2007/01/05 - 2007/01/05
96位(同エリア213件中)
ねんくすさん
世界遺産の町、シラクーサを散策します。
当初はシラクーサ滞在を予定しており、貴族のお館ホテルを予約までしていたのですが、
出発間際になってラグーサ滞在に切り替えました。
限られた日程ですので、ゆっくりできないのは残念ですが、
新しい町へ降り立つわくわく感に代わりはありません。
シラクーサの見所は、旧市街と考古学地区の2カ所があるとのこと。
車を停めたら、旧市街から巡ってみましょう。
- 交通手段
- レンタカー
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-
シラクサに到着し、まずは車を停めなければ。トラベラーのerikoさん情報によると、考古学地区近くの駐車場が停めやすそう?地図を睨みつつ、Pの道標にしたがって進みます。
と、パーキング発見!けど、パーキングチケットが必要ですよね。一体どこで買うのかしら?たばこ屋さんも近くに見あたらないし、、、。
通行人のおじいちゃんに聞きましたが、英語通じないし、それでも「ここじゃなく、あちらの道に停めたら無料なんだから、そっちに停めな。」と言っているらしいことはわかりました。
だから〜おじいちゃん、別に無料でなくてもよいからパーキングチケットってば。。
丁度、道沿いに車を停めた男性に聞き直し、、ようやく事情が判明。
パーキングは終日パーキングチケットが必要だけど、おじいちゃんが教えてくれた道路沿いのパーキングロットは午後1時から夕方までは無料とのこと。
折しも時間は1時10分ほど前。
な〜〜るほど、そういう事か。
本当にシチリアの人って親切なのです。
私たちがみすみす無駄なお金を払わないでよいように、教えてくれていたのですね。
シラクサの第一にゃんこも発見!
メインストリート沿いのたばこ屋さんで旧市街、オルティジア島行きのバスの乗り場を聞いて、チケットを買いバスで旧市街に向かいます。 -
旧市街、オルティジア島の全てのバスが発着するバスターミナルがあるので、車さえ停められれば、バスで移動しちゃったほうが、駐車スペースをさがさなくて楽かな?と、、。
シラクサの新市街、思っていたより、ずっと普通の町というか、都会で、車の交通量も多かったのです。
オルティジア島の入り口からは徒歩で参ります。
もっと迷路のような旧市街を想像していたのですが、整然とした町並みで少し拍子抜けでした。 -
街角のジューススタンドにはレモンの山盛り。
ドライブの途中ずっと広がっていたレモン畑を思うと、レモンがフレッシュなのは想像できますね。 -
島の入り口から歩いてすぐ出迎えてくれるのは
アポロ神殿跡です。 -
アポロ神殿、
わずかな柱がそれを示しているといえばそうなような、、、
セジェスタやアグリジェントの神殿を見てきた後だけに、寂しさを感じます。
ドーモへはここから右に行けば良いのですが、
地図を見ると左手に市場があるらしいです。
そういえば、シチリアに来てから市場らしい市場をさまよっていないし、ひょっとしてお昼ご飯を買い食いできるかも?と、左手に進路をとりました。 -
まもなく市場の地区発見!
八百屋さんやら、、 -
魚屋さん、
チーズ屋さん
オリーブやさん
などなど、、
道の両側に並んでいます。 -
お昼を過ぎて
ほとんど店じまいモードでしたが、
それでも生活の匂いが元気に発せられる市場ムード -
わくわくしますね。
カジキマグロを並べた
魚屋さんでは
何故かサンタルチアの大合唱をしていました。
上手かどうかは微妙、、でしたが、それでも楽しそうでした。 -
オリーブ屋さんでつまみ食いさせてもらったりはしたのですけれど、
残念ながら期待していた
買い食いできるような屋台の類はなく、
本当に生活に密着した町の生鮮食料品を商う市場なのですね。 -
ドーモ広場の方へ向かう道は、
おみやげ物屋さんやお菓子屋さん、
レストラン等が並ぶ、狭い路地。
ほとんどのお店がお昼休みモードで残念。
コレジェ教会の前を通ります。 -
とっても残念だったことに、
現在シラクサの町は修復まっさかりで、
コレジョ教会も下半分が板で覆われ中に入ることもできなければ、
のぞくことも難しい状態。 -
昨晩のラグーサ滞在はよいチョイスだったかもしれませんね。
シラクサへはもう一度いらっしゃいということでしょう。 -
中が「のぞける」というのが
妙に悔しい気分ですねえ。 -
ドーモ広場にやってきました。
辛くもドーモ本体は拝める模様です。 -
入り口で、たわむれているワンこ達に気をとられる私ですが、、
中に入ってみましょう。 -
当然、
バロック式の重厚な建築で重みがあります。 -
ドーモ独特の静けさと、
重さに
人は何故無口になってしまうのか。 -
正面の祭壇は
とても豪華なバロック式です。 -
天井のシャンデリア風の灯は、
どんな時に
点灯されるのでしょうか? -
天井画も見事ですし、
-
ステンドグラスも見事です。
-
先ほどの市場の喧騒が
現代(いま)を生きる「動」の世界とすれば、
鏡の裏表のように、
この空間にあるのは
時の流れを沈黙の中に伝える「靜」。
洋の東西を問わず、歴史の重みを伝える建造物の魅力はこの対比。
人の一生とは比べものにならない長い時間への畏敬なのだと思います。 -
俗人は、、、
ドーモ広場に面したカフェで
アランチー二(ライスコロッケ)をゲット。
チーズとろとろで美味し〜♪ -
そんな私の前を
通り過ぎる黒猫。
遊んで・・・くれそうにない。 -
アルキメデスの広場
シラクサは、アルキメデスの出身地なのですよね -
街角の彫像は
やはり、この世のものか、神話の世界のものかわかりません。
そんなものがひっそり共存している街角、
それが、
バロックの街の魅力です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kao★さん 2007/03/19 15:54:06
- シラクサ行かれたんですね!
- シチリアいいですねー
私もいつか行ってみたいです☆
私の中のシチリアのイメージは、ゴッドファーザーの世界なのですが・・・
ねんくすさんのブログを拝見させていただき、地元の人々の様子が想像できるような気がしました。
ねんくすさんのおっしゃるとおり、古代からキリスト教世界、そして現在のシチリアが共存している所に、歴史の重みを感じますね。
- ねんくすさん からの返信 2007/03/21 22:08:20
- RE: シラクサ行かれたんですね!
- kao★さん、書き込みありがとうございます。
私も、シチリア=ゴッドファーザーでした!
実際のシチリアの人たち、みな人なつこくって、親切で、居心地のよいところでしたよ〜。
シラクサ、もう一度ゆっくり行ってみたいです>ってどこ行ってもこればっか、、です(苦笑)
3週間くらいお休みあったらなあ〜>なんてね。
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