2006/10/12 - 2006/10/12
46位(同エリア52件中)
まみさん
2006/10/12(木)第5日目:ケストヘイ
バラトンフュレド発8:22のバスでケストヘイ着9:42
フェスティテッチ城(ハンガリー第3の城)見学
人形博物館、刑罰博物館、中央広場の夜景撮影
ハンガリーといえば平原がどこまで続く土地という印象がありますが、バラトン湖周辺はいくつも火山が続きます。
平坦な土地にぽっかりと現れる台形状の山。
町はそのすぐふもとに広がっています。
バラトンフュレドからケストヘイへ向うバスの中からぼんやり窓の外を見ているときに、不意にまた、その風景を写真に撮りたくなり、胸に下げているデジカメを袋から出しました。
バラトン湖の北岸は、起伏のある地形で、あちこちにブドウ畑があり、古くからワインの産地となっています。ワイン作りは2000年以上の歴史があるといいます。
また、北岸は、温泉や貴族の館などの見どころも多いです。
これから行くケストヘイのフェステティッチ宮殿がその最たるものと言えましょう。
フェステティッチ宮殿は18世紀後半のバロックの宮殿ですが、それより古い時代の史跡も、オスマン・トルコによる支配時代にバラトン湖の北岸以北は守り通せたため、破壊・略奪を逃れました。
むしろ、その後のハプスブルグ時代のときにつぶされたものの方が多いようです。
ハンガリーの抵抗に手を焼いたハプスブルグ皇帝は、城壁や城塞など守りの固い建築物は徹底的に破壊させたといいますから。
ちなみに南岸は平坦で、湖岸も遠浅になっているので、湖水浴ができる高級リゾート地となっているそうです。
でも私はリゾートに行きたいわけではなく、湖畔の景観を楽しみたいので、今回の旅行では南岸は最初から候補に入れませんでした。
バラトンフュレドもティハニもケストヘイも、そして最終的には候補から外してしまいましたが、バダチョニも、みな北岸にあります。
客層は、泳げる湖の南岸のリゾートはファミリーが多く、一方、北岸のリゾートは温泉治療施設が発達したので、お年寄りが多いそうです。
もっとも、私が行ったときはすでにシーズンオフでしたし、北岸のみで南岸は行っていないので、比べることは出来ませんでした。
今回は、車窓の外の写真を撮るにあたって、停車や減速中などにこだわらず、走っている最中でもどんどんシャッターを切りました。
なのでたくさん失敗しまたが、約1時間20分のバスの旅の間、写真を撮りたいと思う景色は幸い何度も現われたため、あきらめずに何度もチャレンジすることができました。
-
バラトンフュレドからケストヘイの途上には、バダチョニがあります。
だからあれはきっと、バダチョニ山ではないかしら。
数あるバラトン湖の眺望の中では最も雄大かつ美しいと言われているバダチョニ山からの眺め。
それを目当てに、当初の計画では、今、向っているケストヘイの次、翌日ブダペストに戻る前にバダチョニに寄るつもりでした。
しかし、今はもうその気はありません。
だってその眺望を見るには、山頂までの険しい山道を30分ほど登らなくてはならないというのですから。
ブダペストのちょっとの坂道や昨日のテイハニの散策道で、私には山登りの覚悟はできていない!と悟りました。
バダチョニには行かないと決めたために、車窓の外のバダチョニ山(おそらく)に、いまや妙な愛着と寂しさを覚えてしまいました。 -
バスは並木道を走るため、車窓の外の写真を撮っていると、こうして手前の木に遮られることがあります。
しかし、手前の木がいいかんじに写真のアクセントになっているのでは、と思えることもあります。
この写真は、手前の木が肝心のバダチョニ山を遮ってはいるものの、写真としては気に入りました。 -
天気が良くて青空が広がるのは嬉しいですが、写真を撮っていると、影が濃くなるのがちょっとネック。
山のふもとに近いところにはブドウ畑が広がっています。 -
バダチョニ山のすそ野に、白い斑点のように村落が点在している様が面白いです。
東西に長い台形状を成し、バダチョニ村の北側を遮るバダチョニ山(Badacsony hegy)は、標高437m。この地形が湖に面して緩やかな南向きの斜面を造り出し、恰好のブドウ畑となっています。
そのため、このあたりは、ハンガリーワインの中でも質のよいバラトン・ワインの中心地です。
リースリングなどの白ワインが有名です。
「バダチョニ・リスリング」「バダチョニの修道士スルケバラート(「バダチョニの修道士」)」「ケークニェリュー」など。
きっとこれらはバダチョニに限らず、少なくともバラトン湖畔の町のレストランでなら注文できたかもしれません。
なのに、なぜ、私は、夕食時には、このウンチクをころっと忘れてしまうのかしら。
観光を優先させるために毎度昼食を抜くものですから、お腹がすききって、食べ物のことで頭がいっぱいになってしまうせいでしょうか。 -
いかにも、走っている最中に撮りました、というかんじで木が流れているところがいいです@
この写真を撮ったのは、Szigligetあたりです。
ここのバスターミナルは駅のすぐ前の小さなロータリーでしたので、そのときに駅名が確認できました。 -
ドラム缶のように丸められた麦わら
やっと撮れました、この写真@
バスの旅は1時間以上あるので、まさかずーっと窓の外を狙っていたわけではありません。
前方を眺めながら、気になる風景が見えてきたときに、胸に下げたデジカメを布のケースから取り出して構えるのです。
なので、この麦のドラム缶は、あっ!と気が付いたときはいつも遅すぎて、なかなか写真を撮ることができませんでした。
ピントがやや甘いのですが、そういうわけで、苦心の1枚です。 -
このようなブドウ畑をたくさん見かけました。
確かによく日が当たっています。
なんとか撮れた一枚@ -
ケストヘイのカジンチー通りとボランバス(長距離バス)
予約しているホテルHelikonへは歩いて向かいました。
地図を見たところ、歩いて30分くらいかかるかもしれません。
でも、荷物はそう重くないですし、バラトンフュレドで買った手提げのおかげでとても持ちやすくてルンルン。
しかも、このカバン、たったの600フォーリントだったのですから、つくづくよい買い物をしたなぁ、と気分が浮上します。
それに、ホテルへ向うカジンチー通りの並木道は、木々がだいぶ黄色く色付いていて、なかなか気持ちのよい散歩になりそうです。
こうして並木道の写真などを撮るために、つい、立ち止まったりして。
私がここまで乗ってきたのと同じタイプのバスが後ろからやって来ましたので、並木道の写真は、バスと一緒に撮りました。
昨日のバラトンフュレドのホテルが思った以上に遠かったのに対し、ケストヘイのホテルは、予測以上に近くて、すぐに着きました。
かかった時間は15分くらいでしたが、30分はかかるかもしれないと覚悟していたせいか、びっくりするほど近く感じられました。
ホテル・レポートは、ハンガリー分についてまとめて1つの旅行記を作成する予定です。
ここで、話をバラトンフュレドに戻しましょう。
私が乗ったバスはバラトンフュレドを8:22に出発しましたが、実は、事前に調べたネットの時刻表にもバス停の時刻表にも、8時台のケストヘイ行きのバスは8:07発と8:50発しかなく、8:22頃に出るバスはありませんでした。
8:07発がこんなに遅れたのでしょうか。
しかし、それが幸いしました。
この日、8:07発のバスに乗ろうと、バラトンフュレドのホテルを7:50頃にチェックアウトし、駅までタクシーで向かいました。歩くと30分以上かかるからです。
しかし、タクシーがホテルに来るまで時間がかかることを忘れていました。
レセプションの人は「5分で来る」と言いましたが、時間にせっかちに日本人と違って、5分と言ったら、10分以上かかるということも。
タクシーは8時ちょっと過ぎにやって来ました。
私は、8:07のバスに乗りたいのだ、というつもりで、時刻表を指し、バスターミナルへ行きたいと伝えましたが、運転手さんは私の行き先がバスターミナルであることを確認しただけで、時間なんか見ちゃいませんでした。
ホテルの駐車場を出るときに、運ちゃんは、すぐ前を歩いていた人が知り合いだったのか、あるいは営業か、呼び止めて話なんぞしています。
急げば8:07のバスに乗れるかもしれない、と思っていた私は、内心いらいらしましたが、こんなところで急かして、へんに運転手さんの機嫌を損ねてもいけないし、急がせることで安全運転を土度外視されても困るので、じっと我慢しました。
結局、バスターミナルに着いたのは8時10分すぎ。
当然、バスターミナルには、ケストヘイ行きのバスは影も形もありません。
それなのに運ちゃんは、
「この後、どこへ行くの? ブダペスト? このまま乗って行かない?──ケストヘイ? もちろん、ケイスヘイでもいいよ」としきりに営業します。
まさか、ご冗談でしょう。
ホテルからバスターミナルまで5分ちょっとで1,950フォーリントかかりました。
ケストヘイまで行ったら、いくらするか、わかりゃしません。
それに、8:07発のバスを逃したことで、ちょっと虫の居所が悪いんです、私。
もちろん、もっと早くにチェックアウトしてタクシーを呼ばなかった私が悪いってわかってますから、不機嫌を表に出したりはしませんけれどね。
バラトンフュレドからケストヘイまでのバスの運賃は961フォーリントでした。
ちなみに、昨日の夕食のメインディッシュの魚料理は1,750フォーリントでした。
(2006年10月現在、1フォーリント=約0.6円)
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この旅行記へのコメント (2)
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- 迷子さん 2006/11/28 09:21:45
- こんにちは〜!
- この表紙のお写真、4トラのトップページに並んでいるのを
見かけて、、北海道の写真かなと思っていますた、、。
ハンガリーの平原だったのですね?!
スッゴイ似てる風景でビックリ!
やはり近年は世界中の酪農地では昔風のサイロは
無くなって乾し草ロールに成って来てるんだなぁ〜
と、ヘンな処に感心すてしまいますたぁ。
ハンガリーの景色も何だか人に優しい癒し系なんどすな。
続きもこれから楽しませてもらうどす〜。
- まみさん からの返信 2006/11/29 01:35:17
- RE: こんにちは〜!
- 迷子のプロさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
乾草ロールは、やはり北海道を想起させるのですね。
前に北海道に住んでいた妹が、ハンガリーやルーマニアの列車やバスの車窓からの写真を見て、まさに北海道だと言ってなつかしがっていました。
気候といい、酪農の地といい、北海道はかなりヨーロッパ的な風景があるのでしょうね。
サイロのキーワードをもらったので、少し調べました。
こういうの、ロールベールというのですね。
北海道のロールベールのある風景の写真もネットでいくつか見つけました@
調べているうちに、迷子のプロさんがおっしゃる昔風のサイロが、たしかに消えつつあるのだなと感じました。
サイロの商品案内で、簡単でコストも低いとはいえ、ビニールで包むやつも見ましたが、それはちょっと味気なかった〜@
工場の中の巨大な巨大なサイロも見ました。
ハンガリーやルーマニアのトランシルヴァニア地方では、ロールベールのほかにもあと2種類、乾草を積んでいるところの写真を撮りました。
そのどちらも北海道を想起させるかもしれません。
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