2000/06/01 - 2005/06/10
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真@tokyoさん
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この旅行記ではマンハッタン中心部を大雑把に南北に3つに分けた場合の南の部分を紹介します。特に南端のファイナンシャル・ディストリクトは都市としてのニューヨーク発祥の地で、以来ビジネス街として現在も活気を見せてきました。多くの高層建築が林立し、この地区を歩くと正に「ビルの谷間」の表現がピタリと来ることを実感します。1920,30年代の建築が多くアール・デコの集中地帯ともいえます。
写真は今は亡きワールドトレードセンターからファイナンシャルディスクリクトを眺めたもの。(2000/6)
中央の緑の四角錐は40ウォールストリートビル、その左斜め上の塔はアメリカン・イなたーナショナル・ビル、中央やや右の白い縁取りの高層ビルはシティバンクビル、手前のキリンのようなビルはニューヨーク銀行です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
-
トライベッカはテレコムエリア
この地域は1920年代は低層ビル群で埋められていたが, 30年前後に3棟の巨大ビルが出現した。写真で左右の高層ビルは1900年後期のもので、これを除くと写真中央の2棟が当時としては如何に大きなもだったかは想像できよう。
いずれも電話会社のビルであった。既にこの当時から電話はビジネス上、重要な地位を占めていたのである
。左下の縞模様のビル(WTC)の陰に大きな電話会社のビル(1927年)が隠れている。そのため私はテレコムエリアと勝手に命名しました。誰も認知してくれないが。
写真中央やや上部の茶色いビルは、
ATT 長距離ビル(1930〜32) 32 6th ave ヴォーヒーズ、グメリン&ウォーカー設計
世界最大の会社AT&Tが長距離通信網の拠点として建設したもので、現在はが本社ビルをソニーに売却したので、その機能をこのビルに移した。写真では分からないが、巨大ではあるが壁面はラフな織物上の表現をしたレンガと強調された垂直線、上部を囲む装飾等がアールデコを演出している。
写真中央の大きなビルは、次に説明するウェスタン・ユニオン・ビル -
ウェスタン・ユニオン・ビル(1928〜30年)160 Hudson,Thomas and Worth St.and West Broadway
ヴォーヒーズ、グメリン&ウォーカー設計
エントランス外部の上部 たたんだ織物をひろげたような表現があちこちに出てくる。
エントランス扉の[160]は、[160 West Broadway]を表す。反対側は 60 Hudson なので混乱してしまう。入り口は両方とも似ているが、Hudson側は縦の扉の縦の金色板が無い。 -
エントランス内部
扉の内側はこの様な装飾 壁面はレンガと彩色タイル
で覆われている。 -
パークレイーヴェゼイ・ビル(現ニューヨーク・テレフォン・カンパニー・ビル)(1923〜27年)140 West St. ヴォーヒーズ、グメリン&ウォーカー設計
最初に出来た電話局の大型ビルで、低層階は平行四辺形の土地にあわせているが、セットバックの中層階以上は直角四辺形へとねじっているような特徴或る外観。WTCの隣であったが、地盤が独立していたのでかろうじて倒壊は免れた。建築史上の価値が高いので修復することで工事が進んでいる。 -
バークレー・ベッセイ・ビル
エントランス もっとも目立つ部分であるが、幸運にも大破されずに済んだ。 -
バークレー・ベッセイ・ビル
1階は外装工事中でこんな具合です。 -
Barcray Vesay Building
WTCによるダメージからの復旧工事の様子です。
隣は見事に崩れ落ちているが、1926年のこのビルがこの通り何とか生き残ったのは立派であった。
技術雑誌「Telephony」誌 Nov 19, 2001 より。 -
ハイテク電子機器の城が大量の粉塵と水に浸されたのを見て技術者は当初呆然としたものの、社会インフラの使命感に燃え復旧工事を急ピッチで展開し、1ヶ月で95%の通信機能を回復したという。
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つかの間の休憩 作業者の顔がすばらしい。
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バークレー・ベッセイ・ビル
窓飾り -
バークレー・ベッセイ・ビル
セットバック部の飾り
この階で上部が方向を回転していることがわかる。 -
連邦政府ビル(1933〜35) Charch Street, クロス & クロス設計
現在は郵政関連のオフィスとして使用されている
上部の周囲に特徴的な装飾。政府機関としてはアールデコの数少ない事例。9/11テロで大きな損傷を受けたが現在は修復も進み、使用されている。 -
連邦政府ビル
コーナー部拡大 アメリカの好きな鷲 -
ニューヨーク銀行(旧アーヴィング・トラストピル)(1929〜32年)1 Wall Atreet, ヴォーヒーズ、グメリン&ウォーカー設計
北側(ウォールストリート側)は50階の高層で垂直性を強調している。向かいのトリニティ教会のゴシックに調和したデコ調のインテリアが高い評価を受けている。セットバックと塔頂部は初期アールデコの特徴だが、1F 内部の装飾が豪華で当時としては最高水準のものと言われている.。 -
ニューヨーク銀行
窓間の装飾は石を削ったもの。 -
The Trump Building(旧40ウォール・ストリート)(1930) 40 Wall Street, H.Craig.Sevarance, Yasuo Matui,設計
緑色の四角錐の冠を頂くロァーマンハッタンの名物ビル。クライスラー・ビルとの最さ競争のエピソートは今でも語り継がれている。奇策に敗れたとはいえ、建築家 松井の名が残る名作で、当初はマンハッタン銀行の本社が入り、現在は不動産王のトランプの所有となっている。
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The Trump Building
クラウンの拡大。この部分はビル周辺からは見えず遠方から撮影したもの。 -
The American International Building(旧名 60ウォール・タワー)(1930〜32年) 70Pine Street
クリントン&ラッセル、ホールトン&ジョージ設計
WTCの出現までロアーマンハッタン最高の高さで、現在もエンパイアーステート、クライスラーに次ぐ高さ。水道、ガス供給会社が使用している。狭い道路からは全体が見えないので、ミニチュアが1階壁面装飾になっている。 -
The American International Building
70階の頂部は褐色の石灰石による構成。最上階は社員専用室。
WTCが消えた現在、貴重な展望室である。一般に開放してもらいたい。 -
シティ・バンク・ビル(旧 トラスト・カンパニー・ビル)(1931)( Trust Company Buildjng)20exchangr Place, クロス & クロス設計
輪郭とと3本の水平線がくっきり浮かび上がり目立つ建物。 -
シティ・バンク・ビル
1段目のセットバック部。像の4人は「Giants of Finance」 と呼ばれている。 -
刑事裁判所ビル(Criminal Courthouse)(1939) 100 Centre Street, H.W.Corbet & CB. Meyers.設計
前面に4つのタワー、その裏に刑務所を有する大型のビル。より高い中心タワーはzigguratのように天に伸びている。設計のコーベットは、ロックフェラー・センターの設計チームの1員。 -
Greenwich Club Residences (1930) 19 Recter Street
道に迷ったおかげで発見した無名のビル。
しかし外壁各所にアールデコがちりばめられており、頑張っているので数枚張ってあげよう。 -
Greenwich Club Residences
繰り返されるセットバック
そしてテラコッタの装飾 -
Greenwich Club Residences
単調になりやすい壁面も所々にこのようにアクセントあり。 -
Greenwich Club Residences
入り口
暗く重苦しいところが惜しい。
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