地を這う旅　～　勐混（モンフン）・勐混Ｂ級宿ＫＧＢ

2007/03/07 - 2007/03/27

情報が無い！
もしくは錯綜。

日本を出る前に読んだガイド・ブックに書かれていた内容には、この街にはまともに泊まれる宿は皆無とのこと。（一軒しか無い。と書かれていた物もある。）

サンデー・マーケットを見るには、前日に勐海（モンハイ）に泊まり、早朝バスで向かうのが良いとのこと。

中国は面積が日本の２６倍、人口は１０倍。
単純計算、宿泊施設は日本の４割。

それも嘘。

中国人は移動の民。
バス旅に付随した「交通旅社」や、鉄道などの旅に付随した「火車賓館」など、日本で考える以上に宿泊施設が多い。
旅した後に感じた事だが、宿泊施設に関しては、日本の３～４倍は有ると思われる。

そんな中国で、西双版納最大とも言われるサンデー・マーケットが開かれる街に、宿泊施設が１～２軒しかないはずは無いと思い、前日に訪れた勐混（モンフン）。

はたしてこの街の情報は肯か否か。

エリア 西双版納(中国)

「正昇賓館」

５０元/泊。

勐混で一番まともなホテル。

正升賓館全景

街のメイン・ストリートに面していて、市場に出入りする人たちの様子も、窓から見ることができます。

「大金碗旅社」

ＴＥＬ；６７１３００９

入り口は床屋さん。
この奥に宿泊施設があります。

様子を伺っていると、手招きなどされ、気さくな印象です。

夜の大金碗旅社

夜になると電光の看板が、通りに下げられます。

「雲川飯店　（ＹＵＮ　ＣＨＵＡＮ　ＨＯＴＥＬ）」

レストランがホテルも経営している、と言ったところでしょうか。
勐混では、このスタイルのホテルがほとんどです。

宿泊はしていないので、あくまで噂ですが、ドミトリー・スタイルでワン・ベッド１０元/泊。
トイレ・シャワーはかなりひどいとのこと。

食事は、安くて美味しいらしい。

あくまで噂ですが。

「白塔旅社」

「民族酒店」

造りはかなりひどいです。

昼間は入り口前で、いつもマージャンをやっています。

「茂源旅社　（ＭＡＯ　ＹＵＡＮ　ＨＯＴＥＬ）」

ＴＥＬ；６６５２５６８

「金傣旅社　（ＪＩＮ　ＴＡＩ　ＨＯＴＥＬ）」

詳細不明。
入り口は雑貨屋。

「傣家旅社　（ＴＲＩＰ　ＡＧＥＮＣＹ　ＩＮ　ＤＡＩ　ＨＯＵＳＥ）」

ＴＥＬ；５５１１２０９

ここは宿では無いのですが、参考までに。

公共のシャワー・ルームです。

ここに載せた８ヶ所が、勐混の中心部の全ての宿泊施設です。

どの施設も、普通の日本人の感覚では、宿泊するには厳しい所ばかりです。

勐混のサンデー・マーケットは、やはり勐海に宿泊して早朝に乗り込むのをお勧めします。

この旅行記へのコメント （2）

• アリヤンさん 2007/11/28 21:24:00

  打洛、猛昆

  コイワカメラさん、
  打洛、猛昆と見せていただきました。
  一度行って見たくなりました。
  「地の果て」のような雰囲気があって中々刺激的なところですねエ。
  国境の町にはどこも独特の雰囲気があって危うい感覚が漂っている。
  そういうところが好きです。
  また寄せていただきます。

  コイワカメラさん からの返信 2007/11/29 23:16:57

  RE: 打洛、猛昆

  毎度毎度のご訪問ありがとうございます。
  
  四双版納の旅はかねてからの夢であり、それがかなった今、今まで目を向けなかった国内の旅を模索しています。
  
  来年早々から２〜３ヶ月かけて北日本を一週間単位で色々と駆け巡り、３，４月位にはマカオへ帰ろうかと思っています。
  
  中国本土深部には、また赴きたい気持ちも大きいのですが、今のところは「外部からの発注しだい」と言った所でしょうか。
  
  ここ最近アップした写真にもコメントを入れたいのはやまやまですが、いかんせんひと月の半分ほどは旅路にいるので、なかなかできないのが悩みでもあります。
  
  懲りずに御ひいきにしてください。