チェスキー・クルムロフ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
プラハ→チェルスキー・クルムロフ<br /><br />9月27日(土)<br /><br />7時食事。8時過ぎチェックアウト。タクシーは?とフロントに聞かれたが、歩くと言って、本駅まで歩く。これは失敗。ロングウェイだった。途中、道を間違えて、駅に着いたのは8時45分。それにしても若い人以外英語は通じない。ドイツ語も通じないのにはびっくりした。<br /><br />チケットを買い、5番線ホームに行く。もう列車は着いていて、コンパートメントに空きはない。ノースモーキングの男性が一人のコンパートメントに入る。土曜日のせいか、客は多い。続いて女の子を二人連れた母親と女性が一人入ってきた。彼女たちは先にいた男性とおしゃべりをしているが、チェコ語はなんいもわからない。<br /><br />二人の女の子は本を読んだりしているが、あきたみたい。そこで折り紙を取り出し、ツルを折ってやる。<br />「これなんていうの」と聞くと「チャープ」と答える。<br />ただし、これがツルのことだか、コウノトリのことだが、定かではない。<br />「作ってみる?」ときくとお姉ちゃんが作るというので、風船から教える。器用な子で上手に折る。そしてすぐに覚えてもう一人の女性に教えている。お母さんは折り紙を知っていて、ノートを破って、やっこさんを折って見せた。それを私が帆掛け舟や、二艘舟、はかまなどに変形させて見せる。<br /><br />お母さんともう一人の女性は英語を話す。お姉ちゃんの方は13歳、7年生だと言う。チャープがツルかお母さんに確認するのを忘れてしまった。<br /><br />私たちがチェスキークルムロフへ行くのを知ると、自分たちもダンスの公演にチェスキークルムロフへ出かけるのだという。<br />そして本番は明日の11時だが、今夜6時からのダンスの練習をするから見に来るようにと誘った。それはいい、行って見よう。ノートに場所を書いて渡してくれた。<br /><br />隣のコンパートメントでは仲間たちがギターの伴奏で歌を歌っている。巨体の男性、ほっそりした若者、若い女性たちが4人、ダンスの先生と年配の女性、その中に割り込んで、私たちも一緒に歌う。チェコの民謡、なにか知っているようだけど思い出せない、「気のいいガチョウ」は違ったかな、でもいい加減にあわせているだけでもたのしい。<br /><br />日本の歌を歌ってくれと言われたので、何曲か歌った。papasanの声を聞いて「コーラスをやっているのか?」と聞く。男声コーラスにいたというと、「パートは?」「バリトン」簡単な日本の曲を教えてくれと言うので「蛙の歌」を輪唱で歌わせる。何回も何回も、大笑いしながら繰り返した。向こうもなにやらたのしい歌を教えてくれた。何回もかけあいのように繰り返すので、そのときは覚えていっしょにくちずさみ、「意味はなんていうの?」ってきくと、男性は「女性が必要、必要」と歌い、女性は「男性が必要、必要」と答えるのだと言う。こんな様子だったから、この人たちは旅芸人かと思ってしまった。<br /><br />あまりにもたのしそうなので、隣に座っていたおじさんまでのぞきに来た。<br /><br />席に戻るとそのおじさんが去年の洪水の話をしてくれた。<br />ここら辺でも7mもの高さまで水につかったという。へぇ〜、7mも。2階ぐらいまで水に浸かってしまう。大変だったのだなぁ。<br /><br />チェスケーブジョビッチで下り、私たちはバスでクルムロフへ向かう。彼女たちは電車かも。バス代は中で払う。二人で55K。<br />バスに乗り約40分。終着駅に着く。荷物を引きずりながらみんなの後をついていく。<br /><br />下に見える町並みは美しい。カラフルな塔を中心に赤い屋根と白壁の家々。蛇行するヴルタバ(モルダウ)川の流れ。まだ緑を残している木々。絵になる風景だ。ここは1992年に世界遺産の指定を受けている。<br /><br />町に下りながらホテルがあったので聞くがフル。おやまぁ。今日は土曜日だから危ないとは思っていたけど、さっそくダメだ。<br />次に見つけたホテルもフル。インフォメイションに行けと教えられる。<br /><br />インフォメイションのあるスヴォルノチ広場には舞台が出来、子どもたちがダンスを披露している。とってもかわいい。インフォメイションで探してくれたが、10軒ぐらいはどこもフル。<br />仕方がないリンツへ行くかと考えていたら、どうやら見つかった。<br /><br />橋を渡って、お城の下を通って、ホテルはラトラーン地区にある。ここまで来ると静かなたたずまいだ。小さいけどきれいなホテル。荷物を置くやすぐカメラを抱えて飛び出す。光があるうちに写真を撮りたい。まずは城だ。お城の塔にエレベーターがあると思って登ったら、みんな歩いている。Only walking?と<br />聞いたら、Yesと来た。とたんに足が動かなくなった。それでも冷たい連れ合いはさっさと行ってしまったので、フーフー言いながら後を追う。<br /><br />ふ〜ふ〜いいながらも上でまた屋根の写真を撮っている。<br />二人連れの日本人女性が「フェスティバルにぶつかってよかったですね」という。「フェスティバルなんですか。てっきり土曜日だからと思っていました」<br /><br />下りてからお城の奥に行く。ここから見る景色も高度が違うのでおもしろい。奥の広場では演奏会があり、中世の服装をした男女がワインを飲んだり踊ったり、パフォーマンスしている。<br />モルダウの流れを入れて写真を撮って、疲れたとやっと入り口近く戻るとフィルムが終った。入れ替えようとふたを開けると、なんとしたこと、フィルムが巻きついて巻き取られていない。<br />こんなこと初めてだ。あら〜、どこからダメにしてしまったんだろう。<br /><br />こういうとき、やたらとシャッターを切るのは幸いだ。36枚分などあっという間に撮ってしまうから、たぶん、塔の上の後か、悪くても塔の途中からだろう。時間差で微妙に光が違うから、それをダメにしたのは残念だが、取り返せないミスではない。<br />疲れた足を引きずりながらも、こうなると現金もいいとこ、戻れるところまで戻って写真を撮りなおす。ただし、あの音楽グループは休憩に入り、その写真は撮れなかった。カシャカシャとシャッター音を立てながら、町の通りも写しまくっている。<br /><br />そしてフェスティバルが行われているルスボルノスチ広場の真上にある上海飯店へ行く。その店はホテルへ行くとき見たのだったが、光が大事なので、食事はあとまわしになってしまった。<br />焼きソバとジャスミン・ティを私。肉だんごとビールをpapasan。<br />ビネガーがほしいというと、ビネガーがわからない。サワーと言いながら、漢字で「酢」と書いてみせる。やっとわかって中国の黒酢を持ってきた。<br /><br />真下の広場ではなにやら甘いものの大食い競争が行われている。にぎやかな声。上からのぞいて、カメラを構えている。すると下から望遠レンズが私をねらっている。「あっ、反対に撮られちゃう」と手を振ると向こうも手を振り返す。上海飯店からのぞく東洋人の写真になっちゃうな。あれはプロだ。お返しにこっちも彼の写真を撮ってやる。<br /><br />大食い競争はいつもチャンピオンのおじさん(上海飯店の女主人が教えてくれた)が今年も優勝。中国果物つきのアイスクリームとバナナのフライつきのアイスクリームをデザートに食べる。<br />美味しかった。「ハオ、ハオ、この味なら日本人にすすめられるよ」というとうれしそう。<br /><br />湯麺と漢字を書いて「スープのついたヌードルはないの?」と聞くとあるという。これも字を書いて「老酒は?」これもあると。<br />「じゃぁ。これからダンスを見に行くから、帰りにまた寄るね」と言って出る。<br /><br />電車の中で彼女たちが書いてくれた住所を見せ聞きながら、ホールを探すが教会があるだけ。教会の中はシンプル。ちゃんとマリア様にお礼と更なる願いをお祈りする。まさか教会でダンスがあるわけないし、周りを探してもそれらしきホールは見つからない。教会の敷地の中は住宅のような建物につながっている、<br />中庭を右手に行くと階段があり、なんとかザールと書いた小さなプレートがある。書いてある文字と見比べながら、ここらしいと言って、ドアノブを回すがまだ閉まっている。<br /><br />6時近くなったらまた来ようといって戻り、まわりをひやかし、ホットワインを買っていると、向こうから親子ずれが来た。なんとさっきの電車のお母さんと子どもたち。広場に買い物に行ってきたらしい。会場は教会を回って、と教えてくれた。<br />彼女たちは上へ、私たちは下へ。教会の階段で時間になるのを待っている。<br /><br />6時だ、階段を上がっていくと、反対側にバレーの先生がいる。<br />そっちですか、と言って中に入る。なんせみんな顔見知りになってしまったから、だれもがにこにこと迎えてくれた。ほんとうは6時なのだけど、整備するからすこしおくれるけど、と一人が言う。そんなことかまわない。<br /><br />椅子と机を片付け、正面に場所をつくり、ゲネプロが始まった。練習なのでコスチュームはさっきのまま。靴だけ履き替えている。かかとのある靴で踏み鳴らしているのでフラメンコかと思い、傍らの女性に「フラメンコ?」と聞くと「バロック・ダンス」だと教えてくれた。<br /><br />優雅な踊りだ。しかし優雅なだけではなく、ステップが実に難しい。プログラムの中には、踊りながらの目としなで男女の駆け引きを表現しているのがある。そのサマは実におかしい。思わず声を立てて笑うと、わかったとおもったらしく、かえって喜ばれた。きっとコスチュームをつけたら、こんな感じになるのだなと想像できる。特に先生の動きは秀逸。どうしても目がそちらへ行ってしまう。男性は二人。一人は肥ったおじさん、もう一人はギターを弾いていた若者。きっとおじさんがにやけた王様役で、若者が貴公子役なんだろう。マスクをつけるダンスもあるそうだ。<br /><br />音楽は同じコンパートメントにいた二人の女性。ブロックフレーテの奏者たちだった。子どもたちのママはソプラノ、もう一人はアルト。それだけでなく、ファゴットまで、実に多様な楽器を演奏をする。ヴァイオリンと横笛が加わりバロック音楽を演奏するのだが、音楽がまたいい。<br /><br />全部で1時間半ぐらい。大いに愉しませてくれた。昨日のコンサートの耳直しをこんなところでしてもらった。<br /><br />広場に戻ると舞台ではまだ演奏が続いている。今度は女性グループだ。ギターとヴァイオリンがふたつとボーカル。聴衆はいっぱい。下から上海飯店の女主とボーイに手を振ると、二人も見つけて手を振り返す。二階に上がっていくと、「スープ・ヌードルですね。」と覚えている。そこでスープヌードルと、酢豚とショウロンポウと老酒とジャスミン茶をとる。ショウロンポウのために今度は黒酢がついてきた。でもショウロンポウは食べられなくて、テイクアウトにしてもらう。私は食べなかったが、夜中にpapasanが食べ、美味しかったと言っていた。<br /><br />箸の袋にsoup noodleは「湯麺」と書いてtanmenと読み方をつけて渡す。日本人は麺が好き。でも、スープ ビーフンは麺が違う。ビーフンは米の粉だが、日本人の好きなのは小麦粉の中華麺だとも教える。酢豚はsubutaと発音するなんて、相変わらずお節介な二人である。<br /><br />

気ままに チェコ・オーストリア5

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2003/09/22 - 2003/10/03

1002位(同エリア1022件中)

2

7

buchijoyce

buchijoyceさん

プラハ→チェルスキー・クルムロフ

9月27日(土)

7時食事。8時過ぎチェックアウト。タクシーは?とフロントに聞かれたが、歩くと言って、本駅まで歩く。これは失敗。ロングウェイだった。途中、道を間違えて、駅に着いたのは8時45分。それにしても若い人以外英語は通じない。ドイツ語も通じないのにはびっくりした。

チケットを買い、5番線ホームに行く。もう列車は着いていて、コンパートメントに空きはない。ノースモーキングの男性が一人のコンパートメントに入る。土曜日のせいか、客は多い。続いて女の子を二人連れた母親と女性が一人入ってきた。彼女たちは先にいた男性とおしゃべりをしているが、チェコ語はなんいもわからない。

二人の女の子は本を読んだりしているが、あきたみたい。そこで折り紙を取り出し、ツルを折ってやる。
「これなんていうの」と聞くと「チャープ」と答える。
ただし、これがツルのことだか、コウノトリのことだが、定かではない。
「作ってみる?」ときくとお姉ちゃんが作るというので、風船から教える。器用な子で上手に折る。そしてすぐに覚えてもう一人の女性に教えている。お母さんは折り紙を知っていて、ノートを破って、やっこさんを折って見せた。それを私が帆掛け舟や、二艘舟、はかまなどに変形させて見せる。

お母さんともう一人の女性は英語を話す。お姉ちゃんの方は13歳、7年生だと言う。チャープがツルかお母さんに確認するのを忘れてしまった。

私たちがチェスキークルムロフへ行くのを知ると、自分たちもダンスの公演にチェスキークルムロフへ出かけるのだという。
そして本番は明日の11時だが、今夜6時からのダンスの練習をするから見に来るようにと誘った。それはいい、行って見よう。ノートに場所を書いて渡してくれた。

隣のコンパートメントでは仲間たちがギターの伴奏で歌を歌っている。巨体の男性、ほっそりした若者、若い女性たちが4人、ダンスの先生と年配の女性、その中に割り込んで、私たちも一緒に歌う。チェコの民謡、なにか知っているようだけど思い出せない、「気のいいガチョウ」は違ったかな、でもいい加減にあわせているだけでもたのしい。

日本の歌を歌ってくれと言われたので、何曲か歌った。papasanの声を聞いて「コーラスをやっているのか?」と聞く。男声コーラスにいたというと、「パートは?」「バリトン」簡単な日本の曲を教えてくれと言うので「蛙の歌」を輪唱で歌わせる。何回も何回も、大笑いしながら繰り返した。向こうもなにやらたのしい歌を教えてくれた。何回もかけあいのように繰り返すので、そのときは覚えていっしょにくちずさみ、「意味はなんていうの?」ってきくと、男性は「女性が必要、必要」と歌い、女性は「男性が必要、必要」と答えるのだと言う。こんな様子だったから、この人たちは旅芸人かと思ってしまった。

あまりにもたのしそうなので、隣に座っていたおじさんまでのぞきに来た。

席に戻るとそのおじさんが去年の洪水の話をしてくれた。
ここら辺でも7mもの高さまで水につかったという。へぇ〜、7mも。2階ぐらいまで水に浸かってしまう。大変だったのだなぁ。

チェスケーブジョビッチで下り、私たちはバスでクルムロフへ向かう。彼女たちは電車かも。バス代は中で払う。二人で55K。
バスに乗り約40分。終着駅に着く。荷物を引きずりながらみんなの後をついていく。

下に見える町並みは美しい。カラフルな塔を中心に赤い屋根と白壁の家々。蛇行するヴルタバ(モルダウ)川の流れ。まだ緑を残している木々。絵になる風景だ。ここは1992年に世界遺産の指定を受けている。

町に下りながらホテルがあったので聞くがフル。おやまぁ。今日は土曜日だから危ないとは思っていたけど、さっそくダメだ。
次に見つけたホテルもフル。インフォメイションに行けと教えられる。

インフォメイションのあるスヴォルノチ広場には舞台が出来、子どもたちがダンスを披露している。とってもかわいい。インフォメイションで探してくれたが、10軒ぐらいはどこもフル。
仕方がないリンツへ行くかと考えていたら、どうやら見つかった。

橋を渡って、お城の下を通って、ホテルはラトラーン地区にある。ここまで来ると静かなたたずまいだ。小さいけどきれいなホテル。荷物を置くやすぐカメラを抱えて飛び出す。光があるうちに写真を撮りたい。まずは城だ。お城の塔にエレベーターがあると思って登ったら、みんな歩いている。Only walking?と
聞いたら、Yesと来た。とたんに足が動かなくなった。それでも冷たい連れ合いはさっさと行ってしまったので、フーフー言いながら後を追う。

ふ〜ふ〜いいながらも上でまた屋根の写真を撮っている。
二人連れの日本人女性が「フェスティバルにぶつかってよかったですね」という。「フェスティバルなんですか。てっきり土曜日だからと思っていました」

下りてからお城の奥に行く。ここから見る景色も高度が違うのでおもしろい。奥の広場では演奏会があり、中世の服装をした男女がワインを飲んだり踊ったり、パフォーマンスしている。
モルダウの流れを入れて写真を撮って、疲れたとやっと入り口近く戻るとフィルムが終った。入れ替えようとふたを開けると、なんとしたこと、フィルムが巻きついて巻き取られていない。
こんなこと初めてだ。あら〜、どこからダメにしてしまったんだろう。

こういうとき、やたらとシャッターを切るのは幸いだ。36枚分などあっという間に撮ってしまうから、たぶん、塔の上の後か、悪くても塔の途中からだろう。時間差で微妙に光が違うから、それをダメにしたのは残念だが、取り返せないミスではない。
疲れた足を引きずりながらも、こうなると現金もいいとこ、戻れるところまで戻って写真を撮りなおす。ただし、あの音楽グループは休憩に入り、その写真は撮れなかった。カシャカシャとシャッター音を立てながら、町の通りも写しまくっている。

そしてフェスティバルが行われているルスボルノスチ広場の真上にある上海飯店へ行く。その店はホテルへ行くとき見たのだったが、光が大事なので、食事はあとまわしになってしまった。
焼きソバとジャスミン・ティを私。肉だんごとビールをpapasan。
ビネガーがほしいというと、ビネガーがわからない。サワーと言いながら、漢字で「酢」と書いてみせる。やっとわかって中国の黒酢を持ってきた。

真下の広場ではなにやら甘いものの大食い競争が行われている。にぎやかな声。上からのぞいて、カメラを構えている。すると下から望遠レンズが私をねらっている。「あっ、反対に撮られちゃう」と手を振ると向こうも手を振り返す。上海飯店からのぞく東洋人の写真になっちゃうな。あれはプロだ。お返しにこっちも彼の写真を撮ってやる。

大食い競争はいつもチャンピオンのおじさん(上海飯店の女主人が教えてくれた)が今年も優勝。中国果物つきのアイスクリームとバナナのフライつきのアイスクリームをデザートに食べる。
美味しかった。「ハオ、ハオ、この味なら日本人にすすめられるよ」というとうれしそう。

湯麺と漢字を書いて「スープのついたヌードルはないの?」と聞くとあるという。これも字を書いて「老酒は?」これもあると。
「じゃぁ。これからダンスを見に行くから、帰りにまた寄るね」と言って出る。

電車の中で彼女たちが書いてくれた住所を見せ聞きながら、ホールを探すが教会があるだけ。教会の中はシンプル。ちゃんとマリア様にお礼と更なる願いをお祈りする。まさか教会でダンスがあるわけないし、周りを探してもそれらしきホールは見つからない。教会の敷地の中は住宅のような建物につながっている、
中庭を右手に行くと階段があり、なんとかザールと書いた小さなプレートがある。書いてある文字と見比べながら、ここらしいと言って、ドアノブを回すがまだ閉まっている。

6時近くなったらまた来ようといって戻り、まわりをひやかし、ホットワインを買っていると、向こうから親子ずれが来た。なんとさっきの電車のお母さんと子どもたち。広場に買い物に行ってきたらしい。会場は教会を回って、と教えてくれた。
彼女たちは上へ、私たちは下へ。教会の階段で時間になるのを待っている。

6時だ、階段を上がっていくと、反対側にバレーの先生がいる。
そっちですか、と言って中に入る。なんせみんな顔見知りになってしまったから、だれもがにこにこと迎えてくれた。ほんとうは6時なのだけど、整備するからすこしおくれるけど、と一人が言う。そんなことかまわない。

椅子と机を片付け、正面に場所をつくり、ゲネプロが始まった。練習なのでコスチュームはさっきのまま。靴だけ履き替えている。かかとのある靴で踏み鳴らしているのでフラメンコかと思い、傍らの女性に「フラメンコ?」と聞くと「バロック・ダンス」だと教えてくれた。

優雅な踊りだ。しかし優雅なだけではなく、ステップが実に難しい。プログラムの中には、踊りながらの目としなで男女の駆け引きを表現しているのがある。そのサマは実におかしい。思わず声を立てて笑うと、わかったとおもったらしく、かえって喜ばれた。きっとコスチュームをつけたら、こんな感じになるのだなと想像できる。特に先生の動きは秀逸。どうしても目がそちらへ行ってしまう。男性は二人。一人は肥ったおじさん、もう一人はギターを弾いていた若者。きっとおじさんがにやけた王様役で、若者が貴公子役なんだろう。マスクをつけるダンスもあるそうだ。

音楽は同じコンパートメントにいた二人の女性。ブロックフレーテの奏者たちだった。子どもたちのママはソプラノ、もう一人はアルト。それだけでなく、ファゴットまで、実に多様な楽器を演奏をする。ヴァイオリンと横笛が加わりバロック音楽を演奏するのだが、音楽がまたいい。

全部で1時間半ぐらい。大いに愉しませてくれた。昨日のコンサートの耳直しをこんなところでしてもらった。

広場に戻ると舞台ではまだ演奏が続いている。今度は女性グループだ。ギターとヴァイオリンがふたつとボーカル。聴衆はいっぱい。下から上海飯店の女主とボーイに手を振ると、二人も見つけて手を振り返す。二階に上がっていくと、「スープ・ヌードルですね。」と覚えている。そこでスープヌードルと、酢豚とショウロンポウと老酒とジャスミン茶をとる。ショウロンポウのために今度は黒酢がついてきた。でもショウロンポウは食べられなくて、テイクアウトにしてもらう。私は食べなかったが、夜中にpapasanが食べ、美味しかったと言っていた。

箸の袋にsoup noodleは「湯麺」と書いてtanmenと読み方をつけて渡す。日本人は麺が好き。でも、スープ ビーフンは麺が違う。ビーフンは米の粉だが、日本人の好きなのは小麦粉の中華麺だとも教える。酢豚はsubutaと発音するなんて、相変わらずお節介な二人である。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • makkoさん 2007/02/03 14:10:54
    ありがとうございました
    昨年教えてトラベラーでお世話になり、
    無事チェスキークルムロフより帰ってきました。
    buchijoyceさんのおっしゃるとおり
    バスターミナルから町へと向かう道から、
    素晴らしい景色を堪能することができました。



    buchijoyce

    buchijoyceさん からの返信 2007/02/04 11:22:52
    RE: ありがとうございました
    たのしい旅ができたようで、よかったですね。
    あのあたりの狭いモルダウの流れも親しみがもてますね。
    でも増水してチェスキークロムロフの町も水につかって、ずいぶん被害が出たそうでそよ。

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