オマーン・ドバイツアー（ドバイへ脱出・バージアラブ）

2007/03/18 - 2007/03/18

オマーンの滞在2日目は市内観光の後に
バスで東海岸からドバイへ行くはずでしたが、
前日の夜から大雨となり、なんと雨の想定がない道路は
寸断されて、国境の町のフィジャイラでの昼食時間にも
まだマスカットから脱出出来ていない状況になりました。
雨は降ったりやんだりなのですが、道路はいたるところで
冠水していました。
このままバスの移動では真夜中にしかドバイにつけないかもと
言うことでした。
飛行機での移動を相談し始めた時に飛行場の横にいるという
運のよさで、急遽バスを飛行場につけて、チケットを買いに
走ることになりました。
この日は夜にはなんとバージアラブでのディナーが
入っています。
さ〜間に合うのか・・・

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

いつも現地はオリエントツアーズさんのＴさんにお願いしています。
Ｔさんとはこんなにドバイがブレイクする前からのお付き合いです。
最初のツアーがフリーゾンーの政府関係施設を訪問する特殊な内容だったので、日本のＴＶ、雑誌の取材のコーディネイトをほとんど取り仕切っているＴさんを紹介していただきました。
このごろの雑誌、ＴＶ、のほとんどがやはりＴさんのコーディネイトです。
そのＴさんがなんとガイドとして私のツアーのお世話に来てくれたのです。
１年近くごちゃごちゃプラニングしていたことがあり、直接私と話したかったようです。
ですからこの洪水の中、乗り切るのに最高のパートナーと一緒にいたのですからラッキーでした。
川のように見えているのは反対車線の道路です。

皆で１２人いるのに、なんとチケットは９枚しかありません。
出発までウエイティングするより方法がありません。
９枚のチケットを手に入れるのも２時間近くが掛かりました。
チケットを手に入れるのに夢中で、Ｔさんの「この飛行機代は自腹になるので痛いな」の一言で、我に返りました。そう、私も自腹切るんだ。
雨は降ったりやんだりでしたが、車が横転したり、壊れたりしているのを見ましたのでお客様にも了解していただけました。
出発近くになって、残り３枚も手に入り、どうやら無事全員がドバイに移動することが出来ることになりました。

ガルフエアーでどうやら雨が上がった空港を後にしました。
でもドバイ到着は夕刻です。
ドバイの空港の通関の広さと手際のよさには
皆大感激でした。
バージの夕食にはホテルへ入って着替えも必要です。
ドバイの空港はシティー側にありますから
ジュメイラビーチまで３０分は掛かります。
昼食場所でオマーンのバスと交代するために待っていたバスをドバイの空港へ呼び戻され、ドライバーさんが少しお冠と聞きましたので、「あなたの腕に私たちディナーが掛かっているのよ」とおだてたのが功を奏したのか、飛ばして飛ばして大記録でホテルに着くことができました。

ドバイの宿泊はジュメイラのヒルトンです。
ホテルに近づくにつれて、Ｔさんは何度もホテルに連絡を入れて、着いたとたんにチェックインの体制が整っていて、直ぐに部屋に駆け込んで着替えることが出来ました。
ドバイへ着いてからホテルまでの出来ごとで、オマーンとの時間の流れの違い、お国柄の違いを身をもって感じることが出来ました。

と言うわけで、バージアラブの最上階レストランでのディナーに少し遅れはしましたが、間に合うことが出来ました。

これは１階から２階の間をつないでいる噴水と吹き抜けです。

２階のホールにある噴水です。

２階のホールです。

２階には宝石店なども入っていますが、プラチナとダイヤの帽子や金のベストなど桁が違います。
見ているだけでも面白いです。

１階ホールへ入ったところの花のオブジェが面白い形をしていました。
この日はマザーズデイということで、女性には皆花束がプレゼントされました。
食後１階のホールの長椅子で記念撮影をしていると
それを２人の紳士が面白そうに見ていて、シャッターを押してあげると言っていただきました。
なんと、このホテルに滞在しているジュネーブの市長さんでした。
一応、ジュネーブに行ったときには市長室の戸をたたいてもいいと言う約束は出来ましたので、ジュネーブに行ってみたいものです。