどのバウンドの後、コンダクターが一言、
「Welcome to Cambodia!」
車内爆笑。
隣の席のインド人、大きくバウンドするたび大はしゃぎ。

ここでようやくシソボンの街に入る。

シソボン市内。

シソボン市内。

シソボンを抜けて、沼地近くの民家。

表紙にもある写真。道の真ん中でトイレ休憩。地平線が見られる壮大な景色に感動。

シェムリアップのホテルから見た景色。
結局夕べ、シェムリアップに到着したのは夜9時ごろ。悪路のせいですっかり疲れていたので、ツアーバスで連れてこられるがままにやってきたホテルに宿泊した。日本語が堪能な現地の人に案内してもらった。

シェムリアップ市内の国道。市街地は舗装された道路。車やバイクのけたたましいサイレンが鳴り響く。

シェムリアップで一番大きなセントラルマーケット。主に地元の人の市場となっており、観光客はほぼ皆無。

セントラルマーケット内。中はいろんな雑貨が揃っている。

市場内の屋台で食事。指差しで適当にチョイスしてもらった。3000R(0.75$)。食べてる間、こじきが数名寄ってきた。

昨夜泊まったホテルから、チェンラーホテルに移動。そこのツアーでベンメライ遺跡に。道が舗装されているので、80kmの道のりをバイクタクシーで1時間強かけて移動。入場料はUS5$
遺跡は深い森の中にある。

ベンメライ入り口。

未だ遺跡の修復作業が終わっておらず、石垣が崩れている状態。かえってこの方が情緒深かったりもする。

崩れた石垣の上を上っていくためアスレチック感覚。高さもあるため結構危険。

シェムリアップのキリングフィールド。かつての虐殺跡地。

積み上がった人骨。

シェムリアップでも街灯のないところだと、真っ暗に。

道沿いの屋台。

カンボジア、ベトナムで有名なキャピトルツアー。チェンラーホテルからプノンペン行きのバスが出ているため、早朝7:00発のバスを予約し、カンボジアの首都プノンペンへと向かう。料金もUS4$と安い。

しかし、当日乗る予定だったバスがエンストし、替わりのバスに乗るというトラブル発生。また、指定席にもかかわらず、指定の席に乗る習慣がないせいなのか、バラバラ。

バス内。冷房も聞いており、カンボジアのポップスも流れていた。

シェムリアップからプノンペンに向かう国道。舗装されていて乗り心地は良い。