ヤン夫妻の香港裏町散歩　～５日目(最終日)

2007/01/12 - 2007/01/16

　朝起きると、嫁の風邪がどうやら私に伝染ってしまったようで、やたらと咳が出ます。風邪ならいいんですが、鳥インフルエンザやＳＡＲＳだったらどうしよう、と不安なままの最終日スタートです。

エリア 香港(香港)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

　嫁はついに、「朝ごはんはいらない。その分、寝とく。」と言い出しました。重症です(汗)。仕方ないので一人で朝飯を食いに宿を出ます。金巴利街(キンバリー・ストリート)の韓国人街に行けば韓式朝食が食べられるのではないかと行ってみました。１軒それらしい店がありましたが、私一人も入れないほど満席でした。

　肉屋はもうすでに開店していましたが、買って帰ってそのまま食べられるものはなし。意外と香港人は早起きは苦手なのかも。

　カーナボン・ロードとキャメロン・ロードの交差点の角にあるテイクアウト専門の店。ここで焼きソバとサンドイッチを買いました。17HK$(約255円)。

　コンビニでファンタを7.9HK$(約119円)で買い、部屋へ戻ってきました。嫁も少しなら焼きそばを食べられるようです。それにしても量が多くて、だいぶん残してしまいました。

　結構大きなスーパーを見つけたよ、と報告すると、嫁が行きたいと言い出しました。キンバリー・ロードへと再び向かいます。

　缶詰コーナー。得体の知れないものも缶詰になって売ってありました(汗)。買っても重いし、かさばるだけなのでパス。

　即席ラーメンコーナー。出前一丁とカップヌードルが様々な種類で売ってありました。日本よりバリエーションが多いようです。

　結局、お茶とマーボ豆腐の素を買ってる嫁。31HK$(約465円)。スーパーはレジに値段が表示されるので言葉要らずでとても楽です。

　いよいよ宿を出発です。バスで空港まで行くと一番安いのでしょうが、エアポートエクスプレスには乗ってみたくもあり、さりとてみすみす100HK$(約1500円)を払うのも馬鹿らしく、地下鉄を２つ乗り継げば途中まで安く行けそうだと、青衣駅までは地下鉄で行くことに。料金は9HK$(約135円)。

　青衣駅構内の、船の形をしたインフォメーションセンター。仕事しにくそう…(笑)。

　ご覧のとおり、ガラガラです。乗り換えはとても便利ですが、やはりエアポートエクスプレスには香港駅から乗る人が多いのでしょうね。

　エアポートエクスプレスの料金表です。香港駅からだと100HK$かかるものが、青衣駅からだと60HK$(約900円)になります。それでも高いのですが、青衣駅前で空港行きバスを探せばもっと安く行けるはずです。ただし、荷物が多いとどうしても億劫になってしまいますね(汗)。

　これがエアポートエクスプレスのチケット。地下鉄のチケットと異なり、これは最後は回収されることなく手元に残ります。

　車内の案内表示はとても見やすいものでした。座席はガラガラ。時間帯にもよるのでしょうが、やはりこの料金の高さはどうにかならないものでしょうか。

　ランタオ島の国際空港目指して、列車は快適なスピードで走り続けます。ただしトンネル区間もかなり多いので、景色を楽しむとまでは行きませんでした。

　列車を降りると、もう目の前は空港。カーゴも置いてありますので便利です。

　チェックインを済まそうとカウンターに並んでいると、係員がやってきました。何やら言ってましたが、やがて日本人スタッフを連れて戻ってきました。日本人スタッフ曰く、「お客様。ここはファーストクラス専用のチェックインカウンターです。」との事。「あ、そう。」と横にずれると、「お客様。そちらはビジネスクラス専用のカウンターです。」

　毛足の長い赤い絨毯が敷いてあるのがファーストクラス用、フツーのカーペットが敷いてあるのがビジネスクラス用なんだそうです。どーりで足元がふかふかしてると思った(笑)。はいはい、どーせ私らはエコノミーですよーだ。

　かなり時間に余裕を持って出たので、空港内を探検です♪　ネットがあったので、昨日の日本の地震を調べてみたら、震度３で被害はほとんどなし。その程度で国際ニュースにすんじゃねー(怒)！。

　食品サンプルは香港ではあまり見かけませんでしたが、空港レストランにはこんなのがずらり。

　どれを食べようか悩んでる嫁。空港内のドラッグストア「ワトソンズ」で咳止め薬を買ったので、これも飲まなければ。

　結局、中華の店「美心閣」へ。…なんか高そう(汗)。

　五香牛肉麺をまず注文。でも、麺はやっぱりインスタントッぽい…。

　海老餃子、蟹シュウマイ、それに小龍包。先の麺とあわせて182HK$(約2730円)。ウーロン茶はサービスのようです。

　昨日、女人街で５枚100HK$(１枚約300円)で買ったＴシャツが、空港内のショップでは１枚190HK$(約2850円)というバカ高値で売られていました。

　滑走路が見えるカフェで、出発までの時間を過ごします。

　オレンジジュースと紅茶。嫁は本屋で広東語のお菓子の本を見つけて購入。88HK$(約1320円)。

　いよいよ香港ともお別れです。日本航空で予約したキャセイパシフィック航空便に乗り込みます。

　飛び立った最初は快晴だったのですが…。

　緯度が高くなるにつれ、段々雲が増えてきました。

　ここで１回目の機内食。肉入りソバ。肉はまあまあ美味しかったんですが、ソバはベチャベチャ。

　トランジットのため、また台湾に降り立ちます。行きも帰りも、台北はどんよりとした雲に覆われていました。

　トランジット用待合室。嫁に加えて私の咳もひどくなってきました。ここでおとなしくしていることにします。

　窓の外にちょっとだけ、モノレールが見えました。羽田空港みたいです(笑)。

　空港の外に停まっていたパトカー。台湾のパトカーもなかなかカッコいいですね。

　日の暮れた台北空港を離陸、福岡へと向かいます。

　台北市内の夜景です。一瞬だけ、綺麗に晴れた状態で見ることが出来ました。

　２度目の機内食。もうこの頃には私たちの食欲はほとんどなく、ジュースや紅茶やミネラル・ウォーターを何度もお替りしてました。

　機内放送で見た福岡空港への着陸の様子。雨と霧で寒く、風邪気味の身体にはこたえました。これからまた長崎まで車を運転しないといけないので、気が重くなります。結局、自宅に辿り着いたのは午後11時を回っていました。ゴホゴホと咳き込んでいた嫁は、翌朝から仕事。診察してもらったら、肺炎になりかけてたんだとか(汗)。いまでも私ら夫婦はゴホゴホ状態です(滝汗)。