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粕尾峠の麓には、「ほたるの里」こと粕尾城跡といわれている場所があり、今は菜の花の黄があたりを覆っていました。<br />また、今回も常楽密寺に行ってみると、今度はポピーの中にお寺が埋もれていました。<br />前日光周辺後半は、美しい花を眺めていただきたいと思います。<br /><br /><br />

前日光高原(横根山)周辺 2

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2007/05/03 - 2007/05/03

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33

前日光

前日光さん

粕尾峠の麓には、「ほたるの里」こと粕尾城跡といわれている場所があり、今は菜の花の黄があたりを覆っていました。
また、今回も常楽密寺に行ってみると、今度はポピーの中にお寺が埋もれていました。
前日光周辺後半は、美しい花を眺めていただきたいと思います。


  • 弁財天の石段を下りて、思川がよく見える場所からの<br />風景です。<br />

    弁財天の石段を下りて、思川がよく見える場所からの
    風景です。

  • 川岸で数人の人を見かけましたが、何をしているのでしょうか?

    川岸で数人の人を見かけましたが、何をしているのでしょうか?

  • 川の反対側の山を見ていたとき、地元の人が、この辺りはかつて「粕尾城」というお城があったのだと教えてくれました。

    川の反対側の山を見ていたとき、地元の人が、この辺りはかつて「粕尾城」というお城があったのだと教えてくれました。

  • 白い花の咲いている木とあたりの緑とが、なんともいえない美しさを醸し出しているように感じられました。

    白い花の咲いている木とあたりの緑とが、なんともいえない美しさを醸し出しているように感じられました。

  • これは粕尾城跡の説明図です。<br />粕尾城というのは永徳2年(1382年)小山下野守義政討ち死にの場所で、13町歩(130,000?)にも及ぶ広大なものだったようです。<br />義政は反骨の武将として知られ、関東管領足利氏満の攻撃を受けて敗れ、和睦を乞うたのですが入れられず、一子若犬丸を逃がして、結局自決しました。<br />若犬丸は会津に逃れ、小山氏再興を企てますが、応永4年(1397年)自殺、彼の二人の子は母とともに捕らえられ、鎌倉に送られて「六浦の海」に沈められてしまいました。<br />その場所には、現在五輪塔が3つ建てられており、「金沢のむかし話」として語り継がれているということです。

    これは粕尾城跡の説明図です。
    粕尾城というのは永徳2年(1382年)小山下野守義政討ち死にの場所で、13町歩(130,000?)にも及ぶ広大なものだったようです。
    義政は反骨の武将として知られ、関東管領足利氏満の攻撃を受けて敗れ、和睦を乞うたのですが入れられず、一子若犬丸を逃がして、結局自決しました。
    若犬丸は会津に逃れ、小山氏再興を企てますが、応永4年(1397年)自殺、彼の二人の子は母とともに捕らえられ、鎌倉に送られて「六浦の海」に沈められてしまいました。
    その場所には、現在五輪塔が3つ建てられており、「金沢のむかし話」として語り継がれているということです。

  • 粕尾城跡の西側に当たる所には、思川から水を引いて「和田堀」と名付けられた澄んだ流れがあり、今では「ホタルの里」として知られるようになりました。<br />シーズンになると、東京あたりからも人が訪れるというようなことを、地元の人が説明してくれました。<br /><br />「まぁ、何にもないところだけどねぇ」と言っていましたが、きれいな自然だけはピカ一だと私は思いました。

    粕尾城跡の西側に当たる所には、思川から水を引いて「和田堀」と名付けられた澄んだ流れがあり、今では「ホタルの里」として知られるようになりました。
    シーズンになると、東京あたりからも人が訪れるというようなことを、地元の人が説明してくれました。

    「まぁ、何にもないところだけどねぇ」と言っていましたが、きれいな自然だけはピカ一だと私は思いました。

  • 「ホタルの里」から道路の方を見ると、まだ一面の菜の花でした。

    「ホタルの里」から道路の方を見ると、まだ一面の菜の花でした。

  • 和田堀の、この澄んだ流れをご覧下さい!

    和田堀の、この澄んだ流れをご覧下さい!

  • もう一度振り返って、粕尾城跡の新緑をカメラに収めてみました。

    もう一度振り返って、粕尾城跡の新緑をカメラに収めてみました。

  • 再び鹿沼市内に引き返しましたが、常楽密寺の前を通りかかり、どうしてもまた車を停めてしまいました。<br />秋には彼岸花、4月は桜が夢幻の美しさを奏で、今度はポピーの橙色が目に留まりました。

    再び鹿沼市内に引き返しましたが、常楽密寺の前を通りかかり、どうしてもまた車を停めてしまいました。
    秋には彼岸花、4月は桜が夢幻の美しさを奏で、今度はポピーの橙色が目に留まりました。

  • 寺内には弘法大師修行像があり、足下には躑躅と牡丹が咲いていました。

    寺内には弘法大師修行像があり、足下には躑躅と牡丹が咲いていました。

  • これは、大師の向かって右側に咲いていたものです。

    これは、大師の向かって右側に咲いていたものです。

  • これは左側にあったものです。<br />同じ牡丹でも、他のと違う!ような気がしました。

    これは左側にあったものです。
    同じ牡丹でも、他のと違う!ような気がしました。

  • 寺の裏山の方に回ってみたら躑躅が満開で、一面のポピー畑がこのような感じで見えました。

    寺の裏山の方に回ってみたら躑躅が満開で、一面のポピー畑がこのような感じで見えました。

  • 寺の裏山の東の方に向かって行くと、八幡宮がありました。

    寺の裏山の東の方に向かって行くと、八幡宮がありました。

  • 八幡宮から、寺の方を見たものです。

    八幡宮から、寺の方を見たものです。

  • 八幡宮の足下にあった小さな祠です。

    八幡宮の足下にあった小さな祠です。

  • 再び道路の方に出て、ポピー畑にやってきました。

    再び道路の方に出て、ポピー畑にやってきました。

  • このポピーは、実は「ハナビシソウ」という名で、もともとはアメリカの花だそうです。<br />休耕田だったこの田の持ち主に、常楽満寺のほうで「ハナビシソウ」を栽培したらいいのではという話をもちかけ、この美しい風景ができたのだと、5月8日(火)の地元紙が報じていました。<br />新聞の第一面に、これとほぼ同じ写真が載っているのを発見したときは、大喜びしてしまいました。

    このポピーは、実は「ハナビシソウ」という名で、もともとはアメリカの花だそうです。
    休耕田だったこの田の持ち主に、常楽満寺のほうで「ハナビシソウ」を栽培したらいいのではという話をもちかけ、この美しい風景ができたのだと、5月8日(火)の地元紙が報じていました。
    新聞の第一面に、これとほぼ同じ写真が載っているのを発見したときは、大喜びしてしまいました。

  • 今度来るときには、この寺はどんな花々で満ちているのでしょうか?<br />楽しみです・・・

    今度来るときには、この寺はどんな花々で満ちているのでしょうか?
    楽しみです・・・

  • 鹿沼市内にもどり、この季節牡丹で有名な「清林寺」に行ってみました。<br />この寺には高さ16.5mのアウカナ佛が鎮座しています。昭和60年にはスリランカ政府・インド政府・インドの大菩提会の行為によって、仏舎利、舎利仏、日蓮両尊者のお舎利(お骨)を迎えることになりました。ちなみに舎利仏、日蓮両尊者のお骨があるのは、全世界でもこの寺だけだそうです。<br />このアウカナ佛は、スリランカで1500年前に造られた国宝の石仏から直接型を取ったレプリカです。

    鹿沼市内にもどり、この季節牡丹で有名な「清林寺」に行ってみました。
    この寺には高さ16.5mのアウカナ佛が鎮座しています。昭和60年にはスリランカ政府・インド政府・インドの大菩提会の行為によって、仏舎利、舎利仏、日蓮両尊者のお舎利(お骨)を迎えることになりました。ちなみに舎利仏、日蓮両尊者のお骨があるのは、全世界でもこの寺だけだそうです。
    このアウカナ佛は、スリランカで1500年前に造られた国宝の石仏から直接型を取ったレプリカです。

  • この寺は、町中にあるので、参道や石畳といった風情はありませんが、山門を入るとこの時期は牡丹の花が至るところに咲いています。

    この寺は、町中にあるので、参道や石畳といった風情はありませんが、山門を入るとこの時期は牡丹の花が至るところに咲いています。

  • 牡丹の花越しにアウカナ佛が見えます。

    牡丹の花越しにアウカナ佛が見えます。

  • このようなお地蔵様もあり、カメラを構えた人、牡丹の花の写生をする人、子供を連れた母親などが狭い境内を訪れていました。

    このようなお地蔵様もあり、カメラを構えた人、牡丹の花の写生をする人、子供を連れた母親などが狭い境内を訪れていました。

  • 「清林寺」という字が見えます。<br />こうして外から見ると、いい味を出しているものですね。<br />この寺の宗派は浄土宗でした。<br />牡丹の季節は、確かに美しいようです。長谷寺から苗を分けていただいたということです。<br /><br />今回は鹿沼市の西部、足尾町との境目の前日光まで足をのばし、粟野町を経て市内に戻りましたが、また新しい田舎の良さとでもいうべきものを発見できた旅でした。

    「清林寺」という字が見えます。
    こうして外から見ると、いい味を出しているものですね。
    この寺の宗派は浄土宗でした。
    牡丹の季節は、確かに美しいようです。長谷寺から苗を分けていただいたということです。

    今回は鹿沼市の西部、足尾町との境目の前日光まで足をのばし、粟野町を経て市内に戻りましたが、また新しい田舎の良さとでもいうべきものを発見できた旅でした。

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この旅行記へのコメント (9)

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  • comevaさん 2008/01/14 03:48:49
    素晴らしい〜♪
    前日光さん

    前日光さんの旅行記ほとんど見させていただきやっとここへ辿りつきましたが、前日光さんと同じ名前の場所が存在してたんですね。

    さすがに同じ名前を付けているだけあって素晴らしい所ですね。

    やはりこの位の時期にならないと鮮やかな色も出てきませんね。

    思わず深夜のこの時間帯に目が覚めてしまいました(^o^)

    素晴らしい景色有難うございました。

    comeva

    前日光

    前日光さん からの返信 2008/01/15 00:00:31
    RE: 素晴らしい〜♪
    comevaさん こんばんは〜♪

    いつも投票&コメントまでありがとうございます!

    そうなんです!前日光という場所があるのですよ。
    広く言えば、鹿沼市街も前日光の範疇です。

    常楽密寺は、春は桜、その少し後はハナビシソウ、秋は彼岸花・・・
    と、ほとんど一年中花が咲いています。
    冬は行ってないのですが、どんな様子なのでしょうね。

    ところで私の旅行記を、丁寧に読んでくださっているとのこと、
    本当に作った甲斐があるというものです。
    そのように言っていただけますと、励みになります。

    一月いっぱい、かなり忙しくて、なかなか更新できません。
    しかもまだ足利市の黄葉が残っているのですが、ボチボチ行く
    予定です。
    どうぞ、懲りずに遊びにいらしてくださいませ。
  • シベックさん 2007/06/03 12:54:26
    黄色のポピー畑
    前日光さん、はじめまして。

    「前日光高原(横根山)周辺1、2」拝見しました。
    前日光と言う場所があるのですね。はじめて知りました。
    早速地図を開いて横根山見つけました。このあたりでしょうか。
    自然がいっぱいの感じですね。久々に地理の勉強をしました。
    もう少し詳しく調べようとYahooで検索かけましたら、
    なんと前日光さんの記事がズラーと並んでいましたよ。
    表紙の黄色のポピー畑いいですね。山々の新緑もきれいです。
    奇麗な自然の風景ありがとうございました。

       シベック

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/06/03 23:30:29
    RE: 黄色のポピー畑
    シベックさん こんばんは! はじめまして。
    拙いブログへのご訪問&コメントありがとうございます。

    そうなんです!実は前日光っていう場所があるんですよ。
    ひとことで言うと「偉大なる田舎」とでも申しましょうか(笑)

    近頃では、この田舎にどっぷりとつかっておりまして。
    なかなか捨てたものではないと思い始めております。
    ポピーの花畑は、休耕田に近所の寺の住職が花の種を提供し、
    あのような風景ができたようです。我々があそこを訪れた
    5日後の当地の新聞に、同じポピー畑の写真が載りまして
    あの花が「ハナビシソウ」という米国カリフォルニア原産の
    植物であると判明しました。
    シベックさんの「愛知万博」の表紙の写真も哀愁が漂っていて
    ステキでしたよ。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    シベック

    シベックさん からの返信 2007/06/04 00:29:07
    RE: 黄色のポピー畑
    前日光さん、お返事ありがとうございます。

    「偉大なる田舎」いいですね!たまには都会もいいですが、
    静かで空気はおいしいし、自然がいっぱいで言うことなしです。
    私も田舎は大好きです。
    黄色のポピーは「ハナビシソウ」という名前ですか。
    ありがとうございました。

    >シベックさんの「愛知万博」の表紙の写真も哀愁が漂っていて
    >ステキでしたよ。

    ありがとうございます。うれしいです。m(_ _)m
    田舎にどっぷりとつかっておられる前日光と同じで、
    万博に虜になった一人でした。
    閉幕後は、万博燃え尽き症候群にかかりましたが、
    今はもう元気になりました...(^^ゞ。
    また、お邪魔します。

       シベック
  • 旅猫さん 2007/05/06 23:49:38
    ホッとしますね。
    度々お邪魔します。

    新緑の淡い緑も、清らかな水の流れも美しいです。
    こんな景色の中でのんびりしたいものです。
    森が一番美しい季節がやってきましたね。

    もう芍薬がたくさん咲いているんですね。
    小諸のお寺で見た素晴らしい景色を思い出しました。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/05/07 23:17:31
    RE: ホッとしますね。
    引き続いてのご訪問ありがとうございます。

    私自身も「常楽密寺」より西に行ったのは初めてです。
    鹿沼市内からでも20キロくらいありました。
    前日光高原へは30キロくらいですが、山道でカーブが
    多いため、ずいぶん遠くまで行ったように思いました。

    少し足をのばすと、本当にまだまだ素朴で美しい風景があるようです。

    また「清林寺」という寺に咲いていた牡丹の花は、6日の雨で
    かなり散ってしまいました。あれだけ華やかに咲きますから
    そんなに長持ちはしないのでしょうね。この寺は鹿沼市の
    中心部にあります。これも後でコメントを書きますので、
    気をなが〜くしてお待ちくださいね(笑)
  • 義臣さん 2007/05/06 17:38:53
    前日光
    前日光さん、地名でもあるのですね
    知りませんでした、
    足尾へは日光から回っていった事がありますが
    新発見コース  見つけた。。

        義臣

    前日光

    前日光さん からの返信 2007/05/06 23:49:28
    RE: 前日光
    義臣さん、こんばんは

    鹿沼市から旧粟野町を西進し、粕尾峠に至るあたりは、当地では
    「前日光」と呼ばれています。
    特に横根山の「前日光ハイランドロッジ」あたりからは、日光
    男体山の勇姿を臨むことができ、思った以上の人出でした。

    その山の空気ももちろんよかったのですが、今回もやはり道野辺に
    目がいってしまい、野仏・古祠等々、いつもながらの好みの路線に
    走ってしまいました。

    どうか飽きずにおつき合いくださいませ。

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