夏ノルウェー　～ベルゲン・ソグネフィヨルド

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2004/07/09 - 2004/07/20

388位(同エリア585件中)

#自然

KOA08さん

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　スタヴァンゲルを後にし、オスロについでノルウェー第2の都市、ベルゲンへ。

エリア

ベルゲン(ノルウェー)

　スタヴァンゲルを出発し、ベルゲンへ向かう。

　途中、2回バスごとフェリーに乗ってフィヨルドを渡る。
　ノルウェーに来て4日目にして、初めて晴れた。

　フェリーに乗っている時間はけっこう長くて、バスを降りて甲板へ。寒かったけど、その寒さが心地良い。
　ベルゲン到着。

　ソグネフィヨルドへのフィヨルドツアーを予約しに観光案内所へ。バスパスを持っていたから、フェリーとバスが無い部分の鉄道だけ予約したかったけど、そういう組み合わせは難しいみたい。できないことはないけど、ものすごく時間かかるとかで、時間の限られた旅行者には不向き。しょうがないから、ベルゲン周遊のセットにした。
　ブリッゲン近くのレストランへ。
　立地条件も良いし、暗めの照明が気分を落ち着かせてくれる。

　ノルウェー料理Bacalaoをオーダー。
　レストランを出たら、もう22時過ぎ。
　それなのにこの明るさ。
　まだまだ、どこかに行きたくなる。

　いよいよソグネフィヨルドへ。
　8:40ベルゲン発、ミュルダール行き。

　早い目に駅に着いたのに、席はかなり埋まってた。フィヨルドツアーの観光客ばかり。

　ガイドブックにはベルゲン-ミュルダール間は大して景色良くないって書いてあったけど、山あり、川ありでそれなりに楽しめる。最初は進行方向に向かって左側の席のほうが、景色がよく見えた。後半は右側席の方が、遠くの雪山が見えて良さそう。
　ミュルダールでフロム鉄道に乗り換え。

　駅に着いたときには、既にフロム鉄道が着いていたけど出発時間までまだ間がある。ちょっとのんびりしてフロム鉄道に乗ったら、既に座席はいっぱいだった。やっぱりシーズン中は早く席確保しないといけないのね。
　しかたなく、座席がない車両でずっと立って景色を見てた。

　写真は途中のヒョース滝。名所らしくて、ここで数分停車。反対座席の人も一時下車して写真撮れるようになってた。
　対向のフロム鉄道。
　小さな農家、
　岩山の隙間から流れ落ちる滝。

　おとぎの国みたい。
　フロムに到着

　フェリーまで2時間ぐらい時間があったから、カフェテリア形式のレストランでランチ。
　フェリー乗り場付近に土産物屋やらレストランがかたまってたけど、観光地だからかとにかく高い。サーモンサンドがkr100。スキー場みたいなもんかな。味は日本人の私にはかなり濃かった。
フェリーへ乗船
　フェリー最後尾より、フロム。

　グドヴァンゲンへ行く途中、アウランで少しだけ停まる。
　空気は冷たく、雪がチラホラ見えるけど、空は夏の空。
　のどかな風景。
　でも夏でこの涼しさ。冬の寒さは如何ほどか？

　日本の便利な暮らしになれて、それに何の疑問も感じなくなっているけど、こんな人里離れたところでも、その地に根付いて生活してる人達もいてるのね。

　こんな岩肌の崖が延々と続く。
　グドヴァンゲン近く。
　フェリーの旅もそろそろ終わり。
　グドヴァンゲン到着。
　霧が出てきて寒さ倍増。

　バスは、既に待ってるが何台かあって、どこ行きのバスかがわかりにくくて要注意。待ってるバスはたいていどこかのホテル直行か、パックツアーのバスだった。

　ヴォス行きのバスはちょっと待ったら来た。
　バスのドライバーはけっこう若そうな女の人。まだあんまり慣れてないみたいで、途中蛇行した急な山道を通るから、無事通れるように祈ってね、とドライバーよりコメント。おいおい、頼むよ。
　蛇行した山道を抜けたらスタルハイム・ホテルで休憩。山道を無事通った後、乗客みんな拍手。まあ、無事で何よりでした。
　ヴォス。
　駅周辺から見た景色。ガイドブックにも載ってる街だけど、そんなに大きくないし、閑静な印象。
　ベルゲンに着いてから、魚市場近くのレストランで夕食。
　カフェテリア形式になってて、私が行ったときはけっこうすいてた。ブリッゲンが海を挟んで見えて、眺めも良い。そこそこリーズナブルでお腹もふくれた。
　怪しげなヴァイキング・トロール。

　土産物屋の前にいてる。
　翌日はベルゲン市街を散策。

　写真はブリッケン。小雨がちらついて寒い。
　天気のせいで薄暗く、重厚感が増して、ブリッケンは雰囲気出てた。
　ブリッゲン内。
　手工芸の工房がたくさんある。写真のお店は皮革製品店。
　ローゼンクロンツの塔より。

　この塔は、1回に見学できる人数が決まってるらしくて、入り口で少し待たされた。

　外からだと3階建てぐらいの建物に見えるけど、らせん状になった階段の途中あっちこっちに部屋があって、実際何階なのかわからない、不思議な造り。
　魚市場に日本人のおじさんが働いてて、いろいろ世話やいてくれた。エビとか味見させてくれた。朝食も安くしてサンドイッチ作ってくれたし。まあ、日本人のおじさんじゃなくても「まけて」って言ったら多少は引いてくれたけどね。

　ランチは魚市場で買った魚のすり身のサンドイッチ。朝と比べて昼は観光客がごったがえしてたから、テイクアウトして宿で食べた。
　午後過ぎには降ったりやんだりだった小雨が上がって、晴れ間が出てきたからフロイエン山へ。

　ケーブルカーもあったけど、天気良くなってきたから歩いて登った。
中間地点で休憩。

　私のすぐ前を歩いてた近所に住んでるおばちゃんが、ここ見晴らし良いって教えてくれた。
　頂上までもうすぐ。
　頂上より。

　案内してくれたおばちゃんに感謝。