2006/11/06 - 2006/11/08
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STAMP MANIAさん
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再び、香港・マカオスタンプラリー(?)に行ってきた。
深港西部通道開通と横琴口岸再開を期待していたのだが、どちらも未だ工事中で残念。
相変わらず“移動”に重点を置いた旅。
香港島名物の二階建て路面電車に終点まで乗ってみた。
香港島の路面電車には何度も乗ったことがあるが、西は上環・東は銅鑼湾まで。
線路はそれよりもかなり先まで伸びていた。
二階の最前部から見下ろす(見上げる)香港島は魅力的だ。
路面電車で往復すると3時間はかかるので、片道分は快速バスで。
高架道路や海上道路を走る都市内高速バスで、路面電車とはまた違った車窓風景を楽しんだ。
写真は東の終点Shau Kei Wanの電停。
小さい半径で線路がぐるっと一回りするだけの、簡単な構造だった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- ANA
-
かなりの乗車時間になりそうなので、まずは腹ごしらえ。(笑)
中環の吉野家に入ってみた。
朝のサービスメニューで、牛丼(細)+日本茶のセットがHK$14だった。
(細)は日本で言う並盛のことだと思うが、並盛よりやや少なめかも。
米はちょっと違うが、肉は日本とほぼ同じ。
というか、牛丼再開後の吉野家は肉質が微妙に変わっているので、むしろ香港の牛丼の方が昔(といっても2年前?)懐かしい味を残していると感じた。
肉の味は同じでも、その他は日本とはぜんぜん違う。
まず、メニューが物凄く豊富。
海外の吉野家には牛丼の他にチキンなどの丼があることは牛丼マニア(?)には常識だが、香港にはさらに、ビーフン牛丼(??)やインスタントラーメン牛丼(???)があった。
一体どんなものが出てくるのか興味はあったが、今回は普通の牛丼で。
次回は香港独自のメニューにも挑戦してみたい。
店は完全にファーストフード店で、注文もハンバーガー屋方式。
写真右下は寿司についてくるガリ。
紅生姜の代わりであろうか。
牛丼と一緒に食べてみたが、やはり紅生姜が良い。
その上の小さな容器に入っているのは唐辛子。
メチャクチャ辛かった。
テーブルには普通の七味唐辛子も備えられていた。 -
中環の電停から東方面の電車に乗る。
当然、二階の最前列を確保。
朝ラッシュのピークは過ぎていたものの、道路は混雑していた。
香港の路面電車は、自動車が軌道内に入ってくるので、渋滞の影響をモロに受ける。
何しろ軌道内に自動車用の車線が引かれているのだ。
それどころか、軌道上に右折車線を設けている場所が少なからずあったのには驚いた。
写真の右側線路上に並んでいる車は右折待ち中。
なので、直進方向の信号が青でも、右折車がいると電車は進めない。
結局、信号1サイクル分無駄に停止していなければならない。
道路が狭いので仕方がないのだろうか。
日本で自動車の軌道内走行を認めた都市の路面電車は悉く衰退しているが、香港はそうでもない。
経営的にどうなのかは知らないが、ちゃんと生き残って活躍している。
写真は上環のあたりか。 -
上環を過ぎると、車窓は下町の雰囲気になる。
といっても、相変わらず摩天楼の谷間を走る。
終点付近ではただでさえ狭い道路がさらに狭まり、西行き線は歩道に接して走る。
摩天楼の谷間を抜けないまま、終点の堅尼地域(Kennedy Town)に到着。
このあたりは主に住宅街のようで、高層マンションが林立している。
かなり古い街並みだが、どうやって土地をひねり出すのか、真新しい高層マンションも少なくなかった。
写真の奥が終点。 -
堅尼地域からは快速バスを乗り継いで、反対側の終点Shau Kei Wanへ向かう。
まず、堅尼地域発北角行の[18P]系統に乗車。
このバスは都市高速道路「4号幹線」を経由する快速バス。
同じ行先でもアルファベットの付かない[18]系統は一般道経由。
香港のバスについては、ここ(↓)のページが詳しい。
i-busnet.com(繁体中文)
http://www.i-busnet.com/
ターミナルを出発したバスは、堅尼地域を右に左にウロウロして乗客を拾い、ちょうど満席になった頃に高速道路へ。
絶妙な需要予測? -
先程路面電車でノンビリ来た道の上を、バスはスイスイ走った。
中環の手前で多少渋滞したが、その先は快調。
高架道路あり、トンネルありで、かなりダイナミックな道路。
こういう視点から香港の景色を眺めたことはないので、新鮮さを感じる。
一般道と完全に分離した都市高速道路かと思っていたが、中環では一般道との共用区間もあった。
内側の車線が高速道路・外側が一般道路で、その間にはコンクリの分離帯。
所々分離帯が途切れている個所があり、ここで車線変更をすることによって一般道との出入をしていた。
これだと出入口に大袈裟な構造物がいらず、合理的。
無料だからこそ出来る芸当だ。 -
湾仔(Wan Chai)でバスを降り、海側へ1ブロック歩いて湾仔碼頭バスターミナルへ。
ここから、海上の高速道路「東區走廊」を走る快速バスに乗車。
東區走廊を走るバスは何系統かあるが、途中の北角で一般道に降りる系統もある。
できるだけ長く海上区間を走る系統を探したら、都合良く路面電車の終点であるShau Kei Wan行の[2X]系統があった。
バスは湾仔・銅鑼湾(Causeway Bay)・天后(Tin Hau)の街中でこまめに停車して客を拾い、ビクトリアパーク北東のランプから高速道路に入った。
左にビクトリアハーバーを眺めながらのバス旅だ。
また一つ、変わった視点から眺める香港を発見!
この道路、通る時間帯によって様々な情景が楽しめるかもしれない。
惜しむべくは香港が英国式の左側通行だということ。
もし右側通行なら、都心方面に走れば、右に海・正面に摩天楼という絶景道路になるはずだ。 -
Shau Kei Wanは完全な下町。
バスターミナルから電停までの道は、地元民による、地元民のための市場だった。
観光地巡りも悪くないが、こういう何気ない場所を訪れるのも面白い。
移動の旅だからこそ出会える風景?? -
Shau Kei Wanの電停は、都心の活気溢れる路面電車の姿からは想像もつかないほど小ぢんまりしたものだった。
始発駅だというのに、乗客がかなり多いのには驚いた。
乗客の入れ替りはかなり頻繁で、どうやら水平エレベーター的な利用がされているようだ。
高所得の香港人にとってHK$2の運賃はタダみたいなものだろう。
香港は見方によっては日本より物価が高いらしいが、交通費は下手な途上国よりも安い。
これはちょっと羨ましい。
電車はしばらく住宅街のようなエリアを走る。
住宅街といっても、やはり摩天楼マンションの谷間だ。
結構な急勾配を登り下りしたりと、なかなか面白い。
このあたりはまだ車も少ない(都心に比べれば、だが)ので、割とスイスイ走る。
写真は北角の手前あたりか。 -
北角(North Point)で一旦電車を降り、春秧街のループ線を見に行く。
香港の路面電車は、他の多くの国と同様、基本的に同じ方向にしか走らない。
折返駅にはループ線が設けられ、そこを一回りして方向転換する。
ループ線は限界に近い半径で回る小さなものから、1ブロック使って回る大きなものまで色々。
中でも北角のループ線は割と大きな1ブロックを一回りする大規模なもの。
しかも、ループ線が通る春秧街はかなり賑やかな地元の市場で、通行人や荷捌きのトラックが軌道を占拠している。
北角折返しは一系統しかないが、それでも5〜10分に1本はあるだろう。
電車は歩くような速度で歩行者やトラックをどかしながらすっくり進む。
香港の路面電車ならではの刺激的な光景だ。 -
ここから次第に車窓風景が都会的になっていく。
写真は銅鑼湾のループ線。
写真奥からやって来る銅鑼湾折返しの電車は、分岐を一旦左に折れ、上下線を横切って写真左の植込みを回る。
先程の北角とは対照的にコンパクトなループ線だ。
なぜループに入る前に一旦左に折れるのかは不明。
後続の直進車を邪魔しない為かとも思ったが、車両1両が退避できるスペースは無いようにも見える。
銅鑼湾の先ではハッピーバレーへ向かう路線が分岐する。
今回は乗車しなかったが、この路線も香港らしくて面白いと言われている。 -
銅鑼湾の雑踏を抜けると、一段落する間もなく、湾仔の狭い旧道に突入する。
それまで割と快調に走っていた電車も、この道でダンゴ運転になる。
北角の途中下車を除けば、Shau Kei Wanからここまで1時間。
そろそろ飽きてくる頃だが、そうでもないのが香港の路面電車の面白さ。
通りの向こうにチラチラ見えるピカピカの高層ビル群が、大都会へと向かう興奮を演出する。 -
湾仔の旧道を抜け、金鐘(Admiralty)エリアに入ると、風景が一変する。
子供の頃にマンガで見た未来都市そのまんまの風景の中を、前世紀そのまんまの路面電車が走る。
物凄くちぐはぐに思えるが、意外と違和感を感じない。
これも香港らしさ、香港の面白さだと思う。
金鐘の街並みは、日本で言えば汐留の高層ビル街に似ているが、もし汐留を旧式の都電が走っていたら、違和感ありまくりだろう。 -
中国銀行(本社 北京市)のビルを過ぎ、S字カーブを曲がると、中環のオフィス街に入る。
これで西から東まで、一通り乗ったことになる。
ちなみに、Shau Kei Wanから堅尼地域まで1本の電車で行くことは出来ない。
香港電車有限公司(Hongkong Tramways Ltd.)の公式サイトによると、以下の系統があるようだ。
・Shau Kei Wan〜上環
・Shau Kei Wan〜ハッピーバレー
・北角〜屈地街
・ハッピーバレー〜堅尼地域
・銅鑼湾〜堅尼地域
・上環〜堅尼地域
これで6系統。
他に車庫へ入庫する系統も一部あるようだ。
位置関係としては、西から堅尼地域・屈地街・上環・銅鑼湾・北角・Shau Kei Wanとなる。
ハッピーバレーへの分岐線は湾仔と銅鑼湾の間。
これだけ覚えていれば、乗りこなすのは難しくない。
車庫行きなど、これ以外の行先の電車が来たら見送ればいい。
すぐに後続の電車がやって来る。
香港電車有限公司
http://www.hktramways.com/en/home.html
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