2006/09/27 - 2006/10/07
2635位(同エリア3873件中)
yokoさん
ルネサンス発祥の地、花の都フィレンツェ。この旅で一番行きたかった場所です。ルネサンス時代から500年も変わらないという街並みは素晴らしかったです。
今回のイタリア旅行で訪れたところは、カプリ島→バチカン市国→ローマ→シエナ→サン・ジミニャーノ→フィレンツェ→ピサ→ヴェネツィア→ヴェローナ→コモ湖→ミラノです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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泊まったホテルは、中央駅とサンタ・マリア・ノッベラ教会に近く、ドゥオモまで徒歩10分の『マジェスティック』です。
写真はサンタ・マリア・ノッベラ教会の中央駅側です。 -
ホテル・マジェスティックの良かったところは、便利な立地、アンティークな雰囲気、朝食です。コンチネンタルブレックファーストですが種類は豊富でした。温かいスクランブルエッグや焼きたてのリンゴ入りクロワッサン、リンゴのワイン煮、新鮮なリンゴと缶詰フルーツのフルーツポンチがありました。リンゴづくし♪
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241号室に泊まりました。ちょっと古めですが、部屋はローマより少し広いです。ベットはふかふか、枕はかためとやわらかめが2週類。2泊しましたがシーツは取り替えてくれませんでした。収納スペースは広いが、ハンガーが少なめ。ミニ冷蔵庫あり。テレビあり、NHKなし、CNNあり。湯沸しポット&お茶セットなし。ウェルカムピーナツあり。
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あまりよくなかったところは、掃除と水まわりです。掃除はちょっと手抜き気味で残念でした。お湯の出が悪いときがあり、シャワーはちょっと水量不足でした。シャワーカーテンが無く、プラスチックのしきり板みたいなものしかないので、バスルームの床が濡れてしまいました。トイレ・ビデは特に問題ありませんでした。
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ホテルから10分くらい歩いて、ドゥオモ広場にやって来ました。
ドゥオモのファサードは、すっごく迫力があります。道を歩いていて、角を曲がるとドンッと目の前に大きくそびえています。それでいて、緑とピンクと白の大理石とレリーフで細かいところまで装飾されて、その精巧さに驚きました。 -
ドゥオモの目印・高さ91mのクーポラは、生で見ると映像で見るのとでは大違いです。すっごい迫力と存在感があります。
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八角形の『サン・ジョヴァンニ礼拝堂』とクーポラと『ジョットの鐘楼』の3点セットの写真です。スケールの違いにため息が出るばかり。
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中世以来フィレンツェの政治的、社会的中心であった『シニョーリア広場』にやってきました。
政庁舎として使われてきた『ヴェッキオ宮』が高々とそびえています。 -
ベッキオ宮殿入口の左側に、ミケランジェロの『ダビデ像』があります。等身大のレプリカで、本物はアカデミア美術館にあります。
ダビデは、旧約聖書に出てくる石投げの名人で、フィレンツェの守護神でもあるそうです。 -
ベッキオ宮殿入口の右側にバッチョ・バンディネッリ作の『ヘラクレスとカクスの像』があります。
ローマ神話に登場する巨人の怪物のカクスを、英雄ヘラクレスが倒したところ、エウアンドロス王は大変感謝し、ヘラクレスを祭る祭壇を設けたとのことです。 -
ベッキオ宮殿横の『ネプチューンの噴水』です。
2005年8月に、この海神ネプチューンの大理石像に1人の若者が酒に酔ってよじ登ったため、ネプチューンの右手が落下して砕けてしまったのだそうです。2006年8月に2千万円かけて修復したそうです。このネプチューンの噴水は度々憂き目に遭っていて、海馬の蹄が何度か壊されたり、1982年のサッカーワールドカップでイタリアが優勝した年には、ネプチューンの背中が"青く"塗られてしまったそうです! -
ジャンボローニ作の『コジモ1世の騎馬像』。
1537年にトスカーナ大公国の初代大公になったコジモ・デ・メディチの像です。
コジモ1世はメディチ家の弟脈だったが、兄脈の家系が途絶えたためメディチ家の当主となった。神聖ローマ皇帝の後ろ盾もあり、専制的な権力を持つトスカーナ大公国の大公となった。彼の子孫は約200年間トスカーナに君臨した。 -
シニョーリア広場にある『ロッジャ野外美術館』。14世紀から16世紀の彫刻家の作品が陳列してあります。
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ロッジャ野外美術館にあるチェッリーニ作の『メドゥーサの首を持つペルセウス』。有名なギリシャ神話がモチーフです。
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ジャンボローニャ作の『サビーナの女の略奪』。
古代ローマの逸話がモチーフだそうです。
建国当時のローマには女性が少なかったため、建国者ロムルスが近隣のサビーニ人の女性達を略奪した。サビーニ人は女性を取り戻すために戦をするが、略奪されたサビーニ人の女性の仲介で和平が成立し、その後サビーニ人はローマに移住し、ローマ人同様の市民権が与えられた。 -
シニョーリア広場の隣にある『ウフィツィ美術館』です。コの字型の建物です。
ボッティチェリの『春』『ヴィーナス誕生』、ダ・ヴィンチの『受胎告知』、フィリッポ・リッピの『聖母子と二天使』等があります。中は写真撮影禁止でした。ウフィツィ美術館鑑賞はこの旅で1番楽しみにしていたこと。ギリギリまで近づいて絵を見ることができるのでとてもよかったです。 -
ミュージアムショップで日本語版公認ガイドブックを買いました。16ユーロでした。
表紙に"全作品収録"と書かれていますが、全作品の解説はありますが、全作品の写真が収録されているわけでありません。有名な絵画の写真は収録してあります。ISBN番号は「9 788809 014886」です。これより小さい絵葉書サイズのものは確か8ユーロでした。 -
ウフィツィ美術館回廊から写真を撮ることができます。回廊から見た『ヴェッキオ橋』です。ヴェッキオとは古いという意味だそうです。
橋の上にはお店がたくさん並んでいます。野菜屋や肉屋が並ぶ市場だったそうですが、悪臭がするので、宮殿の通路を造った際に撤退させられ、現在のように装飾品店や貴金属の店が並ぶようになったそうです。 -
ウフィツィ美術館回廊より大聖堂、ヴェッキオ宮を見たところ。このアングル、お気に入りです。
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シニョーリーア広場の近くにある『ダンテの家』です。「神曲」の著者ダンテの生家で、ダンテゆかりの品を展示した博物館になっています。
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イタリアの偉人達が眠る、サンタ・クローチェ教会です。今は修復中ですがフレスコ画もあります。
この日はマラソン大会が開催され、教会前の広場がゴール地点になっていて、とてもにぎやかでした。ゴールのそばまでタクシーに乗ってきて、そこから走ってゴールする人も数人いて、笑ってしまいました。 -
サンタ・クローチェ教会の中。
『ミケランジェロの墓』。
完成まで90年かかったそうです。 -
『ガリレオ・ガリレイの墓』
とってもカラフルですね。日本人の感覚からだと、お墓とは思えないです。 -
これからジョットの鐘楼に登ります!階段は414段あります。料金は6ユーロです。
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狭くて、登りにくい階段を4分の3登って、鐘のところにきました。
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やっと頂上の見晴台まで登ってきました!
クーポラがとても近くに見えます。
ここまで登ると、足はガクガク、汗ビシャビシャ、息ゼーゼーです。運動不足を痛感しました。 -
とってもいい景色。ベッキオ宮が見えます。
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レプブリカ広場が見えます。メリーゴーランドがライトアップして周ってます♪
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メディチ家ゆかりのサン・ロレンツォ教会が見えます。
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ジョットの鐘楼の見晴台から見る夕焼け。
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夕暮れ時のアルノ川やってきました。
川面が茜色に輝いて、美しいです。 -
水面に岸の建物が写って、きれいです。
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夕飯はこちらのお店で食べました。
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ポルチーニ茸のフェトチーネです。
おいしかったですが、ポルチーニ茸がとても細かく切られていて、ポルチーニ茸の味があんまりわかりませんでした〜。 -
フィレンツェ風炭火焼ステーキです。ヴォリューム満点。塩だけのシンプルな味付けでした。
ドルチェはティラミスを食べました。
旅行記を最後まで見ていただいてありがとうございました。
次は、ピサに行きます。
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