ＥＵの東　（９）似非ストックホルム空港～Stockholm-Skavsta Airport

2006/07/04 - 2006/07/14

モルドバ～ウクライナ～ベラルーシを鉄道で縦断。
相変わらず超駆け足旅行。

リトアニアから日本への帰国便が出発するロンドンに向かう途中、乗換で立ち寄った。
降り立ったのはSkavsta空港という、ストックホルムから遠く離れたローカル空港。
さすがにストックホルムまで出る余裕はなかったが、最寄の町に行ってみた。

エリア その他の都市(スウェーデン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アシアナ航空

Stockholm Skavsta空港は、ストックホルム市の遥か南、Nykoping(oにはウムラウト?付)という小さな町にある。
無理矢理カナ書きすれば「ニショピン」か?
北欧言語のアルファベット発音が訳が分からん。

Ryanairはここを北欧のハブ空港に育てたいらしい。
路線網は既に相当充実しており、ヨーロッパの主要都市(もちろん“似非○○空港”も多いが…)を網羅している。
ターミナルは活気に満ち溢れていた。
地元の観光局も空港を町興しに利用したいらしく、空港の観光案内所にはNykopingの立派な観光パンフが多数。
ストックホルムのパンフはほとんど無い。
しかし、乗客のほとんどはストックホルムに直行するのが現実のようだ。
ターミナルは北欧らしく清潔感があり、同じRyanのハブでも、格安航空の巣窟と化した他の空港とは一味違う。
建物のあちこちに木材を多用しており、洒落ている。

スウェーデンは50オーレ(1/2クローナ)が最小額の硬貨だった。
しかし、スーパーに行くと価格表示は1オーレ単位だったので、端数はどうするのかと思ったら、何と切り捨てられた!!
あるいは四捨五入かもしれないが、どちらにしても乱暴だ。
50オーレは日本円で8円位だが、それが最小の単位とは、日本の感覚では余りに大雑把。
物価がメチャクチャ高いので、8円くらいは誤差の範囲内なのだろうか。
まぁ、日本でも消費税導入前は1円玉や5円玉なんてスーパー以外では使わなかったが。

日本への帰国便が出発するロンドンへ、再びRyanairで。
運賃SEK1、諸税等SEK103で、計SEK104。
クレジットカードへの請求額は1,835円だった。
カウナスからロンドンへの直行便もあったのだが、ストックホルム乗換の方が遥かに安かった。
但し、Ryanairには乗継という制度が無いので、スルーチェックインは出来ないし、遅延で乗り遅れても補償はない。
普通の航空会社なら、たとえ補償ナシの契約でも、次の便に空席があれば振替えてくれるが、ほぼ満席が当たり前のRyanairでは難しいと思う。