2006/06/29 - 2006/06/29
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SUR SHANGHAIさん
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上海から出ている≪上海旅游集散中心≫の1日観光バスで、≪周庄(荘)≫からも北東に8kmという別の水郷≪錦溪≫を訪れたSUR SHANGHAI。
≪錦溪≫の水郷の主な観光見所が並ぶ、≪市河≫の水路沿いの上塘街周辺を見て回ったあとは、≪市河≫を挟んだ下塘街周辺へと移動。
長寿路で折り返し、またバスが出る駐車場へと戻る道筋の下塘街は、道幅もぐっと狭まり、出ているお店も観光客用というよりも地元の人御用達。
この通りにもチケットで見学できるミニ博物館がいくつかあるのも要チェック。φ(..)メモメモ ( ..)φメモメモ
今度来るお客さんや友人を連れて来てもいい所だな。(*^_^*)
…と、下見終了!
あとは時間を見計らい、SUR SHANGHAIは菱塘湾沿いに駐車場へと戻ります。
≪上海旅游集散中心≫の1日観光バスの使い方は下記をご参照ください。
この水郷のほかにも、行き先がいろいろ揃っています。
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10075706/
表紙の画像は、≪錦溪≫を出る前に一休みしたお茶屋さんからの水郷風景
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
-
≪錦溪≫の水郷での後半は、長寿路で折り返して上塘路とは≪市河≫を挟んだ下塘街へ。
この地図の右下にある、赤い●印の1日観光バスが停まる駐車場へと戻ります。
この黄色く塗った道も距離的には1km足らず。
SUR SHANGHAIは、ここも行きつ戻りつ、横道にも入ってこの水郷の町を探索してみました。
下塘街が駐車場近くで大きく湾曲した部分は菱塘湾に面した道で、道の名も菱塘湾。
画像をクリックすると、拡大表示されます。 -
これまで来た上塘街の外れの鳥居のような牌坊をくぐると、そこは長寿路で、≪錦溪≫の新しい町並みがある部分。
このよろず屋的お店の左脇を通って上塘街はもう少し続く。
どうせなら一番外れまで行ってみようかとも思ったけれど、今日はここで折り返して今度は下塘街へ。 -
その折り返し地点付近にあった手提げ袋を作るお店。
足踏みミシンも、おばあちゃんの家にあったなあ。
今はもう捨てられちゃったかな。
ここではまだまだ現役だ。 -
これは折り返してすぐの所にある≪市河≫の水路に架かる≪溥済橋≫。
左手の家の壁に十字型にタイルが貼ってあるのはキリスト教信者の住居かな。別の位置の壁にも十字が出ていた。 -
その橋の上からは、水路沿いの住人の暮らしが見える。
水路端で、なにやら水洗いしている女性が一人。
水紋が広がる水郷の一風景。 -
これはまた別の橋。
名前は…、行きつ戻りついろいろな橋を見たので、自分でもはっきり覚えていない…。
ご勘弁を。m(__)m
枝垂れ柳と石橋の風情がいい。 -
下塘街は上塘街と違って、道も細くてお土産屋さんはあまり無し。
地元の人御用達の雑貨屋さんと食堂が並んでいます。
この周辺の人々の暮らしが見えますよ。 -
お店が直接道に面した床屋さん。
店仕舞いする時には戸板をはめるんだろうな。
髪を刈ってもらっているおじさんが笑いかける。 -
七輪の上の真っ黒いヤカン、
手作りらしい箒と塵取り。
なんか懐かしい民家の軒先。 -
ここは≪周公橋≫のたもと。
見所を示す標識も出ているけど、見てもよく分からないので、やっぱり地図は最初に駐車場そばのお店で買っていったほうがいいですよ。 -
その≪周公橋≫付近。
一目で手作りと分かるジョウロやバケツを道端に並べて売ってるんだろうけど、売り子さんはエスケープ中。
のどかだなあ。 -
水路沿いには雰囲気のいい食堂も。
もうお昼もだいぶ回ったけど、ちょっと何か食べたいな。
こういうお店だと、一品料理しか出していないし、今日は一人だからワンタンを出しているような食堂を物色。 -
名前も出ていないような食堂で遅いお昼。
上海のワンタンと同じだ。
厚めの皮に挽肉と青菜の餡がぎっしり。
スープの色は薄いけど、餡に味が付いているのでそのままでも結構おいしいし、黒酢を入れるとまた別のおいしさ。3元也。 -
小さい仏具屋さん、発見。
そのお店の中に見本で吊るしてあるのは、戸口に貼る絵付きのお守り。日本で言えば、家内安全とか商売繁盛のお札に絵が付いたようなもの。
タブロイド版より一回り小さい位で、実際に使う時には縦二つに切って、戸口の左右に貼ります。
地方によって絵柄もさまざま。
これは邪悪なものを追い払う剣を持った神様の絵柄。
SUR SHANGHAIは実際には使いませんが、集めて楽しんでいます。破れていない新品が一枚1元。 -
その仏具屋さんにはこんな物も。
これは死者の魂があの世で使うお金。
お寺の香炉にくべられます。 -
下塘街を下ってきて、≪市河≫の水路と交差する別の水路そばには、≪錦溪≫出身の有名人を紹介する≪錦溪傑出人物館≫があった。
1日観光バスのチケットには記載されていませんが、入場できました。
SUR SHANGHAIにとっては知らない人ばかりなので、ちょっとパス。すみません。m(__)m
その先にある、同じチケットに記載された≪根雕館≫はこの時はリフォーム中。残念。
根雕というのは、木の根っこに彫刻をしたもの。 -
リフォーム中だった≪根雕館≫の隣にあったのは、明や清の時代の家具を展示した≪明清家具館≫。
ここも1日観光バスのチケットには出ていませんが、入場できました。
外側はリフォームが済んで真っ白い壁。
中は昔の富裕層の一家が住んでいたらしい住居をそのまま使っていて…、 -
家具ばかりではなく、住居そのものの造りも見学できますよ。
-
2階の部屋の一部。
ここに住んでいた人の息遣いまで感じられそうな雰囲気がある。 -
ちょっと息詰まるものを覚えて、下塘街の水路端に出てきたSUR SHANGHAI。
今日はそんなに暑くないけど、歩き回ってまた喉が乾いてきたなあ。
水路沿いにお茶が出来るテーブルは並んでいるのに、お店の人は遠くの方でおしゃべりに忙しい。
別のお店でお茶にしようっと。 -
今朝、上塘街散策の初めに出会った≪普慶橋≫。
≪市河≫の水路を挟んで、橋のあっち側が上塘街。 -
その≪普慶橋≫のそばにも、こんな雰囲気のいいお茶屋さんがあるけど、お店の人は中でお昼寝中。
商売っ気が無いと言うか、なんと言うか…。 -
お茶はちょっとあきらめて、横道に入る。
トンボのような、飛行機のような形のアンテナがあちこちにある町並み。 -
雨樋が集まる別の樋に付いているのは、中国国旗にもある★と同じ意味かな。
ただの模様? -
派手目の春聯が貼ってある戸口には、今年の端午節に吊るしたらしい菖蒲が下がる。
-
裏通りに入ると、数軒分のモップが下がる柱と中庭。
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黒々とした壁と赤い木枠の窓。
-
≪出入平安≫と書かれてあるのは玄関マット。
洗って干してある家の窓辺。 -
また、下塘街に戻る。
-
そろそろ下塘街を出て駐車場の方に向かおうかな、と一番上の地図の画像で道が大きく湾曲している菱塘湾に入ったすぐの所で見つけたのは、こんな水郷の風景が美しいお茶屋さん。
-
その名は≪汲塢茶驛≫。
菱塘湾の向こうに、今朝到着した時にまず見に行った≪三亭橋≫や、≪蓮池禅院≫、≪文昌閣≫が絵のように見える立地。 -
わ〜、いい所を見つけたなあ! \(◎o◎)/
と、大感激!!
お客はSUR SHANGHAIだけの昼下がり。
この水郷風景を独り占め。
頼んでみたのは苦丁茶。
いわゆる茶葉のお茶ではなく、別の植物の葉のお茶。
18元也。
爽やかな苦味と色合いがよし。
お湯はいくらでも注ぎ足してくれるのがうれしい。 -
≪蓮池禅院≫右脇に、今朝通ってきた≪盤亭橋≫。
柳の木の緑が美しい。
あ、遊覧ボートが橋の向こうからやって来る。 -
横位置で見ると、≪蓮池禅院≫もすぐそばなのがよく分かる。
-
ぎ〜こ、ぎ〜こ…、と船頭さんが舵を取る音も風流。
-
次に通ったのは、水面のゴミや浮き草をすくうおじさんが乗り込むボート。
お疲れ様です。m(__)m -
かと思うと、≪市河≫の水路から出てきた遊覧ボートが≪蓮池禅院≫前に向かう眺め。
ずっと眺めていたいこの風景。
このお茶屋さんのオーナーはまだ若い好青年。
この水路に面した席も増やすつもりと言っていたけど、この風情だけは残しておいてね。 -
さ、もうすぐ16:00。
帰りのバスの発車は16:30だから、遅れちゃ大変。
名残惜しいけど、次はお客さんや友人とも来るからね。 -
屋内席はこんな感じ。
壁に中国の影絵。
そのストーリーも教えてもらえますよ。
テーブルの上のこんな茶器を使った茶芸は茶葉によって200元台までさまざま。
数人で来たら茶芸を楽しむのもいいな。
よし、また来るぞ! -
お店入り口の急須の看板を撮ろうとしたら、オーナーが「あ、看板を持っててやるよ。」
話し好きの好青年でありました。 -
そのお茶屋さんから数十m。
やはり菱塘湾に面する、同じような眺めのレストラン≪碧波楼≫。
ここもいい感じ。
今回は一人だったから、名物の(魚巴)魚も白絲魚も食べられなかった。
次はここで食事にしてみよう。
景色と同じようにお料理もおいしいといいな。
次の楽しみが増えた発見。 -
菱塘湾をぐるりと回りこむ。
屋根の架かった通路で子どもたちが遊ぶ。
一人っ子政策のある中国だから、本当の兄・妹じゃないんだろうけど、とても仲良し。 -
その様子を≪蓮池禅院≫も見守るほほえましさ。
-
また、近いうちに来るからね。
近くの周庄(荘)の陰に隠れてあまり知られていない≪錦溪≫の水郷だけど、お気に入りに入れておこうっと。 -
おじさん、こんな時間に寝ていたら、夜眠れないよ。
あとは今朝≪錦溪≫に着いた時の駐車場もすぐそこ。
他にも参加した人たちも全員無事に戻って来て、定刻16:30に発車。
周庄(荘)で今朝下車した人たちもピック・アップ。
18:00をちょっと回って振り出しの上海体育館に帰着した、≪上海旅游集散中心≫の1日観光バスの≪錦溪≫行きの小さい旅もこれでお仕舞いの一日…。
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この旅行記へのコメント (4)
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- けーしちょーさん 2006/08/02 01:21:58
- 私は柳が好きらしい。
- SUR SHANGHAIさん、こんばんわ♪
城崎温泉に行ってきましたが、やはり、水辺の柳に魅了されてきました。
中国へ行くときは、やはり水辺の古都の雰囲気が残る場所がいいなぁって。
あっ、オヤジをとうとう湯浴みさせてやりました。
お椀だと溺れたので、お茶碗で。
うふふ。新キャラも登場しております。
よろしくご批評ください。
では、水辺の柳の続きを堪能させていただきます。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/07 10:23:37
- RE: 私は柳が好きらしい。
- ここしばらく出先におりましたぞい。
この柳だけを見ると≪清風≫とか≪風流≫と言う言葉も連想されますが、実際は超蒸し暑い夏の上海周辺。汗まみれのサウナ状態。
柳を見に中国に来る時には時期にご注意ですよん。
個人的には上海周辺の柳は3月下旬から4月上旬の新緑が一番きれいと思ってますが、この時期はちょっと春の雨も多い…。
結局は自分が見られる時期の柳を楽しむのが一番、ですね。
水の事故の多い時期、目玉親父さんもお椀で溺れないように気を付けてあげませう。\(◎)/!
-
- yamasimaさん 2006/07/07 22:52:54
- いいお店に出会えましたね
- こんばんは。
旅先で思わずいいお店や宿に出会うと、本当に幸せな気分に浸れますよね。
SUR SHANGHAIさんの写真にはいつも引き込まれて自分もまるでその風景の中に居るような疑似体験が出来ます。
今日も少しだけ中国の水郷の街へトリップした気持ちにさせてもらいました。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/07/08 12:03:11
- RE: いいお店に出会えましたね
- お久しぶりです。m(__)m
思いがけない所で、お気に入りにしたい場所と出会うと本当にうれしい。(*^_^*)
この時はこの水路に面したお茶屋さんがそうでした。
しみじみとした水郷の眺め…。
上海の喧騒を離れた櫂の音、柳の緑…。
あまり名前を知られていない所ですが、よかったです。
yamasimaさんも、そのうちに実際に訪れてみる機会が巡ってくるといいですね。
上海からの日帰りOKの所です。
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