2006/10/12 - 2006/10/12
33位(同エリア49件中)
まみさん
2006/10/12(木)第5日目:ケストヘイ
バラトンフュレド発8:22のバスでケストヘイ着9:42
フェスティテッチ城(ハンガリー第3の城)見学
人形博物館、刑罰博物館、中央広場の夜景撮影
バラトン湖ではシーズンオフに入った10月に、1日だけ過ごしたケストヘイの印象を挙げると……。
うっすら黄色がかって透明感の増した木の葉。
鬱蒼とした、でも涼しげな、林のような森のような駅前の公園。
水音が聞こえてきそうな静かな湖畔とヨットハーバー。
湖にせり出した木製の出島の先に生えた木々のシルエット。
木が多く、花壇やテニスコートも整った湖畔のホテルエリア。
庭や窓辺の花に目が引かれる、ちょっとお洒落な住宅街。
特に珍しくはないけれど、歩いていて心が躍る、パステルカラーな旧市街地区。
こじんまりして回りやすそうな、歩行者天国のショッピングエリア。
そして、麗しのフェステティッチ宮殿。
こんなところでしょうか。
フェステティッチ宮殿を見るだけでも足を運ぶ甲斐があるというケストヘイ。
なのでフェステティッチ宮殿さえ見学できれば、あとはゆっくりできるという余裕で過ごせたケストヘイ。
町歩き、小さな博物館めぐり、ショッピング。
私が訪れたときのケストヘイは、そこそこ賑わっている落ち着いた小都市で、歩けば歩くほどじわじわと味が出て楽しくなる、そんな町でした。
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ホテルのテラスから。
眺めのいい部屋です。
テラスからバラトン湖が見えます。
あの出島は、木製の島浴場でしょう。
いい具合に湖の景色のアクセントになっています。
ホテル・ヘリコンのレセプションの人はかんじがいい人でした。
鍵を渡すときに、ニコッと「眺めのいい部屋ですよ」と。
実際、部屋に入ったときに、思わず歓声を挙げてしまいました。
いつもロケーションと価格優先の私は、眺めのよい部屋に泊まることはめったにないので、感激しました。
街へ出るためにホテルを出て、湖畔沿いを少し歩いたとき、ホテルの位置と構造からして、どの部屋でもたいてい湖が眺められるかもしれないと思いました。
でも、レセプションの人の、あのひとことがいいんです。
昨日のバラトンフュレドのホテルではチェックインのときのレセプションの人の態度がいまひとつだったので、余計に嬉しかったですね。
それに、私の部屋は4階なので、客室が6階まであるうち、高層階の方にあたるといえなくもありません。 -
ホテルのテラスから見たバラトン湖
ティハニから見たバラトン湖はエメラルドグリーンでしたが、ここケストヘイから見る午前のバラトン湖は青いです。
ああ、これなら、コバルトブルーという形容ができるかもしれません。
ヨットがうまい具合に出島に近付くまでしんぼう強く待って撮りました。 -
バラトン湖畔Balaton Part
たんぽぽと赤紫の花が咲いているところで1枚撮りました。
遠景に見えるのは、滞在のホテル・ヘリコンです。
湖のすぐそばに建っています。部屋からの見晴しがあれだけ良いのも納得です。
昨日のバラトンフュレド同様、ケストヘイのバラトン湖畔も散歩道が延びています。
このあたりにはヘリコン・ホテルの他に、フェニックス・ホテル、バラトン・ホル、フーラム・ホテルなどがあります。
シーズンオフでも、散策道には、ホテルの宿泊客と思われる人たちが散歩したり、ベンチに座ったしている姿がちらほら見られました。 -
桟橋または木製の島浴場の見えるところで、また1枚。
花壇のバラと一緒に。
花を見ると、花の写真を撮りたくてうずうずしてしまいます。
バラは日本でもその季節になればいくらでも撮れるのだから、と自分を抑えましたが、こういう風に撮る分にはいいもんね。 -
ひたすら木立のヘリコン公園
でも撮りたかったのは、うっすらピンクに染まった可愛い実の方@
フェステティッチ宮殿に向う途中のヘリコン公園脇のエリジュベート王妃通りを歩いているときに、この実を見つけてどうしても写真を撮りたくなってしまいました。
公園と一緒に撮るなら旅の写真になるだろうと、垣根の隙間から公園に侵入して撮りました@ -
自然そのままのようなヘルコン公園
でも写真の主役は手前の実@
現在時間は11時すき。
ケストヘイでは、少なくとも宮殿さえ見学できれば目的を果たせたようなものなので、宮殿に急ぎはするものの、行く途中でこんな写真を撮る余裕はあります。 -
エリジュベート王妃通りの可愛い家
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ケストヘイのフェー(中央)広場
市庁舎とフランシスコ派教区教会。
手前の建物は市庁舎だと思うのですが、入口の天井近くには、Allamicimhaziumと書かれてあります。
背後は宮殿の向かって一直線の歩行者天国。
振り返ってみて、このアングルが気に入ったのでカメラを構えましたが、残念ですっっっ、思いっ切り逆光です!
露出をうんとプラスにすると空の青が飛んで真っ白になってしまうため、こんな風に街路樹を入れてみました。
枝が上手い具合に市庁舎とバロック教会の間に入るようにカメラを構えるのは、ひと苦労しました。
ほんのちょっと角度を変えただけで、建物が隠れてしまうのですから。
それに手前の道路に車があまり通っていない瞬間も狙わなくてはならないのです。
ハイライトの宮殿を前に何をやっているんだ、と思わなくもなかったのですが、撮りたいなぁと思ったらチャンスを逃してはなりません。 -
フェー(中央)広場のバロック教会
宮殿の見学を終え、ゆっくり写真を撮り、小さな博物館にも入り、ショッピングもして、そして再びフェー(中央)広場に戻ってきました。
夕食をとるレストランを探してうろうろしているときに、撮りました。
このバラを入れたかったので、アングルを決めるまでとても迷いました。
14世紀のフランシスコ派教区教会です。
最近、ゴシック様式のフレスコ画が発見されたばかりだそうです。
バラ窓も当時のものだそうです。
残念ながら、中は鉄柵にさえぎられ、手前までしか入ることはできないようになっていました。
当然、フレスコ画は確認できず、バラ窓も内側から見ることはできませんでした。
ただ、オルガンの練習中だったので、中のイスに座って10分ほどパイプオルガンの音を楽しみました。 -
Vak Battyani 通りの家
この黄色いフェンスが気に入って撮りました。
この通りを歩いていたのは、ミネラルウォーターを買いたくてスーパーマーケットをめざしていたときでした。
ミネラルウォーターは観光地値段とマーケット値段は段違いですからね。
実際、観光地では500mlがだいたい200〜250フォーリント、マーケットで買うと100〜150フォーリントでしたから。
(2006年10月現在、1フォーリント=約0.6円)
ハンガリーにはSPAというスーパーマーケットをあちこちの都市で見かけました。
中央広場でその案内看板を見つけたので、寄ろうと思ったのです。
しかしどこかで間違えたのか、行けども行けどもたどり着けず、あきらめて観光中心地に戻り、カフェで買いました。
25分ほど余計な散策をしたことになります。
でも、ふつうの住宅地を歩くのも楽しかったので、それでよしとしましょう。 -
夜のフェー(中央)広場
この日は夜景の写真を撮らないだろうと、三脚を持ち歩いていませんでした。
なにしろホテルへ戻る途中には、あの木立ばかりの広大なヘリコン公園があり、しかもホテルエリアは木立で囲まれた公園になっているのです。
だから、暗くなる前にホテルに戻るつもりでした。
しかし、スーパーマーケットを探して30分近く歩き、疲れて休み、お腹も空いたのでホテル近くに戻ってからレストランを探す余裕はなくなり、宮殿に近い歩行者道路のカフェで夕食を取ったので、夕食を食べている間にあたりは真っ暗になってしまいました。
中央広場に再び戻って来たのは19時すぎ。
せっかくなので夜景の写真を撮りました。
三脚がないので、道にあった看板のようなものの上にカメラを乗せて撮りました。
三脚がないと、好きなところでカメラを構えられないので不便です。三脚の便利さを改めて思い知りました。
フラッシュはスローシンクロモードなので、たいてい0.5〜1秒くらいシャッターが開いていることになるので、走り去る車のライトがレーザーのように伸びます。
これが面白いです@ -
翌朝の夜明け前のバラトン湖
朝の6時頃です。
ホテルの窓から見られるというのは、こういう時間帯にも写真が撮れるという利点があるのですね。
この写真はホテルのテラスに出て撮っています。
ちょっと寒かったけれど@
薄暗いので出島の街灯がまだ灯っています。
しかし空はほんのり赤く染まっています。
夜明けは近いです。 -
夜明けのバラトン湖
さきほどの写真は望遠側で撮りましたが、今度は広角側で、少し周辺を取り込んで撮ってみました。 -
夜明けのバラトン湖
少し時間がたってからまた1枚撮りました。
夜明け近くは急速に明るくなります。
空気の色がみるみるうちに変わります。 -
朝食に行く前にもう一度。
朝の7時頃のバラトン湖。
もうだいぶ明るくなりましたが、まだ日の出前です。
朝食を食べているときに日が上りました。
バラトン湖を眺めながら食べようと思ったので、湖の見える席をとっていました。
湖面からオレンジ色の玉が顔を出したかと思うと、湖にゆらゆらとオレンジ色の光の帯を描きながら、ゆっくり上っていきます。
息を呑むような美しさでした。
スローモーションのように少しずつ空に上る太陽。
湖にのびる光一筋。
太陽は、顔を見せたばかりのときは燃えるようなオレンジでしたが、だんだんと穏やかな色合いになり、やがてすっかり空に上り切った頃には、太陽の方が光源なのに、まるであたりの明るさに飲み込まれたかのようになりました。
湖面の光の帯も、太陽が上るにつれてオレンジ色がどんどん薄くなります。
あたりが明るくなる頃には帯はすっかり消え、太陽の光を受けて湖面全体がきらきらと光るようになりました。
食べながら、その一部始終をずっと眺めていました。
朝食の席にカメラを持参しなかったことを何度後悔したことか。
代わりに目にしっかり焼き付けました。
なまじ中途半端な写真を撮るよりは、その方が記憶に美しく残るだろうと思いながら。
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