ミラノ

2006/09/25 - 2006/09/25

7:08 フィレンツェ発、ミラノ行きのユーロスターに乗りミラノ中央駅へ。約3時間でミラノに到着。月曜日の朝だったせいか、一等車は満席、二等車もほぼ満席。車内はビジネスマンが多かった。ミラノはあいにくの雨。寒い。コートを着ている人、マフラーをしている人までいる。たしかにフィレンツェから3時間も新幹線と同等のスピードの電車に乗って北に来れば寒いのは当然である。さすがにTシャツ一枚では寒く、バッグからジャンパーを取り出して着た。

【写真】ミラノ中央駅（画面中央には自動発券機。新幹線の券売機のように非常に分かりやすい）

エリア ミラノ(イタリア)

ミラノでは3箇所行きたい所があったが、ちょうど月曜日は多くの美術館が休館日であったためミラノの町並みを中心に見て回ることにした。ミラノの見所はローマほど分散していないので、一日もあれば十分見て回れるところである。できることであれば、有名な絵画”最後の晩餐”を見に行きたかったが、予約が必要で電話もつながらないぐらい毎日予約で一杯だという事を数日前に知った具合なので到底見込みはないと思いチャレンジすらしなかった。

【写真】ミラノの中心部スカラ広場横のガッレリア。ここのアーケードに入っているショップの看板は全て黒地に金色の文字である。

アーケードを抜けると、ドゥオーモがある。14世紀後半に着工され、完成まで約300年かかったらしい。現在は修復工事中。

【写真】ドゥオーモの正面。

残念ながら改装工事中のため工事部分が移っていない側面からも撮影

【写真】ドゥオーモの側面。

聖堂内には多くの絵画が飾られている

【写真】ドゥオーモ内

ミラノ中心部のDUOMO からミラノ中央駅までは地下鉄を利用した。イタリアに入ってからはどこの都市でもそうだが、公共施設のトイレは全て有料である。一回、0.2〜0.7EUR 別に豪華なわけでもなく清掃が行き届いているわけでもない。単に有料なだけである。おまけに数は少ないし案内板も近くまで行かないと見つけることができない。入り口で管理人が料金を徴収しているところであればお釣りはもらえるが、無人入り口の場合はコインが必須だしお釣りは出ない。

【写真】地下鉄DUOMO駅の有料トイレ入り口（画面右端のコイン投入口に指定の料金を入れると、いくつかあるトイレの自動ドアが開く仕組み）。

天候が回復することもなく、美術館の休館日ということもあって、予定よりも早めにミラノ観光を済ませ、預けておいた荷物を受け取り、空港行きのバスで空港へ。早めにチェックインを済ませ、ラウンジでブログ作成。イタリアには4日間滞在したが、最初にローマに行ったせいかフィレンツェ、ミラノには新鮮さや驚きを感じる事はなかった。ローマは他と比べて圧倒的に魅力的に都市である。とにかく物価が高い。駅の売店で買った500mlのコカ･コーラのペットボトルが 2.1EUR(=約300円)。マクドでビッグマック・セットが 5.5EUR(=約800円)。個人的には 1EUR=80円ぐらいでない限り、ヨーロッパ旅行は控えたいというのが本音である。

【写真】ミラノの街でみかけたジェラート・ショップの軒先