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 またこの日も5時半に起きて、美栄橋からモノレールにて那覇空港へ。那覇空港で暫し散策をし、東京より遥か彼方西方に沖縄があることを実感。昨日も5時半に起きたのだが、沖縄の5時半はまだ暗い。<br /> この日の予定は石垣島から西表島へ。JTA601便、B737-446、JA8930は7:25那覇空港発。この日も沖縄地方は快晴。梅雨と言う予報も何処へ!?という感じで相変わらずの晴れ男っぷり全開で気分もHappy!<br /><br /> 機内は30人ほど、と日曜の朝っぽくかなり空いていた。今回の座席は2A、つまりは最前列で携帯で写真撮れず...那覇↓石垣の間は進行方向右側に宮古島などが見えるらしく、FAに「お客さま、進行方向右手の方が景色が宜しいかと」と言われ呆気なく移動。空いてるからこそ出来る荒業で南西諸島の珊瑚礁を満喫した。この日も上空の雲は立体成形が素晴らしく、沿岸の浅い青、遠方の深い青、雲の真っ白のコントラストには天晴れとしか言えない。<br /><br /> 離陸して40分、8時10分に無事石垣空港に到着。石垣空港は規模が小さいため、タラップにて地上に降りる。そして、荷物は客室に入れているためドア開扉後3分でロータリーへ。一先ず西表島に行くには港へ行かなくてはならず、出発時間も知らないので急いでタクシーで港へ。石垣港には西表島への日帰りツアーを催行する旅行会社が沢山あった。<br /> けれど、これらのツアー全部が日帰りで石垣に戻ってしまうものばかり。どうしても西表に泊まりたかった自分は、その時点でまだ宿を決めてなかったにも関わらず交渉に入る。<br /><br /><br />「今日、既に西表に宿を抑えてしまっているのですが…」<br /><br /><br />「帰りの船券を明日使っても良いですか?」<br /><br /><br /> 見事交渉成立。しかも、本来8時半出発のツアーを9時発の船で強行的に参加。浦内川散策が30分短くなっただけなのでまぁいいか、と思い船に乗る。石垣〜西表間の船便は1日20本くらいある様子。西表側の港が3つあり、最も多いのが東部の大原港。北部には上原港と船浦港がある。その中の上原港に着く。上原港に既にバスがいて、浦内川の入口まで行く。そして、浦内川遡上船に乗って滝までの散策を行うことに。<br /><br /> 日本のアマゾンとも評される西表島。浦内川には天然のマングローブがあり、石垣島と西表島にしかない樹木もある。汽水域の樹木はこれまた特殊で、普通水の傍の樹木は枯れてしまうはずなのにぐんぐんと生育している光景はまさに圧巻。<br /><br /> 途中まで遡上し、軍艦岩からマリュード滝とカンピラ滝までは散策路をひたすら歩く。一般的にはカンピラ滝まで45分掛かりますよ〜と言われた。しかし、ここでの散策時間が30分短い俺には正直、ゆったりと歩く時間が無い。バックパックをテントの下に置いて、貴重品とカメラ類を小さい方のカバンに移しトレッキング開始。早歩きと小走りの中間くらいのペースでひたすら上る。往路を急げば帰路は若干余裕が出るけど、往路でゆっくりし過ぎると復路でとてつもなく衝動に狩られるだろうと踏んだ俺は、往路はひたすら上ることに集中した。結局、カンピラ滝まで25分ちょいで到着。岩場を歩いて、湿度の高さにより滑ることに気付いてちょっとだけ歩いて止めた。<br /><br /> 帰路は亜熱帯雨林の光景を目に焼き付けながら、比較的ゆっくりと歩く小学校時代から、よく山を登ることはあったがそれまでの光景とは全くと言って良い程違う。葉っぱの大きさ、緑色の濃さ、遊歩道を歩く生物、遊歩道の湿りっぷり。登山的に有名な遊歩道はかなり整備されてしまっていて、自然っぽさが失われてしまっているが、沖縄のはまだ整備はされていない感じ。<br /><br /> だが、そう言った感じで自然っぽさが多く残っていると言うことは、それだけ人間の行動様式には順応していないと言うこと。過去に、無理をした人間が遊歩道を外れた所を歩いて川に滑落し、怪我をした痕跡が残っていた。至る所に「危険なので立ち入らないように」と言う看板だけはあった。<br /><br /> そんな浦内川散策を済ませて遡上船で今度は下り船着場に戻る。ここで本来のツアーに合流。昼飯時と言うことで、ニラカナイと言うホテルへ。ニライカナイと言う、神の宿る聖地と言う現地の言葉を用いようとした所、反発を食らって1文字抜いた名前にしたらしい。ここでは郷土料理を…と思ったのは俺の思い込みで別に普通の料理が出て来た。味は大変宜しく、食べやすかったのだけど。<br /><br /> ここで、かわいらしいイリオモテヤマネコの置物があり、購入したところ工房を教えてもらう。明日にでも行くか、と思ってみる。<br /><br /> そして、今度は牛車で島渡りができる由布島へ。由布島は島全体が牛車と熱帯植物園の里になっていて、牛車代と入島代はしっかりと。大五郎と花子の夫婦から派生した由布島の牛車家系図。自分が乗った牛車の牽引牛は17歳と5歳。人間の年齢に換算すると3倍になるらしい。そんな牛達はのんび〜りと牽引しているが、時々立ち止まってウンコする(笑)そんな牛車が牽引している所は満潮時でも水深25センチ位なのだが、ウンコが浮遊していて歩こうとは思えなかった(苦笑)<br /> 由布島の後は、大原港に戻って…ってのが本来のツアー一行なのだが俺は大原港からバスで逆戻り。船浦港近くのいるもて荘ユースホステルへ。港近くの高台にあり、とても見晴らしの良い場所だった。夕飯を食い、港近くのスーパーで買い物に行った頃から雷が鳴っていた。鳩間島の方には落雷の筋も見えてたが、雨は降ってなかったのでまだ大丈夫かな〜とも思っていた。<br /><br /> ユースホステルはこじんまりしている分、初見の人ともすぐ話せると言う良さがある。それをまざまざと実感した出来事があった。ここはあえてリアルタイム更新は残しておこう。<br /><br /> 西表島にはBS-hiが無く、クロアチア戦は見れないことが解っていた。『残念だなぁ〜』って話をしながら、ちょうどすぽるとで高嶋彩が浜田のトリノOPC秘話を話していた頃、一筋の明るい光の後非常灯を残して全て消えた。停電だ。<br /><br /> 東京で停電が起きたら、『電子機器は大丈夫か、あのパソコンのデータは大丈夫か』等々慌しくなるに違いない。けれど、ここは違う。そりゃ仕事に追われている環境ではないので、当然と言えば当然なのだが今迄とは異なる状況に最初は戸惑っていた。しかし、これが人間の本来あるべき姿なのではないだろうか。<br /><br /> 結局10分経っても停電は復旧せず、部屋に寝に行くものあり、リビングに行き喋る者あり…の中、俺はここに数日滞在してらっしゃるベテランユースホステラーと一緒に屋上に上り稲光の自然のショーを見ていた。西表島全体が既に雷雲に囲まれていることが明白だった。東西南北問わず光る雷、暫し発生する稲光の筋、時にその筋は複数を発し、最大で5本を轟かせながら発す。そんな自然の中にいること自体が俺にとってはレアだし、結局人間の生んだ文化は自然に勝てないと言うことは自明の理なのだが、改めて実感した。リゾート開発もそう。自然と信頼は同様の生成・破壊過程を進んで行くのではないかと思う。<br /><br /> 稲光ショーの見物後は暗い部屋の中に懐中電灯を照らし、トランプやウノに興じていた。その後、連日5時半起きの俺は途中でウノを抜けて寝に就いた。途中で部屋の光がついて目覚めた。23時54分、3時間半ぶりに電気が復旧した瞬間だった。

6月18日『沖縄旅行2日目―自然の雄大さ」

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2006/06/17 - 2006/06/21

46202位(同エリア49728件中)

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kosuke-w

kosuke-wさん

 またこの日も5時半に起きて、美栄橋からモノレールにて那覇空港へ。那覇空港で暫し散策をし、東京より遥か彼方西方に沖縄があることを実感。昨日も5時半に起きたのだが、沖縄の5時半はまだ暗い。
 この日の予定は石垣島から西表島へ。JTA601便、B737-446、JA8930は7:25那覇空港発。この日も沖縄地方は快晴。梅雨と言う予報も何処へ!?という感じで相変わらずの晴れ男っぷり全開で気分もHappy!

 機内は30人ほど、と日曜の朝っぽくかなり空いていた。今回の座席は2A、つまりは最前列で携帯で写真撮れず...那覇↓石垣の間は進行方向右側に宮古島などが見えるらしく、FAに「お客さま、進行方向右手の方が景色が宜しいかと」と言われ呆気なく移動。空いてるからこそ出来る荒業で南西諸島の珊瑚礁を満喫した。この日も上空の雲は立体成形が素晴らしく、沿岸の浅い青、遠方の深い青、雲の真っ白のコントラストには天晴れとしか言えない。

 離陸して40分、8時10分に無事石垣空港に到着。石垣空港は規模が小さいため、タラップにて地上に降りる。そして、荷物は客室に入れているためドア開扉後3分でロータリーへ。一先ず西表島に行くには港へ行かなくてはならず、出発時間も知らないので急いでタクシーで港へ。石垣港には西表島への日帰りツアーを催行する旅行会社が沢山あった。
 けれど、これらのツアー全部が日帰りで石垣に戻ってしまうものばかり。どうしても西表に泊まりたかった自分は、その時点でまだ宿を決めてなかったにも関わらず交渉に入る。


「今日、既に西表に宿を抑えてしまっているのですが…」


「帰りの船券を明日使っても良いですか?」


 見事交渉成立。しかも、本来8時半出発のツアーを9時発の船で強行的に参加。浦内川散策が30分短くなっただけなのでまぁいいか、と思い船に乗る。石垣〜西表間の船便は1日20本くらいある様子。西表側の港が3つあり、最も多いのが東部の大原港。北部には上原港と船浦港がある。その中の上原港に着く。上原港に既にバスがいて、浦内川の入口まで行く。そして、浦内川遡上船に乗って滝までの散策を行うことに。

 日本のアマゾンとも評される西表島。浦内川には天然のマングローブがあり、石垣島と西表島にしかない樹木もある。汽水域の樹木はこれまた特殊で、普通水の傍の樹木は枯れてしまうはずなのにぐんぐんと生育している光景はまさに圧巻。

 途中まで遡上し、軍艦岩からマリュード滝とカンピラ滝までは散策路をひたすら歩く。一般的にはカンピラ滝まで45分掛かりますよ〜と言われた。しかし、ここでの散策時間が30分短い俺には正直、ゆったりと歩く時間が無い。バックパックをテントの下に置いて、貴重品とカメラ類を小さい方のカバンに移しトレッキング開始。早歩きと小走りの中間くらいのペースでひたすら上る。往路を急げば帰路は若干余裕が出るけど、往路でゆっくりし過ぎると復路でとてつもなく衝動に狩られるだろうと踏んだ俺は、往路はひたすら上ることに集中した。結局、カンピラ滝まで25分ちょいで到着。岩場を歩いて、湿度の高さにより滑ることに気付いてちょっとだけ歩いて止めた。

 帰路は亜熱帯雨林の光景を目に焼き付けながら、比較的ゆっくりと歩く小学校時代から、よく山を登ることはあったがそれまでの光景とは全くと言って良い程違う。葉っぱの大きさ、緑色の濃さ、遊歩道を歩く生物、遊歩道の湿りっぷり。登山的に有名な遊歩道はかなり整備されてしまっていて、自然っぽさが失われてしまっているが、沖縄のはまだ整備はされていない感じ。

 だが、そう言った感じで自然っぽさが多く残っていると言うことは、それだけ人間の行動様式には順応していないと言うこと。過去に、無理をした人間が遊歩道を外れた所を歩いて川に滑落し、怪我をした痕跡が残っていた。至る所に「危険なので立ち入らないように」と言う看板だけはあった。

 そんな浦内川散策を済ませて遡上船で今度は下り船着場に戻る。ここで本来のツアーに合流。昼飯時と言うことで、ニラカナイと言うホテルへ。ニライカナイと言う、神の宿る聖地と言う現地の言葉を用いようとした所、反発を食らって1文字抜いた名前にしたらしい。ここでは郷土料理を…と思ったのは俺の思い込みで別に普通の料理が出て来た。味は大変宜しく、食べやすかったのだけど。

 ここで、かわいらしいイリオモテヤマネコの置物があり、購入したところ工房を教えてもらう。明日にでも行くか、と思ってみる。

 そして、今度は牛車で島渡りができる由布島へ。由布島は島全体が牛車と熱帯植物園の里になっていて、牛車代と入島代はしっかりと。大五郎と花子の夫婦から派生した由布島の牛車家系図。自分が乗った牛車の牽引牛は17歳と5歳。人間の年齢に換算すると3倍になるらしい。そんな牛達はのんび〜りと牽引しているが、時々立ち止まってウンコする(笑)そんな牛車が牽引している所は満潮時でも水深25センチ位なのだが、ウンコが浮遊していて歩こうとは思えなかった(苦笑)
 由布島の後は、大原港に戻って…ってのが本来のツアー一行なのだが俺は大原港からバスで逆戻り。船浦港近くのいるもて荘ユースホステルへ。港近くの高台にあり、とても見晴らしの良い場所だった。夕飯を食い、港近くのスーパーで買い物に行った頃から雷が鳴っていた。鳩間島の方には落雷の筋も見えてたが、雨は降ってなかったのでまだ大丈夫かな〜とも思っていた。

 ユースホステルはこじんまりしている分、初見の人ともすぐ話せると言う良さがある。それをまざまざと実感した出来事があった。ここはあえてリアルタイム更新は残しておこう。

 西表島にはBS-hiが無く、クロアチア戦は見れないことが解っていた。『残念だなぁ〜』って話をしながら、ちょうどすぽるとで高嶋彩が浜田のトリノOPC秘話を話していた頃、一筋の明るい光の後非常灯を残して全て消えた。停電だ。

 東京で停電が起きたら、『電子機器は大丈夫か、あのパソコンのデータは大丈夫か』等々慌しくなるに違いない。けれど、ここは違う。そりゃ仕事に追われている環境ではないので、当然と言えば当然なのだが今迄とは異なる状況に最初は戸惑っていた。しかし、これが人間の本来あるべき姿なのではないだろうか。

 結局10分経っても停電は復旧せず、部屋に寝に行くものあり、リビングに行き喋る者あり…の中、俺はここに数日滞在してらっしゃるベテランユースホステラーと一緒に屋上に上り稲光の自然のショーを見ていた。西表島全体が既に雷雲に囲まれていることが明白だった。東西南北問わず光る雷、暫し発生する稲光の筋、時にその筋は複数を発し、最大で5本を轟かせながら発す。そんな自然の中にいること自体が俺にとってはレアだし、結局人間の生んだ文化は自然に勝てないと言うことは自明の理なのだが、改めて実感した。リゾート開発もそう。自然と信頼は同様の生成・破壊過程を進んで行くのではないかと思う。

 稲光ショーの見物後は暗い部屋の中に懐中電灯を照らし、トランプやウノに興じていた。その後、連日5時半起きの俺は途中でウノを抜けて寝に就いた。途中で部屋の光がついて目覚めた。23時54分、3時間半ぶりに電気が復旧した瞬間だった。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス JALグループ
  • 往路の737。

    往路の737。

  • 浦内川のマングローブ。

    浦内川のマングローブ。

  • マリュード滝

    マリュード滝

  • マリュード滝とカンピラ滝を俯瞰す。

    マリュード滝とカンピラ滝を俯瞰す。

  • 穏やかな浦内川。

    穏やかな浦内川。

  • 穏やかな海…ニラカナイの裏。

    穏やかな海…ニラカナイの裏。

  • 有孔虫。

    有孔虫。

  • 星砂☆

    星砂☆

  • 由布島の水牛の碑。

    由布島の水牛の碑。

  • 由布島の花子。

    由布島の花子。

  • 嵐の前の…と思ったら…

    嵐の前の…と思ったら…

  • いるもて荘、停電…

    いるもて荘、停電…

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