ワールドカップ体験記(3)―ロマンチック街道・ヴュルツブルク―

2006/06/18 - 2006/07/06

ニュルンベルクから朝ＩＣＥに乗り、ヴュルツブルクへ向かう。

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

ドイツの誇るＩＣＥ。

中は日本の新幹線と比較しても、非常に清潔であり、かつ広々している。
ドアもガラス張りで、空気によってプシューと開く。
とにかくクールである。

車窓からの風景。
北海道とよく似ている。

あの小さな村ではどのような人がどのような生活を営んでいるのだろうか。
ヨーロッパ中世の時代には、あの村でどのようなことが起こっていたのだろうか。
想像は膨らむ一方である。

橋の上からマリエンベルク要塞を望む。

マリエンベルク要塞。
ここまでは結構勾配のある丘を15分くらい登ってこなければならない。
要塞自体には特に何かあるわけではない。

この辺りは白ワインの産地である。
要塞からワイン畑を望む。

要塞からヴュルツベルクの町全体を望む。
美しさにかなり感動した。

ドイツは、一つ一つの建物などからは特に感銘を受けないのだが、街全体を美しくという意識には驚かされる。

マリエンベルク要塞までは15分ほど傾斜のある丘を登らなくてはならない。
今日は雲があって涼しいが、それでも汗だくになる。

この辺りは白ワインの産地である。
ブドウ畑を望む。

マリエンベルク要塞から町全体を望む。
この風景を見たとき、月並みな言い方だが、かなり感動した。

ドイツは、スペインなどと異なり、一つ一つの建物自体に感銘を受けることはあまりない。
しかし、街全体を昔ながらに美しく保とうとするドイツ人の意識には非常に感銘を受ける。

ドイツではいたるところに花が植えてられている。

井戸を覗いてみる。

町の広場。

この季節の名物だという白アスパラガスとアンズダケを量り売りのレストランで少しだけ食べてみる。
白アスパラガスは日本で缶詰で食べるのとは全く味が異なり、非常に奥行き深い味わいだった。

ろうそくの火を見ていると不思議な気分になる。
炎の揺らめきに吸い込まれていきそうになる。
でもどこか懐かしい。

彼は何を思う…

世界遺産レジデンス。

レジデンスの庭。
こういう庭園に関しては、西洋と日本の発想は
正反対である。

花瓶が倒れているように見えるが、
最初からそう見えるアートである。