レマン湖に浮かぶ船シヨン城

1999/11/05 - 1999/11/05

アルプスを後にして、チーズで有名なグリュエールで一休み。
レマン湖畔のシヨン城に11時30分頃到着。
美しい姿とは裏腹に、どの城もそうであるように、
その歴史は複雑な忌まわしい過去もある。

１１Ｃシオン司教の所有。
１２Ｃサヴォワ伯爵の領地。
殆んど現在の規模と外観を持つ建物となる。
１５３６年ベルン地方のスイス人が征服し、
その後長きにわたって、城を使用。
１７９８年ヴォー州の所有。
今日に至る。

シヨンの後、
オードリーへﾌﾟバーンの眠る
トロシェナに寄る。

そして、ジュネーブに宿泊。
翌日早朝に帰途に着く。

エリア シオン(スイス)

スイスブラウン種。
ホルスタインなら十勝の景色と間違える。

シヨンとシオンどっちなの？
CHILLONです。

粋な計らい。
ﾊﾞｽのﾄﾞﾗｲﾊﾞｰさん、高速道路の走行中にもかかわらず
ぐーっと減速して、写真を撮りやすくしてくださったのです。
本当に船のような形に驚きました。

BYRONの実筆
この場所は、１４C には牢獄として使用された。
ジュネーブ独立側に加担したために囚われの身と成ったジュネーブのボニヴァールは、4年間鎖に繋がれていた。1536年スイス人によって解放された。
数世紀を経てここを訪れた詩人バイロンは（その名前を柱に刻みこんだ）彼の詩、「シヨンの囚人」を世に出し、ボニヴァールの名は不滅となった。

１２Cから城主となったサヴォイ（サヴォワ）家の門章

窓が十字（クロス）になっていて、
キリスト教を信仰していた証という。
その下、クローバーの葉の模様が入った
ゴシック調の窓

中庭で。

オードリー･へﾌﾟバーン・パビリオンの銅像

オードリーは１９９３年に他界するまでの４０年間をスイスのトロシェナ村で過ごした。
パビリオンは村の小学校の別館を利用して設立された。
’９９年当時、入場者の８０％が日本人。入場料の１部はユニセフに寄付されていた。受付もボランティア。手作りジャムが置かれていたが印象的だった。
　お墓は近くの、墓地にあり、ほかの墓と同じ規模で、目立たないこじんまりとしたものだった。
ただ一つ違うのは、沢山の花が手向けられ
花束でお墓が埋もれんばかりだった事。
今はどうなっているでしょうか。

当時のスイスフラン
きれいでした。

当時のドイツマルク

この旅行記へのコメント （4）

• マキタンさん 2008/09/10 11:29:13

  シヨン城はモントルー近くです。

  こざくらさん　こんにちは　　拝見し、1票いれましたよ。
  マキタンの旅行記を載せましたら、隣に紹介されていました。
  
  疑問？がついていましたので、参考までに・・
  シオンはやはり有名な古城があるようですが、山間の方でレマン湖には面していません。
  こちらは《シヨン城》で、モントルーの範囲になるのでしょう。
  
  私も外観のみですが観光し、ここに載せましたのでご覧ください。
  http://4travel.jp/traveler/maki321/album/10270162/
  
  
  感想など頂ければ幸いです。よい旅を続けてください。ごきげんよう！
  

  こざくらさん からの返信 2008/09/12 22:03:34

  RE: シヨン城はモントルー近くです。

  マキタンさん、こんばんは〜〜。
  
  投票書き込みともにありがとうございました。
  返信が遅くなりまして、済みませんでした。
  
  ご親切に回答まで頂き、恐縮です。
  
  そうですか、シヨンでいいのですね。ありがとうございます。
  レマン湖畔に佇む古城、傍にハクチョウが泳いでいる、
  という写真を大昔に見まして、なんと、ロマンティックな風景でしょう！！
  と、憧れていました。
  でも、シヨンの囚人に代表されるおどろおどろしい歴史があるのですね。
  
  ガイドさんの後について、お城の中を回りましたが、牢獄は恐ろしかったです。こんなところに繋がれたら、発狂しそうでした。
  
  マキタンさんの旅行記に先ほどお邪魔しました。
  キレイな姿に写っていました。
  いいアングルで美人に写っていて、シヨン城も喜んでいるようです。
  また、ゆっくりお邪魔させて頂きます。ありがとうございました。
  
  こざくら。

• rimigardenさん 2008/01/24 17:26:10

  絶景ですね♪

  今晩は！こざくらさん！この間は大阪まで大変でしたね。
  今こざくらさんのスイスの旅行記にお邪魔しています。
  いいガイドさんに当たりましたね。
  お城も可愛らしさと剛健さが入り混じった風格あるお城です。
  そういえばこの間はオードリー＝ヘップバーンの命日でしたね。
  確か本人の意向でスイスに埋葬されたんでしたね。
  こざくらさんの旅行記を見て
  思い出しました。しかし彼女ほどの可愛らしい海外の女優は
  なかなか現れませんね。セクシー系ばかり＾＾；
  スイス、まだ私はいったことがありませんがいつか行きたいですね。
  
  ・・・りみ・・・

  こざくらさん からの返信 2008/01/24 20:50:17

  RE: 絶景ですね♪

  りみさん、
  
  書きこみ投票ともにありがとうございました。
  
  スイスは北海道の景色に似たところもあり、
  （牛の放牧風景など）
  身近に感じました。
  
  ション城は憧れのお城だったので
  訪れてよかった場所の１つです。
  でも、中世の暗い歴史はココにもあったのです。
  
  オードリー・ヘップバーンのお墓はこじんまりとして、
  周りのお墓と同じ規模でした。
  でもお花がいっぱい手向けられていて
  亡くなってからも慕われている様子がうかがえました。
  それにしても、日本人には絶大なる人気がありました。
  日本人観光客が大挙して訪れたそうですが
  今はどうなのでしょうか。
  日本人は熱しやすく冷めやすい人種ですから。
  
  私も大好きな女優さんです。気品があって、理知的で、
  派手ではなく、自立している大人の女性。
  見習いたいものです（程遠い私）
  
  ではまた。こざくら（・◇・）