2006/06/18 - 2006/06/27
24位(同エリア51件中)
きっちーさん
けっこう行けちゃうもんだな。
1人旅っていうと臆病な私はすぐ、
『悪い人に捕まって、レイプされて、辺境へ売り飛ばされて、文字も言葉も通じなくて、土地勘がないから逃げ出せなくて、そこではむかし日本軍(皇軍)が散々悪い事した所で、日本人だとバレて苛め抜かれて、風土も食事も合わなくて弱って、重労働で早死にしてしまう』
などという想像が、ちょっとした事で不安になると、頭をぐるぐるしてしまうのですが。
旅していると、こういう目にあっても不思議じゃないくらい、戦時中の記憶や爪痕に出会うので、この想像はリアルなものに思えてしまいます。
(つーか、逆でこの想像自体が日本が中国や朝鮮半島などで、やったことがベースなのですが)
旅を続けていると怖い想像とは裏腹に、中国の人たちは『旅行者』というよりは、『中国語が不自由な人』くらいの接し方なので、このような想像はまったく失礼極まりない物のように思えてきます。
ウチでのんびり旅行記を書いているときは、列車とバスを乗り継いで中国大陸を1人旅するなんて、なんだか夢のようです。
実際にこれができてしまうのは、中国の人たちの親切だとか仕事に対しての姿勢とか、そういうのがあってこそなんじゃないかなあ、と思います。
もちろん、旅に行く前に、いろいろアドバイスしてくれた方たちだっています。
1人旅なんて、本当に1人だったらできないもんだ、と実感。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
-
太原についてすぐ、帰りの切符を買いに駅へ向かいます。
中国では、1日に北京へ向かう列車がそんなに本数ないので、利用したい列車の切符は売り切れないうちに早めに買っておくのが、ベストでしょう。
3日先までの切符の購入が可能だそう。
背包族さんから頂いた、太原から北京までの時刻表です。
皆さんのおかげで、スムーズに買うことができました。感謝!
『太原→北京
ナンバー種別From出発時間To到着時間距離(km)硬座軟座硬臥軟臥日程
N202空調快速太原21:30北京07:5856878元123元144元219元
太原→北京西
ナンバー種別From出発時間To到着時間距離(km)硬座軟座硬臥軟臥日程
N278空調快速太原12:15北京西20:1750871元112元131元199元
N276空調快速太原21:40北京西05:4050871元112元131元199元
N204空調快速太原22:03北京西06:3950871元112元131元199元
2520空調普快太原22:57北京西08:3050863元104元123元191元』
太原駅の切符売り場は、えらく混んでいます。
どの窓口も長蛇の列。 -
窓口に向かって右側に、列車の空席案内が表示されています。
『硬臥×』とか『無席○』みたいに、見ればわかるようになってます。
自分の欲しい切符が売り切れちゃうのでは!?
あわてなくても席は空いているのですが、表示が更新するたびハラハラしてしまいます。
そんななか、不届きな連中が!!
列に並んでいる人たちは、地元の人や農家の人たちで、よく日に焼けているので一見してわかります。
彼・彼女たちは順番を守って、ちゃんと並んで待っているのですが、あきらかに旅行者と思われる(まったく日焼けしていない)キャリーバックを持った一団が、列を無視して窓口に割り込み、切符を買っていきます。
何人かが割り込みをすると、すぐに便乗した別のグループが割り込んできて、その窓口だけまったく列が進まなくなってしまいます。
不届きな連中は、まったく意に介していませんが、まじめに並んでいる地元の人はイライラしています(もちろん、私もめっちゃ不機嫌です)。
前に並んでいる男性はどうやら農家の人で、重そうな荷物を抱えて並んでいます。
彼に付き合って並んでいる手ぶらの友人は、横入りにウンザリした様子で『俺たちも割り込みしちゃおうぜ』と、さかんに誘っています。
しかし彼は、『でも、みんな並んでるから』と言って(わかりませんが)、首を横に振って断っています。
えらいなー。
結局、誘うのをあきらめた友人が、ズルして彼の切符も買ってきてしまっていましたが、ああいう態度の旅行者はそうとう感じが悪いですね。
北京での横入りは、だいぶ減ってきましたが、こういうところで平気でやっている人達がいると、旅行者全体が悪く思われそうで、なんかイヤです。
時間がかかってしまいましたが、無事に帰りの切符購入。 -
『平遙行きのバスターミナルは、迎沢大街の長距離バスターミナルではなく、建南汽車站(バスターミナル)から出ている』
背包族さんに教えて頂いたとおり、平遙へは建南汽車站からバスが出ていました。
大同からの終点で、まんま乗り継ぎできそうな迎沢大街の長距離バスターミナルは、日帰り平遙旅行、つまりパッケージツアーのバスしか出てないんです。
なので、建南汽車站へタクシー移動。9元。
荷物があるので、タクシーを使いましたが、バスでも1元で行けます。
こちらが、建南汽車站。
大同同様、窓口でメモを見せて、平遙行きの切符を購入。
20元でした。 -
バスターミナルの駐車場へ出ます。
太原から各地へ向かうバスは、ほとんどがこのようなちっこいマイクロバス。
どこ行きのバスか、上に掲示されているので、わかりやすいです。
フロントにも、『平遙』のステッカーが貼ってあります。 -
これに乗りました。
席が空いていれば、チケットの時間が違ってもいいみたいで、「乗りんさい。乗りんさい」と乗車させられてしまいました。
どういうシステムになっているのか不明ですが、香港→マカオのフェリーとかも空いていれば、乗せてくれてたし、そんなもんなのかも。
ちなみに、新宿駅から出てるハイウェイバスも乗り遅れたとき、席に空きのあった次の便に、タダで乗せてくれました。
バス会社っていうのは、けっこう融通が利きます。 -
さあ、いよいよですよ〜。
エブリィバディ、セイ!
フォー!
じゃなくて、平遙ーっ!!
なんじゃそりゃ(笑)。スイマセン、浮かれてます。
太原からノンストップで、1時間30分。
けっこう早くついちゃいます。
ええと、平遙はフツーの街中に、突然城壁が現れて、その内側は古いレンガや石造り建物が、ずら〜っと並んでるみたいな感じです。
平遙オールドシティーの周辺はこんな感じ。
まあ、ビルも建ってるフツーの街です。 -
バスの停車場は、決まっていません。
城壁の門が見えて、徒歩で行ける距離までくると、平遙オールドシティー目当てのお客さんは、そこで降ろしちゃいます。
終点まで乗っていくのは、地元の人だけです。
道路の端に停めて、バスの腹にしまっていたキャリーバックなんかも、降ろされます。
すかさず電動カートのお姉さんが、料金交渉してきます。
何度かバスに乗るとわかりますが、どうやら、こういう民営バスは、電動カートの人達と提携してやっているようで、それぞれのバスが停まる場所で、電動カートが待機しています。
まあ、それほど悪どいモノではなく、充分歩いていける距離のところで落っことしてくれるので、電動カートに乗りたくなければ、徒歩でだって行けちゃいます。
どっちにしろ、バスでは城内に入れないので、交渉して4元で乗せていってもらう事に。
相場よりは高いんですけど、まあ、物はためしって事で。 -
下手に歩いても必ず引っかかりそうなほど、城内では電動カートが待機してます(笑)。
さて、私の乗った電動カートは、恐ろしく裏道へ進んでいき、どう見ても場末の建物の前で、停車します。
「ホテル!」
お姉さんがニッコリ、します。
イヤ、頼んでないんスけど。
つーか、ここはどこじゃ?
宿は決めていませんが、こういうノリで連れ込まれるような所はちょっと怖いです。イヤ、かなり怖いです。
わからない振りして、地図を見せ、
「市楼」
と、今度はちゃんと場所を指定し、再度料金を決めて、移動します。 -
平遙の中心部は電動カートも乗り入れ禁止で、市楼が見える柵のところで降ろして貰います。
ここまできちゃえば、カートも乗り入れ禁止なので、しつこくされなくても済みます。
ところが、お姉さん達もさるもの。
1人が、電動カートに残り、もう1人が「ホテル、ホテル」と言ってついて来ます。 -
市楼の周りには、小奇麗な客桟(プチホテル)がたくさん並んでいて、先ほど連れ込まれそうになった旅館よか、ずっと清潔で安全に泊まれそうです。
お姉さんはそこにもコネがあるらしく、その中の一軒の名刺を差し出して、さかんに誘ってきます。
きっと、マージンが取れるんだろうと思うのですが。
先ほどの事もあるので、その客桟自体が大丈夫か不審に思えてしまいます。
めんどうになって、
「不要!」
と、きっぱり断ります。
まだ付いてきちゃうかと思いましたが、そこまではしないようで、離れていってくれました。
怪しげな勧誘には乗りませんが、どちらにしろ、今夜の宿は決めないといけません。
どこにしようかなー?
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