2006/08/05 - 2006/08/14
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八雲あかねさん
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マドリッドからグラナダへ。
特急タルゴに乗って一路グラナダへ。
世界遺産アルハンブラ宮殿、アルバイシン地区。
スペインの首都マドリッドとは異なる、過去の歴史がいまだ息づいている街、古都の風情を残すグラナダ。
グラナダ編Part1では、グラナダ到着日の観光をお届けします。
- 交通手段
- 鉄道
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8時25分発の特急タルゴに乗車するため、ホテルの朝食を7時半のオープンとともにサクサクッと取って(同じような人たちが結構いたので、ちょっとビックリ)、タクシーでアトーチャ駅へ。
アトーチャ駅は複合駅で、アトーチャ・セルカニアス駅とプエルタ・デ・アトーチャ駅の二つの駅からなっています。近距離線と在来線が発着するアトーチャ・セルカニアスと、AVEなどの高速列車が発着するプエルタ・デ・アトーチャ。
写真はプエルタ・デ・アトーチャ駅舎の名物、熱帯植物園。
私たちが乗車するグラナダ行きのTalgo267は、ここではなくアトーチャ・セルカニアス駅から発車します。
近距離線の駅ということと平日ということもあって、駅に到着する電車からは通勤の人々がドッと吐き出されていました。
のんびりとしたスペイン、というイメージとは違って、ホームや連絡通路を走っていく人もいて、ちょっとビックリしました。
通勤風景は日本とあまり変わらないかもしれません。
(乗車率100%を軽く超える満員電車でないことを除けば)
発車時間より少々遅れて出発した私たちの乗ったタルゴが約5時間半近くの旅で、終点グラナダに到着したのは予定時刻通りの14時10分でした。(これにもびっくりだよ?)
駅前からタクシーに乗って、ホテル・アルハンブラ・パレスへ。 -
アルハンブラ・パレスのゲストルームからの風景。
市街地とシェラネバダ山地を望めるいい部屋!
アルハンブラ・パレスは、ゲストルームはもちろん、ロビーもレストランもどこもかしこも、うっとりするほど素敵なホテルでした。 -
アルハンブラ・パレスを出て、鬱蒼とした木立の中の並木道を下っていくと、グラナダスの門(Puerta de las Granadas)へ。
ここから土産物屋が軒を連ねるゴメレス坂をさらに下ると、ヌエバ広場(Plaza Nueva)に出ます。 -
お昼代わりの腹ごしらえ。
ヌエバ広場の脇道にあるカフェ「CENTRAL」でクレープを食べました!
生クリームたっぷり、チョコいっぱい。
甘い!でも美味しい! -
グラナダの大聖堂。
当初はゴシック様式として建て始められたのですが、その後、ルネッサンス様式の建物となり、正面の3つのファサード部分はバロック様式になっています。
ゴシック、ルネッサンス、バロックと3つの異なる様式が混在している大聖堂は、長く複雑な歴史を持つグラナダの象徴のようです。
とはいえ、グラナダを代表するイスラム様式はないんですよね。 -
バシリカ式の大聖堂の内部。
5つの大きな身廊からなっていて、本当に大きな聖堂です。
写真の左側にあるのは、2つあるパイプオルガンの片側の一つ。 -
大聖堂内部の一部では、改修作業の最中。
今回の旅の間、マドリッド、トレド、グラナダと、各地でこのような改修修復作業が見られました。
時間に鷹揚なスペインのこと、工事終了の日を迎えるのはいつのことでしょうか。 -
外から見た大聖堂の一部。
大聖堂に隣接して王室礼拝堂(Capilla Real)があります。
ここには、カトリック王のイサベルとフェルナンド、「狂女」の異名を持つカスティーヤの女王ファナとその夫であるフェリペ美公の遺骸が眠っています。
4人の姿を象った大理石の墓が並ぶその地下に、彼らの遺骸が安置されているのです。
ちなみに、美公というフェリペの顔をしげしげと眺めてみましたが、美の基準はここスペインでも、やはり時代によって違うものなのかもしれません。 -
グラン・カピタン通りにあるサン・ヘロニモ修道院(Monasterio de San Jeronimo)。
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サン・ヘロニモ修道院も、回廊(クライスター)が見所です。
噴水やオレンジの木などで造園された庭を囲んだ回廊が二つあります。 -
こちらも、サン・ヘロニモ修道院。
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サン・ヘロニモ修道院の壁に映る回廊のシルエット。
お気に入りの1枚です。 -
サン・ヘロニモ修道院に隣接する教会の祭壇画。
まさに息を呑むような優美さ豪華さ。
しばしの間、言葉もなく見つめていました。 -
この日の夕食は、会社の同僚Uちゃんから紹介してもらった海鮮料理のお店「クニーニ Cunini」へ。
開店時間の夜8時半を過ぎても、まだ中の準備は出来てない状態・・・スペイン最高!
中のテーブル席へは一番乗りでした。
スペイン語辞書片手に、魚の名前を確認しながらメインディッシュをチョイス。
お腹にほんのわずかな余裕を残して、ボリュームたっぷりのデザートまで注文して、しっかり平らげました。
クチコミでクニーニの紹介をしていますので、そちらもご覧くださいませ。
写真は、アルハンブラ・パレスの部屋の窓から見たグラナダの夜景。
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この旅行記へのコメント (3)
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- noriakiさん 2006/09/27 23:08:15
- グラナダは素晴らしかったです!
- 八雲あかねさん
今晩は!
初めまして。
スペイン旅行での服装についての質問の解答を拝見して、八雲あかねさんのブログを覗きました。
スペイン旅行懐かしく思います。
これまでに訪問した中で、最も素晴らしいところだと感じ、特に生活するにはマドリッドがとても便利のように思われました。
ところで、あかねさんは、スペインではどこが一番お気に入りでしたでしょうか?
僕が行ったのは、2年前でしたが、セゴビアのアルカサルの、白雪姫のモデルになったと言うお城です。とても寒かったことを思い出し、街中の中華レストランに入って食べたスープ麺の美味しかったことが懐かしく思います。
グラナダには僕も同じホテルに泊まりました。ホテルからの夜景の素晴らしさには感動しました。
今回は服装のみをUPしましたが、近い内にスペイン旅行記の南部編をアップしますので、見て頂ければと思います。
北部編については、下記URLにアップしていますので、宜しければ覗いてください。
スペイン北部の旅:
http://4travel.jp/traveler/kawata-noriaki/album/10093879/
- 八雲あかねさん からの返信 2006/09/29 10:22:02
- RE: コメントありがとうございます!
- noriakiさん、はじめまして。
バルセロナの写真、拝見しました!
サグラダ・ファミリアは本当に迫力がありましたよね。TVや写真で見るのとは大違い、百聞は一見に・・・の言葉通りでした。
マドリッドでは、ネット上で散々言われていた「マドリーは危険!」という空気を、ほとんど感じませんでしたね。noriakiさんがおっしゃっているように、生活する場として一番利便性が高いと思います。国鉄の路線もマドリッドが中心になっていますしね。
今回のスペインで一番気に入ったのは、やはりグラナダでしょうか。
近頃、大都市より地方の小都市に惹かれるので、グラナダの古都の風情漂う雰囲気にはホッとさせられるものがありました。
でも予想以上によかったのはバルセロナでした。サグラダ・ファミリア以外はあまり期待していなかったのですが、緑豊かなグエル公園やハーバーサイドの洗練された光景、ゴシック地区の重厚な佇まいなど、地中海を代表する街の一つらしい華やぎがあってとても楽しめました。
セゴビアにも行きたかったのですが、トレドかセゴビアかどちらかで悩んで、スペイン通の人などにもアドバイスをもらって、今回はトレドを訪問することにしたのですが、2度目のスペインではぜひ訪れたいです。
noriakiさんのスペイン南部編旅行記も楽しみにしています!
- noriakiさん からの返信 2006/09/29 10:34:20
- ご返事有難う御座います
- 八雲あかねさん
おはよう御座います。
書き込みご返事有難う御座いました。
あかねさんはグラナダがよかったようですね・・・・
グラナダの市内バスに乗っている時、声を掛けてくれた学生がいました。
その学生は日本人で、スペインに留学に来ているとのことで、彼はセゴビアがスペインの中で最高によかったと言っていましたが、行ってみると確かに落ち着いてて、観光旅行では最高に良かったと感じました。
でも住むにはやはりマドリッドが最高ですよね・・・(バルセロナに比べても)
なぜならば、交通の便利のよさと、住居や買い物にも日常生活には、大変便利と感じました。
今、バルセロナ編は作成中ですので、写真が多くて2部作としてUPすることにしました。時間があればまた訪問してください。
あかねさんのその他の旅行記も、これから訪問させて頂きます。
ではまたこの次まで・・・・・
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