2006/08/23 - 2006/08/23
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yquemさん
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数日前に、ソムリエ佐藤陽一氏のコメントが記されていた訪問記帳をみてわけもなく感動...
ボルドーの最終日
ボルドー観光局の現地ツアー
「Medoc 1855 - Outstanding Grands Crus Classees」にて
ポイヤック、ランシュ・バージュのお隣
「シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト」を訪問
「Chateau Grand-Puy-Lacoste」
第5級 Cinquiemes Grand Cru Classe
http://www.grand-puy-lacoste.fr/
◆南仏ドライブ横断の旅(2006)日程◆
1日目:成田→ボルドー
2日目:サンテミリオンシャトーめぐり
3日目:ボルドー市内観光
4日目:ボルドーメドックシャトーめぐり→ルルドの聖地
5日目:ルルド→ カマルグ→ アルル
6日目:アルル→ レ・ボー→ リュベロン(ゴルド/ルシヨン)
7日目:リュベロン(アプト)→ アヴィニョン→ポンデュガール
8日目:リュベロン(リル・シュル)→ サントロペ →マントン
9日目:マントン→サンレモ(伊)
10日目:モナコ→ エズ→ ニース
11日目:ニース
12日目:ニース発→ 機内
13日目:成田
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エールフランス
PR
-
グラン・ピュイとは直訳すれば、大きな山の意。
シャトーは小高い丘の頂上にあると説明があったが
丘の上と感じられないほど広大な畑。
Office de Tourisme de Bordeaux
Medoc 1855 - Outstanding Grands Crus Classes
ツアーで訪問
予約は下記サイトより
http://www.bordeaux-tourisme.com/ -
Chateau Grand-Puy-Lacoste
ジロンド河からはずいぶん内陸に入ったバージュの丘にあるグラン=ピュイ=ラコスト
1?ほど離れた隣にはランシュ=バージュの畑が広がる
lhaあたりの葡萄の木の本数: 10,000
平均樹齢: 38年
1ヘクタールあたりの生産量: 45〜47hl
収穫: 手摘み
平均生産量: 13〜14,000ケース
畑の分布: 1区画 -
Chateau Grand-Puy-Lacosteの中門
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PAUILLAC(ポイヤック)村
61の格付けシャトーの内、18がこの村にあり、ボルドーで最高のワインの村。
畑の約7割が格付けの畑で。
氷河期に運ばれた砂利が堆積するジロンド河沿いのなだらかな斜面に、優れたシャトーが集まっている。この厚い砂利の層とカベルネ・ソーヴィニヨンの相性の良さは抜群。 -
ブドウ畑の際にはバラ
ブドウの木の病気を確認するための、昔からの習慣 -
収穫をまつカベルネ
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道しるべ
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グラン・ピュイと呼ばれる場所の由来は、クロード・マスによって作られた地図上で1709年に発見された。この高台は、素晴らしい水はけを保証し、敷地の真ん中に全ての余分な水を集める池がある。
このシャトーは1850年に建てられ、ちょうど1737年に遡る古い住居の増築部分である。 -
このシャトーはシャトー・グラン・ピュイ・ラコスト・サン・ギュイロンとも呼ばれていた。
その起源は16世紀初め。
ポーイヤック村の南、“グラン・ピュイ”の丘に位置している事と、それに昔の所有者の名“ラコスト”をつけ、現在のシャトー名となっている。
先オーナーの故レイモン・デュパン氏は、ボルドー史上最高のグルメとして評判をとっていた。
そのデュパン氏は、1980年に亡くなる前の1978年にシャトーグランピュイラコストを人望の厚い現オーナー家の故ジャン・ウジェーヌ・ボリーに売却。
その後息子のフランソワ・グザヴィエ・ボリー氏が、現在後を継いでる。 -
マダムボリーがフランス語と英語で案内をしてくださる。
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アルコール発酵 発酵は醸しもふくめて温度管理されたステンレスタンクで17〜20日間。
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1980年のヴィンテージ以来古いキュヴィエールをステンレススティールに取り換えた。
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清潔に管理された機械
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Chateau Grand-Puy-Lacoste
AOCポイヤック グランクリュ特5級
葡萄品種 カベルネ・ソービニヨン70%、メルロ25%、カベルネフラン5%
畑の面積 50ha
土壌 砂利混じりの土壌。
平均樹齢 35年
アルコール発酵 発酵は醸しもふくめて温度管理されたステンレスタンクで17〜20日間。
仕上げ処理 清澄し、軽い濾過もおこなう。
樽熟成期間 18〜20ヶ月
新樽使用率 45〜55%
年間平均生産量 約19万5000本
所有者 ボリー家
セカンドワイン ラコスト・ボリー(1982年ものより発売開始)
(2005年時のデータ) -
徹底した温度と湿度管理
セラーにはすでにエレガントな熟成の香りでいっぱい。 -
Ch. Grand Puy Lacosteの中庭
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Ch. Grand Puy Lacoste シャトーの一角
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テイステイングテーブルに美しく並ぶワインとグラス
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Ch. Grand Puy Lacoste テイスティングサロンの一角
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貯蔵: 7〜20年
サーブするときの温度: 17度
料理との組み合わせ: ラム・子牛・家禽・デリケートな猟鳥獣の肉。 -
いよいよテイスティングに。
質問はマダムボリーが直接受け付けてくださる。 -
テイステイング1
『シャトー・ラコスト・ボリー 2002』
第5級シャトー・グラン・ピュイ・ラコストのセカンドワインです
ファーストワインの「グラン ピュイ ラコスト」と同じ畑から収穫した葡萄を使用。
少しでも基準に見たないものはセカンド様にまわされ、ファーストワインよりも少しはや飲みタイプですが、あまりレベル的には大差はないと言われてる。
ロバートパーカー氏は
“非常にエレガントですばらしくリッチ。ダークベリー系のフルーツ。クラッシックなオーク、シガーの箱、土臭い香り、見事な複合“
“Guarantee to wow!”
“ワォ!保証付き” -
テイステイング2
『シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 2003』
【産地】フランス/ボルドー/ポイヤック
【格付け】メドック第5級
【生産者】シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト
【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ
【品種】カベルネ・ソーヴィニョン77%、メルロ26%、カベルネ・フラン4%
【評価】パーカーポイント91〜94点
予想される飲み頃:2007〜2018年。
<ある販売店の評価より>
弱めの酸、良好なブドウの完熟感(ただし過熟ではない)で、グラン・ピュイ・ラコストらしい古典的なクレーム・ド・カシスの個性も十分に見られる。
メディアムボディからフルボディーのワインだが、フィニッシュには目立ったタンニンがもある。
くらくらしそうな程、豊かな、見事なつくりのポイヤックは、3〜4年で飲めるようになるだろう。
2006年飲み頃に達していなくても、5級とは思えないエレガントさとマダムの素敵な説明に感動!
さすがボルドー観光局主催の訪問ツアーでした。
深いルビー色/紫色
ブラックカラントと森の下生えの適度なブーケ
アタックでは熟した果実とミディアムボディを感じ、それも余韻として次第に小さくなっていく
非常にエレガント -
ポイヤックらしいタンニンのしっかりした色と味わいは、堂々たる風格。
大柄で耐久力のあるフルボディのスタイル。
長期の熟成して、その真価が発揮されるという。 -
テイステイング3
『シャトー・オー・バタイエ 2003』
Chateau Haut Batailley
1942年にデュクリュ・ボーカイユのボリー家が買収したシャトー・バタイエから分割相続され誕生ました。
オーナーのボリー家は、サンジュリアンの2級シャトー【デュクリュ・ボーカイユー】のオーナーでもあります。
このため、以前はシャトー・オー・バタイエのワインもこちらで作っていましたが、現在では最新の設備が完備。
熟成や瓶詰めまで全て増設され、より一層の素晴らしいワインを作り出すようになる。
繊細さと優美さが素晴らしく、果実味にあふれ比較的早く飲め、かつ長寿のワイン。
カベルネ・ソーヴィニョン主体
インクやカシス、杉のような香り。柔らかく繊細な特徴。 -
テイスティングとはいえ、あまりのすばらしさに誰も利用はしていません。
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Ch. Grand Puy Lacoste テイスティングサロンの一角
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Ch. Grand Puy Lacoste テイスティングサロンの一角
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ボリー家がシャトーを手にした1978年以来、ほぼ全てのヴィンテージで成功を収めている。
ボリー家の弟、フランソワ・グザヴィエがグラン・ピュイ・ラコストとオー・バタイエのオーナー
2003年以降、ボリー家の兄ブルーノはデュクリュ・ボーカイユとラランド・ボリーのオーナー
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Ch. Grand Puy Lacoste テイスティングサロンの一角
またいつか訪れたい気持ちを胸にして、記帳にサインしました。
足早に次のシャトーに移動します。 -
車窓より
ランシュ・バージュと同じバージュの丘にひっそりとある醸造所
ポイヤック第5級格付けのシャトー・クロワゼ=バージュ
Chateau Croizet Bages -
車窓より
サン・ジュリアン格付け4級
シャトー・ブラネール・デュクリュ -
車窓より
サン・ジュリアン格付け4級
シャトー・ブラネール・デュクリュ -
車窓より
サンジュリアンの巨大ボトル -
車窓より
シャトー・フルカ・デュプレ
Chateau Fourcas Dupre
AOCリストラック-メドック -
車窓より
AOCリストラック-メドックのシャトー・ジュリアン
シャトー・ジュリアンのすぐ隣はAOCサン・ジュリアン
<オー・メドック地区とは>
ジロンド川の左岸を占める区域、メドック(Medoc)のうち
サンテステフ村から上流域(南側)をオー・メドックHaut-Medocと呼ぶ
オー・メドックには
規制の厳しい村名AOCを名乗る産地が6つある
北から順番に
Saint-Estephe(サン・テステフ)
Pauillac(ポイヤック)
Saint-Julien (サン・ジュリアン)
Listrac(リストラック)
Moulis(ムーリ)
Margaux(マルゴー) -
車窓より
シャトー・フォール・ド・ヴォバン
Chateau Fort de Vauban
(AOCオー・メドック/クリュ・ブルジョワ)
サンジュリアンとマルゴーの間に位置する隠れた優良シャトー -
車窓より
Chateau de Cartillon
(AOCオーメドック/クリュブルジョワ)
ラマルク村
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