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エピローグ<br />カリプソ音楽に引き込まれ、バハミアンの旺盛な食欲がうらやましい。旅のつれづれ、出会いの中に新しい旅が生まれる。<br /><br />「旅は道連れ、世は情け」サブ・マリンで偶然同じ船に乗り合わせた鈴木さん夫妻。神戸からのハネムーンの二人は、長旅で初めて出会った日本人。サブ・マリンのスタッフのTOMO君には何かと世話になった。初めて体験する「海中散歩」も彼のお陰で安心して楽しめた。「アイランドワールドツアー」の無人島探検ではMrダン(アトランタ)の気遣いに感謝。キャプテンの粋な計らいと透明すぎる白い海に感動。バハマ料理も軒並みにチャレンジ。コンク貝のサラダにフリッターそれにチャウダー。コリコリとした食感、サザエかアワビのような海の幸、甘酸っぱいピリ辛の味は舌の記憶に残る。スナッパーや白身魚のフライとバハマを食べ歩いた。量の多さにはビックリしたがバハミアンは兎に角よく食べる。<br />いつも二人で一人前が私たちには適量であった。カラフルな家並みには心が安らぐ、エエかげんと大らかさがミックスされた国民性。打ち解けると陽気で明るい人々。写真撮影でも気軽に誰でもOK。怒鳴りあうような大声も何時しか耳には慣れてくる。心に響くカリプソ音楽、腹の底から搾り出すような声で歌う「バナナボート・ソング」<br />♪♪「デ〜オ・デ~エエオ」♪♪の歌声に引き込まれるように毎夜、聞き入った。<br />話のタネに日本料理店「ノブ」(100席)に予約を入れた。クレジット番号まで聞かれて予約は7時50分。中途半端な時間な上に予約番号「JD2NG」はまるで搭乗手続きのようだ。<br />日本人の感覚で10分早めに到着。予約したカウンター席は満員で30分待てと、ええかげんなもの。ここはバハマや、「まぁええワ」と待っていたがなかなか席も空きそうでないほどの超満員。痺れを切らしてテーブル席でもと、席に着く。スタッフに「日本人は働いているのか?」と聞くとカウンターに連れて行かれて「マユミ」さんを、紹介される。<br />えらいもんや、やっぱり日本語やったら何でも通じる。カウンターの空いた席をすぐにチェンジしてくれた。ロサンゼルスのすし店で5年間修行して、この店で働いている。<br />「こんな忙しいすし店、見たことないネ」<br />「エエ まるで私はロボットみたいです」<br />「給料はどうですか?」<br />「そこそこ貰っていますが使うところがありません」<br />外国でのすしの味としては最高。地元で獲れるのはマグロ・スナッパー(タイ)・コンク貝<br />以外は全て日本からの輸入。値段は日本の二倍。バハマでこれだけ(カウンター7人、内日本人2人)の職人を揃え機械のように動く。手を動かしながらしか話せないほどの忙しさ。それでも何かと話しかけてくれる「マユミ」さん。支払いは写真入りのIDカードを要求される厳しさ。最後の晩餐に「世界の日本料理」のすごさに圧倒されたが、日本人である事に誇りを感じた。<br />世界の海は繋がっているので同じようなものかと思っていたがそれぞれに顔があり、違いの素晴らしさを再認識し、カリブ海の旅路を終えた。<br /><br />2,006年5月18日―27日<br />旅の鉄人 池内 嘉正<br /><br />小鉄のひとり言<br /> 海の美しさとカラフルな建物に異国情緒を堪能できた。フラミンゴはずッと片足で立っていられるが私はそうもいきません。<br />http://www.beans.ne.jp/ikeuchi/

地球の島めぐりバハマ諸島・エピローグ

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2006/05/18 - 2006/05/26

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10

鉄人60

鉄人60さん

エピローグ
カリプソ音楽に引き込まれ、バハミアンの旺盛な食欲がうらやましい。旅のつれづれ、出会いの中に新しい旅が生まれる。

「旅は道連れ、世は情け」サブ・マリンで偶然同じ船に乗り合わせた鈴木さん夫妻。神戸からのハネムーンの二人は、長旅で初めて出会った日本人。サブ・マリンのスタッフのTOMO君には何かと世話になった。初めて体験する「海中散歩」も彼のお陰で安心して楽しめた。「アイランドワールドツアー」の無人島探検ではMrダン(アトランタ)の気遣いに感謝。キャプテンの粋な計らいと透明すぎる白い海に感動。バハマ料理も軒並みにチャレンジ。コンク貝のサラダにフリッターそれにチャウダー。コリコリとした食感、サザエかアワビのような海の幸、甘酸っぱいピリ辛の味は舌の記憶に残る。スナッパーや白身魚のフライとバハマを食べ歩いた。量の多さにはビックリしたがバハミアンは兎に角よく食べる。
いつも二人で一人前が私たちには適量であった。カラフルな家並みには心が安らぐ、エエかげんと大らかさがミックスされた国民性。打ち解けると陽気で明るい人々。写真撮影でも気軽に誰でもOK。怒鳴りあうような大声も何時しか耳には慣れてくる。心に響くカリプソ音楽、腹の底から搾り出すような声で歌う「バナナボート・ソング」
♪♪「デ〜オ・デ~エエオ」♪♪の歌声に引き込まれるように毎夜、聞き入った。
話のタネに日本料理店「ノブ」(100席)に予約を入れた。クレジット番号まで聞かれて予約は7時50分。中途半端な時間な上に予約番号「JD2NG」はまるで搭乗手続きのようだ。
日本人の感覚で10分早めに到着。予約したカウンター席は満員で30分待てと、ええかげんなもの。ここはバハマや、「まぁええワ」と待っていたがなかなか席も空きそうでないほどの超満員。痺れを切らしてテーブル席でもと、席に着く。スタッフに「日本人は働いているのか?」と聞くとカウンターに連れて行かれて「マユミ」さんを、紹介される。
えらいもんや、やっぱり日本語やったら何でも通じる。カウンターの空いた席をすぐにチェンジしてくれた。ロサンゼルスのすし店で5年間修行して、この店で働いている。
「こんな忙しいすし店、見たことないネ」
「エエ まるで私はロボットみたいです」
「給料はどうですか?」
「そこそこ貰っていますが使うところがありません」
外国でのすしの味としては最高。地元で獲れるのはマグロ・スナッパー(タイ)・コンク貝
以外は全て日本からの輸入。値段は日本の二倍。バハマでこれだけ(カウンター7人、内日本人2人)の職人を揃え機械のように動く。手を動かしながらしか話せないほどの忙しさ。それでも何かと話しかけてくれる「マユミ」さん。支払いは写真入りのIDカードを要求される厳しさ。最後の晩餐に「世界の日本料理」のすごさに圧倒されたが、日本人である事に誇りを感じた。
世界の海は繋がっているので同じようなものかと思っていたがそれぞれに顔があり、違いの素晴らしさを再認識し、カリブ海の旅路を終えた。

2,006年5月18日―27日
旅の鉄人 池内 嘉正

小鉄のひとり言
 海の美しさとカラフルな建物に異国情緒を堪能できた。フラミンゴはずッと片足で立っていられるが私はそうもいきません。
http://www.beans.ne.jp/ikeuchi/

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