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6時起床。時差が2時間あり、日本では今が8時だからこちらでは早起きになる。エアコンを切って寝ても、乾期に入った早朝のプーケットではさほど暑く感じない。窓から風が吹き込む。夏の匂いがする。記憶に残る“夏休み”の匂い。私はまだ南国極楽島にいて、バカンスの真っ最中だ。

泰国極楽島訪問記PART2

3いいね!

2002/11/08 - 2002/11/16

3631位(同エリア4562件中)

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32

ケン・ハンレー

ケン・ハンレーさん

6時起床。時差が2時間あり、日本では今が8時だからこちらでは早起きになる。エアコンを切って寝ても、乾期に入った早朝のプーケットではさほど暑く感じない。窓から風が吹き込む。夏の匂いがする。記憶に残る“夏休み”の匂い。私はまだ南国極楽島にいて、バカンスの真っ最中だ。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー
航空会社
タイ国際航空
  • 今日は体験ダイビング、そしてビーチで遊ぶ日、楽しみだ。身支度を整え、朝食のレストランへ向かう。それにしてもこのホテル、カタ・パーム・リゾートは気に入った。けして規模の大きいホテルではないし、従業員もどこか垢抜けないが、とても居心地がいい。フロントのスタッフは顔を見れば必ず「サワッディー」と声をかけてよこし、レストランのコックもウエイトレスも笑顔を絶やさない。初めてなのに、前にも来た事があるような、また、たった2晩しか過ごしていないのにずっと滞在しているような、そんな不思議な気分にさせてくれる。

    今日は体験ダイビング、そしてビーチで遊ぶ日、楽しみだ。身支度を整え、朝食のレストランへ向かう。それにしてもこのホテル、カタ・パーム・リゾートは気に入った。けして規模の大きいホテルではないし、従業員もどこか垢抜けないが、とても居心地がいい。フロントのスタッフは顔を見れば必ず「サワッディー」と声をかけてよこし、レストランのコックもウエイトレスも笑顔を絶やさない。初めてなのに、前にも来た事があるような、また、たった2晩しか過ごしていないのにずっと滞在しているような、そんな不思議な気分にさせてくれる。

  • “専用特等席”と決めた、プールに近い席に陣取り、ビュッフェスタイルにしては品数が少ないが、旨い料理の朝食を時間をかけて食べる。卵はコックが焼いてくれる。卵自体の味が濃くて旨いから、目玉焼きが一番だ。それとカリカリのベーコン、クロワッサンやデニッシュ・ペストリーは、さすがにファランの旅行者が多い国だから外れがない。それにプーケット名物の焼きソバとフルーツ。旨い。

    “専用特等席”と決めた、プールに近い席に陣取り、ビュッフェスタイルにしては品数が少ないが、旨い料理の朝食を時間をかけて食べる。卵はコックが焼いてくれる。卵自体の味が濃くて旨いから、目玉焼きが一番だ。それとカリカリのベーコン、クロワッサンやデニッシュ・ペストリーは、さすがにファランの旅行者が多い国だから外れがない。それにプーケット名物の焼きソバとフルーツ。旨い。

  • 8:30、「ブルー・マリーン」のピックアップを受ける。オフィスで講習をうけ、機材を選び、カタ・ビーチへ繰り出す。今回は「初体験」であることと、半日で終了し、残った時間を有効に使えるビーチ・エントリーのダイブを選んだ。<br />折しも「ローイ・クラトン祭り(灯篭流し)」のパレードということで、海岸道路には着飾った綺麗なお姉さんがいっぱい。手を振ると、「ダイビングね!」と手を振り返してくれた。なんと気さくな「ミス・カタ・ビーチ」だろう。<br />

    8:30、「ブルー・マリーン」のピックアップを受ける。オフィスで講習をうけ、機材を選び、カタ・ビーチへ繰り出す。今回は「初体験」であることと、半日で終了し、残った時間を有効に使えるビーチ・エントリーのダイブを選んだ。
    折しも「ローイ・クラトン祭り(灯篭流し)」のパレードということで、海岸道路には着飾った綺麗なお姉さんがいっぱい。手を振ると、「ダイビングね!」と手を振り返してくれた。なんと気さくな「ミス・カタ・ビーチ」だろう。

  • 初めて身に着けるウエットスーツ、初めて背負う酸素ボンベ、初めてくわえるレギュレータ。期待と不安とで緊張気味だが、彼女は「大丈夫、あたしがついてるよ!」と励ましてくれる。なんとも頼もしいインストラクターだ。スタッフがもうひとりサポートについた。私ひとりにスタッフ2人とは嬉しい。まずは足の着く深さでトレーニング。レギュレータの使い方や、耳抜きの仕方、水中での合図など、先ほどの講習を実地で訓練する。

    初めて身に着けるウエットスーツ、初めて背負う酸素ボンベ、初めてくわえるレギュレータ。期待と不安とで緊張気味だが、彼女は「大丈夫、あたしがついてるよ!」と励ましてくれる。なんとも頼もしいインストラクターだ。スタッフがもうひとりサポートについた。私ひとりにスタッフ2人とは嬉しい。まずは足の着く深さでトレーニング。レギュレータの使い方や、耳抜きの仕方、水中での合図など、先ほどの講習を実地で訓練する。

  • ピピ島とは比べるべくもないが、カタ・ビーチの海もどうして、なかなかに美しい。珊瑚はさすがに少なめだが、魚は多い。昨日も見た黄色の縞模様の魚や、青く蛍光色に光る魚、エンゼルフィッシュに似たものもいる。彼女がほら、と指差すほうをみてびっくり、オニオコゼまでいる。毒をもっていて、めったに人は襲わないとの事だが、一人ではこんなシーンではパニックを起こしそうだ。今は彼女がずっと手を握っていてくれるし、見上げれば海上でスタッフがOKサイン、ちゃんと見守ってくれている。やはり日本人の、しっかりしたインストラクターが一緒のほうが安心できると痛感した。

    ピピ島とは比べるべくもないが、カタ・ビーチの海もどうして、なかなかに美しい。珊瑚はさすがに少なめだが、魚は多い。昨日も見た黄色の縞模様の魚や、青く蛍光色に光る魚、エンゼルフィッシュに似たものもいる。彼女がほら、と指差すほうをみてびっくり、オニオコゼまでいる。毒をもっていて、めったに人は襲わないとの事だが、一人ではこんなシーンではパニックを起こしそうだ。今は彼女がずっと手を握っていてくれるし、見上げれば海上でスタッフがOKサイン、ちゃんと見守ってくれている。やはり日本人の、しっかりしたインストラクターが一緒のほうが安心できると痛感した。

  • 時間を忘れ、ひとしきり海底散歩を楽しんでから浮上。終わってみるとあっという間の、これも素晴らしい経験だった。皆が病み付きになるのもうなずける。こんなにも美しい海でのダイビング、ここに住む人たちがつくづく羨ましく思えた。ダイビングをおえ、ビーチでパラソルをレンタルし一休み。コーラを飲んで、あれれ、まだ帰らなくていいのかい?と尋ねると、「ダイビングの後もビーチで遊ぶんでしょ、一緒にいてあげるよ。」さて、それでは次は何をして遊ぼうかな。と、辺りを見回すと、ビーチボーイたちがパラシュートを広げている。パラ・セーリング、よし、あれだ!そして10分後、私は大空に飛び立った。

    時間を忘れ、ひとしきり海底散歩を楽しんでから浮上。終わってみるとあっという間の、これも素晴らしい経験だった。皆が病み付きになるのもうなずける。こんなにも美しい海でのダイビング、ここに住む人たちがつくづく羨ましく思えた。ダイビングをおえ、ビーチでパラソルをレンタルし一休み。コーラを飲んで、あれれ、まだ帰らなくていいのかい?と尋ねると、「ダイビングの後もビーチで遊ぶんでしょ、一緒にいてあげるよ。」さて、それでは次は何をして遊ぼうかな。と、辺りを見回すと、ビーチボーイたちがパラシュートを広げている。パラ・セーリング、よし、あれだ!そして10分後、私は大空に飛び立った。

  • 怖かった。実際、足元を見ると身のすくむ思いだ。が、空を飛ぶことが、こんなにも爽快とは今まで知らなかった。それに、ここのビーチボーイたちはいい。屈託がなく、商売ズレもしていない。着陸後、他愛も無い会話を交わす。「シャチョ、タイはいいね、タイ、好きか?」「ああ、大好きだ。」「タイ、いいね、特にオンナ、いいね。」「何言ってんだ、お前は日本の女のほうがが好きなんだろう?」「ニッポンのオンナ、いいね、エヘ、エヘ、」だと。ビーチボーイにちやほやされる日本女性諸君、こいつら、とんでもないアホだぞ。

    怖かった。実際、足元を見ると身のすくむ思いだ。が、空を飛ぶことが、こんなにも爽快とは今まで知らなかった。それに、ここのビーチボーイたちはいい。屈託がなく、商売ズレもしていない。着陸後、他愛も無い会話を交わす。「シャチョ、タイはいいね、タイ、好きか?」「ああ、大好きだ。」「タイ、いいね、特にオンナ、いいね。」「何言ってんだ、お前は日本の女のほうがが好きなんだろう?」「ニッポンのオンナ、いいね、エヘ、エヘ、」だと。ビーチボーイにちやほやされる日本女性諸君、こいつら、とんでもないアホだぞ。

  • 気分のボルテージは上がりっぱなし、少し休んで、テンションが下がらないうちに水上バイクに挑戦する。「要はバイクと一緒だろ?」と聞くと「オナシ、オナシ。ダイジョブヨ。」との返答。スロットルを開けると急に後ろに引っ張られた。大排気量のバイクのつもりで乗ったほうがよさそうだ。波を蹴散らし、一気に沖に出る。カタ湾を縦横無尽に走りまわり、江ノ島を一周、さらに沖に出ようとしたところで、ふと、自分が海の上にいることを思い出す。スピードを落とし、見下ろすと、水の色は暗い藍色に変わっている。ここら辺まで来ると、水深は相当あるんだろうな、とか、鮫がいるんじゃないか、とか、いや、もっと恐ろしい生物がいるんじゃないか、とか。そう考えてとたんに怖くなってきた。ここで勇気ある撤退をする。もっとも、ビーチへ戻ったら、レンタル時間ぎりぎりまで遊んでいたことを知り、思わず苦笑い。<br />

    気分のボルテージは上がりっぱなし、少し休んで、テンションが下がらないうちに水上バイクに挑戦する。「要はバイクと一緒だろ?」と聞くと「オナシ、オナシ。ダイジョブヨ。」との返答。スロットルを開けると急に後ろに引っ張られた。大排気量のバイクのつもりで乗ったほうがよさそうだ。波を蹴散らし、一気に沖に出る。カタ湾を縦横無尽に走りまわり、江ノ島を一周、さらに沖に出ようとしたところで、ふと、自分が海の上にいることを思い出す。スピードを落とし、見下ろすと、水の色は暗い藍色に変わっている。ここら辺まで来ると、水深は相当あるんだろうな、とか、鮫がいるんじゃないか、とか、いや、もっと恐ろしい生物がいるんじゃないか、とか。そう考えてとたんに怖くなってきた。ここで勇気ある撤退をする。もっとも、ビーチへ戻ったら、レンタル時間ぎりぎりまで遊んでいたことを知り、思わず苦笑い。

  • 11:30、朝から遊びっぱなしで、さすがに体のあちこちがきしみ始めた。「まだ、遊び足りないでしょ、ほら、バナナ・ボートが準備出来たみたいよ。」と彼女がいたずらっぽく笑う。疲れたのを見透かされているようだ。「ふーん、あれはちょっと、うん、もういいや。ありがとう、十分楽しんだよ。」さすがにトシを感じてしまう。で、照れ隠しと言うわけでもないが、二人には今日のお昼もご馳走することにした。<br />ビーチの裏側にある数件のレストラン、そのうちの一軒に入り、料理を注文する。トート・マン・クン(エビのすり身のフライ)、ヌア・パット・バイカプラオ(牛肉のバジル炒め)、パット・パッ・クルン(ニンジン、玉ねぎ、チンゲン菜、ヤングコーン、カリフラワなど野菜の炒め物)カオ・パット・ガイ(鶏肉のチャーハン)、パッタイ(タイ風焼きそば)ケーン・チュー・ウンセン(春雨のスープ)・・・。アロイ!!

    11:30、朝から遊びっぱなしで、さすがに体のあちこちがきしみ始めた。「まだ、遊び足りないでしょ、ほら、バナナ・ボートが準備出来たみたいよ。」と彼女がいたずらっぽく笑う。疲れたのを見透かされているようだ。「ふーん、あれはちょっと、うん、もういいや。ありがとう、十分楽しんだよ。」さすがにトシを感じてしまう。で、照れ隠しと言うわけでもないが、二人には今日のお昼もご馳走することにした。
    ビーチの裏側にある数件のレストラン、そのうちの一軒に入り、料理を注文する。トート・マン・クン(エビのすり身のフライ)、ヌア・パット・バイカプラオ(牛肉のバジル炒め)、パット・パッ・クルン(ニンジン、玉ねぎ、チンゲン菜、ヤングコーン、カリフラワなど野菜の炒め物)カオ・パット・ガイ(鶏肉のチャーハン)、パッタイ(タイ風焼きそば)ケーン・チュー・ウンセン(春雨のスープ)・・・。アロイ!!

  • 食事を終えて車で「ブルー・マリーン」のオフィスに戻り、認定証を受け取って体験ダイビングは無事終了となった。さて、今夜のお楽しみ、「夜のプーケット探検」まで時間があるから、遊びついでにバイクをレンタルする。タイ・ホンダ製の傑作「ドリーム」、100cc、4速マニュアル車。マニュアルは久しぶりなので慎重にゆこう。バイクに慣れるため、周辺をひと回りして一旦ホテルに戻る。さすがに南国、午後の日差しはキツく、体力の消耗が激しい。やはり食後はシエスタに限る。

    食事を終えて車で「ブルー・マリーン」のオフィスに戻り、認定証を受け取って体験ダイビングは無事終了となった。さて、今夜のお楽しみ、「夜のプーケット探検」まで時間があるから、遊びついでにバイクをレンタルする。タイ・ホンダ製の傑作「ドリーム」、100cc、4速マニュアル車。マニュアルは久しぶりなので慎重にゆこう。バイクに慣れるため、周辺をひと回りして一旦ホテルに戻る。さすがに南国、午後の日差しはキツく、体力の消耗が激しい。やはり食後はシエスタに限る。

  • 中庭のプールサイドのパラソルの下で、音楽(ウインダム・ヒル)を聴きながら本(チャンドラー:今回は「長いお別れ」)を読む。これぞバカンスに欠くことのできない時間だ。もっとも、8ページ読んだところでダウン、1時間ほど爆睡となる。

    中庭のプールサイドのパラソルの下で、音楽(ウインダム・ヒル)を聴きながら本(チャンドラー:今回は「長いお別れ」)を読む。これぞバカンスに欠くことのできない時間だ。もっとも、8ページ読んだところでダウン、1時間ほど爆睡となる。

  • 目覚めると、喉が渇いていた。顔なじみになったウエイターがいたので声をかけ、カフェ・イエン(アイスコーヒー)を注文する。砂糖とコンデンスミルクのたっぷり入った、日本でなら怒り出しそうな甘さのアイスコーヒーだが、ここでは飲めてしまうから不思議だ。(ただし、氷が解け、少し薄くなるのを待ってからだが。)カタ・パーム・リゾートの午後のひととき、強い日差しを遮るパラソルの下、ゆっくりとした時間が流れるなか、こうして私はリゾートライフを楽しんだ。

    目覚めると、喉が渇いていた。顔なじみになったウエイターがいたので声をかけ、カフェ・イエン(アイスコーヒー)を注文する。砂糖とコンデンスミルクのたっぷり入った、日本でなら怒り出しそうな甘さのアイスコーヒーだが、ここでは飲めてしまうから不思議だ。(ただし、氷が解け、少し薄くなるのを待ってからだが。)カタ・パーム・リゾートの午後のひととき、強い日差しを遮るパラソルの下、ゆっくりとした時間が流れるなか、こうして私はリゾートライフを楽しんだ。

  • 3時少し過ぎ、シャワーを浴び、ふたたびバイクに乗る。すこし遠出をしてみようと思った。島の南にあるプロンテップ岬はさほど遠くない筈だ。30分もしないうちに目的地に到着。<br /> プロンテップ岬は夕陽の名所というが、日の高いいまでも雄大な景色が広がり、まさに「地球が丸い」ことを実感させられる。岬を離れ、山道のカーブを楽しみ、森を抜け、さらにプーケットの奥へとバイクを走らせる。ビーチから少し山側にはいると、ファラン向けの安いコテージ村や、一般島民の粗末(と言っては失礼だが)な住宅などが点在し、飾り気の無い普段の生活を垣間見ることができる。路地で子供が遊び、おばあちゃんが洗濯をして、縁台ではおじさんがあくびをしている。観光ルートには無い素朴な島民の生活、なんだか昔の日本を思い出したような気がした。バイクは楽しい、風を受けて走っていると、周りの景色も体にじかに伝わってくるようだ。<br />

    3時少し過ぎ、シャワーを浴び、ふたたびバイクに乗る。すこし遠出をしてみようと思った。島の南にあるプロンテップ岬はさほど遠くない筈だ。30分もしないうちに目的地に到着。
     プロンテップ岬は夕陽の名所というが、日の高いいまでも雄大な景色が広がり、まさに「地球が丸い」ことを実感させられる。岬を離れ、山道のカーブを楽しみ、森を抜け、さらにプーケットの奥へとバイクを走らせる。ビーチから少し山側にはいると、ファラン向けの安いコテージ村や、一般島民の粗末(と言っては失礼だが)な住宅などが点在し、飾り気の無い普段の生活を垣間見ることができる。路地で子供が遊び、おばあちゃんが洗濯をして、縁台ではおじさんがあくびをしている。観光ルートには無い素朴な島民の生活、なんだか昔の日本を思い出したような気がした。バイクは楽しい、風を受けて走っていると、周りの景色も体にじかに伝わってくるようだ。

  • 1時間ほどのミニ・ツーリングを終え、カタ・タウンに戻る。タウンのちょうど裏手に広い空き地があり、市場が開かれていた。月曜と木曜に開かれるカタ・タウン・バザール、沢山のバイクが止まっている駐輪場に私もバイクを置き、市場見物をする。一歩足を踏み入れると、小学校の校庭ほどの大きさの場所に、びっしりと露店が並び、売り手の呼び声、買い物客のざわめきが溢れて、非常に活気のある市場だ。ぶらぶらと露店を眺めて歩く。野菜や果物、肉、魚、赤や緑の唐辛子、ニンニク、ショウガなどさまざまなハーブやスパイス、ガピと呼ばれる塩辛のような調味料も売っている。ソムタム(パパイヤの辛いサラダ)と蒸したモチ米、ココナツと米でつくった色とりどりのお菓子、飲み物の店もある。焼きソバや鳥の丸焼きの屋台からは煙が立ちのぼり、旨そうな匂いがする。

    1時間ほどのミニ・ツーリングを終え、カタ・タウンに戻る。タウンのちょうど裏手に広い空き地があり、市場が開かれていた。月曜と木曜に開かれるカタ・タウン・バザール、沢山のバイクが止まっている駐輪場に私もバイクを置き、市場見物をする。一歩足を踏み入れると、小学校の校庭ほどの大きさの場所に、びっしりと露店が並び、売り手の呼び声、買い物客のざわめきが溢れて、非常に活気のある市場だ。ぶらぶらと露店を眺めて歩く。野菜や果物、肉、魚、赤や緑の唐辛子、ニンニク、ショウガなどさまざまなハーブやスパイス、ガピと呼ばれる塩辛のような調味料も売っている。ソムタム(パパイヤの辛いサラダ)と蒸したモチ米、ココナツと米でつくった色とりどりのお菓子、飲み物の店もある。焼きソバや鳥の丸焼きの屋台からは煙が立ちのぼり、旨そうな匂いがする。

  • さらに、衣料品、帽子やサングラス、靴、本、CD、ビデオ、カバン、それに下着の露店まであって、まるで縁日を思わせる。「アローイ」「アロイ、アローイ・マーク。」と、オバちゃんたちの呼び声が聞こえる。「おいしいよ、おいしいよ!」「いらっしゃい、いらっしゃーい!」と言っているようだ。買い物客も大きな袋を下げて、ビニール袋に入ったジュースを飲みながら、のんびりと買い物を楽しんでいる。それを見て私も、訳もなく楽しい。

    さらに、衣料品、帽子やサングラス、靴、本、CD、ビデオ、カバン、それに下着の露店まであって、まるで縁日を思わせる。「アローイ」「アロイ、アローイ・マーク。」と、オバちゃんたちの呼び声が聞こえる。「おいしいよ、おいしいよ!」「いらっしゃい、いらっしゃーい!」と言っているようだ。買い物客も大きな袋を下げて、ビニール袋に入ったジュースを飲みながら、のんびりと買い物を楽しんでいる。それを見て私も、訳もなく楽しい。

  • と、突然「サワディ・カー(こんにちは。)」と声をかけられた。振り向くと、ホテルのレストランのウエイトレス3人娘だ。仕事を終えたのか、あるいは途中なのか、制服のまま買い物に来たらしい。<br />「ハロー。」と答え、カメラをむけて一枚頂くと、笑いながら行ってしまった。17:00、市場を離れ、カタ・タウンをひと回りしてホテルに帰着。再びシャワーを浴び(実際暑いので、日に何度もシャワーを浴びる)、一休みして“夜”に備える。<br />

    と、突然「サワディ・カー(こんにちは。)」と声をかけられた。振り向くと、ホテルのレストランのウエイトレス3人娘だ。仕事を終えたのか、あるいは途中なのか、制服のまま買い物に来たらしい。
    「ハロー。」と答え、カメラをむけて一枚頂くと、笑いながら行ってしまった。17:00、市場を離れ、カタ・タウンをひと回りしてホテルに帰着。再びシャワーを浴び(実際暑いので、日に何度もシャワーを浴びる)、一休みして“夜”に備える。

  • 18:30、いよいよ最終夜のお楽しみ、「夜のプーケット探検」がスタート、まずはパトン・ビーチでお勧めのセンミー・ナーム(細めんの汁ソバ)で腹ごしらえ。私が、いつも通りの量の唐辛子を入れるのを見て、ドライバー兼ボディガード君が目を丸くする。「センパイ、いれ過ぎッスよ、唐辛子、辛いっスよ、それじゃ。」「何言ってんだよ、これくらい普通だろ。お前、辛いのダメなのか?」「辛いのは苦手っス。」「ふーん、じゃ、好物は何よ?」「スキヤキっすね、大好きっス。」??タイスキではなく日本風のあのスキヤキが好きだと言う、こいつ、変なタイ人だ。

    18:30、いよいよ最終夜のお楽しみ、「夜のプーケット探検」がスタート、まずはパトン・ビーチでお勧めのセンミー・ナーム(細めんの汁ソバ)で腹ごしらえ。私が、いつも通りの量の唐辛子を入れるのを見て、ドライバー兼ボディガード君が目を丸くする。「センパイ、いれ過ぎッスよ、唐辛子、辛いっスよ、それじゃ。」「何言ってんだよ、これくらい普通だろ。お前、辛いのダメなのか?」「辛いのは苦手っス。」「ふーん、じゃ、好物は何よ?」「スキヤキっすね、大好きっス。」??タイスキではなく日本風のあのスキヤキが好きだと言う、こいつ、変なタイ人だ。

  • 食後、パトンの歓楽街ソイ・バングラ(バングラ通り)を散策。しかし「時間、早いっスね。」とのことでプーケット・タウンに移動。ソイ・バングラは10時からが面白いのだそうだ。20:00、タウンに到着。  最初に連れて行ってくれたのはその名も「ピンク・レディ」。カフェー、というのだそうだ。中は日本でいうショーパブのような作りで、でもここもまだ早いらしく店内はがらがら。ステージのまん前に陣取る。<br />ステージでは超ミニスカートの可愛い女の子たちが交替で歌を歌う。曲はほとんどがルークトゥンというスローバラード、つまりタイ風演歌だ。レベルはそれなりだが、中にはなかなか聞かせる子もいる。「あの子、上手いね、可愛いし。」とボーイに声を掛けると、しばらくしてボーイに連れられて彼女がやって来た。ええ、何だよ、この予想だにしない展開は!

    食後、パトンの歓楽街ソイ・バングラ(バングラ通り)を散策。しかし「時間、早いっスね。」とのことでプーケット・タウンに移動。ソイ・バングラは10時からが面白いのだそうだ。20:00、タウンに到着。  最初に連れて行ってくれたのはその名も「ピンク・レディ」。カフェー、というのだそうだ。中は日本でいうショーパブのような作りで、でもここもまだ早いらしく店内はがらがら。ステージのまん前に陣取る。
    ステージでは超ミニスカートの可愛い女の子たちが交替で歌を歌う。曲はほとんどがルークトゥンというスローバラード、つまりタイ風演歌だ。レベルはそれなりだが、中にはなかなか聞かせる子もいる。「あの子、上手いね、可愛いし。」とボーイに声を掛けると、しばらくしてボーイに連れられて彼女がやって来た。ええ、何だよ、この予想だにしない展開は!

  • 1時間ほどでお勘定は500Bt。せっかくだから彼女にチップ代わりのレイをあげる。レイをもらって彼女が笑顔で手を振った。カフェーでは気に入った歌手がいるとテーブルに呼び、お喋りを楽しんで、100〜500Bt程度のプラスチックの花のレイを贈る。これが彼女たちへのチップとなるそうだ何度かレイを贈り、仲良しになって、それからデートして口説いて、というのが、タイの小金持ちのおっさんたちのお遊びなのだ。

    1時間ほどでお勘定は500Bt。せっかくだから彼女にチップ代わりのレイをあげる。レイをもらって彼女が笑顔で手を振った。カフェーでは気に入った歌手がいるとテーブルに呼び、お喋りを楽しんで、100〜500Bt程度のプラスチックの花のレイを贈る。これが彼女たちへのチップとなるそうだ何度かレイを贈り、仲良しになって、それからデートして口説いて、というのが、タイの小金持ちのおっさんたちのお遊びなのだ。

  • パトンにもどり、横丁のビア・バー街をゆく。ファランとタイ人ホステスが暗がりのなか談笑しているのが聞こえる。一軒のバーで、カウンターで一人でダイスを転がしていた綺麗な娘と目があう。彼女がするするっと近寄り、私の前に立ちふさがった。右に避けると右をふさぎ、左を通ろうとしても左をふさぐ。思わず、困ったな、と苦笑すると、「寄ってってよ、おニイさん。」ときた。ドライバー君はニコニコしているだけ、意地悪め。結構いい感じの娘なので、どうしようかとも思ったが、今は先を急ぎたい。「ひと回りしたら帰ってくるよ。」と告げ、歩き出す。と、背中に「アイシテルウ。」と、彼女の声。悪いけどこれでシラけてしまった。

    パトンにもどり、横丁のビア・バー街をゆく。ファランとタイ人ホステスが暗がりのなか談笑しているのが聞こえる。一軒のバーで、カウンターで一人でダイスを転がしていた綺麗な娘と目があう。彼女がするするっと近寄り、私の前に立ちふさがった。右に避けると右をふさぎ、左を通ろうとしても左をふさぐ。思わず、困ったな、と苦笑すると、「寄ってってよ、おニイさん。」ときた。ドライバー君はニコニコしているだけ、意地悪め。結構いい感じの娘なので、どうしようかとも思ったが、今は先を急ぎたい。「ひと回りしたら帰ってくるよ。」と告げ、歩き出す。と、背中に「アイシテルウ。」と、彼女の声。悪いけどこれでシラけてしまった。

  • 「ムエタイ(キックボクシング)観ますか?」と誘われ、一軒の建物に入る。広いバーの店内中央になんとリングがあり、2人のボクサーがファイトの真っ最中だ。結構興奮しながら、3ラウンド(正式には5ラウンド)の試合を2つ観た。そして次に「ショー・バー」(しかし、よくもまあ色んなバーがあるものだ。)案内されたそこは、直径2mほどの半円形のステージがあり、周りには20人くらいの客が座っている。日本人が結構多い。若い男たちのグループ、カップルも数組いる。皆ステージで繰り広げられるショーを、神妙な面持ちで見ている。ショーの内容は、ちょっと書けない

    「ムエタイ(キックボクシング)観ますか?」と誘われ、一軒の建物に入る。広いバーの店内中央になんとリングがあり、2人のボクサーがファイトの真っ最中だ。結構興奮しながら、3ラウンド(正式には5ラウンド)の試合を2つ観た。そして次に「ショー・バー」(しかし、よくもまあ色んなバーがあるものだ。)案内されたそこは、直径2mほどの半円形のステージがあり、周りには20人くらいの客が座っている。日本人が結構多い。若い男たちのグループ、カップルも数組いる。皆ステージで繰り広げられるショーを、神妙な面持ちで見ている。ショーの内容は、ちょっと書けない

  • 11:30、「こんなもんスね。」と言うドライバー君。「でももしご希望なら、この先にソープがあります。行きますか?」と締めくくりのフォローに余念が無い。お気遣いは嬉しいが、ダイビング、マリンスポーツ、ツーリング、市場散策と、朝から遊び倒したわが身はもう殆どくたくたで、さっきからあくびが止まらない。それより夜遊びの締めは“お粥”と決まっているので、ドライバー君に付き合わないかと聞くとOKしてくれた。カタ・タウンに戻り、お勧めのお粥やに行く。

    11:30、「こんなもんスね。」と言うドライバー君。「でももしご希望なら、この先にソープがあります。行きますか?」と締めくくりのフォローに余念が無い。お気遣いは嬉しいが、ダイビング、マリンスポーツ、ツーリング、市場散策と、朝から遊び倒したわが身はもう殆どくたくたで、さっきからあくびが止まらない。それより夜遊びの締めは“お粥”と決まっているので、ドライバー君に付き合わないかと聞くとOKしてくれた。カタ・タウンに戻り、お勧めのお粥やに行く。

  • ヂョーク・ガイ(鶏肉入りお粥)を注文した。出されたヂョークにナム・プラーをチョチョっと入れ、スプーンでかき混ぜて一口、これが旨い、ダシが利いていて、鶏肉も卵もしっかりした味がする。あっという間にするするっと完食。お粥だから胃の負担も少ないし、滋養も満点で、理想的な夜食と言える。<br />深夜1時、今日は本当に長い一日だった。テレビも観ず、シャワーだけ浴びてベッドに倒れ込み、昨夜と同じくたちまち爆睡。

    ヂョーク・ガイ(鶏肉入りお粥)を注文した。出されたヂョークにナム・プラーをチョチョっと入れ、スプーンでかき混ぜて一口、これが旨い、ダシが利いていて、鶏肉も卵もしっかりした味がする。あっという間にするするっと完食。お粥だから胃の負担も少ないし、滋養も満点で、理想的な夜食と言える。
    深夜1時、今日は本当に長い一日だった。テレビも観ず、シャワーだけ浴びてベッドに倒れ込み、昨夜と同じくたちまち爆睡。

  • 朝6時起床。さて、今日はプーケット最終日。午後までフリータイムなので7:30、早速レンタルしたバイクに乗り、カロン・ビーチへと走って行くことにする。どこまでも続く海岸通り、シーサイド・ロードをバイクで飛ばす。ビーチの中間ほどでバイクを降り、海岸へと歩く。足元の白砂がキュッ、キュッと鳴る鳴き砂だ。南を見ても北を見ても、朝まだ早いので無人のビーチに、これも無人のパラソルがずらっと並び、とてもシュールな光景が広がる。広大な浜辺を独り占めした気分だ。

    朝6時起床。さて、今日はプーケット最終日。午後までフリータイムなので7:30、早速レンタルしたバイクに乗り、カロン・ビーチへと走って行くことにする。どこまでも続く海岸通り、シーサイド・ロードをバイクで飛ばす。ビーチの中間ほどでバイクを降り、海岸へと歩く。足元の白砂がキュッ、キュッと鳴る鳴き砂だ。南を見ても北を見ても、朝まだ早いので無人のビーチに、これも無人のパラソルがずらっと並び、とてもシュールな光景が広がる。広大な浜辺を独り占めした気分だ。

  • 今度は南へと向かう。カタ・ビーチを通り過ぎ、隣のカタノイ・ビーチに到着。ノイは“小さな”という意味で、私のいるほうは正確にはカタヤイ(大きな)・ビーチと呼ばれる。カタノイ・ビーチは高級ホテル、カタ・タニホテルの、ほぼプライベートビーチと化しているが、まだ朝も早いので大胆にも潜入する。なるほど、パラソルもちょっと高級感があり、いかにもお金持ちのビーチという感じがする。静かに寛ぎたい人にはお勧め。

    今度は南へと向かう。カタ・ビーチを通り過ぎ、隣のカタノイ・ビーチに到着。ノイは“小さな”という意味で、私のいるほうは正確にはカタヤイ(大きな)・ビーチと呼ばれる。カタノイ・ビーチは高級ホテル、カタ・タニホテルの、ほぼプライベートビーチと化しているが、まだ朝も早いので大胆にも潜入する。なるほど、パラソルもちょっと高級感があり、いかにもお金持ちのビーチという感じがする。静かに寛ぎたい人にはお勧め。

  • さらに南へ。昨日も一度通った道だが、山越えのルートなのでワインディングが楽しい。プロンテップ岬へゆく途中に、ビューポイントと呼ばれる展望台があった。昨日は混んでいたが、今日はまだ人も多くない。カタノイ、カタ、カロンの3ビーチが見渡せる、なかなかの景勝地だ。本土から来たらしいタイ人家族も記念写真を撮っていた。風景写真を撮るならこんな朝がいい。空気が澄んで遠くまで見渡せる。

    さらに南へ。昨日も一度通った道だが、山越えのルートなのでワインディングが楽しい。プロンテップ岬へゆく途中に、ビューポイントと呼ばれる展望台があった。昨日は混んでいたが、今日はまだ人も多くない。カタノイ、カタ、カロンの3ビーチが見渡せる、なかなかの景勝地だ。本土から来たらしいタイ人家族も記念写真を撮っていた。風景写真を撮るならこんな朝がいい。空気が澄んで遠くまで見渡せる。

  • 9時、カタ・ビーチに帰ってきた。ホテルにはすぐ戻らず、この時間になっても人影の少ないビーチでパラソルをレンタルし、しばらく海水浴をすることにした。すでに気温は30℃を超えているだろうが、風が気持ちいい。朝のうち風は海から吹く、そのせいか意外と波も高い。疲れているのだからやめて置けばいいのにと思うが、とことん遊びたい気分は止まらず、ボードなどもちろん無いのでボディ・サーフィンに興じる。楽しかったけれど、やはり止めておけばよかったのだ。5回目のテイクオフでの波が予想よりはるかに高かった。波にのまれて一回転、海底に顔面を嫌というほど打ちつけてしまった。口の中が切れ、ズキズキする。ボディ・サーフィン終了。パラソル屋のオバちゃんがカタカタ笑う、見られてしまった。「○×□△!」と言って彼女が指さした場所にはボディボード、なんだ、レンタルあるんじゃん、早く言ってくれよ!

    9時、カタ・ビーチに帰ってきた。ホテルにはすぐ戻らず、この時間になっても人影の少ないビーチでパラソルをレンタルし、しばらく海水浴をすることにした。すでに気温は30℃を超えているだろうが、風が気持ちいい。朝のうち風は海から吹く、そのせいか意外と波も高い。疲れているのだからやめて置けばいいのにと思うが、とことん遊びたい気分は止まらず、ボードなどもちろん無いのでボディ・サーフィンに興じる。楽しかったけれど、やはり止めておけばよかったのだ。5回目のテイクオフでの波が予想よりはるかに高かった。波にのまれて一回転、海底に顔面を嫌というほど打ちつけてしまった。口の中が切れ、ズキズキする。ボディ・サーフィン終了。パラソル屋のオバちゃんがカタカタ笑う、見られてしまった。「○×□△!」と言って彼女が指さした場所にはボディボード、なんだ、レンタルあるんじゃん、早く言ってくれよ!

  • パラソルの下でベッドに横たわり、ボーっと海を見る。「なんて綺麗なんだ。」と改めて思った。波は白く、波打ち際は乳白色から水色、そして沖へ行くほどその青さは増し、水平線まで行って再び水色の空と一つになる。南の島の海と空は、他に何も無くても、これを見るだけでここに来た価値がある。日差しは明るく、気持ちのいい風が吹いてくる。“楽園”という言葉がまた浮かんだ。<br />10:30、ホテルに戻り、気持ちのよいプールサイドで再び、まったりした時間を過ごす。レストランのウエイトレスがやって来た。人懐っこい彼らは、用もないのにこうしてやって来てはただニコニコする。つまりこれが“微笑の国、タイ”と呼ばれる所以なのだ。どんなに疲れても、彼らのあのとろける様な微笑みに出会うと、たちまち癒されてしまう。「今日(島を)離れるんだよ。」というと、少し寂しそうな顔をした。

    パラソルの下でベッドに横たわり、ボーっと海を見る。「なんて綺麗なんだ。」と改めて思った。波は白く、波打ち際は乳白色から水色、そして沖へ行くほどその青さは増し、水平線まで行って再び水色の空と一つになる。南の島の海と空は、他に何も無くても、これを見るだけでここに来た価値がある。日差しは明るく、気持ちのいい風が吹いてくる。“楽園”という言葉がまた浮かんだ。
    10:30、ホテルに戻り、気持ちのよいプールサイドで再び、まったりした時間を過ごす。レストランのウエイトレスがやって来た。人懐っこい彼らは、用もないのにこうしてやって来てはただニコニコする。つまりこれが“微笑の国、タイ”と呼ばれる所以なのだ。どんなに疲れても、彼らのあのとろける様な微笑みに出会うと、たちまち癒されてしまう。「今日(島を)離れるんだよ。」というと、少し寂しそうな顔をした。

  • 昼食後、カタ・タウンまで行き、バイクにガソリンを満タンにして返却。事務員の女の子がそのバイクに二人乗りでホテルまで送ってくれた。ピックアップは13:30、さて、いよいよプーケットとお別れの時間が迫ってきた。シャワーを浴び、身支度を整え、チェックアウトを済ませる。<br />

    昼食後、カタ・タウンまで行き、バイクにガソリンを満タンにして返却。事務員の女の子がそのバイクに二人乗りでホテルまで送ってくれた。ピックアップは13:30、さて、いよいよプーケットとお別れの時間が迫ってきた。シャワーを浴び、身支度を整え、チェックアウトを済ませる。

  • フロント係のノイ、レストランのコック、それにウエイトレスたちと次々に記念写真。へんな客と思っただろうな、でもホテルのメアド聞いたから写真を送ろう。ロビーでお迎えを待っていたら、ウエイトレスが冷たいミネラルウオーターを持ってきてくれた。ありがとう。結構感激。<br />時間通りタクシーが来た。ホテルスタッフに見送られて、なんだか凄く嬉しい気分だ。短かったけれど楽しい思い出が一杯のカタ・ビーチを出発。さあ、今夜はバンコクだ。<br />

    フロント係のノイ、レストランのコック、それにウエイトレスたちと次々に記念写真。へんな客と思っただろうな、でもホテルのメアド聞いたから写真を送ろう。ロビーでお迎えを待っていたら、ウエイトレスが冷たいミネラルウオーターを持ってきてくれた。ありがとう。結構感激。
    時間通りタクシーが来た。ホテルスタッフに見送られて、なんだか凄く嬉しい気分だ。短かったけれど楽しい思い出が一杯のカタ・ビーチを出発。さあ、今夜はバンコクだ。

  • シーズン始めの空港ロビーは、まだ人影もまばらで静かだ。早くも少し傾き始めた陽光の差し込むなか、ふと、ロビーのBGMに流れてきた曲が妙に気になった。ミディアムテンポのスロー・サンバに耳を傾けると、優しい女性ボーカルが歌う。<br />“教えてあげる、これは恋のゲームなのよ”<br />繰り返される“It’s Only In The Game Of Love−”というリフ。まるで、島で出会った彼女との出来事を歌っているようだ。あれは恋だったのか、それとも“恋のゲーム”だったのか、結論を求めるような愚かしいまねはしたくない。異国を旅する旅人が“楽園”で見つけたひとひらの夢、まあ、そういう事にしてしまおう。<br />Carlos Santana featuring Michelle Branch “The Game Of Love”、忘れられない曲になるに違いない。<br /><br />

    シーズン始めの空港ロビーは、まだ人影もまばらで静かだ。早くも少し傾き始めた陽光の差し込むなか、ふと、ロビーのBGMに流れてきた曲が妙に気になった。ミディアムテンポのスロー・サンバに耳を傾けると、優しい女性ボーカルが歌う。
    “教えてあげる、これは恋のゲームなのよ”
    繰り返される“It’s Only In The Game Of Love−”というリフ。まるで、島で出会った彼女との出来事を歌っているようだ。あれは恋だったのか、それとも“恋のゲーム”だったのか、結論を求めるような愚かしいまねはしたくない。異国を旅する旅人が“楽園”で見つけたひとひらの夢、まあ、そういう事にしてしまおう。
    Carlos Santana featuring Michelle Branch “The Game Of Love”、忘れられない曲になるに違いない。

  • 定刻どおりTG214便はプーケット国際空港を離陸、一路バンコクへ向かう。窓の外には島を取り巻く海岸線が映り、それが次第に小さくなり、やがて遠ざかってゆく。再びこみ上げるセンチメンタルな気持ちの中で、誰にともなく手を振る。よい休日を本当に有難う、さようなら、と。<br />旅客機は雲の上を飛ぶ。タイ本土が見えてきた。バンコクまで、あと、30分。(続)<br />

    定刻どおりTG214便はプーケット国際空港を離陸、一路バンコクへ向かう。窓の外には島を取り巻く海岸線が映り、それが次第に小さくなり、やがて遠ざかってゆく。再びこみ上げるセンチメンタルな気持ちの中で、誰にともなく手を振る。よい休日を本当に有難う、さようなら、と。
    旅客機は雲の上を飛ぶ。タイ本土が見えてきた。バンコクまで、あと、30分。(続)

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