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ニュージーランド(オークランド2日目)はSCENIC TOURSのワイトモ&ロトルア・デラックスツアーにJCBデスクを通して申し込んだ。なにがデラックスなのかよくわからないが、、、、<br /><br />金額は一人295NZドルだが、JCB割引(10%)で265.5NZドル(約2万2千円)だ。とりあえず金額はデラックスだ!!途中の施設への入場料はすべて込みの値段だ。<br /><br />7:05にスタンフォードホテルにお迎え<br />7:30にSCENIC TOURSデスク前から出発<br />モーニングティーとビスケットのサービス<br />10:15 ワイトモ鍾乳洞<br />11:15 ワイトモ鍾乳洞出発<br />車中で昼食<br />1:10 アグロドーム見学(観光用牧場)<br />2:20 アグロドーム出発<br />2:30 レインボースプリングス(動物園見学)<br />3:30 ロトルア湖畔を車内より見学<br />4:00 テプイア(マオリ族の展示場、間欠泉の見学)<br />5:00 ロトルア出発<br />車内にて飲み物・軽食サービス<br />8:15 オークランド帰着<br /><br />全行程13時間以上の盛りだくさんな強行日程だ。トイレ休憩などまったくなし、食事も車中という強行軍だ。<br /><br />朝6:30にホテルで朝食を済ませ、7:05の迎えのバスに乗車して、フェリービルディング(写真左)の真正面にあるSCENIC TOURSのデスクで一旦下車し、本日のツアーに利用する2階建て観光バスを待った。クリスマスだったが、参加者は25名前後(日本人は11名)だ。<br /><br />お薦めは、2階席の最前列だが、雨が降っている場合は水滴で前が見えないので左手の2列目がいい。前が階段になっていて、視界が広いのだ。<br /><br />しかし、出発してわかったのだが、バスの運転手が飛ばす飛ばす、平均100キロ以上で走行するので、2階席の揺れはすごい、しかも座席が狭いので、1階席のほうが快適だ。4人席を二人で独占すれば、ゆったり座れる。<br /><br />新幹線のグリーン車並だ。全行程13時間を考えると、1階席のほうがいいかもしれない。<br /><br />このツアーは、外人部隊と日本人部隊混合編成なのだが、日本人には、ヘッドフォンが渡されて、カーナビに連動して名所や旧跡では日本語の説明を聞くことが出来る。しかし、この日はこのシステムが故障してしまって、途中からは聞くとことができなかった。<br /><br />バスの運転手は運転しながら、英語で観光案内をしてくれる。これは、危険なので日本ではありえないことだ。ということで、日本のように、わざとらしい裏声のブス臭いバスガイドはいない。<br /><br />なぜか添乗員は日本人だ。親切に応対してくれた。<br /><br />出発すると、すぐにクッキーと飲み物(コーヒー又は紅茶)がサービスされた。<br /><br />30分ほど走行するとバスの窓からは、牛や馬、羊がたくさん見えてくる。オークランドから離れれば離れるほど人はいなくなり、牛や羊だらけになる。<br /><br />北海道の夏のような景色だ。しかし、何時間も同じ眺めなのでいいかげん飽きてきて寝てしまった。<br /><br />2時間半ほどで、最初の目的地『ワイトモ鍾乳洞』に到着した。先住民族マオリ人のマオリ語でワイトモの「ワイ」は水、「トモ」は穴や立坑を意味する。『水の流れ込む洞窟』という意味がる。<br /><br />マオリ人は暗い場所に入ることがタブーと言われていたため、鍾乳洞が酋長などの遺体を安置するくらいしか利用していなかったようだ。そのため近年まで破壊されることなく保存されたとも言われている。<br /><br />1887年にマオリ族のタネ・ティノラウ酋長がイギリス人測量技師フレッドメイスに説得されて、ワイトモ・グロウワーム洞窟調査が開始された。<br /><br />その後、1889年に洞窟は一般公開された。<br /><br />バスを下車するとその鍾乳洞の入口はすぐ左手にある。<br /><br />日本語のパンフレットもあるので入手しておこう。<br /><br />この鍾乳洞では、ニュージーランドだけに生息するツチボタルを観察することができる。<br /><br />しかし、鍾乳洞内部の撮影は禁止だ。<br /><br />小さいドアから鍾乳洞内に侵入すると、あたりは、さまざまな形をした石灰石がある。狭い洞内をしばらく進むと比較的大きな空間に出る。ここでワイトモ鍾乳洞の歴史を聞いた。鍾乳石は天井の至る所からツララのように伸びている。しかし1立方センチ形成されるの、なんと約100年かかるそうだ。下から伸びているのは石筍(せきじゅん)と呼ばれ、こちらは、1立方センチ形成されるのに、200〜300年かかるそうだ。いずれにせよ気の長い話だ。<br /><br />その後、階段を下ると教会の内部のような大きな鍾乳洞に出る。ここでは、ビートルズの演奏をしたこともあるそうだ。その先に天井が低くなった場所で間近にツチボタルを観察する。<br /><br />ニュージーランドだけに生息する『ツチボタル』、日本のホタルとはまったく別物だ。<br /><br /> <br /><br />洞窟の天井に生みつけられた卵は約20日後幼虫になる。幼虫は天井から10センチのどの透明な粘着性のある糸を多数垂らして、餌の虫を捕らえる。光を発するのは、虫をおびき寄せるためだ。<br /><br />幼虫は3ミリくらいの大きさから9ヶ月くらいで、マッチ棒くらいに成長する。その後、プパと言われるさなぎになり糸の先に13日間ほどんぶらさがる。そして、成虫になる。大きな蚊のような成虫には口がなく、卵を産む(約120個)とすぐに死んでしまう。成虫の寿命は2,3日だ。<br /><br />ツチボタルそのものは、薄気味悪い生物だ。⇒鍾乳洞&ツチボタル映像<br /><br />そして次は、お待ちかね地下河川に降りてボートに乗船して天井一面に広がるツチボタルの鑑賞だ。暗い乗り場では、川に落ちないように注意しよう。約20人乗りのボートが出航するとすぐに、ツチボタルがお目見えだ。かなり明るく光るツチボタルは幻想的だ。まるで、プラネタリウムのようだ。<br /><br /> <br /><br />ツチボタルは光と音に弱いので、撮影禁止なので、お見せできないのが残念だ。10分ほどで鑑賞は終了し洞窟の外で下船する。ここからは撮影OKだ。<br /><br />『ワイトモ グロウワーム ケイブ』647-8788227<br />39Waitomo Caves Road,Waitomo Caves,New Zealand<br /><br /> <br /><br />ニュージーランドに来たらぜひ、ツチボタルは鑑賞してもらいたい。。ワイトモのほか、テ・アナウでも鑑賞できます。<br /><br />見た目はグロテスクだが、遠目に見るとその光は本当に綺麗だ。<br /><br />写真付き詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50302964.html

ワイトモ鍾乳洞(ツチボタル見学)

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2006/12/23 - 2007/01/05

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香港マイタン日記

香港マイタン日記さん

ニュージーランド(オークランド2日目)はSCENIC TOURSのワイトモ&ロトルア・デラックスツアーにJCBデスクを通して申し込んだ。なにがデラックスなのかよくわからないが、、、、

金額は一人295NZドルだが、JCB割引(10%)で265.5NZドル(約2万2千円)だ。とりあえず金額はデラックスだ!!途中の施設への入場料はすべて込みの値段だ。

7:05にスタンフォードホテルにお迎え
7:30にSCENIC TOURSデスク前から出発
モーニングティーとビスケットのサービス
10:15 ワイトモ鍾乳洞
11:15 ワイトモ鍾乳洞出発
車中で昼食
1:10 アグロドーム見学(観光用牧場)
2:20 アグロドーム出発
2:30 レインボースプリングス(動物園見学)
3:30 ロトルア湖畔を車内より見学
4:00 テプイア(マオリ族の展示場、間欠泉の見学)
5:00 ロトルア出発
車内にて飲み物・軽食サービス
8:15 オークランド帰着

全行程13時間以上の盛りだくさんな強行日程だ。トイレ休憩などまったくなし、食事も車中という強行軍だ。

朝6:30にホテルで朝食を済ませ、7:05の迎えのバスに乗車して、フェリービルディング(写真左)の真正面にあるSCENIC TOURSのデスクで一旦下車し、本日のツアーに利用する2階建て観光バスを待った。クリスマスだったが、参加者は25名前後(日本人は11名)だ。

お薦めは、2階席の最前列だが、雨が降っている場合は水滴で前が見えないので左手の2列目がいい。前が階段になっていて、視界が広いのだ。

しかし、出発してわかったのだが、バスの運転手が飛ばす飛ばす、平均100キロ以上で走行するので、2階席の揺れはすごい、しかも座席が狭いので、1階席のほうが快適だ。4人席を二人で独占すれば、ゆったり座れる。

新幹線のグリーン車並だ。全行程13時間を考えると、1階席のほうがいいかもしれない。

このツアーは、外人部隊と日本人部隊混合編成なのだが、日本人には、ヘッドフォンが渡されて、カーナビに連動して名所や旧跡では日本語の説明を聞くことが出来る。しかし、この日はこのシステムが故障してしまって、途中からは聞くとことができなかった。

バスの運転手は運転しながら、英語で観光案内をしてくれる。これは、危険なので日本ではありえないことだ。ということで、日本のように、わざとらしい裏声のブス臭いバスガイドはいない。

なぜか添乗員は日本人だ。親切に応対してくれた。

出発すると、すぐにクッキーと飲み物(コーヒー又は紅茶)がサービスされた。

30分ほど走行するとバスの窓からは、牛や馬、羊がたくさん見えてくる。オークランドから離れれば離れるほど人はいなくなり、牛や羊だらけになる。

北海道の夏のような景色だ。しかし、何時間も同じ眺めなのでいいかげん飽きてきて寝てしまった。

2時間半ほどで、最初の目的地『ワイトモ鍾乳洞』に到着した。先住民族マオリ人のマオリ語でワイトモの「ワイ」は水、「トモ」は穴や立坑を意味する。『水の流れ込む洞窟』という意味がる。

マオリ人は暗い場所に入ることがタブーと言われていたため、鍾乳洞が酋長などの遺体を安置するくらいしか利用していなかったようだ。そのため近年まで破壊されることなく保存されたとも言われている。

1887年にマオリ族のタネ・ティノラウ酋長がイギリス人測量技師フレッドメイスに説得されて、ワイトモ・グロウワーム洞窟調査が開始された。

その後、1889年に洞窟は一般公開された。

バスを下車するとその鍾乳洞の入口はすぐ左手にある。

日本語のパンフレットもあるので入手しておこう。

この鍾乳洞では、ニュージーランドだけに生息するツチボタルを観察することができる。

しかし、鍾乳洞内部の撮影は禁止だ。

小さいドアから鍾乳洞内に侵入すると、あたりは、さまざまな形をした石灰石がある。狭い洞内をしばらく進むと比較的大きな空間に出る。ここでワイトモ鍾乳洞の歴史を聞いた。鍾乳石は天井の至る所からツララのように伸びている。しかし1立方センチ形成されるの、なんと約100年かかるそうだ。下から伸びているのは石筍(せきじゅん)と呼ばれ、こちらは、1立方センチ形成されるのに、200〜300年かかるそうだ。いずれにせよ気の長い話だ。

その後、階段を下ると教会の内部のような大きな鍾乳洞に出る。ここでは、ビートルズの演奏をしたこともあるそうだ。その先に天井が低くなった場所で間近にツチボタルを観察する。

ニュージーランドだけに生息する『ツチボタル』、日本のホタルとはまったく別物だ。



洞窟の天井に生みつけられた卵は約20日後幼虫になる。幼虫は天井から10センチのどの透明な粘着性のある糸を多数垂らして、餌の虫を捕らえる。光を発するのは、虫をおびき寄せるためだ。

幼虫は3ミリくらいの大きさから9ヶ月くらいで、マッチ棒くらいに成長する。その後、プパと言われるさなぎになり糸の先に13日間ほどんぶらさがる。そして、成虫になる。大きな蚊のような成虫には口がなく、卵を産む(約120個)とすぐに死んでしまう。成虫の寿命は2,3日だ。

ツチボタルそのものは、薄気味悪い生物だ。⇒鍾乳洞&ツチボタル映像

そして次は、お待ちかね地下河川に降りてボートに乗船して天井一面に広がるツチボタルの鑑賞だ。暗い乗り場では、川に落ちないように注意しよう。約20人乗りのボートが出航するとすぐに、ツチボタルがお目見えだ。かなり明るく光るツチボタルは幻想的だ。まるで、プラネタリウムのようだ。



ツチボタルは光と音に弱いので、撮影禁止なので、お見せできないのが残念だ。10分ほどで鑑賞は終了し洞窟の外で下船する。ここからは撮影OKだ。

『ワイトモ グロウワーム ケイブ』647-8788227
39Waitomo Caves Road,Waitomo Caves,New Zealand



ニュージーランドに来たらぜひ、ツチボタルは鑑賞してもらいたい。。ワイトモのほか、テ・アナウでも鑑賞できます。

見た目はグロテスクだが、遠目に見るとその光は本当に綺麗だ。

写真付き詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50302964.html

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • ボートでツチボタル鑑賞!!

    ボートでツチボタル鑑賞!!

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