2003/04/20 - 2003/05/10
157位(同エリア273件中)
ぱぶさん
バレンシア
タラソセラピー
昨晩は、お得意先幹部(複数)の車に迎えられて、“al cuoco di bordo”(甲板のシェフ?)と言う名前のレストランに行った。
両社の幹部技術者も含め総勢10名なので大テーブルを占拠し、賑やかなディナー・パーティーとなった。飲み物もビール(乾杯スタート!)からワイン(赤・白)、グラッパ(イタリア焼酎)、リモネ(食後リキュール)、それからお得意先社長さんが“medicine”と呼ぶ、ハーブ・リキュール迄、バラエティーに飛んだ飲み物となった。
料理も生ガキ・レモン(今は5月!)から始まりバーベキュウされたマテ貝、ハマグリ、トリ貝、ミル貝、たこ、イカ、エビ(これも幾つかの種類)、カニ等々、ボンゴレ大パレードだった!
お得意先の社長さんはこの店の常連と見え、シェフを始めお客からも沢山声が掛かってきて、随分盛り上がった一夜であった。お開きの時、お得意先社長さんには、今回お世話のお礼を丁重に申し上げた。(Mille Grazie & Buona Notte!)
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次の日の朝、09:35マルペンサ発AZ084便で地中海を南仏海岸添いに飛び(明るいビーチを沢山見下ろし)、これまた特別明るい太陽の国、あたり一面オレンジ畑のバレンシアに11:30到着した。
パブさんバレンシアは初めてだ。到着出口に、これから訪問先の日本企業の担当者が迎えてくれた。ご案内におまかせし、車で1時間強ドライブして、先ず、ホテルにチェックインした。
場所は Benicassim・Costa Del Azahar と言うところで、バルセロナとバレンシアの中間、地中海に面した保養地ホテルである。
ホテルをすぐ後にし、訪問先の工場見学に向かう。中国シンセンの電子工業(オリンパス)を見学したことが有るが、これとは異なり、現地従業員に生産性向上やカイゼンへの取り組みと言った、気分を大いに感じ取った。
(中国も大変興味ある国だけど、パブさんはイタリア、スペインと言ったラテン・ファンなのだ!)
(スナップはホテルのバルコニーから見た、美しいバレンシアの海岸風景。) -
会社説明・工場見学のあと、一旦ホテルに戻り、夕食8時までの時間が自由時間となった。
ホテルは日本の温泉地ホテルの様にちょっと斜面に建っており、部屋からの眺めで、湾と白砂の海岸が見える。
ホテルのプールも見えるので、パブさん早速出掛ける。エレベーターを降り、海岸側に進むと、さっき見えた屋外プールとは違った室内プールがあった!
利用の仕方が良く解らないので、少しうろうろする。沢山のマッサージ室が有り、プールにも10人程の男女が遊んでいる。
ロッカー・ルームが解ったので海水パンツに着替えたが、この時、キャップとゴーグルがないのに気づく!(これは、昨日ミラノのホテルでサウナ等使った際、何処かに忘れたのだ!)
まあ、いいかとプールに進むと、悪いことに看護士さんの様な上下白い服装のお兄さんがやって来て、キャップをつけよとのご指導。
プール外の脇に、この様なサービス窓口があったので、キャップを求め、やっと入れた! -
このホテルは後で解ったのであるがタラソセラピー(あのクレオパトラも愛でたという美容健康・痩身・リラクゼーション、ストレス解消、生活習慣病予防、リハビリと素晴らしい効能効果のもので、特にフランスで人気・・彼の地には70ヶ所以上も有る!)、“海水療法”のプールなのだった!
<日本でもYahoo!で見ると沖縄に“かんなタラソ沖縄”と言うのがある。>プールの水は暖かく、乳白色気味の不透明色で塩分の度合いは海水より強い!
プール回りには温泉と同じく、寝湯(手すりが有り、泡が出る)、打たせ湯(肩幅のノズルから塩水が落ちる)、ジャグージー等がある。(プール周辺に繋がった丸い凹み状に作られ、ジェットバスの泡が出る。これが大小幾つかある)
この小さいのに浸っていると、パブさん大感激!何と、最盛期の頃のあのオードリー・ヘップバーンを少しふっくらさせた様な(少し誇張した表現なら、バーブラ・スタライサンドを足して2で割った様な、とても魅力的な30代前半とおぼしき)美人がパブさんの向かいに入って来たのだ!!
眼は大きくパッチリ、黒のキャップにゴーグルを頭に乗せ、イヤー・リングも長く垂らした流行で決めている。
ココ・シャネル ファッション?!うーん結構・結構!この小さなジャグージーに美人と2人だけで15分、いや、20分近く向かい合って、静かな一時をご一緒したのだ! -
パブさんの方が少し早めにプールの外に出て、シャワーやサウナ(これもミント・ハーブのミスト・サウナがあり、部屋の照明も紫色とちょっと凝っている)を使う。
プールの外には広い庭があり、ここに赤いバラが沢山咲いているのをガラス越しに見た。ここはタラソセラピー、日本の田舎での湯治客の様に、しばらく滞在して、この素敵さをゆっくり楽しみ・味わうところなのだ! -
チェック・アウト&バレンシア観光
夕方のディナーは海岸・ヨットマリナにあるシーフード・レストランだった。当方3名、先方4名の7名。
レストランのバルコニーから沈む夕日や地中海の海・空の色変化を見ながら食前酒をしばらく楽しむ。(8時ではまだ、お店の準備が出来て無く、ちょっと調整の為もあった!)
ディナーになって、料理はイタリアと同じく、生ガキ・レモンから始まる。こちらでは貝の刺身(!?)も出たが、パブさんパス。ほとんど料理に詳しくないのとワインに酔っぱらい、魚もいわし、たこ、いか、エビと言った解りやすいものしか覚えていない!
そうだ、シーバス(スズキ)のムニエルもあったかしら?デザートの当地名産オレンジは美味しかった。特に、シェフやウエイターが並んでオレンジの皮むきを見せるのは、コンテストの様で面白い。ナイフで上手に、りんごの皮むき同様に、素早く皮を切らないで丸ごとむいて行くのだ!11時半頃ホテルに帰る。今晩は諸々のアルコールのチャンポンもあり、また、旅の終局の疲れも出て、ほとんど記憶無し!! -
次の日はロンドン経由で帰国の長〜い一日だ。
朝、ややグロッキー気味で、朝食はパス。部屋のバルコニーのデッキ・チェアーに座り、海岸を見ると、黄色・オレンジカラーの清掃車が浜辺に入り、クリーニングしているのが見える。
誰もいない、のどかなビーチに朝日が昇る。荷物を片付け、ロビーに集まる。これからチェック・アウトして、観光やバレンシアの街で買い物をして午後2時の便でヒースローに向かうのだ。ところが、ホテルのチェック・アウトの手続きに時間が掛かる!!
驚いたことに、2〜3日前から泊まっている日本の現地会社に出張で来て、案内してくれた方の宿泊も昨晩からの1泊だったり、宿泊料のレートが違うとか・・デスクから現地会社の予約した人に電話して確認したり、若い女性事務員2人では心許ないと、上司の年輩女性が出てきて裁いてくれたりと諸々の事を行うのだ。
しかし、いっこうに進まない!(部屋にある貴重品預かりの金庫利用チャージが別カウントとか、税金表示がどうのとかで、信じられな〜い、たった4人のチェック・アウトに30分が45分を過ぎ、とうとう1時間過ぎてもまだ終わらない!!)
パブさんのクレディット・カード支払いも、終わった後で、間違っていた、と少しキャッシュで返してくれたりと延々続く。
いよいよ“もういくらでも良いから開放してくれ!”と言う状態まで時間が掛かってしまい、明細を貰ってまた、びっくり!今朝パスした朝食代がついている!これを言うとまた、ゆうに30分は掛かりそうなので、そのままとする。
こういった状態で一人づつチェック・アウトを行うので、9時出発予定で待っていた車も10時過ぎにやっと出発することが出来た。
あーあ、やはりここはタラソテラピー(“海水療法”)の宿、最低でも10日、いや1ヶ月単位で湯治するお客相手のホテルなのだ!
チェック・アウトも半日位いの時間的余裕のある人向けで、1〜3日用の客向けではないのだ!!(結果的にはレート他、何も間違ったり、問題は無かったのだ!!税金も外側表示されるか、内側込み表示かの問題だった!) -
ホテルを後に、車は行けども、行けどもオレンジ畑を走り、小高い丘の上にある古い砦、Sagunto 遺跡に着いた。
ローマの野外円形劇場跡を見、サグント城址を散策後、バレンシアの街に入る。中心部のカテドラルや買い物・銀座通りの様なところを歩き、ロエベ(皮製品、特に高級ハンドバック等)、ジャードロ(人形他陶磁器の装飾品等)と言った店で、この旅の最後の買い物を行う。
4人いた皆が、それぞれに奥さん、娘さん、飲み屋のママ等と色んなものをあれこれ考え、迷うのである!大きな買い物、小さな買い物・・何とか買い物も終わる。ここでも支払いはホテルほどではなかったが、ある程度時間が掛かった。
空港では、これまた特別な時間も掛かるものだ!パスポートコピーの作業が行われるのだ!航空会社のお姉さんが、一人一人のパスポートをカウンターから出て、ロビーを横切り、30mは離れている反対側のブースに持って行き、パスポートの控えコピー(中国人密入国者対策と言う?)とO.K.承認を貰い、戻ってくる。
私達グループ5人(日本への出張者もいてここで5人となった)を繰り返すのである!スペインもまた、必要以上に忙しく、楽しい国ですね!
ビジネス・クラスのラウンジでコーヒー飲んだりしながらしばらく過ごし、ほぼ予定通りに14:00発のBA7089 (A329型機)に搭乗する。ビジネス・クラス席は42席も有るが、お客は私達5名の他は1名の計6名であった。
エコノミー席は〜70%の混み具合と見た。時差が1時間あるが15:20、予定通りヒースローに着く。さあ、これから19:30迄の約4時間どうして過ごそう!? -
ヒースローから成田へ
4時間の待ち時間と機内
いよいよVIP様グループともお別れの時が来た。ヒースローからは飛行機の便が異なるのだ。VIP様一行はANAで、パブさんはJALなのだ。
これはパブさんがヨーロッパお遊びの旅のスケジュールにちょうど繋げてVIP様一行がロンドンに来て下さったので、ロンドンからコペン、ミラノとご案内したものである。パブさんの旧知の会社や幹部を訪問し、ずーと昔に技術移転し、現在も稼働中の設備や最近新たに据付中の設備や工場をご案内したのである。
バレンシアはおまけである。いずれにしても、コペンもミラノもバレンシアも2日ずつと慌ただしかったが、それぞれ顧客先も良くしてくれ、パブさんの面目も立った。
毎日はほとんど会食や表敬訪問と言った、それ程厳しいビジネス交渉等が求められるもので無く、この様な旅行(ご案内)をやってみたかったので、とても満足している。
一方、だからこそ、ビジネス出張の皆さんが(パブさんだって、以前の出張が)、一般的にこの様な旅では無いので、誤解の無い様お願いしたい。
ヒースローでは、VIP様一行はANA乗り継ぎ案内のご担当が、ハンガー出口にお迎え下さったので、そちらにお渡しし、パブさんはJALの乗り継ぎカウンターで座席や預かり荷物のtransfer確認依頼を行う。
この移動途中にアラームが3分位い鳴り響いた!!すわテロか事件か(!?)と思ったが、誰も知らんぷり!?廻りに聞いても何の返事も無し!結局解らないままだった。ロンドンのホテルでも同じ経験が有り、この国は“オオカミ少年”の諺知らないのかな?本当の大事件が起こらないことを祈る!
パブさんはJGC(JAL Global Member)なので解りにくい迷路をさまよいつつ、何とかJALラウンジにたどり着く。しばらく新聞等を読み時間を過ごすも、何せ4時間、時間が余り過ぎる!それで、免税ショップに行こうとラウンジを出るが、なかなか逆流(!?)する人は少ない。
折々、スピーカーのページングがあり、これが監視カメラに見られていて、“戻るな!”と言われているような気がするのである!それと、パリの地下鉄で経験した様に逆流案内は無く、あちらでデッド・エンド、こちらで外への出口にぶつかったりと、なかなか正しく目的地に着けない!
それでも何とか免税ショップのあるところに到達した!実際買い物の必然性は無いのだが、残りポンドもあるので、参加しているボランティアーの会合時のお茶菓子(イギリス・クッキー)やFIS(Friend of International Students)でメンター役をしている留学生の卵達にチョコレートの様なもの、またウエッジウッドの紅茶セットでも買おうかと色々見て回る。
(このスナップはバレンシアの繁華街である) -
JL402便は予定の19:45より大分遅れて20:20にハンガーを離れた。機内アナウンスで、ビジネス席は満席とのことであったが、パブさんはエコノミー席。こちらは窓側3席の真中席はほぼ空席、真中4席の並びも1〜2席の空席が目立ち、トータルで60%位いの楽々席であった!
離陸後1時間頃に夕食が出て、飲み物も色々サービスされ、特に不満は無い。いつも帰りの便はそうであるが2〜3時間眠る事が出来、モニターもあるので、今回はJack Nicolson 主演の“About Schmidt”を見た。
この映画はなかなか哀愁漂う内容ものである。会社を定年退職したシュミット氏は66才。これから妻と旅行等して生活を楽しもうとした矢先に妻に先立たれ、結婚を控える娘も、父の気持ちでなく自分とボーイ・フレンドのことで精一杯。キャンピング・カーで昔の思い出の地を巡るも、何か癒されぬものを感じる。
モーター・キャンプで出会った、精神療法士の女性に自分の直面している“怒りや・恐れの気持ち”を正直に告白して、一瞬救いを見いだしたかと思うが、とても大きな勘違いであったことを思い知らされる!
最後は気に入らなかった娘婿の優しさも、ラウジーだが愛を大切にする婿の母親をも受入れ、娘の幸せを祈り、納得する。里親として某かの仕送りと手紙交換しているタンザニアの6才の少年からのお礼の絵と尼僧からのこの少年の様子を綴る手紙に泣く!自分の役立つ何かを見つけたのだ!
成田には予定の時間より5分遅れの15:30に着く。機内で貰い、簡単記入をした別送品申告書2部を税関に提出してスタンプを貰う。このスタンプものをアライバル出口近くにあるGPA(荷物ハンドリング会社名)に提出し、受け取り番号を貰う。
(これにより翌日以降、電話連絡で荷物のデリバリー指示をクロネコヤマトに行える。)やっと長〜い3週間にわたるパブさんの“ヨーロッパ・五都、何でも見てやろう”の旅を無事終えて帰ってきた!!神様、関係各位の皆さんに感謝、感謝!!
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