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 10月10日ブダペストを経つ。フライトは15:15なのでホテルのチェックアウトの時間正午<br />までとどまることができた。ブダペスト市内から空港までは本当に不便で、地下鉄とバスを乗り継ぐか、エアポートタクシーやエアポートリムジンサービスを利用する事になる。家族の荷物の量を考えると公共交通機関で向かうのは面倒なので、エアポートタクシーを手配した。このタクシーは空港から利用すると5500フォリント、市内からだと何故か幾分安い。<br /><br /> ブダペストのターミナルは大きく分けると二つ、細かく分けると三つになる。フェリヘジ1と2、両者のターミナルは5キロ離れている。後者は更に2A、2Bに分かれているが、こちらは隣り通しの建物なので歩いて移動できる。我々が向かうターミナルはベルリンエアーやイージージェットなどの格安航空会社の発着に利用されているフェリヘジ1、ターミナルは非常に小さい。まるでどこかの地方空港のようだ。建物は辛うじて2階建て、一階から全て出入国し、二階にはカフェとフライトを待つベンチがある程度だ。免税店もターミナル2では名器ヘレンドやトカイワインなどショップなど店数も多く楽しめるが、ここはワインショップはあるが後は簡<br />素な免税品店で、申し訳なさそうに営業している程度、このターミナルで買物を考えるなら市内で買い求めておいたほうが良い。<br /> <br /> 我々がこれから利用するウィズエアーはハンガリー、スロバキア、ポーランドにベースを置く格安航空会社だ。ハンガリーには従来マレーブというナショナルフラッグ一社だった(以前は民主化後国内線のエアーもあったが、早々倒産したが、近年の格安航空会社ブームにこのウィズエアーとスカイヨーロッパという格安航空会社が誕生した。その金額は驚くべき破格の値段で、時に運賃が日本円換算200円などということもある。もちろんこれに燃油サーチャージや空港使用料がかかるが、それでも大手のIT運賃と比較にならないくらい安い。今回利用したブダペスト~ローマまでの運賃は1000円もしない。その他使用料等を含めても5000円もかからなかった。飛行機はエアバスを使用しているので安心できる。デメリットとしては発着ポイントが市内から離れた小さな空港が使われるなど、空港に行くことが不便だったりすることがある。この他の特徴として、座席は大抵各格安航空会社とも自由席、早い者勝ちだ。制服もカジュアルでここでもコストダウンが伺える。シートピッチはやや狭く、日本人ですら狭く感じることもある。フライト後、サービスというサービスはこの手のエアーは全くない。サービスは買うものだ。カートに軽食やドリンクを積んで通路を回るが有料だ。<br /><br /> 17時過ぎ、愛着あるブダペストを離れ、ローマ・チャンピーノ空港に到着した。この空港はローマの主要空港フィミチーノと異なり小さな空港、チャンピーノのからはバスと電車を乗り継ぐことになる。ただウィズエアー等の搭乗券を持っていればテルミニまでの直通バスチケットを空港内のカッサにて購入できる不思議なバスがある。<br /><br /> バスは本来40分くらいで区間を結んでるが、途中ラッシュにかかり一時間以上も要した。渋滞のおかげでテルミニ駅前に到着したのは19時近く、外は暗くなっていた。荷物や初のローマである事を考慮し、テルミニ駅付近のホテルを手配している。ホテルはテルミニ駅から歩いて約10分くらいに位置する安ホテルを予約していた。ホテルに到着し手続き後に部屋に入るとかなり狭く感じた。四畳半位のスペースだ。それでもテレビは付いてるし、シャワールームにはシャンプーやトリートメントも用意されている。更にドライヤーまで備え付けられているのには驚かされた。部屋の狭さは以前宿泊したウィーンのホテルと同等だがアメニティキッズは良いので物価の高いローマを考慮するとまだお買い得感はあった。幸いにして家族も別に豪華さに拘りがあるわけではないので、安宿というのは、こんなものか思っていたようだ。<br />

家族9人で新婚旅行~マーチャーシュ教会挙式 その9 ローマ到着編

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2005/10/04 - 2005/10/15

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worldspan

worldspanさん

 10月10日ブダペストを経つ。フライトは15:15なのでホテルのチェックアウトの時間正午
までとどまることができた。ブダペスト市内から空港までは本当に不便で、地下鉄とバスを乗り継ぐか、エアポートタクシーやエアポートリムジンサービスを利用する事になる。家族の荷物の量を考えると公共交通機関で向かうのは面倒なので、エアポートタクシーを手配した。このタクシーは空港から利用すると5500フォリント、市内からだと何故か幾分安い。

 ブダペストのターミナルは大きく分けると二つ、細かく分けると三つになる。フェリヘジ1と2、両者のターミナルは5キロ離れている。後者は更に2A、2Bに分かれているが、こちらは隣り通しの建物なので歩いて移動できる。我々が向かうターミナルはベルリンエアーやイージージェットなどの格安航空会社の発着に利用されているフェリヘジ1、ターミナルは非常に小さい。まるでどこかの地方空港のようだ。建物は辛うじて2階建て、一階から全て出入国し、二階にはカフェとフライトを待つベンチがある程度だ。免税店もターミナル2では名器ヘレンドやトカイワインなどショップなど店数も多く楽しめるが、ここはワインショップはあるが後は簡
素な免税品店で、申し訳なさそうに営業している程度、このターミナルで買物を考えるなら市内で買い求めておいたほうが良い。

 我々がこれから利用するウィズエアーはハンガリー、スロバキア、ポーランドにベースを置く格安航空会社だ。ハンガリーには従来マレーブというナショナルフラッグ一社だった(以前は民主化後国内線のエアーもあったが、早々倒産したが、近年の格安航空会社ブームにこのウィズエアーとスカイヨーロッパという格安航空会社が誕生した。その金額は驚くべき破格の値段で、時に運賃が日本円換算200円などということもある。もちろんこれに燃油サーチャージや空港使用料がかかるが、それでも大手のIT運賃と比較にならないくらい安い。今回利用したブダペスト~ローマまでの運賃は1000円もしない。その他使用料等を含めても5000円もかからなかった。飛行機はエアバスを使用しているので安心できる。デメリットとしては発着ポイントが市内から離れた小さな空港が使われるなど、空港に行くことが不便だったりすることがある。この他の特徴として、座席は大抵各格安航空会社とも自由席、早い者勝ちだ。制服もカジュアルでここでもコストダウンが伺える。シートピッチはやや狭く、日本人ですら狭く感じることもある。フライト後、サービスというサービスはこの手のエアーは全くない。サービスは買うものだ。カートに軽食やドリンクを積んで通路を回るが有料だ。

17時過ぎ、愛着あるブダペストを離れ、ローマ・チャンピーノ空港に到着した。この空港はローマの主要空港フィミチーノと異なり小さな空港、チャンピーノのからはバスと電車を乗り継ぐことになる。ただウィズエアー等の搭乗券を持っていればテルミニまでの直通バスチケットを空港内のカッサにて購入できる不思議なバスがある。

 バスは本来40分くらいで区間を結んでるが、途中ラッシュにかかり一時間以上も要した。渋滞のおかげでテルミニ駅前に到着したのは19時近く、外は暗くなっていた。荷物や初のローマである事を考慮し、テルミニ駅付近のホテルを手配している。ホテルはテルミニ駅から歩いて約10分くらいに位置する安ホテルを予約していた。ホテルに到着し手続き後に部屋に入るとかなり狭く感じた。四畳半位のスペースだ。それでもテレビは付いてるし、シャワールームにはシャンプーやトリートメントも用意されている。更にドライヤーまで備え付けられているのには驚かされた。部屋の狭さは以前宿泊したウィーンのホテルと同等だがアメニティキッズは良いので物価の高いローマを考慮するとまだお買い得感はあった。幸いにして家族も別に豪華さに拘りがあるわけではないので、安宿というのは、こんなものか思っていたようだ。

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