2007/01/12 - 2007/01/16
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ヤン・ファオさん
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世界遺産好きな嫁は、香港に行くならぜひマカオにも、と常々言っておりましたので、5日間の旅行のちょうど中日をマカオ観光に割くことにしました。天候は曇り。歩き回るのには最適の天気でしたが、写真が若干暗く写ってしまうのは残念です。今日の旅のナビゲーターは、全て嫁。香港でもほとんど使えない英語が、果たして元ポルトガル租借地であったマカオでどれほど通用するのか全く未知数だったので、ボディランゲージが得意な嫁に全てを託すことにしたのでした(笑)。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 タクシー
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昨日の話の続きです。インド人から日本で大地震が起きたと聞かされて心配な私は、朝起きるとまた友人に国際電話を掛けてみました。友人曰く「な〜んにもないよ。多分、もうすぐ阪神淡路大震災から12年目だから、その特集でもやってたんじゃないか?」と言われてみれば、多分そうです(笑)。昨夜電話に出なかったろ、と聞くと、昨夜は9時には寝たとの事。ジジイは寝るのが早いな〜(笑)。
で、またもや朝の金馬倫道(キャメロンロード)を西へ向かって歩き出します。今日は日曜なので、本当に人通りはまばらでした。 -
キャメロン・ロードからネイザン・ロードに出る道向かいは、九龍清眞寺(カオルーン・モスク)というイスラム教寺院です。ここから九龍公園(カオルーン・パーク)を横切って中港《口+馬》頭(チャイナ・ホンコン・ターミナル)を目指します。上環(ションワン)から出ているマカオ行きジェットフェリーがポピュラーですが、尖沙咀(チムサーチョイ)からもちゃんと出てるんです。地下鉄代9HK$(約135円)をケチって歩く私ら貧乏夫婦(笑)。
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でかい手のオブジェがある前が、九龍公園の入り口でした。中はとても広く、フラミンゴなども見ることが出来ます。市民憩いの場所、といったところでしょうか。
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太極拳をする人々。こういう風景を見ると、やっぱり中国の一部なんだな〜と実感します。
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かつて尖沙咀(チムサーチョイ)の上空は啓徳機場(カイタック空港)を離発着する飛行機の進入ルートにあたっていたため、高い建物は建設できませんでした。1998年の新空港の開港と共に啓徳機場は閉鎖され、今ではこんな高い超高層ビルも建設の真っ最中です。
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九龍公園を抜けると廣東道(カントン・ロード)に出ます。ここを渡った反対側が、マカオ行きのジェットフェリーが発着するチャイナ・ホンコン・ターミナルです。
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新渡輪(ファースト・フェリー)。事前の情報では片道134HK$だったはずなんですが、値上げされてました。片道152HK$(約2280円)。船が新造船になったからだと思います。
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フェリー内部です。座席は広く、ゆったりしています。一応国際航路なので、出国・入国審査もありますが、金属探知機はありませんでした。ここらへんは博多−釜山のジェットフォイルと似ています。1時間15分ほどの航海で、マカオに入国です。
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日曜だったからなのでしょうか。フェリーはほぼ満席、入国審査を待つ人々も長蛇の列です。ただ、審査はさほど厳しくないので、列はどんどん流れていました。
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マカオ・フェリーターミナルの前には、客引きたちが手薬煉ひいて待ち構えていました。「お客さん、マカオ観光?」と日本語で話しかけてきます。無視してどんどん進んでいくと、こんな道に出ました。バスを探したのですが、どこから乗るのやら見当がつきません。
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つい先頃オープンしたばかりという、フィッシャーマンズワーフ。この人工の火山は、夜には噴火ショーがあるそうですが、日帰り観光の私たちには全く縁のないもの。さっさと素通りします(笑)。
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足が疲れてきたので、今回の旅で初めてのタクシーを利用することにしました。マカオのタクシーはメーター制なので比較的安心なんだそうですが、どうみても真っ直ぐ行ける道をわざわざコの字型に迂回したり、ちょっと怪しいです(笑)。マカオ観光の基点となるセナド広場まで17HK$(約255円)。ちなみにHK$はそのままマカオでも通用しますが、何故か10ドル貨幣だけは通用しません。謎です(笑)。
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やってきました、セナド広場。すでにここも世界遺産の一部です。でも、朝から何も食べていない私たちは、まず腹ごしらえをすることにしました。
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セナド広場の斜め前にあるポルトガル料理店「帆船葡國餐廳」。ポルトガル料理と聞いてカステラしか思い浮かばなかった私には、口出しする権利はありません(笑)。
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店内の様子です。お昼ちょっと前だったので私たちが最初のお客でした。しかしその後、どどっと入ってきた観光客で、すぐに大半の席が埋まってしまいました。
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これが嫁のお目当てだった、鱈のシチューです。95HK$(約1425円)。パンをくりぬいて中にシチューを詰めたものですが、とても美味しそうです♪ 嫁も満足して食べていました。
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こちらは私がオーダーした、ビーフカレーです。丼一杯に盛られたカレーソースはとてもスパイシーで美味しくいただきましたが、量が多すぎて完食は出来ませんでした。
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デザートにプディングをいただきました。以上のメニューに30HK$のグラスワインを2杯つけて、合計315HK$(約4725円)。値段以上に満足できました♪
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お腹も膨れたので、世界遺産巡りに出発です。…とは言っても、どれが世界遺産なのかよくわかりません(笑)。これはおそらく、聖ドミニコ教会だったと思うのですが、記憶が定かではありません(汗)。なにしろ、そこら中に世界遺産がゴロゴロしているわけですから…。
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観光客はセナド広場から聖ポール天主堂跡を目指すのが定番コースのようです。みなぞろぞろと登っていきます。
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世界遺産より、私はこんな庶民的な建物の方が大好きです。
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ここを登った先が聖ポール天主堂跡なのですが、この人波です。ここを通るのは後回しにして、回り道をしながらモンテの砦を目指すことにしました。
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一旦観光ルートを外れると、そこにはマカオの「日常」が佇んでいます。テーマパーク的な観光地を見て回るより、こんな道をそぞろ歩きする方が楽しいと思うんですけどね〜。
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フツーのアパートです。マカオのアパートで一番目に付いたのが、その窓に取り付けられた頑丈な鉄格子。防犯上の理由からなのでしょうが、そこまでしないと危険なのでしょうか。
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誰もいない路地。こんな所なら、住んでみたい気もします。
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何だか、初夏の雰囲気を漂わせるマカオの町。さすがに回帰線より南にあるだけのことはあります。
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坂道を登って行くと、モンテの砦に出ました。大砲が港を睨んでいます。
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モンテの砦へ入る城門。とても堅牢な作りは、当たり前と言えば当たり前(笑)。
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現在、新リスボアホテルが建設中です。頭でっかちな異様な外観は、マカオの風景を台無しにしてしまうのではないかと少し心配です。大砲を撃ちたくなりました(笑)。
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この眺め、どこかで見たことあるような気がしてましたが、長崎の風景によく似ていることに気づきました。
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モンテの砦から見下ろす聖ポール天主堂跡。ここまで登ってくる観光客はあまりいないようでした。
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先ほどの城門の中にある喫茶店で一服することにしました。おばさんたちは大きな声で何やら中国語で喋っています。世間話でもしているのでしょうか。
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コーラとチャイニーズ・ティーで14HK$(約210円)。観光地なのに、わりと良心的な価格設定かと思います。
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窓から外を見ると、本当にヨーロッパの町に来ているみたいです。店のおばさんの中国語さえ聞こえなければ(笑)。
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屋根の上で遊んでいるスズメたち。
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店の前で気持ち良さそうに寝ている犬。誰が飼っているのでしょう。
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で、いよいよ聖ポール天主堂跡へとやってきました。案の定、ものすごい数の観光客です。
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定番の記念撮影。滅多に来られる場所じゃないし、やっぱ一枚撮っとくか、という感じ。オードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」ならぬ、「マカオの休日」です(笑)。
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これも世界遺産のカテドラル。でも、長崎の大浦天主堂や浦上天主堂の方がもっと風格があると思うのは身贔屓でしょうか。
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大堂広場でボーッとしている私。やはりいい男は絵になります(爆)。
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大堂広場の噴水です。ここで読書をしながら日がな一日を過ごすっていうのも素敵かも♪
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セナド広場から200mほど歩くと、リスボアホテルに出ます。新リスボアホテルのど派手な玄関は、すでに完成していました。
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マカオのもう一つの名所、リスボア・カジノです。時間があったので、ここで一つ運試しをしようということになりました。
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残念ながら、カジノの内部は撮影禁止。入り口で金属探知機を通らされ、カメラにはこんなシールが貼られます。1階は大小賭博やブラックジャックなどのテーブルが並んでいましたが、まさに「賭博場」といった雰囲気で、とても近寄れませんでした。地階に下るとスロットマシンが置いてあったので、嫁と100HK$(約1500円)ずつでチャレンジ。私たちが座った台は1回2ドルで遊べる台でしたが、隣りには1ドルの台も置いてありました。スロットは4個のドラムに全て「金銀財宝」という目が揃うと、2000万HK$(約3億円)が一瞬で手に入ります。そしたら今の宿をキャンセルしてペニンシュラホテルのロイヤルスイートに…という夢が叶うはずもなく、私はあっさりと撃沈。再び100HK$を追加してチャレンジしましたが、小当たりを連発する嫁と同じ頃に終了。つくづく運に見放された男です、ハイ。
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リスボアホテルのコーヒーショップでコーヒーと紅茶を飲みました。53HK$(約795円)とさほど高くはありませんでしたが、ウエイトレスの接客態度が最悪。やはりカジノを併設しているとこんな感じになっちゃうんでしょうか。
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リスボアホテルから再びタクシーでフェリーターミナルへ戻ってきました。今度は女性ドライバーでしたが、行きよりも距離が近いにもかかわらず、大回りの連続で何と21HK$(約315円)。頑張るなー、おばちゃん(笑)。
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マカオの沖合いに浮かぶタイパ島へと続く橋。延々と伸びています。
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香港に戻ってきました。日の暮れかけた通りには、そろそろ人が増えてきはじめています。
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今夜の夕食は、金巴利道(キンバリー・ロード)で見つけた韓国料理店「韓國焼《火+考》屋」で頂くことにしました。
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やはり眞露を飲むとホッとします(笑)。韓国の方が慣れているせいでしょうか。
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韓国料理のいい点は、何と言ってもこのサービスの皿の多さ。得した気分になりますね〜(笑)。キムチも結構美味しかったです。
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焼肉セットを注文しました。韓国語が通じるってこんなにありがたいものかと再発見(笑)。一人前70HK$(約1050円)と安かったのですが、韓国なら1200ウォン(約150円)程度で買える眞露fleshが66HK$(約990円)もしたのには驚きました。
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街角にはこんなお店がたくさんあります。でも、今食べたばかりなのでお腹は一杯。ちょっとお酒でも飲もうか、とBARへ行くことにしました。
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加拿芬道(カーナボン・ロード)にBARを見つけました。
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とても暗い店内です。ハイネケンとバドワイザーで44HK$(約660円)。付け出しに山盛りのナッツが出てきたのを、嫁はテイクアウトしてました(笑)。
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大きな画面では、セリエAのトリノ対インテルの試合が放映されていました。スポーツバーみたいな雰囲気ですが、お客はガラガラ。あまり長くは持たないな、この店(笑)。
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宿の前にあるセブンイレブンでハイネケンとリポビタンD、それにハーゲンダッツを仕入れて、今日は終わりです。合計47.8HK$(約720円)。今日も一日、よく歩きました(汗)。
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