なんとなくチェンマイへ　-　山岳民族、カレン族訪問ツアー

2006/06/06 - 2006/06/09

カレン族と言えば、カレンシルバー！あの花や草、虫、魚・・・独創的な模様を見るとドキドキする。カレンシルバー模様図鑑が欲しいくらいだ。
カレン族の村を訪ねたら、いっぱい模様が見れるかも、いっぱいアクセサリーかえるかも〜！と思って、無理言って1人で参加した山岳民族訪問ツアー・・・いやぁ、カレン族＝首長族が定番だなんてなぁ。

何はともあれ、バスに揺られながら知らないうちにチェンマイすべての都市を訪問できたらしい。

エリア チェンマイ(タイ)

朝7時30分、ツアー会社の人がホテルに迎えに来てくれた。
ツアー会社とは手続きすべてオンライン＆メールのみのやり取りで、確認メールをプリントアウトしてくださいという指示もなかった。

が、迎えに来てくれたおじさんに「ツアー参加のチケットは？」と聞かれる。
「ないよー？メールもプリントしてきてないよー？」と頑張って英語のような言葉を使って答えたら、市街地のオフィスに連れて行かれ、そこでさらに違うガイドさんが出てきて「チケットない？」と・・・そうか。
「ツアー会社の電話番号を控えてきたから、確認とるから電話かけてくれぃ！」と、一生懸命頑張って英語のような言葉を使って訴え、会社名と電話番号のメモを見せたところ・・・おじさんとガイドさん達はそのメモを見て「ぁー、ジープン・・・もにょもにょ・・・ヤングマン・・・もにょもにょ」と二言三言会話した後「OK」が出た、詳しい説明はない。

そして車に乗る・・・入金は済んでいるし、迎えに来てくれてるんだから、たぶん問題ないだろーなーとか考えながら、運転手さんひとり、私ひとりの9人乗りのバンはチェンマイ市街を出て郊外をひた走る。

1時間弱車は走って、オーキッドファームに到着。
ここで、他のツアー参加者と待ち合わせて目的地に向かうとの事。

参加者
１：イタリア人のじいさん
２：日本人のおじさん
３：カリフォルニアに住むタイ人の女の子
４：カリフォルニアに住むタイ人の女の子の彼氏
５：ノルウェー人の女性

私以外はセット参加だろーと思っていたら、カップル以外全員一人参加。
そんなもんか。

毒をもっていそうな雰囲気の蝶の幼虫。

ウルトラマンっぽい。

蘭の根っこ。
宙吊りで栽培。

蘭よりも、この蓮と菊の中間みたいな花のほうが好きだ。

ところで、この待ち合わせ場所で会ったツアーガイドさんにも「チケットは？」と聞かれる。
同じように頑張って英語のような言葉を使って説明したところ、「OK」と言う。
「本当にOK?」と聞いても、「OK」との事・・・金銭的に本気で困るようなことなら、もっと頑張って突っ込んでくるだろうからそのままにしといた。


ここからチェンダオ洞窟までさらに1時間車に乗る。

チェンダオ洞窟の寺入り口手前の池にあった飾り。

かなり山奥まで来た。
そして、久しぶりに車に酔った。
運転手さんの運転はきっとうまいんだと思う、他の車の運転を見る限り。
なんというか、道路の振幅とでも言えばいいのか・・・タイの山道ってカーブとカーブの間が短すぎやしないか。

洞窟の中

蝋燭じゃなくて、オイルに芯を入れたような皿をもって、橙というより茶っぽい袈裟着たお坊さんが数人・・・ヒタヒタとねー、後ろから追い越していったようなイメージがなくもない。

フラッシュたけるし、明かりもついてるし、ガイドさんもいるし、参加者が複数いるし、現地のお参りの人がいるし、嫌な感じもしないから大丈夫。

お休みの日はおまいりの人でいっぱいになるんだそうだ。

洞窟の中

上の方から光が漏れてるので、強い光の晴れた日ならもちょっと綺麗かも。

洞窟の一番奥にいる仏様・・・？
おでこに金箔貼って、お花上げてきた。
これ、お棺かなんかみたいだなと思った、ファラオの棺みたいな。

洞窟内で写真をいっぱい撮ったのに、ちょっと写りが変なのとか怖いのが多くて載せられない。

洞窟の外の仏像。
左が月曜に生まれた人を守護する仏様、右が火曜の仏様。

古いお堂か何かが植物に埋もれてる。
時間がなくてあまり見れなかったけど、ここの装飾で並んでいた仏像がなかなかいい感じだった。

洞窟を出た先に並んでいたお店の軒先。
普通に考えて薬草だよなぁ。

お店を見てたらおばあちゃんに手招きされ、女性によいお薬をすすめられた。
うーん、基本的には挑戦したい。
が、しかし、年も年なので、最近体の中に直接取り込む類のものは厳選しようと思っているので薬はやめた。
その代わりと言っちゃあなんだが、ハーブ入りのオイルを買った。おばあちゃんと奥にいたおばちゃんが、顔とか髪に付けるのよー、店頭の薬草を入れてるのよーと・・・ジェスチャーだけで会話し、1本B50を3本でB100にしてもらう。

買ったオイルはここで匂いを嗅がせてもらった時は、結構すっきりとしたいい匂いだと思ったのに、日本に帰ってきて使ったら・・・昔流行ったおじさんの整髪料みたいな感じだった。
山奥の寺院で売っている秘伝のマッサージオイルかも！なんて思ってみたが、どうだろう。

ま、ここのおばあちゃんが、なんだかとてもかわいかったので、匂ってもいいや。

チェンダオ洞窟を出発して1時間。

どーんどん・・奥へ奥へ山奥へ。

村に着いたー。

アカ族のおばちゃんはお歯黒必須。

元々はチベットとか、中国の雲南省の方にいた民族らしい。

アカ族の若い娘達は市内に下りて、お土産を売り歩いているので、ここではおばあさん達がお店をしてますよーとのこと。
そういや、ナイトバザールに集団でいたよなぁ。

アカ族の魔除けの像で、村の入り口だったか中心だっかに置くんだとのこと。

右端ふたりは金太郎の前掛けが似合いそうだ。
友沢ミミヨのおじさんっぽくなる。

最近は、こうしたアニミズムを離れて、クリスチャンになってるとかなんとか、ガイドさんが説明してたような気がする。

アカ族の村の奥をちょっと進んだところに、首長カレン族の村がある。

「アカ族の人もカレン族の人も観光用に住んでいるので、写真とか好きなように撮ってOKっすよー。」
と事前にガイドさんからの案内があった。

首長族の美人さん。
カレン族・・・とツアー内容には出ていたのだが、カレン族ではなく、どうも、パダンというのが正しいらしい。

ところで、この子はかなり美人。はにかむ笑顔に色気があった。うん。

首長族の女の子は美人さんが多いと思う。

この織物のスタイルはすごい。
こんなシンプルな装置で、かなり複雑な模様を織っていた。
省スペースだしすごいな。
慣れるまで辛そうな姿勢だけど。

こういっぱい布があると、どれを選んでいいかわからなくなるので、綺麗だなーと眺めるだけにした。

首長カレン族のおしゃれとして、首の飾りを目立たせるために、上着は飾りの少ないシンプルなものなんだそうだ。
胸元と袖口周りにちょっとしたアクセントがあるシャツ。

で、この首の輪っかはリングをひとつずつはめるのではなく、バネを巻きつけるような形になっている。
素材は真鍮で、外しているのを持たせてもらったら、確かに重いが、想像してたほどではなかった。

成長にあわせて長さを変えて、数個重ねて付けるらしいので、首につけたらやっぱり重いんだろうけど。

いい感じで山奥。

久々に森林浴をした。

しかし、チェンマイで森林浴するとは思ってなかった。

アカ族のおばあちゃん。

負けた。
あなたの人生経験に負けた。


面白い形をしたパイプを3つも買ったのだが、完全に言い値で負かされた。
普通にしてたつもりなんだけど、気に入ってるのを完全に見抜かれてた・・・見抜かれてるのがわかったからあきらめたよー。
目がクルクルっと動く、可愛いばーちゃんだったけど。


私はおばあちゃんに弱いのか？

カレン族の村の奥のほうから原付が出てきて、村の出口に向かって走り去った。

この山奥から原チャでどこに行くというんだ。

いや、どっから来たんだ？

みやげものにカレンシルバーがないんだよなぁ・・・。

まぁ、ないものは仕方ない。

この旅行記へのコメント （1）

• 魔女ランダさん 2006/06/16 11:00:35

  はじめまして〜！(･∀･)♬♬

  ぴすたちおさん、はじめまして。こんにちわ。
  
  ♬♩♫♪☻(●´∀｀●）☺♪♫♩♬
  
  4トラ、登録なさったばかりなんですね。チェンマイの旅行記拝見しましたよ〜〜〜！
  
  おお、私の大好きな仏様があちこちに・・・。って、
  ぴすたちおさんもよく「見える」人なんですか？？
  4トラは、そういう方が多くて、私も写真を沢山撮るので、
  なんか変？って思ったときは、よく相談しているんですよ〜！
  
  ところで、この仏様、月曜日と火曜日じゃなくて、
  日曜日と月曜日ですね。うふふっ(*゜v゜*)
  ごめんなさ〜い。仏像好きなもので、ちょっと気になって・・・。
  
  もしよかったら、私が4トラで「兄」とお慕いする、
  チェンマイ在住のAdsawin兄さんをご紹介するので、
  兄さんの旅行記を見てみてくださいね。曜日別仏像の深い世界を堪能できますよ〜！
  
  http://4travel.jp/traveler/adsawin/album/10018837/
  
  これからもどうぞよろしくお願いします〜〜！
  
  魔女ランダ（火曜日生まれ。）