2006/12/10 - 2006/12/10
21498位(同エリア25836件中)
岩茶さん
最終日。
朝から昌徳宮、宋廟とまわり、今回のテーマ「4つの世界遺産をまわる」は達成!
行列の店でチゲを食べ、スーパーで買い物して終了!
旅の欲望はすべて満たしたぞ。
- 航空会社
- 大韓航空
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今日も早起き。
天気がいい。と、いうことはとても冷え込んでいる!仁寺洞から歩いて昌徳宮へ。
昌徳宮は、すべてガイドがついてまわることになっている。
9:30からの日本語のガイドツアーに参加するため、続々と日本人観光客が集合。びっくりするぐらい多い。自分もその一人なんだけどさ。
他の人は大抵ガイドさんが車で送ってきている。
あまりの人の多さに、チケットはあらかじめ半券を自分でちぎって、係に渡すように指示される。小耳にはさんだところによると、日本人団は多いので、前の方にいた方が早く出られるとか。
ここは出発地点の敦化門。でかい。 -
ぞろぞろ見学者をひきつれて、ガイドさんは大変だ。
ちなみにあまりにも数が多いので、あとの韓国語ツアーに追い付かれてしまった。そっちは5人ほど。
これくらいが適正だね・・・ -
北京の故宮と同じように、屋根の四隅には魔よけが。
ただ、故宮と違うのは、どの建物も7つ魔よけがあること。(故宮は建物の「格」で数の増減があった)
ガイドさんによると西遊記の登場人物だ、という説もあるそうだけど、ちょっと?かな。
北京ではそんな話、聞いたことがないのと、格式ある宮殿には似つかわしくないような・・・ -
仁政門
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昌徳宮の正殿、仁政殿。
どうしても故宮と比較することになるが、やっぱりこじんまりしている。
しかしシンボルカラーのグリーンが印象的。 -
中国の故宮(紫禁城)になくて、ここにあるのが、階位別の「品階石」といわれるもの。階位の目印だ。
「正一位」「従一位」・・・と階級順に並び、右が文官、左に武官が並んだそう。 -
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真中の一段高い道が王様が通った道。まさに王道。
しかし、中国のに比べるとちょっと控えめ♪ -
グリーンの瓦(つまり「青瓦」)が印象的な、宣政殿。ここは王の執務室だった。
格が高い建物なので、青瓦を使ったそう。 -
丹青がやっぱり美しい!
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このあたりはプライベートゾーン。
建物の装飾も質素だ。
「大造殿」は王妃の寝殿。王の寝殿である「煕政堂」と回廊でつながっている。 -
楽善斎は昔は王の母や妃たちが住んだ場所。李芳子さんが晩年過ごした建物。ドラマでやっていたね(見なかったけど)。
とても簡素だけど、窓枠など木目の装飾が細かくてキレイ。確かに女性好みかもしれない。 -
オンドル。ここから炭を入れた。
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広大な秘苑(庭園)にある芙蓉池で小休憩。
ここはチャングムが王様と散歩したシーンが撮影され、恋人が複雑な表情で影から見ていた木もガイドさんが教えてくれた。
四角い池が面白い。四角は地を、真ん中の丸い中州は天を表すらしい。氷が張っていた・・・
奥の建物が宙合楼。 -
池の畔に立つ芙蓉亭。
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このあと老けないといわれる不老門をくぐる。
一枚岩でできているそうだ。
愛蓮池を通り、・・・ここへ。
まさか、ここを上るんじゃないよな・・・と思っていると、やっぱり上ることに。
引き返す人も多そうな気がする。
さらに広い広い秘苑の森を抜け、いろんな木の説明を受けながら、ようやく元の場所に戻る。
本当に1時間20分。ガイドさん、お疲れ様。
駐車場では各ガイドさん&マイクロバスなどがお迎えで待機していた。
トイレ(わりとキレイだが、あとでものすごく混んできた)を済ませ、我々は宗廟へ。
歩いたら15分ぐらいだけど、きっとみんな車で移動するんだろうな。 -
宗廟の道。やっぱり石畳は真ん中の王道と側道に分けられている。ちょっと歩きにくい。
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静寂に包まれる正殿。
正殿の間口100mもあるそうだ。
一番上位の西側の小部屋には「李氏朝鮮」の開祖、李成桂が祀られている。
ここも昌徳宮と同じく、いわゆる文録の役で焼失してしまっている。
観光客も予想以上に少なく、ゆっくり見学できる。 -
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こちらは別廟の「永寧殿」
正殿に比べややこぶり。
しかし、静かだ。少し、日本のわび・さびにつながるようなシンプルな世界だ。
落ち着く。 -
このあと、ホテルに戻ってチェックアウト。荷物を鐘閣駅のコインロッカーに預けて、ソウル最後の食事にでかけた。
ホテルのPCであらかじめ探しておいた、行列のできる地元で人気の店「トゥッペギチッ」。店頭ではチゲを煮込んでいるところが見え、よけい食欲をそそる。
メニューは4つ。並んでいる間に注文をとりにくる。
なんとキムチチゲ3000ウォン。地元の人に人気なのも納得。日本人も場所柄よくくるようで、4つのメニューのうち、3つには日本語の表記もある。(あらかじめハングルを書き写していたが、ムダだった)
私が食べたのはスンドゥブチゲ3000ウォン。豆腐と卵が入って見た目よりまろやか。ご飯のどんぶりが大きいが、地元の人はここにチゲをいれて、ナムルも入れて、「ビビンバ」状態にして食べていた。まねして私たちもやってみる。うまい!
写真に撮りたかったが、なんとデジカメが寒さのため、冬眠。電源が一時的に入らない状態になってしまった。
同じことが1月のドイツでもあった。ずっと外で撮影してたからだろう。おいしそうな写真を撮れなかったのが残念だ!! -
さらにこのあと、荷物をコインロッカーに預け、地下鉄で現代系のスーパーに行った。
食品売り場でこんなでっかい柚子ジャム2780ウォンを購入。もっと大きいのもあったけど、これで満足。
(しかし、写真はどうみてもレモンちっくなので、ハングルを解読し、お店のおばちゃんに確かめてようやく判明)
これをお湯で薄めて飲むとおいしいし、温まる。
同行者は真露の緑茶フレーバーが気に入り、6本セットを購入、根性で持って帰った。1本約100円。日本ではないらしいが、雑味がなくすっきり飲みやすい。
最後の仁川空港では、待ち時間の間、同行者は地下にあるチムジルバンへ。私は通関後のエリアにあるエステへ。しかし残念ながら混んでいたので利用できず。
そういうわけで、ギリギリまで時間を使い、ソウル滞在終了〜!!
いやー濃密な4日間だった。
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